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ガソリン価格「2020年に100円以下の可能性もある」と専門家 (NEWS ポストセブン) 
http://www.asyura2.com/13/hasan81/msg/747.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 8 月 15 日 07:53:00: igsppGRN/E9PQ
 

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130815-00000001-pseven-bus_all
NEWS ポストセブン 8月15日(木)7時5分配信


 お盆休みのUターンラッシュが始まり、ガソリンの残量を気にしながら渋滞の高速道路を運転しているドライバーも多いはず。そんなイライラをさらに増幅させる発表があった。ガソリン価格が6週連続で値上がりし、1リットル当たり160円20銭となったのだ。

「最近は満タンにすることはほとんどなく、20〜30リッターと細かく給油して値段が下がるのを待っていたのですが……。このまま価格が上がり続けるなら、家族とのドライブ旅行も近場で済ませるしかありませんね」(40代会社員)

 2000年代前半に100円を割っていた時期もあったことを考えれば、消費者にとっては大きな痛手である。いま、なぜここまで高騰しているのか。和光大学経済経営学部教授の岩間剛一氏(専攻は資源エネルギー論)に聞いてみた。

「ひとつは原油価格そのものが上昇しているからです。ひとつはエジプトで軍事クーデターがあったり、隣国シリアの内戦が長期化したりと産油国の中東で地政学的リスクが高まり、原油価格の押し上げ要因になっています。

 もうひとつは、アベノミクスの関係で円安が進展していることが挙げられます。エネルギー業界はほぼ全量を海外からドル建てで輸入しているので、支払い額が増えている。中東リスクと円安のダブルパンチで160円を超えているのです」

 さらに、1年でもっともガソリンの消費量が多いお盆期間、しかも今年は猛暑ゆえにガソリンスタンドを運営する小売業者も強気の価格設定をしているという。

「お盆期間で遠出のマイカー需要が増えるうえに、猛暑でエアコンをかけるから燃費が悪くなりガソリンの消費量が増える。また、乗用車だけでなくアイスや生鮮食品を運ぶトラック用の軽油販売も増えているので、輸入額の増加分を価格転嫁しやすい環境にあるのです」(前出・岩間氏)

 しかし、ガソリンスタンドの経営は決して安泰とはいえない。1994年のピーク時に6万か所あったスタンドは、激しい過当競争にまみれた結果、4万か所以下にまで減った。ハイブリッド車などの普及でガソリン需要が減ったことも経営悪化の要因だ。純粋な価格転嫁以上に値上げすることは、これからも厳しい経営判断となる。

 では、気になる今後のガソリン価格はどう推移していくのだろうか。

「短期的にみれば、中東情勢に解決の糸口が見えないことで160円台の半ばまで上がって高止まりすることは十分に考えられます。もし、イスラエルがイランの核施設を攻撃するなんて緊急事態が発生すれば、180円台まで上昇してもおかしくはありません」(岩間氏)

 かつてガソリンの最高価格は1979年の第二次石油ショック時と、2008年のリーマンショックによる投機マネーの原油市場流入と、2度にわたり180円台まで上昇した。ただ、現在の原油市場の相場から見ると、そこまで高騰することは考えにくいという。

 むしろ、中長期的には大幅に原油価格が下がってくるとの見方もあるのだ。

「アメリカのシェールガス革命が10年、20年にわたって世界に波及すれば、シェールオイルという非在来型の石油の生産量も増えてくるので、原油価格は再び下がってくるかもしれません。既にアメリカではそんな見通しから燃費の悪いSUV車や大型のピックアップトラックが売れています。

 日本国内でも低燃費車の割合が伸びて“ガソリン離れ”が一層加速することと、さらなるスタンドの淘汰で、原油価格の上昇をそう簡単に末端価格に転嫁できない状況は続きます。それらを考え合わせると、2020年ごろに再び100円を割るぐらいまで下がってくることだってあり得る話です」(岩間氏)

 世界情勢と各国のガソリン需要によってまだ乱高下が予想される原油価格。いずれにせよ埋蔵量には限りがある資源だけに、将来的にいつまた高騰してもおかしくないという覚悟はもっておいたほうがよさそうだ。


 

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コメント
 
01. 2013年8月15日 08:02:11 : dEqdQrxnL2
【空運】飛行機に預けたチワワが熱中症で死ぬ 全日空「過失ない」に賛否両論 (J-CASTニュース)[13/08/13]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1376445241/

02. 2013年8月17日 22:00:02 : JjNtNbJEr2
ガソリンの価格低下を一番待ち望んでいるのは、オーストラリアの自動車メーカー・フォードだろう。オーストラリアで生産される大型乗用車、フォード・ファルコンが販売不振のため、2016年夏をもって生産を終了。自動車工場は2016年秋を予定している。ガソリンを大量に消費するセダン型乗用車で、ここ数年来大幅に生産を縮小している。とにかく売れないのだ。今のままだと工場閉鎖に伴い1,200名の従業員が解雇される。

オーストラリアは大陸国家で、アメリカやカナダと同じく快適な大型乗用車が好まれてきた。かつては石油価格も安く、フォードやGMホールデン、クライスラーなどが、右ハンドル化した大型乗用車を生産してきた。標準型で3.3リッターの直列6気筒エンジン、高級版で5リッターのV8エンジンを搭載し、燃費も悪かった。当方もオーストラリアで乗っているが、1リットルのガソリンで良くて7kmが限度。大抵の場合は5〜6kmくらいかなあ。直列6気筒でこの数字ですよ。V8だったら、もっとひどい。

かつて安かったガソリン価格も数年来、高騰している。これがオーストラリアの自動車需要を小型車にシフトする原因となった。大陸国家だから大型車に乗りたい。しかしガソリン代が高くて維持できない。仕方なく小型車に乗り換えているのです。小型車はほとんど輸入。オーストラリアの雇用問題に火がついています。このままだと産業が維持できない。フォードが撤退したら、残るのはトヨタとGMホールデンだけ。この両社も、工場所在地の州政府から膨大な補助金を投入されて操業している。すでに日産自動車と三菱自動車は撤退しています。

オーストラリアでは、ガソリン価格が突然安くなるような「神風」を待望している状態です。もし安くなれば再び大型車も売れるから、フォードも撤退しないでしょう。工場閉鎖を3年先に設定しているところを見ると、何らかの「奇跡」が起きることを期待している節が伺えます。とにかく時間稼ぎをしたい。これでうまくいったら、技術開発を行って、大型車のままで電気自動車化することも可能です。


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