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企業と国、富奪い合い激しく 国境またぐ節税拡大:ベトナムで20年間法人税不納のコカ・コーラに対し不買運動
http://www.asyura2.com/13/hasan80/msg/665.html
投稿者 あっしら 日時 2013 年 6 月 30 日 02:38:23: Mo7ApAlflbQ6s
 


 コカ・コーラ社は現地法人が法人税を負担しない(現地邦人が利益を出さない)“元祖”と言われていた。
 米国本社が世界中にある現地法人に原液とブランド使用料を高く販売すれば、現地法人は利益を出さない(出せない)ことになり、米国本社もしくはその取引を管理しているタックスヘイブンにある会社に利益が集中する。

 不買運動に慌てたコカ・コーラ本社のイリアル・フィナン上級副社長は、「生産効率が悪く、利益が出ない」と釈明したそうだが、“進出して2、3年ならいざ知らず、20年経ってもそのような経営状況なら撤退するのが経営判断である”の一言で終わってしまう言い訳でしかない。
 スターバックスなどと同じように、なにがしかの利益を出してベトナム政府に納税するほうが賢明であろう。


 グローバル企業がのさばるなか、各国政府は、利益税を課すのか、活動税(外形税)を課すのか、その両方を課すのかという選択を迫られる時代がやってきたことを認識する必要がある。

 コカ・コーラがそれにふさわしいとは思わないが、発展途上国が経済成長のために外資を誘致したいのなら、利益税は“棚上げ”にするという覚悟が必要なのかもしれない。

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企業と国、富奪い合い激しく 国境またぐ節税拡大 [日経新聞]
TAXウォーズ
2013/6/30 2:09

 富の再配分か、それとも活力か――。税(Tax)のかたちは経済社会の永遠のテーマだ。いま、財政赤字にあえぐ国家は課税強化に動き、企業は成長へ守りを固める。経済のグローバル化が加速するなか、税を巡る攻防「タックスウオーズ」が激しさを増してきた。
 6日、ベトナムの首都ハノイ。米飲料大手コカ・コーラのイリアル・フィナン上級副社長は同社現地法人の説明に追われた。設立から約20年。同法人は企業の利益にかかる法人税を一度も払っていない。

■コーラ不買運動

 「生産効率が悪く、利益が出ない」というのがフィナン氏の説明。急きょ同国を訪れたのは交流サイト「フェイスブック」を通じ、コカ・コーラの不買運動が広がったためだ。その流れは、税逃れではないかとの世論が政治を動かし、自主的な「納税」を迫られた米コーヒーチェーン大手スターバックスの英国法人と重なる。

 米アップルや米グーグル……。グローバルに活動する巨大企業の納税額の少なさに批判が集まっている。実際、税引き前の利益に対する法人税の負担割合を示す税負担率でみると、グーグルは19%。米国の法人実効税率(約40%)を大きく下回る。

 からくりの舞台はアイルランドだ。首都ダブリンの港湾に近いオフィス街。そこにグーグルのグループ会社がわずか約500メートルの間に2つある。会社Aはカジュアルな服装の技術者が行き交ういつものグーグルだが、もう一つの会社Bは登記だけ。登記上の住所には弁護士事務所があり、グーグルの特許などをタックスヘイブン(租税回避地)である英領バミューダから管理している。

 実体のある会社Aは事業収入の一部を特許使用料などとして会社Bに払う。Bはバミューダに本籍のある会社の外国法人の形を取っているため、アイルランドの税法では課税対象にならない。グーグルは、利益の一部を合法的にバミューダに逃がしている形だ。

 「ダブル・アイリッシュ」。こう呼ばれる同社の節税手法は、多国籍企業の税務担当者の間では常識だ。程度の差こそあれ、多くの企業が税率の低い国や地域に利益を集め、全体で税負担が軽くなる税務戦略の巧拙を競う。例えば利益への知的財産の寄与度が高い製薬業。日本企業の税負担率は30%台が多いが、米ファイザーやスイス・ノバルティスはほぼ10%台だ。


■緊縮で課税強化

 だが財政緊縮が重要課題になった欧米では、失業増に苦しむ国民への人気取りもあって、議会がこうした企業の節税をやり玉に挙げ始めた。米国の公開企業上位100社のうち、タックスヘイブンを利用する企業は83社。グーグルのエリック・シュミット会長は「革新や成長、雇用を阻害する」と課税強化をけん制する。

 各国の税務当局が運用を強化しているのは、企業がグループ内取引の価格を操作し、利益を他の国に移すことを防ぐ移転価格税制だ。オーストラリアは7月から、企業のグループ内の取引価格が妥当かを見る際、粗利や利益水準も税務調査の対象にする。
 ただ同税制は取引価格の妥当性を巡って、企業と税務当局の見解が食い違いやすい。主要8カ国(G8)首脳会議が税逃れ防止を宣言したのを受け、経済協力開発機構(OECD)は7月に移転価格税制のガイドラインの改訂版を発行するが、適用の細目は各国に任される部分も大きい。企業と国の富の奪い合いは、各国間の税の奪い合いにも広がる雲行きだ。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM25043_W3A620C1SHA000/?dg=1

 

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コメント
 
01. 2013年6月30日 12:50:55 : JjNtNbJEr2
コカ・コーラについて書かれたブログ記事をリンクします。

高山清洲・世界平和 人類みんな兄弟
最優秀兵器であるコカ・コーラ!
2012-12-21 00:03:57
http://blog.goo.ne.jp/mokushiroku666/e/e279bfd9706ffa66f5c1f648f7a96350

(転載開始)

【コカコーラに発ガン性物質】
コカコーラには、発ガン性物4-メチルイミダゾール(4-MI)が含まれている。カリフォルニア州の4μg/355mlに対し日本は72μg/355mlで、カリフォルニアの約18倍も高い!明らかに日本民族根絶作戦である!コカコーラに発ガン性物質だ!

つまり、「食品」には、「兵器としての食品」、「薬」には、「兵器としての薬」、「ワクチン」には、「兵器としてのワクチン」、「石油」には、「兵器としての石油」、「原子炉」には「兵器としての原子炉」などというように、何でもかんでも「兵器」にしてしまえ、という発想を持ち込んだのである。

日本では、東大卒とか、東京大学教授とか、ビッグネームバリューがつくと、下々の人々は何でもかんでも信じ切ってしまう。

さらには、最近では、東海岸のハーバード大より西海岸のスタンフォード大の方がさらにノーベル賞に近く、フェイスブックのザッカーバーグのように、スタンフォード大卒の威力で人々はひれ伏してしまうようである。

しかし、ハーバード大はユダヤ人学者の牙城と言われ、要するにシオニストNWOの本家本流なのである。

一方、スタンフォード大は、米軍の軍産複合体の牙城なのである。スタンフォードに入ること、すなわち、軍産複合体の下僕となることを意味する。

同様に、ハーバードに入ること、すなわち、イルミナティーの下僕になることを意味するというわけである。

そんなわけで、ハーバード大のエリート看板教授が、「兵器としての食品(Foods as weapon)」なんていう概念を言い出したものだから、さあ大変。世界中のユダヤ人経営者がそれに従ってしまったのである。

家庭ジュースの味、レモネードにちょっと変わった味と色を付けることから、コカコーラは生まれたのである。常習性を付けるために、コーフィーと同じカフェインを入れたのだから飲料水のレベルではない!

またある時期から、「兵器としてのコカコーラ」となってしまったのである。では、何を仕込んだのか?

なんと、メンインブラック(MIB)ならぬ、MI-4の、発がん性物質の4-メチルイミダゾール(4-MI)であるから狂気の沙汰といわねばならない!

コカコーラに発ガン性物質が含まれている、という甘党の肝を冷やすような検査結果が発表されている。

発表したのは、「NPO法人 食品と暮らしの安全」の協力団体CSPI(アメリカの公益科学センター)。

日本を含む世界各国のコカコーラには、発ガン性物質の4-メチルイミダゾール(4-MI)が含まれているという。

4-MIはカラメル色素を製造する過程で生成される化学物質。4-MIの規制が厳しいカリフォルニア州のコカコーラには、355mlあたり4マイクログラムしか含まれないのに対して、日本では72マイクログラム、最も含有量の多いブラジルでは267マイクログラムが検出された。

カリフォルニア州では、1日の4-MI摂取量が30マイクログラム以上になると10万人に1人の確率で生涯のうちにガンにかかると見積もっている。CSPIは、世界中でカリフォルニアと同様に発ガン性物質レベルの低いカラメル色素を使うべきだと主張している。

とはいえ、日本やその他の国ではアメリカほど炭酸飲料の消費量が高くないため、まだそこまで顕著な影響は出ておらず、むしろ大量の糖分を摂取しすぎることのほうが大きな健康リスクをもたらすとも発表。諸外国のコーラは350ml前後のペットボトルで販売されているのに対し、日本では500mlで販売されていることが飲みすぎのリスクを高めるとして警告している。

「NPO法人食品と暮らしの安全」は、発ガン性物質の問題と大容量コカコーラの販売禁止に関して、近日中に日本コカコーラに申し入れを行う予定。

日本を含む世界各国で含まれているコカコーラには、発ガン性物4-メチルイミダゾール(4-MI)が含まれていると発表した。
この発ガン性物質は、カラメル色素を製造する過程で、砂糖やアンモニア、亜硫酸塩が高圧・高温下で化学反応を起こして生成される化学物質である。

CSPIの調査は、「NPO法人食品と暮らしの安全」を含む、世界各国の消費者団体の協力で行われた。
発ガン性物質4-MIのレベルは、各国で異なり、ブラジルで販売されているコカコーラが最も汚染されていた。

日本のコカコーラは、355ml換算で72マイクログラムで、カリフォルニア州で販売されているコカコーラが4マイクログラムだったのに対し約18倍も多い。

また、コカコーラの問題点は、この発ガン性物質よりも、大きな健康リスクをもたらす、大量の糖にあり、コカコーラをはじめとする糖分を多く含む清涼飲料水の飲みすぎを警告しなければならない!

また、日本ではコーラが500ml入りのペットボトルで販売されているのに対し、アメリカでは355ml、ヨーロッパ・アフリカ・中国では330mlが標準である。
CSPI代表のマイク・ジェイコブソン氏は、コカコーラのように糖分の多い清涼飲料水を500mlで販売すると飲みすぎてしまうため、 500mlのコカコーラは日本でも販売すべきでないと言っている。

「NPO法人食品と暮らしの安全」も、過去に糖分の多い清涼飲料水が血糖値の上昇や肥満を引き起こす「ペットボトル症候群」について警告を行っており、 CSPIと同様に、糖分の多い清涼飲料水は飲みすぎないことが重要であると考えている。

カリフォルニアで販売されているコカコーラは最も発ガン性物質4-メチルイミダゾールが少なかった。 しかし、今回の調査結果で世界各国では警告すべきレベルの発ガン性物質が含まれていることが分かった。

この発ガン性物質は、カラメル色素を製造する過程で、砂糖やアンモニア、亜硫酸塩が高圧・高温下で化学反応を起こして生成される化学物質である。
カリフォルニア州では昨年、清涼飲料水の4-MIのレベルが特定のレベルを超過している場合、ガン警告表示を行わなければならないという規制を始めたため、コカコーラはカリフォルニア州においては、発ガン性物質レベルの低いカラメル色素を使い始めた。CSPIは3月に4M-1のテストを行い発表した。

ブラジルのコカコーラ(355ml)からは267マイクログラム、ケニアのコカコーラからは177マイクログラム、カナダ、アラブ首長国連邦、メキシコ、イギリスのコカコーラからは、 144から160マイクログラム、中国のコカコーラからは56マイクログラム、日本のコカコーラからは72マイクログラム検出された。

アメリカのワシントンDCのコカコーラからは144マイクログラムだったのに対し、カリフォルニアのコカコーラからは4マイクログラムしか検出されなかった。

「幸いにも、中国、日本、ケニアその他の国ではアメリカ人と比べて炭酸飲料水の消費量は少ない。 そのため、この危険な化学物質への暴露は比較的少なく済んでいるだろう。」
「しかし、コーラの発ガン性物質の量を減らすことができることは明らかになったのだから、コカコーラはカリフォルニアだけでなく、世界各国で同じようにしない言い訳は出来ない。」

一般家庭で作るカラメルとは異なり、工業的に製造されるカラメル色素は砂糖やアンモニア、亜硫酸塩が高圧・高温下で化学反応を起こして生成される。 砂糖とアンモニアの化学反応により、4-MIが生成される。この物質はアメリカの政府の研究所の動物実験では、肺がん、肝臓がん、甲状腺がん、白血病を引き起こしている。
カラメル色素製造会社の大手「DDウィリアムソン」(D.D.Williamson)によると、4-MIの含まれないカラメル色素もあるが、清涼飲料会社が購入していないと言う。

CSPIは、コカコーラのように広く消費されている製品に発ガン性があるとわかっている物質が含まれていることは問題だが、 消費者はコカコーラやその他の甘い清涼飲料水に含まれている砂糖やブトウ糖果糖液糖のリスクにより注意を払うべきだと述べている。糖分の多い清涼飲料水の摂りすぎは、体重増加、肥満、糖尿病、虫歯、その他の健康問題を引き起こすためである。

表:世界9カ国のコカコーラにおける4M-1含有量 (ug/12 fl oz: 355ml)

国名
含有量

ブラジル
267

カナダ
160

中国
56

日本
72

ケニア
177

メキシコ
147

アラブ首長国連邦
155

イギリス
145

アメリカ(ワシントンDC)
144

アメリカ(カリフォルニア)
4

同団体によると、コーラの茶色の色素を出すために着色剤カラメルを使用する際に、アンモニア、アンモニア亜硫酸塩を加えると、発がん性物質の「4メチルイミダゾール(4MI)」が発生するのだという。

(転載終了)

●オーストラリアやニュージーランドに住んでいたけど、あちらの人はコカコーラが好きだね。とにかく糖分が凄い量だから子供の頃から飲んでいるとブクブクに太る。地球の病だ。

うちのカミさん細いけど、この手の飲み物は絶対に飲まない。


02. 2013年6月30日 15:47:44 : a1iNOS3XDA
日本では発ガン性飲料として、制限自粛してるが、ここタイではコーラが飲料水の
ごとく飲まれてる。未開発国はアメリカ資本の美味しい餌である。

03. 2013年6月30日 19:09:12 : fgREwuKebQ

 日本のコカ・コーラ社も税金逃れしているのか?


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