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好調トヨタ、世界戦略の数値目標非公表から透ける、“新たな船出”への懸念 (Business Journal) 
http://www.asyura2.com/13/hasan81/msg/384.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 7 月 28 日 09:48:00: igsppGRN/E9PQ
 

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130728-00010000-bjournal-bus_all
Business Journal 7月28日(日)9時24分配信


 2013年3月期の連結決算で営業利益1兆3000億円を確保し、5期ぶりに単独収益が黒字化したトヨタ自動車。11年に公表したグローバルビジョンの公約である「営業利益1兆円以上」「単独業績の黒字化」を果たした豊田章男社長は、5月8日の決算会見の席上で「持続的成長のスタートラインに立つことができた」と胸を張った。ところが、大目標を達成した後の“新たな船出”は意外にも慎重なものになった。

 7月1日、名古屋市中村区のトヨタ・名古屋オフィスで開いた新体制披露会で、それが如実に表れていた。

「グローバルビジョンの進捗状況はどうか。具体的な数値で示してほしい」。記者会見形式をとった披露会の質疑応答で、トヨタ首脳陣は海外メディアからこのように質問を投げかけられたが、豊田社長は「『お客様の期待を越えて、笑顔を頂けるように』というビジョンは浸透してきたと思う」という当たり障りのない回答に終始。

 次の収益目標を問われていると察した小澤哲副社長も「グローバルビジョンを策定した当時、CFO(最高財務責任者)として『為替が1ドル=85円、世界販売750万台でも単独収益を黒字化し、連結営業利益1兆円を確保する』という目標を打ち出した。その目標は達成できたと思う。社内的には当然、今後の数値目標を持っているが、公表するのは控えたい」などとと、控えめな応答に終始した。

 ここで具体的な目標を打ち出していれば、周囲の目は「トヨタの復活もいよいよ本物」という見方になったかもしれない。ただ、トヨタはあえて数値目標を外部に公表するのを見送った。

●“神風”による収益改善

 現在、トヨタが置かれている環境は「豊田社長が09年にトップに就任して以降、最も良い状況」といってもいい。昨年まで1ドル=80円台を割る水準で定着する気配を見せていた為替相場は、アベノミクスへの期待感などで急激に円安に振れ、1ドル=100円前後まで修正が進んだ。輸出採算の悪化に苦しんでいたトヨタにとってみれば“神風”が吹いたようなもの。13年3月期の収益改善にも大きく貢献した。

 12年に974万8000台に達した世界販売も増加基調で推移しており、今年、前人未踏の1000万台に到達するのは確実とみられている。それでもトヨタ首脳陣が慎重な姿勢を崩さないのは「社員の油断や慢心こそが最大のリスク要因」と見ているためだ。

 リーマンショック以前、「最強」の名をほしいままにしたトヨタは、収益拡大のため生産能力が過剰になるリスクを顧みずに、海外工場を増やしていった。販売台数の増加に酔いしれたトヨタは設備投資にブレーキをかけられず、結果として世界同時不況の際に赤字転落の憂き目に遭った。また、10年に相次いだ品質問題も単純な技術ミスではなく、「外部の批判的な目が影響した」と見ている節がある。この2つのトラウマが、再び世界販売が拡大する局面を前にして、トヨタ首脳陣を身構えさせる形になった。

 今年、1500万台規模まで回復するといわれる北米市場と、得意とする東南アジア市場で販売が好調に推移すれば、遅かれ早かれ世界販売1000万台の達成は確実だ。ただ、これからのトヨタには、社内に生まれる「油断の芽」を辛抱強く摘み取るという根気のいる作業が待ち受けている。

編集部


 

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コメント
 
01. 2013年7月28日 20:47:18 : RXpovS4eVU

 トヨタもホドホドにしておかないと、またアメリカに引っ掛けられるゾ。

 2〜3年前、プリウスの暴走をでっち上げ、NASAまで使ってプリウスの制御システムを調べ上げてBIG3に提供した、やつらのやり口を忘れるな。


02. 2013年7月28日 21:45:12 : JjNtNbJEr2
トヨタはアングロサクソン勢力の罠に再び嵌まることになるだろう。

オーストラリアでは1925年以来ずっと現地生産を続けてきたフォードが、生産コストの高さを理由に2016年を持って工場を閉鎖し、約1200名の従業員を解雇すると発表した。オーストラリアではGMホールデン、クライスラーも長年、現地生産を行ってきた。連邦政府も輸入車に高い関税をかけて国内産業を保護してきたから、オーストラリアで自動車を拡販するには現地生産に進出するしかなかった。これにより1970年代後半にトヨタと日産が相次いで現地生産を開始した。

その後、クライスラーがアメリカ本社の経営危機でオーストラリアから撤退することになり、提携先の三菱自動車が肩代わりして継承した。1980年の時点で現地生産を行っていたのはGMホールデン、フォード、トヨタ、日産、三菱自工の5社で、年間60万台の市場をめぐって争う、世界でも稀な激戦地になるのである。

トヨタが1990年代に首位に躍り出て、市場の価格決定権を握ると他社は一挙に劣勢に追いやられた。1992年に日産が撤退し、2008年には三菱自工が撤退した。残るはトヨタ、GMホールデン、フォードの3社であったが、トヨタ以外は赤字に転落。これに輪をかけてフォードまでが撤退するのだ。このフォード撤退は他のメーカーとは重みが違う。

日本人はそうは思わないだろうが、フォードと言えば創業者ヘンリー・フォードの大量生産システムで自動車の価格を大幅に引き下げ、世界の自動車の普及を一挙に進めたメーカーであり、どこの国でも自動車の代名詞的存在である。それくらい存在感がある。それが撤退ですよ。この衝撃は、計り知れないものがある。

トヨタはアングロサクソン勢力から狙われている。また何かが起こるだろう。


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