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安倍ノミクスについて、改めて考えてみる。(在野のアナリスト) 
http://www.asyura2.com/13/hasan80/msg/832.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 7 月 08 日 23:31:01: igsppGRN/E9PQ
 

http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/archives/52477732.html
2013年07月08日 在野のアナリスト


安倍ノミクスについて、今一度考えてみます。安倍ノミクスにおける金融緩和は強烈なバブル発生装置です。成長戦略が乏しかった今、一過性のバブルで終わる可能性が大です。今日発表された6月景気ウォッチャー調査でも、現状判断DIは前月比2.7pt下がって、53.0でした。しかも企業や雇用が弱く、賃金などの人件費に、まったく波及していない現状が明らかとなっています。
原因を梅雨に求めていますが、関東は空梅雨で、逆に過ごしやすい日が多かった。さらに企業部門では、円安によるコスト高による負担、輸出も増加しておらず、見かけの円安効果では産業界全体へ波及しない、と示しています。高額商品が堅調なのも、円安による価格転嫁がすすむと、一気に萎むでしょう。つまり消費は鈍化、企業は慎重、それが6月で現れてきた印象が強い。株価の乱高下もマインド低下の一因、とされますが、乱高下の原因をつくったのが、まさに安倍ノミクスです。

米国の6月雇用統計で特記すべきは、時間あたり賃金の上昇です。月単位なら100$近く上昇しており、ディスインフレ化では異例な伸びでした。しかし失業率は改善せず、職探しを諦めていた人が、改めて労働市場に復帰し始めている、とされますが、逆にそれでも賃金が上昇した。詳細は未確認ですが、米政府の情報監視が明らかとなり、サイバー部門の雇用、専門性の高い分野の人材不足が起きているのかもしれません。7-9月期の業績予想をみても、金融部門は金利上昇で好調でも、製造業は芳しくない。この段階で、賃金に波及する要素は皆無です。特殊な事情以外、考えられません。
これは日本も同様です。政府は盛んに賃金に波及、としますが、企業がグローバル化した今、日本だけ賃金を上げるはずもなく、また雇用に不足感がでて初めて賃金に波及する。ここからみても、安倍ノミクスによる国民への還元はほとんどない、と断言できます。成長戦略にみるべき点がなかった時点で、安倍ノミクスは終わり、国民にとって害しか残らないことになります。

安倍首相は党首討論のとき、挙動不審に陥ります。野党から攻撃されると、目はきょときょと落ち着きなく、早く反論したくて「違います」や「誤解があります」から切り出す。これは公明が語るとき、その挙動不審さが止まるので、尚さら顕著な傾向として安倍氏を印象づけます。心理学的にみれば自分に自信がない証拠、反対の意見をそのままにしておけない、寛容さを失った状態です。
例えば『原発輸出』に際し、過酷事故を体験した日本が安全を…と安倍氏は述べますが、事故の原因も判明していない中で、この意見はおかしい。しかもくり返しこのフレーズが出てくるので、自分で自信がない、誰かに言わされていることが鮮明です。株価にしろ、政府は自分たちの成果だ、と述べますが、それも可笑しい。市場のことは市場で決めるのです。さらに卑近な例としてコマツの名を挙げますが、コマツが建機で回復したのは企業努力であって、政府とは何の関係もない話です。安倍氏の語ることは、どこか上滑りで、心が篭っていない。だから自信もないのです。

安倍ノミクスはマインドに訴える、と云われます。しかし、もっともその効果を疑念しているのは、実は安倍氏本人かもしれません。理論的裏づけもなく、リフレ派の云う通りにやってみたら、一旦は上昇した株価も乱高下、円安による悪影響の方が目立ち始めた。早くもスタグフの傾向を示しつつあります。自信のない首相が、虚勢をはって声を張り上げても、国民もそろそろ見抜くでしょう。安倍ノミクスは、バブルの走りだった春に天井をつけた、すでにトレンドは下落傾向、そう気づいたときには、すでに国民は取り返しがつかないことに思い至るのでしょうね。


 

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コメント
 
01. 2013年7月09日 01:06:40 : 1hLK44FX0w
ハゲタカアメリカに踊らされているアホな安倍チャン。

祖父に似ていないのは、残念だ。

日本のアメリカからの独立を目指せ!

米国債を中国と一緒に同時に売り払ってみよ!
アメリカ破綻は出来るのに、、、、
経済戦争に勝てるのだぞ。


02. 2013年7月09日 05:58:40 : L3oWjvNiyM

経済はどーでも良いのだ、大不況になろうが好況になろうが、どっちでも良い。

問題は、国家の独立と、江戸時代以来の共同体的な日本的社会が復活・保守
されることだ。経済なんかGDPが半減したって良いのだ。

国家の独立と言う面では、安倍は、自衛隊の国軍化を言ってるし、外交も
活発かつ独自のものがあるようだ。大いに期待したい。

一方、日本的社会の復活と保守については、TPP参加や、雇用の流動化とか、
竹糞なんかもいたりして、日本社会の経済主義化、打ち壊し。
新自由主義的亡国路線を突っ走るのではないか、ぢつに危うい。


03. 2013年7月09日 06:47:53 : SdfUdgXTYc
自民党が古くさいトリクルダウン説(金持ちが儲かれば貧乏人に雫が垂れる)を唱え続ける限りデフレ脱却はできないと思うよ。
小泉さんのとき戦後最長の好景気でも給料は下がり続けたんだから。
デフレ脱却したとしても物価ばかり先行して上がるスタグフレーションというもっと辛い状態になるだけ。
https://twitter.com/yappyJP/status/354265699402788865

04. 2013年7月09日 07:06:47 : niiL5nr8dQ
【第1回】 2013年7月9日 神谷秀樹 [在ニューヨーク投資銀行家。ロバ−ツ・ミタニ・LLC創業者]
アベノミクスの提灯持ちの「大きな声」に
騙されてはいけない
真実を語る「小さな声」に耳を傾けよ
日本人が個人で設立し、初めて米国証券取引委員会に登録された投資銀行、ロバーツ・ミタニの創業者として、ヘッジファンドなどの「強欲資本主義」を厳しく批判している神谷秀樹氏。このほど『人間復興なくして経済復興なし!』(亜紀書房)を上梓したのを機に、ニューヨークから見たアベノミクスへの憂慮と危機感を語っていただいた。

バブルを煽る言説に騙されるな!

――神谷さんは「アベノミクスは投機家を喜ばせるだけ」と警鐘を鳴らしていらっしゃいます。また、最新刊の『人間復興なくして経済復興なし!』(亜紀書房)では、「安倍政権絡みのニュースが伝えられるたびに、『2013年の経済危機は日本製になる』という趣旨の論調が欧米のメディアには多く掲載されたが、日本ではほとんど無視されている」と書かれています。実際、欧米メディアでどのように報じられているのか、教えていただけませんか?

 目に留まった記事を全部スクラップしている訳ではないので、いつのどの新聞のどの記事というようなことをご披露できませんが、例えばファイナンシャル・タイムズ誌が黒田総裁就任時に掲載したBank of Japan: A Revolution in Monetary Aggressionという記事にまとめた6つの表は、

1.「成長しているリアルGDP」
2.「安定しているCPI(消費者物価指数)」
3.「大問題のネット政府負債」
4.「大問題の財政赤字」
5.「大問題の日銀が抱え込む国債残高の比率(2012年18%が14年に39%に上昇)」
6.「既にFED(連邦準備制度)、欧州中銀(20%弱)対比はるかに高い日銀の対GDPベース・マネー比率(30%弱)が、今後2年で異常に膨らむ(50%超)」

というのを一見して読み取れるように報じており、そのコピーを私も説明によく使わせてもらいました。

 同誌の4月11日付けギリアン・テット氏のMarkets Insight: Japan Should Heed Lessons of Volcker’s Warなども良い記事です(「日本はボルカーの『戦争』から教訓を学べ」JBpressに翻訳掲載)。

 聞こえの良いことを大きな声で語れば、その言葉に多くの人が耳を傾けます。厳しいが、真理を捉えていることを語っても、人々は耳を塞ぎがちです。

 それはバブルを煽る投機家たちにとっては極めて都合の良いことです。

「アベノミクスで過剰流動性が供給され始めるから日本株を買え」とヘッジファンドの連中が言い出し、彼らは提灯に灯りをともしました。外国証券ほか「提灯持ち」が、日本の投資家に「日本株を買いなさい」と売り込んだり、たくさんの投信を設定したりしました。

日本の投資家にババを引かせる「ジャパニーズ・テイクアウト」

 こうして株価が上がり、「アベノミクス成功だ」と熱狂し始めると、5月の初旬には、提灯に灯をともした連中はさっさと売り抜き、今度は空売りも始めました。提灯持ちの後についてきた人々は皆大損しました。酷い話ですが、これは「いつものパターン」です。

 海外の政府の人々もアベノミクスは賛成だと言っているという報道はたくさんなされました。なぜか。彼らは自分の資金はもう引き上げたくて、代わりが欲しいのです。バブルの形成時、最後から一人手前までの参加者は、皆値上がりで儲けます。「最後の買い手」がババを引いて大損します。

 日本の投資家はいつも遅れてやってきて、最後にババを引いていってくれるかっこうの売りぬき先なのです。これもパターン化し、「ジャパニーズ・テイクアウト」と呼ばれています。欧州の中小金融機関、中東の王様、日本の投資家などを、どうバブルの最後に巻き込むかは、彼らにとっては重要な課題です。彼らは「買ってるよ、買ってるよ」ということはメディアにどんどん流しますが、「もう逃げるよ」という予告などしてくれません。日本のメディアの多くは、彼らにとっては証券会社のレポート書き(セル・サイド・アナリスト)同様に、使いやすい道具にされがちです。

 そういうゲームなのだということを知って、海外のあらゆる報道に接し、「真実を言っている小さな声」に耳を傾け始めれば、世界は全く異なる姿に見えてきます。しかし日本の報道の多くは「政府寄りの聞こえの良い、大きな声の人の意見」を採り上げがちで、「大勢が言っているのとは異なる意見」は、あまり掲載しません。

 英文の新聞、オンライン誌、ブロガーの意見などを細かに拾って行けば、誰が「提灯持ち」で、誰が真の意見を言っているかは、自ずと判断できるようになります。

 もっとも日本のメディアを十把一絡げにして批判することは間違っています。例えば『文芸春秋』は4月号に拙著「アベノミクス『危険な熱狂』」という論文を掲載してくれました。『日刊ゲンダイ』は一流経済紙とは言えないと思いますが、中産階級の庶民の視点で、正しい意見を論説するように努めておられるように拝察しています。

――「2013年の経済危機」を回避するために、何をすべきでしょうか?

 アベノミクスによる過剰流動性の供与を直ちに止めることです。「インフレ率を上げて、長期金利を抑制する」というのは自己矛盾です。インフレ率が上がるなら、当然長期金利は上がります。急速に起これば、債券を保有している金融機関は債券価格の低下で破綻し、国家も破綻です。

 例えば国債の平均金利が目標インフレ率2%プラス1.5%の3.5%になったとしましょう。1000兆円の借り入れに対する金利は35兆円。日本の税収は今40兆円そこそこです。税収のほとんどを金利の支払いだけに充当することはもちろんできません。

 財政の健全化は進め、信用構築を重視することを怠ってはいけません。法人税を下げたいのであれば、その分消費税を上げるか支出を抑えなければいけません。欧州諸国の法人税率は日本よりは低いですが、消費税はみな20%以上です。消費増税は見送り、法人税は引き下げ、支出は増やした、というような話は成立しないのです。

 経済成長を目指すには、イノベーションを推し進めることです。個別具体案を積み上げることが重要で、「看板あって中身なし」の新機関創設、「多言にて意味不明」な政策、「空想に過ぎない数値目標」を掲げても失望を誘うだけです。

 中産階級の可処分所得の増加なくして、経済活動は活発化しません。非正規雇用者を増やし、円安で農家や漁民の薄利を、原燃料コストの上昇で奪ったりし、低所得層を増やせば増やすほど、国家の衰退は早まります。

「いったい誰のための何のための経済政策なのか」を問い続けることを怠ってはいけません。

日銀がお札を刷って解決できる問題ではない

――ご著書の中で下村治博士の「ゼロ成長論」を支持しておられますが、ゼロ成長とイノベーションを起こすことは矛盾しないのでしょうか?

「ゼロ成長論」の最も重要なポイントは、日本ほか多くの先進国が同じ状況ですが、人口が減少し、高齢者比率が高まり、労働人口比率が低下し、中産階級の膨張と可処分所得の急増が望めないときには、経済全般というパイが急増して行くようなファンダメンタルズはなくなったという現実を認識することです。

 戦後ベビーブームが起きて人口が増え、復興需要があり、所得倍増計画を実行できたような環境と現在は大きく異なります。一人当たりの経済活動規模が同じで、参加人数が減少するならば、設備は需要に対して常に余ってゆくのが自然です。デフレが自然なのです。この自然減を上回る活動を起さなければ、現状維持、即ち「ゼロ成長」もできません。これは日銀がお札を刷って解決できる問題ではないのです。

 一方、養う人が減り、養われる人が増え続けるのであれば、養う側の人は、よっぽど生産性を上げないと、全員の生活水準を維持することが出来ません。この生産性向上をもたらすのはイノベーション以外の何物でもありません。

次回は7月10日更新予定です。

■書籍のご案内

『人間復興なくして経済復興なし!』(亜紀書房) 神谷秀樹


05. 2013年7月09日 10:52:16 : niiL5nr8dQ
6月マネーストック統計、広義流動性が07年7月以来の伸び
2013年 07月 9日 10:26 JST
[東京 9日 ロイター] - 日銀が発表した6月のマネーストック統計によると、代表的な指標であるM3は前年比3.0%増と7カ月連続で伸びが拡大し、2003年4月のマネーストック統計開始以来最大の伸びだった。

M3に投資信託や国債などを加えた広義流動性も前年比3.2%増と2007年7月以来5年11カ月ぶりの高い伸びとなった。金融機関の貸し出し増加で法人預金が拡大したほか、株高・円安で金銭の信託や投資信託が増えたのが寄与した。

<M2とM3が統計開始以来、最大の伸びに>

M3からゆうちょ銀行などを除いたM2も前年比3.8%増と7カ月連続で伸び幅が拡大し、統計開始以来、最大の伸びとなった。マネーストック統計の前身であるマネーサプライ統計を含めた比較では1999年7月(前年比3.9%増)以来の伸び幅となった。

M3もマネーサプライ統計を含めると1999年10月(前年比3.4%増)以来の伸び幅となった。

内訳は預金通貨が同5.4%増となり前月より伸び率が0.7ポイント拡大した。日銀では金融機関の貸し出し増や、企業収益の回復に伴い法人預金が増えているとみている。

一方、現金は前月比で伸びが0.1ポイント縮小、定期預金などの準通貨も前月比で横ばい、CDは前月比で4.4ポイント縮小した。

<株高・円安で投資信託が08年9月以来の伸び>

広義流動性は伸び率が前月比で0.5ポイント拡大した。内訳は、金銭の信託が前年比8.8%増と伸びた。4月と5月は株高・円安による含み益計上でそれぞれ同5.0%増、同7.2%増と伸び率が拡大したが、6月は法人および個人双方から新たな資金流入が加わり、伸びが一段と拡大した。

投資信託も株高・円安を受け、前年比6.1%増と伸び率が前月から0.4ポイント拡大、2008年9月(前年比6.3%増)以来となった。

国債(非金融機関保有分)は前年比31.7%減とマイナス幅が5月の同36.6%減から縮小した。

 


06. 2013年7月09日 10:57:51 : niiL5nr8dQ

マネーストックの上昇はアベノミクスが宣言していた通りの結果だが

不動産投資などが主体の貸し出しだとすれば、その質にも注意しなくてはならない


07. 2013年7月09日 14:09:38 : hViZKmZ9hk
負の断言が多いですね。そこまでなぜ断言できるのかわかりませんね。
メリットの分析がまるでないですね。赤点です。
市場のことは市場で決めると言いながら、株の上昇や円安はアベノミクスによるものと言っている。矛盾してますね。

アベノミクスは、2年後にデフレを脱却していることを目標にしています。
勘違いしないようにね。
ちゃんと分析しましょう!


08. 2013年7月09日 21:52:24 : ZFO17YNuIc
都合が悪くなると「2年後」とか言い出すわけか

09. 2013年7月10日 10:33:23 : KO4C9oEhYU
>08
2年後どころか“努力が足りない”と言いだします。

10. 2013年7月10日 10:40:46 : hViZKmZ9hk
初めから言ってるだろ。文句が言いたいだけか!?
2年後にデフレを脱却してなければ、日銀の副総裁は辞任すると言っている。
白川とは責任感がちょっと違うみたいだ。
辞任するのかデフレを脱却しているのか。
まぁたのしみに待とうじゃないか。

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