http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20130809/ecn1308091155008-n1.htm
2013.08.09

　日本貿易振興機構（ジェトロ）が８日発表した「世界貿易投資報告」によると、今年上期（１〜６月）の日本企業の対外直接投資額は、東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）向けが前年同期比５５．４％増の１０２億ドル（約９８００億円）で過去最高を記録、対中国向けの２倍超に膨らんだ。

　昨秋以降の日中関係の悪化や人件費の高騰を背景に、中国向け直接投資は３１．１％減の４９億ドルまで落ち込み、生産拠点の「脱中国」が鮮明になった。

　ジェトロの現地調査では、ＡＳＥＡＮのうち、上期の日本による対外直接投資が１位だったインドネシアは、自動車メーカーの新工場建設や拡張ラッシュに伴い、部品や素材メーカーの進出が加速している。

　上期投資額で２位のベトナムは、チャイナ・プラス・ワンの有力候補で、現地の日系事務機器メーカーの生産台数が中国を上回ったという。

　ジェトロは「昨年後半からのＡＳＥＡＮ投資の勢いは当面続く」（梶田朗・国際経済研究課長）と分析する。一方、昨年の日本企業の対外直接投資は前年比１２．５％増の１２２４億ドルで２年連続増加し、海外で稼ぐ傾向が定着している。

コメント
01. 2013年8月09日 13:33:07 : nJF6kGWndY >日本企業の対外直接投資は前年比１２．５％増の１２２４億ドルで２年連続増加し、海外で稼ぐ傾向が定着 国内は人口減。高齢化、所得低落で、需要が伸びるどころか減る傾向にある そして近年、中国はリスクが表面化している 成長したい企業なら、当然、成熟国で上げた利益を使って、アジアを中心に海外投資を増やすだろうが、 小さい途上国の賃金上昇は速く、今後の成長余地は小さくなっていくことになる
02. 2013年8月09日 16:08:49 : KO4C9oEhYU ＞０１ インドネシア小さくないですよ。それにすでに大きなインドに行っている。はっきり言ってずっと以前に中国から他国へのシフトは進んでいる。大手はほとんど手当ては済んでいるだろう。賃金上昇と賄賂要求には耐えきらないのが本音だ。政治情勢の問題ではない。
03. 2013年8月10日 08:24:27 : y4apJ2fY3Q 中国は全く重要じゃない、国家の成長はここで、この段階で止まってしまった。 ２０１３年７月から完全に停滞(衰退)期に入る、 中国のサイトを見ても、貧しいまま衰退過程に入るのか？と中国人のネット民が嘆いてるからな。 ジニ係数は最低でも６.０、資産を持って海外に逃げる共産党関係者、なんだかなぁｗ
04. 2013年8月10日 18:24:19 : JKQF1BNRtU >>03 >ジニ係数は最低でも６.０ ジニ係数は最低でも０.６　 アホなタイプミスしてる、逆に訂正。 少なくともこれ位はあると言う欧州の研究機関の推計値。 0.4〜0.5：厳しい格差があり、社会を不安定にする要素がある 0.5〜0.6：格差が限度を超え、社会的な不満が激増 0.6〜0.7：社会的動乱がいつ発生してもおかしくない

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