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1980年代後半と似る、バブル相場のリズム感 山崎 元が読む、ちょっと先のマーケット (東洋経済オンライン) 
http://www.asyura2.com/13/hasan80/msg/756.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 7 月 05 日 11:20:00: igsppGRN/E9PQ
 

「今回は衆院選よりも楽だったね」とは言わないだろうが、参院選も自民党が圧勝?(写真は昨年末の衆院選時の安倍氏、撮影:尾形 文繁)


1980年代後半と似る、バブル相場のリズム感 山崎 元が読む、ちょっと先のマーケット
http://toyokeizai.net/articles/-/14618
2013年07月05日 山崎 元 :経済評論家  東洋経済オンライン


まだ完全に安心できる段階ではないと思う。だが、日経平均株価が1万4000円前後に、ドル円の為替レートが1ドル=100円前後まで戻って来た現状を見ると、5月23日の株価暴落以来の資本市場の動きは、株式市場関係者がよくいう「調整」と、整理できるようになりつつあるのではないか。

■大規模緩和から始まった相場は、簡単には終わらない

株式関係者は、株価が上がる状態が普通であり、また望ましいと思っているので、下げ相場を「調整」という言葉で語ってやり過ごそうとする習慣がある。この意味では、1990年初以来の日本株相場は、20年以上にわたって調整していることになるが、今回の下げは、市場関係者が通常イメージするような典型的な調整の、「少し大きなもの」だったのではないだろうか。

もともと、アベノミクスに対する期待と金融緩和政策からスタートした今回の相場の本質は、いささか品の悪い言葉で恐縮だが「カネ余り」を背景として株価が(ひいては資産価格全般が)上昇する「金融相場」であり、1980年代後半の株価上昇と同質のものだ。日本の経済には労働人口の伸び率の差もあって当時のような潜在成長力はなさそうだが、当時は円高方向に推移していた為替レートが現在は円安方向に動いており、株価が上昇すべき環境は十分にそろっている。

大規模な金融緩和から始まった相場が、一回の調整で終わるとは考えにくい。

1980年代後半の株価の推移を一言にまとまると、「時々急落をはさみながら、じわじわ続く上昇相場」であった。当時は、潤沢にあふれる投資資金が、他に行き場がなくて株式市場に入って来たのだが、現在も似た構図にある。国内債券の低利回りにたまりかねて公的年金を含む年金基金などが、内外の株式への投資比率を上げるような動きも背景にはある。

1980年当時の株式売買の主体が国内機関投資家であった一方、近年は外国人投資家の占める比率が上がって、動きがよりワイルドになっているという差はある。しかし、基本的な相場のリズム感は同じようなものになっていくのではないだろうか。時々ヒヤリとさせるような暴落を見せながら、じわじわ回復して、気がつくと新高値を取っているというような展開だ。

単純に「右上肩がり」を信じていればいいというものではないが、経済を巡る基本的な構図を考えると、急落場面で「もう終わりだ!」とばかりに投資から全面撤退してしまうと、後悔することが多くなるはずだ。

ただし、株価のレベルが上がるほどに、暴落の規模が大きくなり、市場のボラティリティが増してくるので、投資家は次の急落に耐えうるリスクの量を常に意識しておくべきだ。端的にいって、借金による投資(信用取引を含む)はお勧めしない。

■「ねじれ解消」は、大きな材料にならず

7月4日に公示された参議院選挙だが、選挙戦のムードは極めて低調だ。民主党は多くの有権者を怒らせたまま縮小に歯止めが掛かる気配がないし、日本維新の会も、橋下徹共同代表の一連の発言問題で目下失速した状態にある。また、立候補者諸氏には申し訳ないが、今回の参院選では、世間の耳目を大いに集めるような有名人候補者が不在だ。

選挙戦が低調なまま日々が過ぎて、投票率が下がり、関心が集まるのが経済、ということになると、自民党が大勝できそうだ。低調な選挙戦は、与党側の作戦範囲内だと推測するがいかがだろうか。

目下のところ、興味を惹くのは、参院選大勝後に安倍政権が打ち出す政策と、強大な与党となる自民党の内部構造の変化だ。デフレ脱却をより確実にするためには、消費税率引き上げを先送りする手があるし、参院選をより確実に大勝するためには、これを選挙期間中に発表する手がある。

■強い政権=改革が必ず起きる、という期待から卒業せよ

しかし、安倍首相の陣営としては、そこまでの手を使わなくても参院選は勝てると見るだろうし、その後の党内の力学を考えると、財務省を敵陣営の味方に追いやらない方が得策だと考えるのではないだろうか。つまり、消費税率は予定通り引き上げられることになるのではないか。

TPP(環太平洋経済連携協定)は、中国抜きの経済協定を、アメリカを入れて太平洋の国々と作ることがポイントであり、外交的・地政学的な配慮から加入を急ぐことになるだろう。だが、これはもともと既定路線だ。また、日本維新の会が失速したことで、憲法96条改正を取り上げにくくなったかも知れないが、こちらは、経済にはあまり関係ない。

では、規制緩和政策の「大玉」とされる、「医療」、「農業」、「雇用」はどうか。そもそもこれまで動かなかった理由が、政治的な勢力図よりも、官僚が動くか否かにあるわけだから、大きくは進展しないと見るのが妥当だろう。また、年金をはじめとする社会保障政策は、国民の関心が高いところだが、これも官僚の抵抗に加えて、公的年金の運用が先般の株高で史上最高の運用益が出たことも悪く働いて、抜本的な制度改革には至らないのではないかと予想する。マクロ経済スライドを手直しして、運用をより積極的にする(悪くすると、金融業者のカモにもなりそうだが)という程度でお茶を濁すのではないか。

いわゆる「成長戦略」で、市場がテーマとして取り上げられるものは出て来そうにない。参院選での「ねじれ」解消は、案外、何ももたらさないのではないかと予想する。世の中が変わらないのは、政権の強弱といった政治の問題ではなく、官僚組織のマネジメントの問題だ。官僚制度を手直しせずとも、強い政権が出来たら何か「改革」と呼べるような変化がおこるのではないかといった甘い期待を抱くのは、そろそろ卒業すべきだろう。

もっとも、成長の種は本来民間が見つけて育てるべきものだ。もちろん、大規模な金融緩和が続くうちに、これが将来の「バブルの種」に変質する可能性もあるが、しばらくの間は、次の楽しみな「種」の登場を見逃さないように目を見開いていよう。

■七夕賞は難しい!

さて、日曜日の福島開催メインレースは、荒れるイメージがある2000mのGVハンデ戦、七夕賞だ。過去10年で一番人気の1着は2回だけで、勝ち馬が当てにくい。レースの印象は、上がりタイムが意外に遅い消耗戦だ。

本命は、地方のハンデGVレベルなら勝利の一歩手前まで来ていると思えるダコールで行きたい。小倉に良績があり平坦小回りは得意だし、福島も一度走ってGV3着だ。重賞勝ちがない分、他馬よりも斤量に恵まれた(56キロ)。追い込み脚質なので直線が短い福島は心配だが、2000mも距離があれば、屋根(蛯名)が何とかしてくれるだろう。蛯名騎手は、今シーズンも先週までに3着45回、4着32回と、1.4倍の高い3着/4着比率を記録しており、信頼できる。

対抗は重賞勝ち(京都金杯)の実績を持ち前々走に福島オープン勝ちもあるマイネルラクリマを採る。父チーフベアハートもレースのイメージに合う。以下、単穴は内田騎手を確保し内枠を引いたエクスペディション、連下に、ナリタクリスタル(斤量が重い)、トレイルブレーザー(力はある。来られたら文句はいえない)、マックスドリーム(54キロは楽)まで。


 

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コメント
 
01. 2013年7月05日 12:35:35 : 04zkmPyai2
『大規模な金融緩和が続くうちに、これが将来の「バブルの種」に変質する可能性もあるが、しばらくの間は、次の楽しみな「種」の登場を見逃さないように目を見開いていよう』

「バブルの種に変質する可能性」などと言うから庶民が騙される。紙幣を刷りまくって金融市場にバラまくこと自体が「バブルの種まき」であって、そこからどす黒い花を咲かせて華々しく散って行くのはマクロ経済の必然である。


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