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アベノミクスで幸せになる人、コケる人(プレジデント)
http://www.asyura2.com/13/hasan79/msg/863.html
投稿者 健奘 日時 2013 年 5 月 23 日 10:45:12: xbDm84QDmOFmc
 

安倍晋三内閣の発足とともに、連日、株式市場の活況が報じられている。とりわけ4月4日、日銀の黒田東彦総裁が発表した「異次元緩和」に対する市場の反応は大きかった。 ・・・

個人的には、リフレ政策(金融緩和でデフレを止めようとする政策)には懐疑的だ。マネーを供給するだけですべてうまくいくのなら、誰も苦労はしない。
 ・・・
成長戦略の重要性を叫ぶ人もいるが、それでうまくいく時代は1970年代で終わった。80年代以降、国が成長戦略を描いたものを振り返れば、何ひとつ成功していないことがわかる。いま海外で影響力があるのは「アニメ」と「日本食」だが、どちらも産業政策から無視されていた分野だ。
 ・・・
日本の未来は、原理的に次の3つしかない。
(1)「楽観シナリオ」
――アベノミクスが成功し、経済成長がふたたび始まる。
(2)「悲観シナリオ」
――金融緩和は効果がなく、円高と低金利のデフレ不況がこれからも続く。
(3)「破滅シナリオ」
――国債の暴落(金利の急騰)と高インフレで財政は破綻し、金融危機が起きる。

このうち(1)になれば、仕事はいくらでもあるし、年金も確実にもらえる。(2)は「失われた20年」が続くわけで、いまとやるべきことは変わらない。

問題は(3)で、適切な対応をとらなければ、・・・(続く)

http://news.goo.ne.jp/article/president/bizskills/president_9452.html
 

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コメント
 
01. 2013年5月23日 15:24:30 : ICDifRZ5LQ
5月23日 日経平均1000円を越す大暴落

あほのみくす 終わりが始まった。安倍では日本はトリモロセない。

素人が大騒ぎしたときは天井。   


02. 2013年5月23日 19:57:19 : nJF6kGWndY

>日本の未来は、原理的に次の3つしかない。

そうでもない

良くなったり悪くなったりを繰り返し、GDP全体は低下していくが

今後、生産性が上昇し、高齢者比率が安定化すれば、
一人当たりGDPも生活水準も上昇し、国民生活自体は豊かになるというシナリオもある


03. 2013年5月23日 20:01:23 : nJF6kGWndY

まあ、いずれにせよ、金融政策だけで、そう良くなることもないが悪くなることもない

ただ過剰な財政政策は最悪だから

国は治安や個人の最低生活と安全を保障することに徹し、

既得権者を守る余計な規制は無くし、基本は民間に任せておけば十分


04. 2013年5月24日 07:18:31 : 7OpGsifAXA
もうコケた奴がおるんでないの。

05. 2013年5月24日 17:44:24 : e9xeV93vFQ
書評:儲けるには5人倒せ−ゲーム感覚トレーダーが招く大惨事
  5月23日(ブルームバーグ):2006年9月、米コネティカット州グリニッチを本拠とするヘッジファンド、アマランス・アドバイザーズは天然ガス先物市場で60億ドル(約6200億円)以上の損失を出した後に破綻した。バーバラ・T・ドレイファス氏の著書「Hedge Hogs: TheCowboy Traders Behind Wall Street’s Largest Hedge Fund Disaster(仮訳=ヘッジホッグ:ウォール街最大のヘッジファンド破綻とカウボーイ・トレーダーたち)」が描くのは、この破綻劇をもたらした数学の天才たちだ。
規制緩和の下で破滅に向かって危険なダンスを踊る天才たちの主役は、廃刊になった業界誌トレーダー・マンスリーで猛烈トレーダーの勝ち組とたたえられたブライアン・ハンター氏だ。
著者はハンター氏のようなトレーダーがとてつもない損害をもたらすことを可能にした規制緩和の波を説明すると同時に、まるでビデオゲームのように「敵」と戦うトレーダーらの幼稚な文化を白日の下にさらす。ハンター氏とヘッジファンド、セントーラス・アドバイザーズ創業者で先物トレーダーのジョン・アーノルド氏は、現実というよりもゲーム「ヘイロー」の中のような死闘を繰り広げる。
あるトレーダーはドレイファス氏に「金をもうけたいなら誰かを倒さなければだめだ。この業界で成功したいなら、5人は倒したい」と語る。
ハンター氏はアマランス入社前に勤務したドイツ銀行 で、上司から後に「銀行のために正しい行動を取るとは信頼できない」と評された人物。アマランス入りして1年後にはスティーブン・コーエン氏のSACキャピタル・アドバイザーズから誘いを受けるがこれを断り、アマランスでの昇給とカナダ・カルガリーへの転勤を勝ち取る。転勤の目的は先輩トレーダーの監視を逃れることで、このトレーダー、ハリー・アローラ氏はハンター氏について、「会社全体を吹き飛ばしかねない」と警告してアマランスを去っていく。
結局その通りになり、2006年5月にはアマランスは破滅に向かう坂道を真っ逆さまに転げ落ちつつあった。これは、市場を操作し年金基金のポートフォリオをぼろぼろにしながら自らが引き起こす災いの大きさに気付かないトレーダーたちの物語だ。ハンター氏とともに働いていたトレーダーの1人が「常軌を逸した市場」を嘆く場面が出てくるが、常軌を逸しているのは「市場」の方ではないと、読者はすぐに気付くだろう。(スーザン・アンティラ)
(スーザン・アンティラ氏はブルームバーグ・ミューズの執筆者です。この書評の内容は同氏自身の見解です))
原題:Amaranth Hit Death Spiral as Sycophants, Fools Cavorted:Books(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン David Banks dbanks12@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Manuela Hoelterhoff mhoelterhoff@bloomberg.net
更新日時: 2013/05/23 07:00 JST

06. 2013年5月24日 17:45:42 : e9xeV93vFQ
わざとらしい無知より日本は自身の正視を-ペセック

  5月21日(ブルームバーグ):米ニューヨークの著名ヘッジファンドマネジャー、ダニエル・ローブ氏が提案した事業分割案にソニーが先週、売却の予定はないと素っ気ない対応を示したことは、オリンパスのマイケル・ウッドフォード元社長にとって何ら衝撃的なことではなかった。
オリンパスの粉飾決算を暴いて2011年に社長職を解任されたウッドフォード氏は「日本株式会社というクラブ組織は不正行為を隠ぺいすることができるなら何でもやる。このことが最も重要だ」と語る。
エンターテインメント部門の一部を売却し、本業のエレクトロニクス(電機)事業に集中するよう求めたローブ氏の提案をソニーがはねつけた今、ウッドフォード氏の社長解任劇は思い出すだけの価値がある。ウッドフォード氏は創業から90年以上のオリンパス社内の不正一掃を図ろうとして報われるどころか、文化的な配慮に欠けると批判した役員会で社長職から追放された。日本人でないウッドフォード氏が日本株式会社のクラブ組織に求められる従順たる振る舞いを理解していなかったのは明らかだ。
今度はローブ氏が同じような「侮蔑の壁」に向き合っている。ソニーは時価総額が2000年以来、1000億ドル喪失している。だからこそ、まとまりがなくなった事業を一層、重視するよう求めたこの米国人の訴えに平井一夫社長は検討することを避けて通ることはできない。だが、平井社長が動こうとはしないのはなぜか?ローブ氏が11億ドル相当のかなりの規模のソニー株を握っているとしても、本当に大事な国内投資家集団は不作法な外国人に向き合う時には間違いなく支援してくれることを平井社長は知っている。
安倍首相も近視眼的
「わざとらしい無知」が日本の政財界のあまりにも多くの指導者らの間にまん延しているようだ。将来の首相候補として目されたこともある橋下徹大阪市長(43)は先週、旧日本軍の従軍慰安婦は必要だったと発言し、中国と韓国の怒りを買った。
安倍晋三首相も日本の隣国の神経を逆なでする発言を行っており、橋下市長同様に軽率だ。安倍首相は輸出主導の日本経済再生を託されているだけに、これは奇妙な態度としか言いようがない。安倍首相は閣僚らによる靖国参拝を一顧だにしなかった。
安倍首相のこうした不遜な態度はソニーのケース同様に近視眼的なものだ。市場は安倍首相について、長期にわたり瀕死の状態にあった日本経済に新たな活力を注入する再生の専門家として称賛している。しかし、首相がこれまで取り組んできたのは日本銀行に対しその財布を開き一段の金融緩和を行うよう圧力を加えることだけだった。現実には「アベノミクス」とは、大胆な金融緩和で資産価格を押し上げ、その結果、企業に事業拡大、賃金引き上げ、新規採用を促すことになるのではないかとの期待感に等しい。
現金のため込み
だが、日本企業が自らの過ちを悔い改めずにそんなことが起きるのだろうか?資金の洪水のような市場投入も、企業の経営幹部に新たな思考方法を促したわけでもない。また、社外取締役や女性の雇用が増えることもなければ、不採算事業からの撤退を企業に促すにも至っていない。また企業は依然として、本来なら株主や労働者に配当や賃上げを通じて還元すべき現金をため込んでいるのが現状だ。
12年に著書「Exposure」を出版したウッドフォード氏は「金を刷るのは容易だ」とし、「でも日本企業の業務の在り方に関わる基本構造まで変えることはない」と指摘する。
日本の歴史を踏まえると、日本が自らを正視することを拒否するのは驚きに絶えない。アジアでは日本は西欧に初めて追い付くことができた国だ。明治時代の指導者らが日本の遅れを認めたからこそ実現できたのだ。戦後の日本も同様に自国の不備を認識し、占領した国に負けまいとし、いつかは出し抜くことに努力した。
現在日本株を買い増しているすべての投資家らは次の点を自身に問い掛けるべきだ。企業セクターが過去に縛られている経済をどう近代化するのか?アベノミクスを取り巻く浮かれた気分は多分、日本が恐竜のような時代遅れの手法に取り組んでいることを浮き彫りにするだろう。また、安倍首相が中国、韓国との関係で前のめりに進むのを勢いづかせる恐れがある。これはもっと危険な予想だ。
安倍首相と財界の支援者は、日本の隣国が日本製品をボイコットすれば円安はほとんど役立たなくなることを理解する必要がある。政治やビジネスの世界では、真の再生を達成するための最良の方法は過去の誤りを認め、そこから教訓を学ぶことだ。その時になって、前に進むことができるのだ。(ウィリアム・ペセック)
(ペセック氏はブルームバーグ・ビューのコラムニストです。このコラムの内容は同氏自身の見解です)
原題:Billions of Reasons for Japan Inc. to Reflect: WilliamPesek(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:東証 Willie Pesek wpesek@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Nisid Hajari nhajari@bloomberg.net
更新日時: 2013/05/21 14:34 JST


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