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「デフレ=不況」という説が信じられる訳(中原圭介の『経済を読む』)
http://www.asyura2.com/13/hasan80/msg/546.html
投稿者 元長岡京・豊 日時 2013 年 6 月 22 日 02:12:43: NkKAYPobvEifw
 

以下は、中原圭介氏の6月17日付けブログ記事です(http://blog.livedoor.jp/keizaiwoyomu/)

なぜ「デフレ=不況」という誤解が広く常識として普及しているのかというと、FRBのバーナンキ議長の考え方が強く反映されているからです。リーマンショック後の彼の政策目標は、デフレを回避することにありました。彼は恐慌の研究で有名ですが、アメリカの恐慌だけを見て「デフレ=不況」と決めつけてしまったのです。

本来、アメリカの大恐慌だけでなく、少なくとも他の国々の不況とデフレの関連性を調べる必要がありました。歴史を通じてその関連性を調べるという基本的な姿勢を欠いていた点で、学者としてお粗末といわざるをえません。

しかし、権威ある人間が間違ったことをいってしまっても、学問の世界ではそれが広く認知されてしまう傾向があります。「権威」の前では多くの学者が思考停止に陥ってしまうのです。経済学の分野でも、「権威」を前にしたときに同じことが起こりました。

さらに悪いことに、その間違った研究を推し進めようという学者も数多く出てきました。それに対して、権威ある人の大前提を検証しようという者はごく少数派に過ぎません。

デフレは悪いといっている経済学者は、いまさらデフレと不況はまったく関係ないなどとは口が裂けてもいえないでしょう。自らの過去の研究をすべて否定されるからです。経済学は経済学で飯を食う人間のためにある学問だと、私が思うのはそういうところです。

元々、欧米の経済学にはプロテスタントの宗教観や道徳観が入っています。経済学の祖とされるアダム・スミスは『道徳感情論』という本も書いていますし、「神の見えざる手」とは、神の前では人間は無力だというプロテスタントの精神が反映されていることは間違いありません。

欧米の人々が「みんなでインフレになると信じれば、実際にインフレになる」というリフレ派の宗教的な考え方をすんなりと受け入れられるのは理解できますが、日本人でプロテスタントでもない学者が違和感なく受け入れられているのは、やはり権威の前には思考停止に陥っていると考えざるをえません。

投稿者コメント〜
 トーマス・クーンは『科学革命の構造』という大著によって、要旨、以下のことを語っています(マーク・ブキャナンの著作より引用)。
 
 コペルニクス革命や相対論、量子論の誕生に伴う大激変のような、科学における劇的な出来事に関して、どの場合でも、事実という法廷で古い理論が正しくないと論理的、客観的に判断されてもなお、科学者は互いに共有する旧学説に感情的にくみし、彼らが説明しているつもりの自然界に対する「不調和」が目に見えて耐えられないほどに大きくなるまで、自分たちの学説を否定しなかった。結局、科学者は超人などではなく、科学に携わっているときも普通の人と変わらないのだ。

 ここでいう「科学」はもちろん自然科学のことです。厳密な条件のもとで実証が求められる自然科学の場合でさえ、「権威」や「感情」に支配されるのですから西欧的宗教観に強く影響された「近代経済学」なるものが権威に弱いのは当然かもしれません。そもそも、経済学を「社会科学」とかいう範疇に入れるのはどうかと思います。それは、読売や朝日の社説を「文学」と名付けるくらい違和感があります。「アへクロリスク」のブレーンとおだてられてる浜田何とかという爺さんは、テレビ討論の場で現政権の経済政策の危険性を指摘されると「いや、バーナンキ博士がおっしゃてますから大丈夫です」などと一度ならず語っているの見て呆れましたね(討論のやり取りはネットで閲覧可能)。「えふあーるびー」(注・変換略)のバーさんが「QE3はそろそろやめるが、日本は続けてよい」とか言ったらしいですが、日本を実験材料にしようするつもりでは? 現状を危惧している某カリスマ株式アナリストが、同時進行経済小説をブログで掲載するらしいという噂がありますが、楽しみにしています。詳しいことは知りませんのでご存じの方がいましたら教えてください、よろしくお願いします。

 

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コメント
 
01. 2013年6月22日 04:31:11 : 5c3v48wZnI
結局何が言いたいのかわからんなぁ。
デフレ=不況ではないけど、デフレも不況も悪いんだろーが。

こいつが思考停止になって、何がいいたいかわからなくなっちゃったんだろうなぁ。


02. 2013年6月22日 05:21:53 : mXyT5JQ5fQ
90年代から横行しているデフレ説は
増税したい財務省当局が捏造したやらせ
現在着実且つ急激に物価は上昇
スタグフレーションが真実

03. 2013年6月22日 07:44:16 : nJF6kGWndY

>「デフレ=不況」という説

確かに イコールではない

デフレ=マイナスのインフレ率(物価全体の下落)=名目GDPの減少

不況=企業利益の減少=失業率の上昇=税収減・福祉コスト増大=財政赤字の増大

ただし、不況になると、失業率は上昇し、物価が下落する

つまり不況が悪化した結果、デフレになる

デフレ化したまま、景気が改善しつつあるのが現状
 
このまま景気がさらに改善するなら、デフレから脱却する
(既に首都圏は脱却した)


>デフレは悪いといっている経済学者は、いまさらデフレと不況はまったく関係ないなどとは口が裂けてもいえない

デフレ初期では、企業の損失は広がるが、社会の多数派である正社員や年金老人は実質賃金が上昇するので得(特に高齢公務員などは喜ぶ)

徐々に、投資縮小や企業倒産の影響がでて、低所得層から悪影響が出始め、公務員すらマイナスの影響がでてくる


財政出動の増加や、GDP比債務の増大により、最終的には、国全体の経済成長が停滞していく


04. 2013年6月22日 07:58:34 : nJF6kGWndY

ちなみに家電や車など、個別物価が、生産性の上昇の結果下落するのはデフレではない
当然、国民にとって悪ではない

問題になるのは総需要(外需+内需)の減少による企業利益の減少と名目GDPの減少

日本の場合は、海外の競合国の生産性上昇による長期的・持続的な需要減と、欧米金融ショックによる急激な需要減の両方がダブルパンチとして効いている

前者に対しては、規制・税制などの構造改革、後者に対しては銀行と個人に対する安全網の拡充で対処するのが合理的ということになる


05. 人生航路 2013年6月22日 08:10:06 : ydnse8CZQizdg : GhVgIovID4

02さんのおっしゃる、とおりです。

マスコミが煽り、コメンテーターが、経済評論家が乗っかり(飯の種)
素人である政治評論家、権力者である政治家も、
何か思惑があるのでしょう、

デフレ=不況は日本の造語です。
不況はインフレ、デフレの言葉ではなく、景気が悪いだけで、
デフレと言うカタカナ言葉で誤魔化してるだけ、
10〜20年前にはこれほど、デフレの言葉の日本語が現れていなかったですよ、

中原圭介氏の6月17日付けブログ記事です
から

◎なぜ「デフレ=不況」という誤解が広く常識として普及しているのかというと、FRBのバーナンキ議長の考え方が強く反映されているからです。

中原圭介氏がどれほどの方かは知りませんが、アメリカで経済学を学んだ方だとは
思われませんね、英語圏の生活もしてなさそうです。
バーキンス議長の論文も原文で読んでからコメントすべきですね。


06. 2013年6月22日 17:37:25 : bUA2syqb0k
投稿者より〜

01様、05様へ

ご指摘のとおり、中原圭介さん、「エコノミスト」を名乗るには未熟なところがあります。週刊現代で投資コラムを連載してました。経済学者一般を哲学や歴史の勉強不足だと批判してましたが、自著でも繰り返し同様のことを述べてます。ところが、自身のお勉強体験の話はまったくなく、相場格言を解説する程度の連続でした。現代編集部もその点に注文をつけたのか、はじめて時流に乗った個別銘柄を推奨したところ(確か、太陽光発電関連の新興企業でした)、推奨時が天井圏で下がり続け、2割以下まで暴落しました。これ自体はよくあることですが、意図的な売り崩しの謀略を示唆して顰蹙をかい、結局、「責任をとる」ということにして、コラム連載を「辞退」した経緯があります。ただ、若者独特の相場に対する優れた嗅覚を感じることがありますので応援のつもりで著作は結構買っています。まとめかたが上手で相場の大勢的な見方を1時間程度で読めるのが利点です、もちろん、これは皮肉ではありません。


07. 2013年6月22日 23:29:34 : TWCoGCh7zU
投稿者様へ

貴殿ほどの方であれば、もっと別の方に目を向けるべきであると思います。ブログを多少読みましたが、突っ込みどころ満載でございます。
日本でトップレベルの経済学者である岩田規久男氏や高橋洋一氏の本を読まれることをお勧めいたします。


08. 2013年6月23日 09:52:32 : bUA2syqb0k
投稿者より、07様へ

 ご忠告ありがとうございます。
 私、経済学には知識が乏しく、若いころにスミスやマルクスを少しかじった程度です。ですから、90年以降の近経の新しい潮流は解説書レベルの知識しかありません。クルーグマンの著作は面白そうなので一般向けのものを読みましたがピンときませんでした。以前に知人から、中谷何とかという人の著作を勧められて義務的に読みましたが、どうにも納得しがたい内容だったので、その知人に疑問をぶつけたところ、「それは近経の基礎文献をちゃんと読んでないから読み方が浅くなるんや」と軽くあしらわれました。でも、今更、ケインズの「General Theory…」まで遡って近経の流れを後追いする馬力はありません。すると間もなく、中谷さんが「オレの考え方は間違ってた」なんて言いだして拍子抜けしましたね。
 高橋洋一の著作は一冊だけ読んで、内容は忘れましたが、こんな鋭い人、官僚の世界向きではないなと感心した記憶があります。あげていただいた岩田規久男氏、名前だけは知っていますが、恥ずかしながら経済学者だということは今日の今まで知りませんでした。一般向けのおすすめ本をご存じでしたら一度読んでみたいと思いますので教えて下さい、よろしくお願いします。


09. 2013年6月23日 12:08:46 : Leq45E6jPg
今までの日本は、円建て統計で「デフレ」だったとしても、超円高のおかげで
ドル建てではまた異なる様相を呈していたのは無視できないと思います。
すなわち、円建ての収入が減っても、輸入価格も下がっていたために何とか
購買力を維持できていたと。

その僅かな利点を「円安誘導」でぶっ壊してしまったのがアベノミクスでしょう。

投機とは無縁の一般庶民にとっては何のメリットもない政策でした。
この政策の本当の目的が米国の財政や金融を救うことだったとすれば、
国内の機関投資家(預金・保険など国民の財産を預かる)も損失を出したでしょう。


10. 2013年6月23日 12:36:30 : TWCoGCh7zU
高橋洋一がおもしろいと感じたのであれば、まずこちらを観ていただくことをおすすめします。
http://www.youtube.com/watch?v=wAllhO28zSQ
http://www.youtube.com/watch?v=gDEBjfCfGIQ
http://www.youtube.com/watch?v=pP7hlFPPNTA

岩田氏の本は一般向けもたくさんございますが、少し学者的な感じがしますので別のをおすすめします。

・日本人が知らされていない「お金」の真実−高橋洋一
上記、youtubeと似た内容ですが、非常にわかりやすいです。

・さらば財務省!−高橋洋一
バブル崩壊後の構造改革を実体験を基に書かれています。官僚が何を考えてどうやって改革に抵抗するのかが、ある程度わかります。一気に読み終えた記憶がございます。

・ユーロ危機で日本は復活する!−上念司
ユーロ危機の本質がわかります。日本の財政破綻論もウソであると暴いています。わかりやすく説明する能力に長けています。

・「10年大局観」で読む 2019年までの黄金の投資戦略−若林栄四
過去の相場予想の本ですが、2009年以降現在までをふりかえりますと、何が起こるのかをこれほど的確に予想できている本はないと思います。何千臆という金を動かしてきた日本のトップディーラーだった方が何を考えているのかを知るだけでも価値があります。


11. 2013年6月23日 14:02:59 : bUA2syqb0k
投稿者より、07様へ

早速のご教示ありがとうございます。規制(注・「既成」の誤変換ではありません)メディアの側からたびたびネット掲示板の悪弊が云々されますが、価値ある情報を教えてもらえるメリットを勘案しますと、阿修羅はやっぱり凄いと改めて感じました。高橋氏のちゃんとした講演が聴けるのでありがたいです。30分ほどききました。これから出かける予定がありますので、全部聴いてから感想をコメントします。


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