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ジム・ロジャースへの反論・Jim Rogers Thought is not enough .
http://www.asyura2.com/13/hasan80/msg/432.html
投稿者 金剛夜叉 日時 2013 年 6 月 11 日 23:11:36: 6p4GTwa7i4pjA
 

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/36081
ジム・ロジャース語る。

昨年11月、安倍晋三首相が無制限の金融緩和政策を行うと発表した直後、私は日本株を買いました。一般的に、紙幣が多く出回るようになると、株価は必ず上がる。だから、その前のタイミングを見計らって買ったのです。そして、買った株のほぼすべてを、5月6日の週に売り払いました。

 こう話すのは米国生まれの世界的投資家、ジム・ロジャーズ氏(69歳)だ。「稀代のカリスマトレーダー」として有名なジョージ・ソロス氏と共に、1970年代、「クォンタム・ファンド」を設立。10年間で投資額の4200%もの驚異的な利益を生み出した。現在は、英語圏と中華圏の接点であるシンガポールを拠点に、投資活動を続ける。

彼の言う事はこうである

1.通貨の価値を下げれば、良いことはない。
2.通貨の価値を下げて、経済再建に成功した国はない。
3.紙幣を刷り過ぎれば、インフレになりコントロール出来ない。

4.英米が日本に追随し、通貨戦争が始まった。
5.通貨を持つよりは、実物資産、商品や不動産が良い。

殆ど尤もの様に思えるが、私の意見は異なります。彼は投資家としては一流の人であるが、
日銀の政策委員としては落第でしょう。誰にも得意不得意は有りますが。

1.5、は尤もであるが、ジムも従って実物資産に投資しているわけだから、投資をしなさいと
    言う事です。だから国民は株や商品に投資しているのです。
1.4、はまるで日本が緩和をしたので、通貨戦争が始まったと言う事ですが、これは逆でしょう。
  G20でも日本の緩和に対する非難は出なかったのは、既に世界中が通貨の垂れ流しで、日本の
  バブル崩壊後の隙をついて、経済攻勢を強めていたのであり、日本以外が通貨を垂れ流したのです。

  そこの認識が無いのが、彼の欠点です。もうこれ以上緩和が難しい先進国は、従って日本からの
  資金の流入を期待して、日本をヨイショしているのです。

  又反日国家は、通貨安政策で国際競争力を高めて儲けたところを、再び日本に追い越されるのを
  心配して非難しているのであり、彼らは何であれ日本を貶めて崩壊を期待する人種ですから
  論外であり、放置しても良いのです。それどころか、日本に悪意を持ち日本の崩壊を
  望んでいるのですから、むしろ彼らの崩壊を意図するのが日本の戦略で有るべきです。

1.特に1971年のニクソンショック以降の米の戦略は、正に通貨を垂れ流しながらの覇権の
  維持であり、その意味では成功した事例です。中国も韓国も通貨安で国際舞台に躍り出たのです。
  
1.通貨高のままなら、この反日国家は両方とも、貧乏国家のままでしょう。

1.英米仏の覇権の崩壊は、これは通貨安とは関係ない、歴史の波動であり、つまり米英の資本主義の
  崩壊の問題であり、これは通貨安とは関係ありません。むしろ崩壊現象の表れが通貨安と
  言う現象に表れています。彼らの経済の衰退を表しているのみです。

1.日本の苦悩は通貨高が続きたことによりもたらされたのであり、逆では有りません。

1.特に金本位制を廃止した後の世界は、全く様相が異なります。金が無くても紙幣を印刷できると
  言う事は、危険であるが、これは経済力のある国とない国では、結果は全く逆に出ます。

1.つまり経済力のある国、特に日本の様にデフレの国は、通貨の緩和で、丁度乾燥から水を得た
  植物の様に、息が吹きかえり、見事に繁茂していくのです。

1.逆に経済の弱い国は既に紙幣を沢山吸っていますから、これ以上の紙幣≒水を吸う能力はなく
  水腐れする=インフレになるのみです。供給力もないのに紙幣を増刷すればこうなります。

1.日本は逆なのです、紙幣は人間の体に例えれば、血液ですから、体が大きいのに心臓から出る
  血液が少なければどうなります? 勿論貧血で十分働けません。正に日本がその貧血
  だったのです。一見DEPRESSIONですが、これ単なる貧血ですので、お金=造血で
  見事に回復しているのが今の株式市場と企業の回復なのです。

1.株価を世界と比較すれば簡単に分かる事です、日銀が瀉血を続けたので、株価は世界とは逆に
  極端に下がり続け、経済がDEPRESSION気味になったのです。アホ三重野の所為です。

1.これは世界の通貨発行量を見れば一目瞭然です。この意味がジムは分からないのは残念です。

1.アベミクスの緩和でぼろ儲けしながらの説教は、説得力がありません。

1.彼も戦後レジュームの変化、管理通貨制度の採用と変動相場制の採用の意味が
  全く理解していないと思われます。実物にて儲けている事は尊敬しますが、一国の
  舵取りは任せられない人です。まさかジムさんは、金本位制者ではないでしょうな?

1.彼の欠点は、中国の判断でも見られます。彼の欠点は私に言わせれば、金の匂いには超一流
  であるが、その他の腐敗臭や独裁臭や人権弾圧臭等には鈍感と言えます。
 
1.否、鈍感ではなく、感じきれないかも知れません。これが独裁国家・北朝鮮の金貨を
  買い占めて儲けようとする行動にも表れています。確かに経済功利的な行為に見えますが
  しかし、政治的混乱が起これば、その利益も吹っ飛ぶ可能性はあります。

1.つまり、もし米で金貨の保有禁止令が出れば、北の金貨の価値は激減です。そもそも庶民が
  金を持てるようになったのは最近です。何時でも国は禁止令を出すことは出来ます。

1.私の予想では、2046年にスーパーサイクル(T)波が終わる貴金属の波は、その後は
  極端に値が下がります。それは(T)波の特徴です。1波は何時も極端な調整です。
  つまり言い換えれば、

1.2046年資本主義が崩壊し内戦に突入したた米国での金貨の価値が激減すると言う事は、
  金貨保有の禁止令が出るか、又は内戦の武力勢力に金貨を没収されると言う可能性が
  あると言う事です。戦時や混乱時は紙幣は無価値となります。頼るのは金銀等の
  貴金属のみです。つまり内戦で価値が上がる金属の値段が下がる理由は

1.ただ一つ、庶民は貴金属を持てないと言う事です。波動はそこまで分析出来ます。

1.ジムにとって幸いなのは、それは2046年以降に起こると言う事です。
  従って例えジムでも、子供に資産保持の意味で貴金属を隠し持っても、将来はあまり
  期待できないと言う事です。

1.この様に貴金属の波動から見る、21世紀の後半は暗黒時代を思わせます。勿論英米仏の
  話ですが。だからジムはシンガポールに逃げたのでしょうか?

1.ジムさん! エリオット波動を学びましょう。私も引退後に学びましたから、もと大学で教鞭を
  執っていた実践経済学者なら、まだまだ大丈夫でしょう。  天は二物を与えず。
 

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コメント
 
01. 2013年6月12日 03:38:29 : 2v98973FNo
「つまり経済力のある国、特に日本の様にデフレの国は、通貨の緩和で、丁度乾燥から水を得た植物の様に、息が吹きかえり、見事に繁茂していくのです。逆に経済の弱い国は既に紙幣を沢山吸っていますから、これ以上の紙幣≒水を吸う能力はなく水腐れする=インフレになるのみです。供給力もないのに紙幣を増刷すればこうなります。日本は逆なのです、紙幣は人間の体に例えれば、血液ですから、体が大きいのに心臓から出る血液が少なければどうなります? 勿論貧血で十分働けません。正に日本がその貧血だったのです。一見DEPRESSIONですが、これ単なる貧血ですので、お金=造血で見事に回復しているのが今の株式市場と企業の回復なのです。」

日本経済が現在の異次元緩和で「見事に回復」しているとおっしゃるが、事実は「株価の急騰と暴落の乱高下」であって、お世辞にも真の業績回復とは見る事が出来ない。中銀による大規模介入下の株価(ロジャースのような投機家を誘う)と、市中の消費者の需要とは、どちらが企業業績(企業の生み出すモノやサービスの価値)をよりよく反映するか、よくよく考えるべきである。

紙幣は大量生産と携帯移動の利便性高きものであり、だからこそ価値(富)の裏づけなき過剰供給への危険な誘惑が常につきまとう。その過剰供給は単位量あたりの減価を意味し、それは即ち血を薄める行為に等しい。通貨の過剰供給とは造血どころか貧血の原因そのものなのである。

中銀のインフレ策が消費者物価になかなか反映されないのは、反映出来ない(価格転嫁できない)ほどものが売れないからである。ものが売れないのには様々な理由があろうが、その大なるものは金融緩和(通貨価値の破壊)による輸入食材・原材料・エネルギー・不動産などの生活コスト高である。消費者の財布のひもを固くしているのは中銀の無節操な緩和そのものなのである。


02. 2013年6月12日 06:05:50 : QLXs6AIers
>>01
デフレマンセーの一言で済む駄文でした

03. 2013年6月12日 08:32:59 : AjT2wU6UUk
個人の利益獲得目的であるから、逆張りすることだ。

買い買いと投資家に説明しておいて、裏では売りまくっていた。
6/4の話。
大和証券は、いい加減こやつを首にしないか。
大和証券の投資説明会、こんりんざい行きません。

ソロス、GS証券など、信頼が置けないぞ!


04. 2013年6月12日 09:37:42 : GMVzCYfjwQ
投資家の言葉に裏が無い分けないだろ。

こいつは円高の頃から円にかなり投資てるから、円が下がると困る。

株を売ったということは再び円高を期待してるという事だ、これ以上円安に進む前に円を売却したいのだろう。

ここで相場が一定のリバウンドを見せた方がその後の円暴落リスクは高くなる。
90-110円で維持が理想かな


05. 2013年6月12日 10:21:02 : nJF6kGWndY

>1.4、はまるで日本が緩和をしたので、通貨戦争が始まったと言う事ですが、これは逆でしょう。

無知だな

最初にQEをしたのも、昔から為替介入をしてきたのも日本


06. 2013年6月12日 17:21:00 : P1k1kjQpx6
そもそも で言えば、1985年のプラザ合意前に240円だった為替を、円高に強制誘導して120円まで吊り上げたのは誰だっけ?
 バブルが弾けて1000兆円以上の国家国民の富が流失したが、ピークで売り抜けたのは誰だっけ?
 黒幕を鑑みれば、緩和について 欧米が先か 日本が先か なんて議論は、高速で200km出して突っ走る連中の中の、誰が最初にスピード違反をしたんだ? って議論といっしょ。
 その連中がいつ大クラッシュするのか のほうがよほど大事。

 


07. 2013年6月22日 02:06:15 : 2v98973FNo
02さん
「デフレマンセーの一言で済む駄文でした」
1の文を読んで「デフレ」を推奨していると解釈されたのなら、あなたの文章理解力を省みられた方がよろしい。意図的に曲解されたのならば、その限りではないが。

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