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全社員必読 みんなが感じているその疑問、理由がわかった! なぜ上司はバカに見えて、部下はやる気がないように見えるのか
http://www.asyura2.com/13/hasan81/msg/473.html
投稿者 金剛夜叉 日時 2013 年 8 月 01 日 22:01:18: 6p4GTwa7i4pjA
 

会社のために働く管理職の苦悩は、その立場になった者にしかわからない。部下たちが抱える将来への不安も、同世代にしかわからない。両者がすれ違う理由が、それぞれの言い分から見えてきた。

良い先輩だったのに

「お互い平社員だったときは頼り甲斐のある先輩だったのに、上司と部下の関係になった途端、頭が固くなった人がいます。以前は仕事で相談に行くと、『失敗してもいいからやってみろ』と勇気づけてくれたのが、いまは『楽観的すぎだ。本当に納期に間に合うのかもう一度確認しろ』など、文句を並べ立てるばかり。失敗したとき自分に責任が及ばないようにすることを考えているのが見え見えのつまらない人間になってしまいました」(大手飲料メーカー・若手社員)

 上司はなぜこんなにバカなのか—サラリーマンなら誰しも、そんな疑問を抱いた経験があるはずだ。

『人は上司になるとバカになる』の著者で営業コンサルタントの菊原智明氏にも、トヨタホームに勤めていた頃、プライベートでは良い先輩なのに、仕事になると急におかしなことを言い出す上司がいたという。

 菊原氏は自身の経験を振り返り、上司がバカに見える理由をこう分析する。

「上司が無能に見える第一の理由は保身です。本来なら部下を育てて使いこなすのが上司の役目ですが、失敗したら責任が自分に及ぶとか、こいつが俺の座を脅かすのではないかとか考えてしまい、部下からすれば頭が固いと思うような言動をしてしまう。その意味では、平社員のときに『ああはなりたくない』と思っていた上司になる可能性は、誰もが秘めているんです。

さらに、仕事の能力とマネジメント能力は別物だということも理由の一つです。たとえば営業に関しても、少し癖のある人ほど成績が良かったりする。現場での業績だけを見てその人を管理職にすると、自分と同じやり方をしない部下を認めないというケースも多々起こります」

 菊原氏の分析どおり、転職経験者100人を対象に実施したアンケート調査(リクナビNEXTより)でも「上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった」という退職理由が最多数を占めている。

 だが、上司が部下に「頭が固い」と思われるのは、ちゃんと仕事をしている証拠だと語るのは、大手損害保険会社で管理職を務めるAさんだ。

「私は入社以来30年間ずっと法人向けの営業部に在籍し、現在同部署の部長を務めています。いま私が考えているのは、30年世話になってきた会社に利益をもたらすために、何をすべきかということ。会社のためを思えば、リスクが少しでもあれば当然慎重になりますし、入れ込み過ぎの部下を諌めることもあります。

 平社員時代は、会社の利益なんて考えたことはありませんでした。どうやってライバルの同期より業績を上げるか、数年後にどんな地位にありたいかなど、自分のことばかり考えていた。だから接待で高い店も使ったし、深夜まで飲んでタクシーで帰ることもザラでした。それを上司に見咎められても、『俺は経費以上に稼いでるんだからいいだろ』と反省もしなかった。しかしいま、営業成績トップの部下に、経費節減を口酸っぱく申しつけています。彼は私に対し『ケチな奴』と陰口を叩いていますが、それは仕方がない。私もいまの立場になり、初めてわかったことですから」

アホなのか無能なのか

 心理学の観点から見ても、上司と部下がわかりあうことは難しいと語るのは心理学者の松下信武氏だ。

「意見を異にする者がすべてバカに見えがちという心理的特性が人間にはあります。たとえば政見放送を見ていても、自分の考えと違うと感じればその候補者がバカに思えますよね。その特性が上司と部下の間には特に顕著に出やすい。『情報の非対称性』の問題があるからです。

 つまり、上司と部下では持っている情報量が違うということ。人脈や経験が豊富な上司は、さまざまな情報に接する機会を多くもっており、それらの情報を総合的に判断した上で決断を下しますが、部下にはそれがわからない。そうなると当然意見が食い違ってきますから、『この上司は何もわかっていない』となるんです」

 さらに、近年の過剰なコンプライアンス社会が、上司と部下の不幸なスレ違いに拍車をかける。

 IT企業に勤務する女性若手社員Bさんのケース。

「うちは自由な社風なので、服装や髪型は個人の裁量に任されています。それなのに、『スカートが短いんじゃない?』『髪が明るすぎるのでは?』といちいち文句をつけてくる上司がいる。しかも、それをいつもメールにして、回りくどい文章で送ってくる。言いたいことがあるなら直接言えよと、ストレスが溜まります。こんな上司とまともな人間関係を築くのは無理ですよ」

 Bさんの怒りもわからないではないが、上司からすれば、彼女の髪型や服装が取引先に不信感を与えるのではないかと危惧しており、何とか「普通に」やってほしいという思いがある。本来なら上司も面と向かって指導したいが、言い方を間違えるとセクハラだと騒がれかねないため、メールという苦肉の策を取らざるをえないのかもしれない。

 こうして、上司と部下の意識には埋まらない溝ができ、部下にとっては上司がバカに見えるケースが急増している。

 一方で、上司からすれば部下が「やる気がない」ように見えるのも、多くのサラリーマンが感じていることだろう。

 大手不動産会社の管理職が言う。

「最近になって、職場で平気で携帯をいじっている若手が目立つようになりました。スケジュールを記入しているのも携帯ですし、『メモを取れ』と言ったときに取り出すのも携帯。そんな様子を見ると、どうしても無礼だろと思ってしまう。そして何より腹が立つのは、注意すると彼らが『何が悪いんだ』という顔をすること。社会人にはルールやマナーが確実に存在する。若手は本来、上司の言動からそれらを学んでいくものでしょう」

全力を出してみろ

 大手都市銀行部長も、若手社員がどうしても理解できないと言う。

「日曜日に新人を部署の有志でやっている草野球に誘ったときのことです。その新人は内気な性格で、疑問があってもなかなか先輩に質問することができない。私はその様子を見て、仕事以外で職場の人間と会えば、普段と違う面も知って打ち解けられると思って誘ったんですが、『日曜日くらいは自分の時間に充てたい』と断られました。彼にしてみれば『日曜まで仕事の延長はごめんだ』と思ったんでしょうね。彼のためを考えてのことだっただけに、がっかりしました」

 この部長と新人は、心理学的に最も勘違いを生みやすい関係性でもある。

「心理学では、内向的な性格の部下と外向的な上司という組み合わせの場合、本当は部下にやる気があっても上司にはそれが見えないというズレが起きるとされています。内向的な人間は繊細で考え込む傾向があり、感じたことへの反応が慎重になる。一方の外向的な者は外界の出来事にすばやく反応する。どちらかが優れているわけではありませんが、打てども響かない部下が上司の目には無気力に映ってしまう。

またその逆、外向的な部下と内向的な上司でも同様です。上司は部下の自分にはない活発さを見て、『ニセモノだ』と感じてしまうんです」(前出・松下氏)

 専門商社課長は、若手の叱り方がわからないと嘆く。

「駅から走れば間に合ったんじゃないかと思うくらいわずかな時間の遅刻をした部下がいた。汗をかいている様子もなかったので、『何考えているんだ』と怒鳴ると『すみません』と小声で繰り返すだけで、遅刻した理由は一切話さない。

 本音を言えば、遅刻は誰もが経験することだから、形式的に説教をして『寝坊しました。二度としません』と言ってくれればそれで終わるのに、あの態度ではどうしたらいいのかわからない。管理職同士で話していても、『叱られ方が私たちの若手だった頃と違う』とみんな言っている」

 なぜそうした違いが生まれるのか。博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダーの原田曜平氏が指摘する。

「いまの管理職の世代が育った頃の日本は、目覚ましい経済成長期でした。また、人口も多い世代ですから、競争相手も多かった。他方、いまの若手社員は生まれた時からそれなりに豊かだった。その両者の意識に差がないわけがない。

 管理職世代は、とにかくいまよりもよくしたいという思いで生きてきましたが、若者たちは現在の豊かさを維持して、仲間と分け合いたいという考え方です」

 彼ら若者世代が企業に入ると必ず言うセリフがあると、人材コンサルタントの柘植智幸氏は語る。

「仕事がうまくいかなかった後、上司に業務報告をするとき『結果は出なかったですが、自分なりに頑張れたと思います』と言うんです。40代~50代の上司の世代であれば、結果が出なければ情けなさや悔しさで、『すみません』というのが精一杯だったはずです。ところが彼らは、負けてもどこかすがすがしい。『結果を出さなければ意味がない』という意識がないんでしょう。管理職世代とは育ち方が違うんですよ」

 上司から見ると部下の「甘え」の象徴のように映るのが、ツイッターやフェイスブックなどのSNSと呼ばれる新たなコミュニティだ。気の合う仲間だけが集まり、自分にとって必要な情報だけをやりとりする。

早く大人になりなさい

 大手広告代理店幹部は、そんなコミュニティの存在を理解できず、部下の扱いに苦心している。

「仕事柄、世間の流行やニーズを知るためにも新聞・週刊誌を読むようにと、若手社員に言っています。ところが、若手のなかに『購読を強いるのはおかしい。どうしてもというなら会社がカネを出してください』と食ってかかる者がいた。『これだけネットに情報が溢れているのに、新聞を買う意味はない』というのが彼の言い分です。思わず『オマエの将来のために言っているんだ!』と怒鳴りつけたら、そのときはシュンとしおらしい顔をしていたのに、後日、フェイスブックに『うちの会社はこんなブラック企業だ』と書き込んでいました。しかも『その上司は古すぎるね(笑)』という賛同の書き込みまで溢れていて、開いた口がふさがりませんでした」

 これぞまさに、「上司はバカに、部下はやる気がなく」見える典型例だと言えるだろう。前出の原田氏がこう分析する。

「いまの若手社員は過剰に空気を読み合い、互いに傷つけないよう相手の望むキャラを演じ、周囲から『KY』と言われないよう、細心の注意をはらって生きてきた世代です。小さい頃から全精力を注いできたのは、同世代間の横社会なのです。そのため、企業のように上下関係のある縦社会にはまったく馴染めない。よく『上から目線』と言うけれど、社内の上司が上から目線なのは当たり前です。ところが彼らは、それに違和感を覚えてしまう。『頑張れ』と尻を叩かれるのも大嫌いです。若手社員にとって大事なのは『協調』であって『競争』ではないんです。そこに世代間の文化のギャップがある」

 ここまで見てきたように、上司と部下の間には深くて広い溝がある。それを埋める方法はあるのか。大手建設会社の人事部長はこう語る。

「役職柄、採用や人事異動の申し渡しなどで、多くの社員と面談をしてきました。その経験から言えるのは、たとえいまどきの若手でも仕事ができる社員は、きちんとした言動や相手の目線に立った考え方ができているということ。

 はっきり言ってしまえば、『やる気があるのにわかってくれない』などというのは、やはり若者の甘えです。上司が部下ひとりひとりの内面まできちんと把握するのは不可能です。やりたいことがあるのなら、態度で示さなければ理解は得られない」

 上司が部下に言いたいのは、人をバカにする暇があれば、まずはお前が大人になれ、ということだろう。

「週刊現代」2013年8月10日号より
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/36564  

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コメント
 
01. 2013年8月01日 22:43:07 : nJF6kGWndY

>上司はなぜこんなにバカなのか

ピーターの法則が有名


02. 2013年8月02日 15:32:16 : k1eT2bsObo
これを読むと、ここに登場する上司・幹部がいかにダメな人たちか良くわかる。
こういう人たちが原発事故を収束させることができないような、ダメな日本を作ったということだね。早くガンにでもなって死んでくれ。

03. 2013年8月03日 00:46:08 : QBrYpzDGwo
  実は日本には本当に私企業といえる企業はあるのだろうか。どんな小さな企業にも必ず役所の天下りがポストを確保している。大企業には官僚クラスが、小企業には課長クラスが、というわけだ。
 従って、どうしても役所体質となり、上司に逆らうことはご法度、服装や態度をまず重視する、出る釘は打つことになっている、要は、会社の真の目的が何か、などは社員が関心を持つべきではない、なぜなら「目的は国が決めることだ」、という役所独特の倫理が民間企業にも持ち込まれているからではないか。
 だからどうしても見た目や態度という「らしさ」や、上下関係をわきまえて「秩序」を維持することが目的化してしまうのだろう。
 そこには多少指示から外れても、異質であっても、究極企業の目的に沿った仕事を成し遂げてくれれば良い、という結果オーライの寛容さはなくなる。
 ブラック企業と言われる企業が増えたような気がするのは、天下り役人による企業支配が行き渡った結果、生産性より「階級的秩序の維持」を優先目的とするような企業体質が次第に顕著になってきたからではないか。

04. 2013年8月03日 08:47:56 : WICa2LIbQQ
いいかげん「日本では」って知った顔するのは止めない?

欧米だって、一部のトップエリートの間で政財官の要職を回し合っているでしょ。
アメリカでは「回転ドア」なんて呼ぶらしい。最近は国境を越えた人事も目立つ。
日本の天下りなんて可愛いもの。

違いがあるとすれば、欧米では「経営者」は若い時から「経営者候補」として
育てられてきており、現場から叩き上げの方が「例外的」だということ。
マツダが経営危機に陥った時に当時の親会社フォードから社長として送り込まれた
米国人フィールズ氏はまだ30代だった! が、同社でも有数の名社長だったようだ。

軍隊はどこの国でも士官・下士官・兵卒の間の区別は厳然としている。

日本でも医療の世界では、医師は医師、看護師は看護師、無資格者は無資格者、
として学生の頃から厳然とした区別がある。欧米の方がかえって看護師から医師になれる
可能性が高かったりするけど・・・医療の効率性では日本がダントツの世界一だよ。
欧米の医療は能書は立派だが社会全体でのコスパは極めて悪い。

日本が「発展途上国」だった時代は貧しくて低学歴のまま社会に出た優秀な人材が
多かったので、そういう人をすくい上げる仕組みが有効だったのだろう。
しかし、最近は少し違ってきているのかも知れない。


05. 2013年8月04日 20:28:39 : QBrYpzDGwo
「日本は」という言葉を使うのが「知ったか」かどうかはわからないが、自分のこれまでの経験からの観測です。
 面白いのは、日本人が腹を立てるのは「日本の欠点」をあげつらわれた時であり、逆に日本が優位であるようなテーマではやたらに「日本は素晴らしい」というような感想が出て来る。逆に、隣国を揶揄するような際には、「中国はー」「韓国はー」「米国はー」と国名がやたらにあげつらわれる。
 昔は県ごとに土地争いなどで熾烈な戦いをしていたが、今では笑い話であるから今後はどうなるかわからないが、取りあえずは「米国はー」「日本はー」と国単位で分析、言及する状態が続くでしょう。
 その際に、自国にとって都合の良い時ばかり「日本はー」と巻頭に付けるわけには行かない。都合の悪いとき、反省しなければならない時でも「日本はー」とする必要があるでしょう。
 なぜなら、どの国も良いところ、悪いところがあり、反省すべき点、良くないと思う部分を避けていれば独善となります。独善となれば聞く耳を持たず、傲慢な国家となってしまいます。むしろ、国を愛するからこその分析、反省です。
 例えば、東電を評価されれば東電職員は嬉しいだろうが、批判されると怒ったり、無視したりして凌ぐ。結果的に会社自体が必要な事故対策も疎かとなり、独善に陥りました。
 自分の欠点を自分で分析し、思い当たるところがあれば改めるのと同様に、国家にあっても、自国の欠点や修正すべき点を自ら見つけ出し、反省の材料とすることは独善、傲慢に陥らないためにも絶対に必要だと思います。

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