長距離ドライブなんて、庶民には夢物語になりそうです。

ガソリンがないと命が危ないアメリカなんて、マジで内戦になるんじゃ？

言うことを聞けば聞くほど、要求はやみませんね。　金融マフィアたち。
ＮＯ！といわずに、交渉もせずに、軍事兵器を日本国民の税金で、米国に購入している不思議。

原油価格の高騰で、日本に駐留している米軍のための燃料代負担が厳しいですね。
日本に駐留している米軍には原子力空母もいましたね。
この空母から出る使用済み核燃料の負担も、厳しいですよね。

　購入した住宅にリフォームを施してすぐに転売し、手っ取り早く利益を得ようという投資家たちの姿を追った米国のリアリティーTV番組「フリップ・ザット・ハウス」は、住宅市場が急落すると、ほかの同様な番組とともに打ち切られた。しかし最近、掘り出し物を見つけて一稼ぎしようとする人々と、彼らを追いかけるカメラが再び姿を現している。

　米国では低金利、緩やかに回復しつつある労働市場、そして消費マインドの改善を背景に住宅を買おうという人が増えている。

　その一方で売りに出されている住宅の在庫は急減し、価格が急騰していることから、ハウスフリッパー（購入した住宅を半年以内に転売する投資家たち）にとっては願ってもないおいしい状況が出現している。

　「値段がすべてだ」。フロリダ州デイトナビーチで「フリッピング」を22年間手がけているリチャード・スルゼウスキ氏はこう言い切る。

価格が上昇に転じる一方、供給が減って完全な売り手市場に

　「不動産価格は上昇し続けると誰もが思っている。だから、フリッパーにとっては絶好の局面だ。（フリッピングを手がける）投資家は昨年より、住宅のリフォームにかける資金を増やしている。買い手が以前よりもカネを出す気になっていることを知っているからだ。供給が本当に少ないから、これはどう見ても売り手市場だ」

　スタンダード・アンド・プアーズ（S＆P）ケース・シラー住宅価格指数（20都市圏指数）によれば、米国の住宅価格は住宅バブルがピークを迎えた2006年以来のハイペースで上昇しており、同指数の今年4月の上昇率は前年比で12.1％に達している。

　もっとも、価格自体はまだ多くの市場でピーク時の水準を少なくとも25％下回っており、フリッパーが住宅の売買を積極的に手がける1つの誘因になっている。

　リアルティトラックが集計したデータによれば、今年のフリッピングの取引件数は記録を残しそうな勢いで伸びている。2013年上半期の実績は前年同期より19％多く、2011年上半期に比べれば74％も増えている。

転売の利益も7年ぶりの高水準に

　フリッピングによる利益も7年ぶりの高水準に達している。投資家が手にした利益の平均額はフリッピング1件当たり1万8391ドルで、前年同期の3倍以上に膨らんでいる。これに対し、2011年上半期は平均1万3206ドルの赤字だった。

米住宅市場、年内の回復は見込めず 専門家筋
米国ではサブプライムローン危機後に住宅市場が急落したが、ここへ来て住宅価格が大幅な上昇に転じている〔AFPBB News〕

　購入価格を下回る価格での売却や差し押さえによって2007年以降に住宅を手放した人の数は約700万人に上る。

　だが、住宅市場の急落とその影響により無数の投機家が売るに売れない物件を抱えることになったため、フリッパーたちは現在、投資には以前より慎重になっている。

　「2004〜08年のフリッピングブームの時と今日との大きな違いは、以前は緩い融資基準を利用できたということ。あれが大変なトラブルの元だった。今ではもう、ああいったことはない」とリアルティトラックのダレン・ブロムクイスト副社長は語る。

　最近のフリッパーは物件購入時に多額の頭金を支払うほか、投資を行う場所も計算した上で決めている。

　「フリッパーは住宅を安く買って高く売らなければならない。だから、フリッピングが一番儲かるのは、住宅価格の回復が初期段階にあり、差し押さえが再び活発になって割安な物件が出てくるようになった地域だ」。ブロムクイスト氏はそう付け加える。

人気の投資先に変化

　投資家たちは現在、アリゾナ州フェニックスやジョージア州アトランタなど、フリッピングが以前から活発に行われていた都市から手を引きつつある。掘り出し物が少なくなっているからだ。

　この現象は、住宅バブル崩壊により最も大きな打撃を被った市場で売りに出された物件を大量に買い漁った大口機関投資家の存在と関係があることが多い。そのような市場では物件の価格が20％を超える上昇を見せており、利幅の厚い取引をしたい投資家にとっては魅力が薄くなっている。

　カリフォルニア州オレンジ郡でフリッピングを手がけるスコット・メドニック氏は、買いたいと思っている地域には在庫物件がごくわずかしかないと言い、「競争があまりに熾烈で、私はまだ家を市場に売りに出していない住宅所有者にまで手紙を送った。儲かる物件を見つけるのは信じられないほど難しい」と語る。

　最も高い利益を得られる市場は、フロリダ州デイトナビーチ、ペンシルベニア州ピッツバーグ、サウスカロライナ州チャールストンなどだ。

来年初め以降はさらに競争が熾烈に？

　だが、多くのフリッパーは、苦境に立たされた住宅所有者向けの税額控除制度が失効する前に利益を確保しようとしている。

　政府は2007年に新たな規定を設け、住宅の価値より住宅ローン残高の方が大きい人が、ショートセール（不動産が担保割れの大幅な値引き価格で売却されること）により金融機関が損失処理した住宅ローン債務を課税所得から除外できるようにした。年末に予定されている同規定の失効で自宅を売却する人が減ると投資家は見ている。

　前出のスルゼウスキ氏は「来年初め以降は儲かる物件を見つけるのが一層難しくなるかもしれないため、フリッパーは今、できる限り早く物件を買おうとしている」と語っている。

By Anjli Raval