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〈日本株週間見通し〉ソロス氏投資動向から米市場に不透明感(NEWS ポストセブン) 
http://www.asyura2.com/13/hasan81/msg/800.html
投稿者 かさっこ地蔵 日時 2013 年 8 月 18 日 20:01:39: AtMSjtXKW4rJY
 

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130818-00000009-pseven-bus_all
NEWS ポストセブン 8月18日(日)16時6分配信


 投資情報会社・フィスコ(担当・村瀬智一氏)が、株式市場の8月12日〜8月16日の動きを振り返りつつ、8月19日〜8月23日の相場見通しを解説する。

 * * *

 先週の日経平均は上昇。お盆休み入りで機関投資家の資金流入が限られるなか、先物主導によるプログラム売買などに大きく振らされる展開となった。

 週初は2013年4-6月期の国内総生産(GDP)速報値が予想を下回ったことをキッカケに、消費税増税の時期などに影響が出てくるとの見方が売りにつながった。この影響から日経平均は一時13430.64円と直近安値水準を割り込み、6月末以来の水準に。

 ただ、翌13日には安倍首相が法人税の実効税率の引き下げを検討するよう関係府省に指示したことが報じられるなか、大幅に反発。14日には先物主導による断続的なプログラム買いが日経平均を押し上げる格好となり、終値ベースでは6営業日ぶりに14000円を回復した。しかし、15日には麻生財務相による「法人実効税率引き下げの効果は少ない」との発言などが物色意欲を後退させている。

 週末には米国市場の大幅な下げが嫌気されるなか、上海指数の急伸を受けて切り返す局面もみられたが、誤発注との見方から再び値を消す展開に。もっとも、売買代金は連日で2兆円を下回る低水準であり、12日に至っては1.5兆円と今年最低を記録している。先物市場では、業者2社が全体の売買シェアの大勢を占めるなか、両社の攻防が先物市場の方向性を決め、これによる現物市場へのプログラム売買が指数インパクトの大きい値がさ株に大きな影響を与え、結果、日経平均の変動につながったようである。

 今週はお盆休み明けとなり、幾分出来高が膨れるため、トレンドが出やすい相場展開が期待されよう。ただし、米国では21日に連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(7月30-31日分)が公表される。アトランタ連銀総裁による「年内どのFOMCでも緩和縮小あり得る」と述べ、これがNYダウの下落につながるなど、緩和縮小時期に神経質となるなか、議事録の内容が相場の変動要因となる。また、同日に7月の米中古住宅販売、23日に7月の米新築住宅販売件数が発表される。

 そのほか、著名投資家のジョージ・ソロス氏が保有する資産ポートフォリオでは、米アップルの保有が明らかになる一方、S&P500種株価指数に連動する上場投資信託(ETF)のプット・オプションを大量に購入したことが判明し、話題となっていた。量的緩和縮小の行方に米国株式市場の先行き不透明感が強まる一因だ。また、国内についても、消費税増税の時期や法人税率引き下げに伴う要人発言等で振れやすい相場環境にあり、上値追いには慎重になりそうだ。

 とはいえ、先高期待が後退している地合いではなく、押し目買い意欲は強いであろう。外国人投資家が3週連続で売り越しとなったが、アクティブなファンドによる利益確定の流れであろう。今後は長期的なスタンスでの海外年金などの資金流入が意識されよう。

 物色の流れとしては指数インパクトの大きい値がさ株を睨みつつ、ソロス氏のアップル保有ではないが、相対的に出遅れているセクターや銘柄への物色に向かわせやすい。22日には中国で8月のHSBC製造業PMI速報値が発表される。足元で中国経済の底入れが意識されるなか、商社、機械、鉄鋼、海運など中国関連を見直す動きが見られており、関心が高いだろう。

 

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01. 2013年8月19日 16:03:13 : niiL5nr8dQ
アングル:新興国株投資はバリューが鍵に、成長神話頼み終えん
2013年 08月 19日 15:52 JST
[ロンドン 18日 ロイター] - 2000年のドットコム・バブル崩壊。これを先進国でみられた、ドットコムと付くものには何にでも投資する戦略の崩壊と説明するなら、2013年は新興国投資についてそんな年になるかもしれない。

新興国市場投資家は、将来の成長を期待し、値上がりする資産に投資し続けた。まさに1990年代のドットコムブームの投資家と同じだ。しかし新興国の成長が急減速し株価は急落。成長神話に投資するモデルは失敗したかにみえる。

ここにきて聞かれるのが、今こそバリューに基づく投資にシフトする時という主張だ。ファンダメンタルズに照らして割安な銘柄に投資する。言いかえれば、将来消費が爆発的に増えることを前提に、予想PER(株価収益率)が50倍のインドやロシアの小売り株に投資するのは控えるということだ。

パイオニア・インベストメンツ(ミラノ)のジョルダーノ・ロンバルド最高投資責任者(CIO)はロイターに「新興国ポートフォリオには、バリュー投資の要素を取り入れている」と語った。

同氏によれば「投資家は、ファンダメンタルズの悪化を織り込む必要に迫られつつ、バリュエーション面では魅力が増しているという悩ましい状況に置かれている」。そういう状況下では、バリューの方を軸にし、依然割高と思える株、国の資産への投資は避けるのが戦略的に優れているとの見方を示した。

実際、大半の新興国株は非常に割安になっている。ドイツ銀行のデータによると、新興国のバリュエーションは平均で2009年と比べて25%以上下落。米欧市場はほぼ変わらず。

2007年のピークと比較すると、新興国は50%下落、先進国は28%下落となっている。

過去10年の平均と比較すると、ブラジル、ポーランド、インドは30%割安、韓国は25%割安な水準という。

<成長と株式リターン>

新興国投資について、かつて言われていた高成長と株式市場リターンの関係は、すでに多くの調査研究で相関性が乏しいと指摘されている。

比較的最近ではロンバー・オディエのレポートが、中国について、1993─2005年の間、年15%の成長を続けていたにもかかわらず、株式市場の総リターンはマイナス3.3%だったと指摘している。

ソシエテ・ジェネラルのアナリスト、アルバート・エドワーズ氏は、2008年以前の新興国株の2桁リターンは、高い成長がもたらしたものではなく、途上国が危機から回復し始めた2000年のバリュエーションが低かったからだとし「新興国投資で重要なのはバリュエーション。急成長ストーリーではない」と顧客に説明する。

もちろん成長と価値が相いれないわけではない。企業の成長見通しは価値の一部だ。問題は、しばしば、乗り遅れまいとする新規の市場参加者の過大評価によって、その価値が将来の成長をはるかに上回った場合に深刻化する。1990年代終盤のドットコム・ブームで起こったことは、それだった。新興国ブームも恐らくそうだ。

新興国株はかなり売り込まれた感がある。ソジェンのエドワーズ氏は悲観的なことで知られるが、そのエドワーズ氏にさえ、新興国株にはバリュエーションギャップが生じ「非常にリーズナブル」にみえている。

長らく新興国株について弱気姿勢をとってきたドイツ銀行のアナリスト、ジョン・ポール・スミス氏は、顧客に買い推奨する上で唯一の障害は中国で起こりそうな金融危機だという。「中国ファクターがなければ、長期バリュー投資家にとって新興国株は魅力的と言える」と語った。

<バリューの落とし穴>

しかし、バリューというコンセプトを直ちに新興国株に適用するのは難しいかもしれない。新興国株というのは比較的新しい分野であるため、バリュエーションや債務などについて長期ヒストリカルデータを得にくいからだ。

また株価が低位にあるのは、利益の低い伸び、コーポレートガバナンスの乏しさ、国の過度な介入など、途上国企業のマイナス要因である問題が理由の場合が多い。

バリュエーションが魅力的で、かつ強固なファンダメンタルズを持つ銘柄を探し出すのは難しいと言える。

パイオニア・インベストメンツのロンバルドCIOは「バリュー戦略は、バリューの落とし穴にはまりさえしなければ、新興国市場投資に良い戦略」とした上で「バリュー一辺倒はリスクが高いかもしれない」とクギを刺した。

(Sujata Rao記者;翻訳 武藤邦子;編集 宮崎亜巳)
 


 

 


 景気減速でも衰えない中国住宅需要、規制めぐり地方と温度差
2013年 08月 19日 11:17 JST
[北京 18日 ロイター] - 中国の住宅価格が上昇している。国家統計局のデータによると、7月は調査対象の70都市中62都市で価格が上昇。(6月は63都市)北京と上海がともに前年比で今年最も高い伸びとなった。中国政府は約4年前から不動産市場の過熱抑制に乗り出している。

しかし、不動産の業況は多くの業種に影響を及ぼす。経済が減速する中、習近平指導部はいかに他分野に打撃を与えることなく不動産市場の過熱を抑えるかという課題に直面している。

国家統計局のデータに基づきロイターが算出した7月の平均新築住宅価格は前月比0.7%上昇、前年比7.5%上昇。前月比では4カ月連続で上昇ペースが鈍化したが、前年比は7カ月連続の上昇となり、ロイターが算出開始した2011年1月以来最も高い伸びとなった。

国家統計局は声明で「7月の主要70都市の住宅価格は、初めて住宅を購入する人々の強い需要と最近の地価上昇で引き続き上昇した」としている。

<中央と地方の温度差>

住宅価格の上昇に歯止めがかからない理由の1つに、中央政府の意向と地方政府のニーズがかみ合わないことがある。

土地の売却収入が重要な歳入源である地方政府にとって、不動産市場は活況であって欲しいもの。中央政府は3月、不動産規制措置として中古住宅売買にキャピタルゲイン税を課すと発表したが、導入したのは北京ぐらいで、大半の都市は「無視」している。浙江省温州市は、規制を緩和し2軒目を購入できるようにした。

ちなみに温州市の7月の住宅価格は前年比2.4%下落。70都市の中で唯一下落している。

<政策の微調整期待>

温州市の規制緩和について、アナリストは全国的な動きに発展するとはみていない。もともと温州市の規制は他の都市と比べて厳しく、規制緩和によって、3軒目を購入を禁止する他の都市並みになったという側面がある。一方、投資家は、中央政府が景気浮揚を目的に近く不動産規制を緩和する可能性に賭けている。

中国共産党政治局が7月の声明で不動産規制の継続に言及しなかったことも期待を後押しする。

不動産セクターは、減速する中国経済で数少ない明るい部分だ。国内投資家にとって投資の選択肢が乏しいという事情も不動産需要を押し上げる。

7月9日に発表された公式データによると、1─7月の不動産販売は前年比37.8%増加。1─6月(43.2%増)からは増勢が鈍ったものの、昨年の10%増を上回っている。

また1─7月の着工件数は8.4%増加し、1─6月の3.8%増から加速した。

UBSのエコノミスト、汪濤氏はこのデータが発表される前に出した顧客向けリポートで「今後数カ月は、(不動産)販売の伸びが鈍る一方、新規着工はセンチメント改善を考えると穏やかなペースで持ち直す」と予想し、「不動産市場の動きは引き続き内需の安定した成長にとって重要な源泉」と指摘している。

 


 

 


 


 ドル97円後半、売買手控えで方向感に欠ける
2013年 08月 19日 15:44 JST
[東京 19日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末のニューヨーク市場午後5時時点に比べ若干ドル高/円安の97円後半。手掛かり材料に欠ける中で、日経平均株価.N225とともに明確な方向感は出なかった。夏季休暇明けの実需筋の動きも静かだった。

<積極的な売買みられず>

午後3時までのドル/円は97円台で取引された。日経平均株価が上昇スタートになったことで、午前9時すぎに97.85円まで上昇したが、その後は利益確定売りが出て伸び悩んだ。日経平均がマイナス圏に転落して下げ幅を拡大させると、ドル/円も97.35円まで下落。その後も日経平均の上下に連動するにとどまり、積極的な売買は手控えられた。

市場では「97.80円アッパーは売り、97.30円アンダーは買いという状況で、あとは株の上下に振らされている。大きなフローは出ていない」(大手邦銀)との声が出ていた。

ドル/円をめぐっては、米10年債利回りが2年ぶり高水準をつけているにもかかわらず反応が鈍い。これについて、大手邦銀関係者は「中東情勢があまり良くなく、じわじわと原油価格が上がっている。リスクアセットにどんどんお金を突っ込めるような環境ではなく、質への逃避で債券がまた買われる可能性もある」との見方を示した。

金利・株価動向に不透明感が漂う中で、積極的なポジション構築には慎重なようだ。

夏季休暇明けの実需筋の動きも静かだった。輸出企業の売りは目立たず、また売り水準が下に降りてきていることもないという。

<輸出数量増は不透明>

財務省が朝方発表した7月貿易収支は1兆0240億円の赤字と、過去3番目の赤字額となったものの、輸出が数量ベースで14カ月ぶりに増加に転じるなど、変化の兆しも見え始めた。

もっとも、みずほ銀行国際為替部マーケット・エコノミスト、唐鎌大輔氏は「輸出数量を伸ばすものは為替要因もさることながら、結局は外需だ」と指摘。米国以外の外需に不透明感がある中で、「輸出数量の増加継続は個人的には厳しいと思っている」と慎重な見方を示した。

円安で輸出数量が増えれば、生産、雇用、賃金、物価への波及経路が期待されるが、「円安だけで生産が増えたり、雇用が増えたり、賃金が上がったり、物価が上がったりという姿は見通しづらい」という。

ドル/円JPY=   ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 97.64/66  1.3325/29  130.11/15

正午現在   97.47/49  1.3332/36  129.95/99

午前9時現在 97.67/69  1.3328/32  130.18/22

NY午後5時 97.51/54  1.3326/31  129.97/01

(ロイターニュース 志田義寧)

 


 
 
 


 

 

7月貿易赤字は過去3番目の1兆円台、輸出は数量ベースで増加に
2013年 08月 19日 10:46 JST
[東京 19日 ロイター] - 財務省が19日に発表した7月貿易統計速報によると、貿易収支(原数値)は1兆0240億円の赤字となった。輸出が海外経済の回復などを背景に5カ月連続で増加したが、円安による燃料輸入の高止まりなどで、貿易収支は13カ月連続で赤字となった。

赤字額も、2013年1月(1兆6335億円)、2012年1月(1兆4907億円)に次ぐ、過去3番目の高水準を記録した。輸出は数量ベースでも14カ月ぶりに増加に転じ回復基調が確認された。

1兆円台の大幅な赤字となったが、財務省では、為替円安、原油価格、経済動向などいろいろな要因が影響しており、背景を特定することは難しいと指摘。先行きについても「動向を注視する」(財務省筋)と述べるにとどめた。

<対米輸出、4カ月連続で2ケタ増>

輸出は前年比12.2%増の5兆9620億円で、5カ月連続で増加。2010年12月(同12.9%増)以来の高い伸び率を記録した。数量ベースでも同1.8%増と14カ月ぶりに増加した。米国向け自動車がけん引した。

地域別では、米国向け輸出が前年比18.4%増で7カ月連続で増加した。2013年4月以降、4カ月連続で2ケタ増が続いている。

中国向け輸出は同9.5%増で4カ月連続で増加した。有機化合物(75.6%増)などが増加した一方、金属加工機械が55.8%減と大幅に減少した。低調だった欧州連合(EU)向け輸出も前年比16.6%増と2カ月連続で増加した。

品目では、自動車(14.3%増)、有機化合物(50.3%)、半導体等電子部品(14.7%増)などが増加した。

為替レート(税関長公示レート平均)は1ドル98.83円で、対前年比24.3%の円安だった。

<輸入は金額ベースで9カ月連続増、数量ベースでは3カ月ぶりに増加>

輸入は同19.6%増の6兆9860億円で、9カ月連続で増加。2010年6月(同26.5%増)以来の高い伸び率を記録した。数量ベースでも同2.4%増と3カ月ぶりに増加した。原粗油(30.2%)、液化天然ガス(16.9%)、半導体等電子部品(40.5%)などが増加に寄与した。

輸入原油単価は前年比27.1%上昇の6万5001円/キロリットルで、ドルベースでは同2.3%上昇の104.6ドル/バレルだった。

なお、7月貿易統計(速報)から貿易指数の基準年が2005年から2010年に改定されたが、貿易統計の金額、数量ベースに影響はないとしている。

<強弱入り混じる内容、市場への影響は限定的>

7月貿易収支は市場予想を上回る大幅な赤字となったが、市場では「輸出は自動車関連を中心に米国向けがけん引しており、貿易収支は見た目よりは悪くはないが、中国向けは景気に敏感な金属加工機械が減少が大きくなっていることを踏まえると、中国景気の鈍化懸念が気掛かりだ。強弱入り混じる内容で、円債への影響は中立だろう」(国内金融機関)との見方が聞かれた。為替市場に対する影響は限定的だった。    ロイターが民間調査機関を対象に行った調査では予測中央値は7856億円の赤字。輸出は前年比13.1%増、輸入は同15.4%増だった。

(吉川裕子;編集 内田慎一)


 


 
 
 


 

 
 
焦点:次期FRB議長、サマーズ氏ならイエレン氏より早期に利上げか
2013年 08月 19日 15:33 JST
[ワシントン 19日 ロイター] - 新たな金融危機や景気後退入りがなければ、次の米連邦準備理事会(FRB)議長は金融政策の段階的な正常化を見守ることになりそうだ。

だが、もし2人の議長候補者の発言を指針にするなら、最初の利上げを含めてそのペースは、ローレンス・サマーズ元財務長官が議長に就任した場合の方が、ジャネット・イエレン副議長の場合と比べて幾分早まるだろう。

さらにサマーズ氏がFRBを率いた場合には、来年1月に任期切れを迎えるバーナンキ議長が採用した非伝統的な金融政策を延長したり拡大する可能性は低いと思われる。

サマーズ氏とイエレン氏の違いが最もよく表れているのは、4月に2人がそれぞれ別の場で行った発言だ。

バーナンキ議長の政策に対する強力な支持者であるイエレン氏は、ワシントンでの経済記者向けの講演で、仮に望ましい水準以上にインフレ率が上昇するという代償を払ってでも、FRBは失業率の低下に努力を傾注すべきだと熱心に説いた。

対照的にサマーズ氏は、同じ4月にカリフォルニア州で開かれた非公開の会合で、インフレ率が望まくない水準にならないうちに失業率が相当程度低下するかどうか疑わしいとの見解を示した。

サマーズ氏は、量的緩和策として知られるFRBの大規模な債券買い入れプログラムの有効性にも懐疑的な立場を取っている。

<継続性>

JPモルガン・チェースのエコノミスト、マイケル・フェローリ氏は「イエレン氏とサマーズ氏はともに時期尚早の引き締め策を取ることはなさそうだが、どちらかといえばそのリスクはイエレン氏の方がサマーズより低い」と語る。

一方、セントルイス地区連銀のブラード総裁は15日、ケンタッキー州ルイビルで「多くの政策は継続性が保たれると思う。新議長が誰になろうと継続性を重んじるだろう。就任してすぐに事を荒立てるようなことは望まないだろうから、円滑な権限の移行を見込んでいる」と述べ、誰が議長になっても急激な政策変更はないとの見方を示した。

しかし、期待通りに景気回復が実現しなかったり、失業率がさらに低下しても事実上のゼロ金利政策をどの程度の期間継続するのかをめぐって論争になった場合、FRB議長の金融政策に対するわずかな考え方の違いが重要な意味を持つかもしれない。

バーナンキ議長の下でFRBは既に、失業率が6.5%まで低下するまで超緩和的な政策金利の水準を継続する方針を明言しており、幹部の1人は借り入れコストを低水準に抑えるために、失業率が5.5%に低下するまで超緩和的な政策を続けるべきだと主張している。

景気指標がまちまちの内容だった場合、サマーズ氏はこうした動きを支持することにあまり前向きにはならないだろう。

一方イエレン氏は、仮にそれがインフレ率の若干の上昇を招くとしても、長期の失業率を低下させる重要性を強く支持しており、こうした積極的な動きに出る可能性はより大きい。

イエレン氏はまた、長期失業が経済の健全性により大きなダメージを与えるとみており、長期の失業率を低下させるため、インフレ率がFRBの2%の物価目標を小幅に上回ることを許容する「最適な政策軌道」と呼ばれる政策を提示している。

結果的にイエレン氏は口頭や文書による多くの公式発言の中で、バーナンキ議長が定めた道筋から大きく逸脱せず、むしろさらにハト派的な政策を取る可能性があると明確に表明しているのだ。

<サマーズ氏はタカ派にあらず>

対照的にサマーズ氏の最近の発言は大半が政府の介入を支持する財政政策に関するものだが、FRBの緩和策を維持する用意があるとの姿勢をほのめかしているともいえる。

しかし、サマーズ氏は金融政策に関して昨年は少なくとも2度話す機会があった。インフレの到来を煽るようなFRBの劇的な政策行動を強く批判する者に対し、自身がタカ派ではないと明確に述べている。

実際に彼は2012年6月3日のロイターのコラムで追加の量的緩和策に賛成すると論じている。

さらにサマーズ氏は4月にカリフォルニア州のサンタモニカで開かれた会合で金融政策に関して最も包括的な発言を行い、インフレを懸念する必要はないとの考えを明確に示している。

<懐疑的な見方>

ただ、サマーズ氏は追加の債券買い入れのメリットについて慎重な発言もしている。ロイターが入手した草稿によると、サマーズ氏は「私の考えでは量的緩和策は大半の人が想定しているほど景気にあまり有効ではない」と指摘した。

この考え方は、もし景気回復に失敗した際に重要な意味を持つ。

FRBは債券の買い入れ規模をことし中に縮小し、2014年半ばまでに買い入れプログラムを終了すると想定している。もし成長率が期待を下回った場合、縮小開始の時期を遅らせたり、月額850億ドルの買い入れ規模を増やすことを検討したいと思うかもしれない。

サマーズ氏は4月の会合で新興国市場に「小さなバブルの兆しがみられる」と示唆しており、議長に就任した場合には債券買い入れプログラムの拡大には恩恵があまりなく、多大なコストを伴うとして抵抗する事態もあり得る。

もっと言えば、サマーズ氏は景気が将来、過熱することなくどの程度のスピードで拡張していけるかに関してやや暗い見通しを示しており、自然失業率が上昇し潜在成長率が低下した可能性があるとしている。

サマーズ氏はカリフォルニア州の会合で「この考え方が受け入れられる限り、多くの人が考えるよりも引き締め局面の開始が予想より早く到来すると思わせる方向で政策運営すべきだ」と述べた。

この発言は、失業率が6.5%に低下して想定の水準に到達した後、経済が依然としてどの程度の弱さを抱えているかに関して、サマーズ氏が心の中で抱く疑念を示唆したものであり、失業率が6.5%まで下がった時点で早期の利上げ実施の準備は整うとの見方を示したと解することもできる。

FRB元理事のマクロエコノミック・アドバイザーズのローレンス・マイヤー氏は顧客向けのノートで「失業率が6.5%に達した直後のことを考えると、サマーズ氏はイエレン氏に比べてフェデラルファンド(FF)金利の引き上げを支持する可能性が高い。最初の利上げの後も、イエレン氏より早く追加利上げに積極的になるのではないか」と指摘した。

(Alister Bull記者)


02. 2013年8月19日 18:06:48 : niiL5nr8dQ
今日の国内市況(8月19日):株式、債券、為替市場 
  (ブルームバーグ):きょうの国内市場の株式、債券、為替相場は以下の通り。
●日本株は3日ぶり反発、石油や建設買われる−売買代金は今年最低に
東京株式相場は3営業日ぶりに反発。海外原油市況の続伸を受けた収益押し上げ期待で、石油・石炭製品、鉱業など資源関連株が上昇。石油株では、一部アナリストの投資判断引き上げも加わったJXホールディングスの上げが目立った。建設やパルプ・紙など内需関連株の一角も高い。
TOPIXの終値は前週末比6.48ポイント(0.6%)高の1149.13、日経平均株価は108円2銭(0.8%)高の1万3758円13銭。午前の取引は方向感に乏しい動きだったが、午後終盤にかけて先物主導で堅調さを増し、両指数ともきょうの高値引け。ただ、腰の据わった買いはあまり入っておらず、東証1部の売買高、売買代金はことし最低だった。
ベイビュー・アセット・マネジメントの高松一郎運用第2部長は、企業決算が一巡し、国内の政策面での材料も秋口以降になることから「材料難で内容のない相場だ」と指摘。日本株の先高期待は継続しているものの、「短期的には米国株が調整するリスクがあり、日本株にも影響する可能性がある」と話した。
●債券は続落、米金利2年ぶり高水準や株高−入札控え40年債売り優勢
債券相場は続落。米国債市場で長期金利が約2年ぶりの高水準に達したことへの警戒感や国内株高から売りが優勢だった。40年ゾーンもあすに40年債入札を控えて軟調な推移となった。
東京先物市場で中心限月の9月物は前週末比5銭安の143円79銭で開始。9時20分ごろから買いが増えて7銭高の143円91銭まで上昇する場面があったが、午前の終了にかけて再び下げに転じた。午後に入ると一時143円72銭と、日中取引で8日以来の安値に下落。結局は11銭安の143円73銭と、この日の安値圏で引けた。
JPモルガン証券の山脇貴史チーフ債券ストラテジストは「米金利上昇の割には前場は強かったが、株高もあって後場は売られた」と述べた。現物債も含めて取引が薄く、模様眺めの雰囲気だとも指摘。国内では「投資家の目線は下がっており、金利上昇の余地は乏しいとの見方が広がっている」とも話した。
●ドル・円は97円台、株価にらみ上下に振れる−米量的緩和縮小を警戒
東京外国為替市場ではドル・円相場は1ドル=97円台で推移。米量的緩和の縮小観測を背景に不安定な動きが続く株式相場をにらんで、狭いレンジの中で上下した。
ドル・円は米長期金利の上昇による日米金利差拡大や予想を上回る日本の貿易赤字を手掛かりに、一時97円86銭までドル買い・円売りが進行。しかし、お盆休み明けで国内輸出企業のドル売りも意識される中、日本株のマイナス転換につれて円買いが活発となり、午前10時すぎには97円36銭まで値を下げた。その後は日本株が再びプラス圏に浮上したのを受けて円はじり安となり、午後には97円70銭前後まで値を戻した。午後3時40分現在は97円75銭前後。
シティバンク銀行個人金融部門の尾河眞樹シニアFXマーケットアナリストは、「日米で金利差がこれだけ開いているということは、本来ドル高・円安の話だが、リスク資産の下落を伴ってしまっているために素直にドル高の方に反応できないでいる」と指摘。今週公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で9月の量的緩和縮小が示唆された場合も「基本的にはドル高の話だが、株価の動きによっては素直にドル高になるか微妙なところだ」と話した。
更新日時: 2013/08/19 16:14 JST


 
 

 

 

債券は続落、米金利2年ぶり高水準や株高で−入札控え40年債売り優勢 
  8月19日(ブルームバーグ):債券相場は続落。米国債市場で長期金利が約2年ぶりの高水準に達したことへの警戒感や国内株高から売りが優勢だった。40年ゾーンもあすに40年債入札を控えて軟調な推移となった。
東京先物市場で中心限月の9月物は前週末比5銭安の143円79銭で開始。9時20分ごろから買いが増えて7銭高の143円91銭まで上昇する場面があったが、午前の終了にかけて再び下げに転じた。午後に入ると一時143円72銭と、日中取引で8日以来の安値に下落。結局は11銭安の143円73銭と、この日の安値圏で引けた。
JPモルガン証券の山脇貴史チーフ債券ストラテジストは「米金利上昇の割には前場は強かったが、株高もあって後場は売られた」と述べた。現物債も含めて取引が薄く、模様眺めの雰囲気だとも指摘。国内では「投資家の目線は下がっており、金利上昇の余地は乏しいとの見方が広がっている」とも話した。
現物債市場で長期金利 の指標となる新発10年物国債の329回債利回りは同0.5ベーシスポイント(bp)高い0.76%で始まり、いったんは横ばいの0.755%を付けた。午後1時半すぎに0.765%と9日以来の高水準を付けた。0.76%にやや戻した後、再び0.765%で推移した。5年物の113回債利回りは0.5bp高い0.285%に上昇した。
20年物の145回債利回りは0.5bp低い1.675%で開始したが、午後3時半すぎには1.69%に上昇した。30年物の39回債利回りは一時1.80%に低下したが、午後に入ると1.81%で推移した。40年物の6回債利回りは1bp高い1.90%程度と6日以来の高水準で取引された。
岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、米国は9月の量的緩和縮小を本格的に織り込み始めており、来月の米雇用統計の発表までは米長期金利は下がりづらいと指摘。一方、「円債は投資家の押し目買い需要や9月の大量償還、先物の買い戻し圧力を考えると下値も限定的。日銀の買い入れという強力な需給要因は無視できず、投資家がまとまって売ってくることは考えづらい」とも言う。
16日の米国債相場は続落。米景気回復が強さを増す中、金融当局が9月に債券購入プログラムを縮小するとの見方が広がった。米10年国債利回り は前日比6bp上昇の2.83%程度。一時は2.86%と2011年7月以来の高水準を付けた。日本時間19日の時間外取引では2.87%程度まで上昇する場面があった。
財務省は20日午前、40年利付国債(8月発行)の利回り競争入札を実施する。前回入札された6回債と銘柄統合するリオープン発行となり、表面利率(クーポン)は1.9%。発行額は4000億円程度となる。
新発40年債利回りは過去3カ月間はおおむね1.8−2.0%のレンジで推移し、足元は1.90%程度。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の六車治美シニア債券ストラテジストは、「日銀は6回債を7月までに累計1821億円と、既発の45%を吸収している。利回り水準で1.9%台であれば、今回の40年入札は無難に通過する可能性が高そうだ」と言う。
東京株式相場は3営業日ぶりに反発。TOPIX の終値は前週末比6.48ポイント(0.6%)高の1149.13で高値引けした。円は対ドルで1ドル=97円台後半で取引された。
記事に関する記者への問い合わせ先:東京 山中英典 h.y@bloomberg.net;東京 野沢茂樹 snozawa1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Rocky Swift rswift5@bloomberg.net;大久保義人 yokubo1@bloomberg.net
更新日時: 2013/08/19 16:10 JST 
 


 


 

 

 甘利担当相:TPP交渉、年内妥結目指し作業加速−米通商代表と会談 
  8月19日(ブルームバーグ):甘利明・環太平洋連携協定(TPP)担当相は19日昼、来日中の米通商代表部(USTR)のフロマン代表と東京都内で会談し、年内のTPP交渉妥結に向け、作業を加速させる方針を確認した。甘利氏が会談後、記者団に会談概要を説明した。
甘利氏はフロマン氏とTPP交渉について「2013年中に速やかに妥結するため、日米両国が作業を加速するということを確認した」と説明。自動車などをめぐり日米がTPPと並行して行う2国間協議に関しても加速させることで合意したという。関税をなくす割合を示す貿易自由化率については「具体的な数字の話は一切出ていない」と述べた。
日米などTPP交渉参加国は22日からブルネイで閣僚会合を行う予定で、甘利氏も出席する。
記事についての記者への問い合わせ先:東京 広川高史 thirokawa@bloomberg.net
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更新日時: 2013/08/19 15:23 JST

 


 

 

ドル・円は97円台、株価にらみ上下振れる−米緩和縮小を警戒 
  8月19日(ブルームバーグ):東京外国為替市場ではドル・円相場は1ドル=97円台で推移。米量的緩和の縮小観測を背景に不安定な動きが続く株式相場をにらんで、狭いレンジの中で上下した。
97円台半ばで週明けの東京市場を迎えたドル・円は、米長期金利の上昇による日米金利差拡大や予想を上回る日本の貿易赤字を手掛かりに、一時97円86銭までドル買い・円売りが進行。しかし、お盆休み明けで国内輸出企業のドル売りも意識される中、日本株のマイナス転換につれて円買いが活発となり、午前10時すぎには97円36銭まで値を下げた。その後は日本株が再びプラス圏に浮上したのを受けて円はじり安となり、午後には97円70銭前後まで値を戻した。午後3時40分現在は97円75銭前後。
シティバンク銀行個人金融部門の尾河眞樹シニアFXマーケットアナリストは、「日米で金利差がこれだけ開いているということは、本来ドル高・円安の話だが、リスク資産の下落を伴ってしまっているために素直にドル高の方に反応できないでいる」と指摘。今週公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で9月の量的緩和縮小が示唆された場合も「基本的にはドル高の話だが、株価の動きによっては素直にドル高になるか微妙なところだ」と話した。
ユーロ・円相場は1ユーロ=130円ちょうど前後から一時130円43銭までユーロ買い・円売りが進んだ後、129円86銭まで円が反発し、同時刻現在は130円19銭前後。ユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.33ドル台前半で一進一退の展開が続いた。
米量的緩和縮小観測
米10年債利回り は先週、週間ベースで7月初め以来の大幅上昇。米景気回復が強さを増す中、金融当局が9月に債券購入プログラムを縮小するとの見方が広がった。16日には一時、2.86%と2011年7月以来の水準まで上昇。ブルームバーグ・データによると、日本との利回り格差は同5月以来の水準に拡大した。米国債相場は19日のアジア時間も続落し、10年債利回りは一時2.87%に上昇した。
尾河氏は、「基調として米景気の回復は変わらないだろうが、足元でさえない指標が出ている中で、米長期金利が2.8%台まで上昇しているのを見て、量的緩和縮小が早過ぎるのではないかとか金利上昇が景気の足かせになるのではないかという懸念が最近の米株の続落につながっていると思う」と話した。
16日の米国株 は続落。同日発表された米経済指標では、7月の住宅着工件数が前月比で増加したが、消費者マインド指数は低下した。一方、週明けの東京株式相場 は前週末終値を挟んでもみ合っていたが、引けにかけて買いが強まり、3営業日ぶりに反発して引けた。
ブルームバーグが今月9−13日にエコノミストを対象に行った調査によると、65%が9月17、18日のFOMC会合で債券購入の縮小が決定されると予想。前月の調査では50%だった。
今週は21日に7月30、31日開催分のFOMC議事録が公表される。経済指標では7月の中古及び新築住宅販売件数などが発表される予定。
みずほ証券の鈴木健吾チーフFXストラテジストは、「株価の重さや米金利の上昇をみていると、やはり米量的緩和の縮小が意識されているようだ」とし、目先は「基本的には97円から98円ぐらいでもみ合う」と予想。一方、来月に米国が量的緩和縮小を実施し、さらに日本の消費増税が予定通り実施される方向となり、ドイツの選挙で与党が勝利するというメーンシナリオに沿った展開となれば、「リスクオンや日米の金融政策の方向性の違いから円安が進んでいく」との見方を示した。
日本の7月の貿易収支 は、事前予想を上回る1兆240億円の赤字となった。赤字は13カ月連続で、7月としては過去最大となった。
記事についての記者への問い合わせ先:東京 小宮弘子 hkomiya1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Rocky Swift rswift5@bloomberg.net;大久保義人 yokubo1@bloomberg.net
更新日時: 2013/08/19 15:48 JST

 


 

 


 7月として過去最大の貿易赤字、燃料輸入増で1兆円超に (1) 

  8月19日(ブルームバーグ):7月の貿易統計 (速報、通関ベース)は輸出から輸入を差し引いた貿易収支が1兆円超のマイナスと事前予想を上回り、7月として過去最大の貿易赤字になった。輸出は回復傾向にあるものの、円安に加えて原発停止を受けた夏の電力需要で原粗油や液化天然ガス(LNG)の輸入が膨らんだ。
7月の輸出 は前年同月比12.2%増の5兆9620億円と5カ月連続で増えた。輸入 は19.6%増の6兆9860億円と9カ月連続増加。貿易収支(原数値)は1兆240億円の赤字となり、13カ月連続でマイナスになった。財務省が19日発表した。ブルームバーグ・ニュース調査による予想中央値は輸出が13%増、輸入は16%増。貿易収支は7735億円の赤字だった。
輸入額は7月として過去2番目の大きさ。原油が30.2%増、LNGが16.9%増といずれも大幅に伸びた。輸出は米国向けを中心に自動車輸出が増えたが、7月の貿易赤字は単月でも過去3番目の大きさになった。地域別では衣料品の輸入が多い対中国の赤字が3864億円と大きい。
バークレイズ証券の森田京平チーフエコノミストは7月の貿易統計についてリポートで、最も大きな赤字を見込んでいた自社予想も上回る赤字として「円安によっても輸入金額が増加している点がうかがわれる」と記した。これは先行きの貿易収支の下押し要因になると指摘している。
また大和総研の熊谷亮丸チーフエコノミストはレポートで、輸出の先行きについて「米国を中心として世界経済の回復と、昨年末からの円安効果の顕在化で増加傾向が続く」と予想。7月は輸出数量が1.8%増と14カ月ぶりに増加に転じており、貿易収支の「赤字幅は徐々に縮小していく公算」との見方を示している。
7月の輸出は米国向けが18.4%増と4カ月連続で2けた台の伸びを示したほか、6月から黒字に転じた欧州連合(EU)向けも16.6%増だった。一方でアジア向けは9.1%増、中国向けは9.5%増にとどまった。
記事についての記者への問い合わせ先:東京 下土井京子 kshimodoi@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Paul Panckhurst ppanckhurst@bloomberg.net;大久保義人 yokubo1@bloomberg.net
更新日時: 2013/08/19 12:39 JST


 

 


 

 

米企業の業績悪化懸念、最近のドル安で行き過ぎの見方も
2013年 08月 19日 14:42 JS

8月18日、米ドル高が今年下半期の利益を圧迫しかねないとする米企業の懸念は行き過ぎである可能性がある。写真は2011年8月、都内で撮影(2013年 ロイター/Yuriko Nakao)
 
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[ニューヨーク 18日 ロイター] - 米ドル高が今年下半期の利益を圧迫しかねないとする米企業の懸念は行き過ぎである可能性がある。

米経済の回復ペースが他の主要経済国を上回り、ドル高期待が強まるなかで、最近のドル相場は期待に反して下落している。

この下落が続き、とりわけ欧州経済に一段の改善の兆候が見られ、中国経済の成長ペースが安定する場合、ドル相場は、海外での商品・サービス販売への依存度が高い企業にとって障害となるどころか助けとなる可能性がある。

米国の売り上げが米国外よりも多い企業に比べて第2・四半期の業績が劣った米国の多国籍企業にとって、海外での売り上げ増加は恩恵となる。

ウィンダム・フィナンシャル・サービシズ(米バーモント州)のチーフ投資ストラテジスト、ポール・メンデルゾーン氏は「多国籍企業に想定されている逆風は存在しないかもしれない」と指摘する。

米S&P総合500種.SPX採用企業は今回の決算で、ドル相場への不満を高らかに訴えた。

日用品大手の米キンバリークラーク(KMB.N: 株価, 企業情報, レポート)の幹部は「よりネガティブな為替環境」について言及、同業のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)(PG.N: 株価, 企業情報, レポート)もドル高を指摘したほか、米化学最大手デュポン(DD.N: 株価, 企業情報, レポート)は悪化する業績への逆風の強まりに言及した。

S&P500企業約250社をロイターが分析したところ、4社に1社が今四半期、ドル高を背景に海外での販売競争における不利な状況を訴えた。

各社は、今年下半期に向けて為替のマイナス効果を特に懸念しており、日用品大手コルゲート・パルモリブをはじめ、ドル高を理由に通年の業績見通しを下方修正する企業もあった。

多くの企業がそのような見方をするのは当然だ。大半のエコノミストはドルが今年上昇すると予想している。8月9日発表のロイター調査では、向こう6カ月でユーロ/ドルが1.260ドルまで下落するとの見方が示された。16日時点では、ユーロは1.333ドルだった。対円では、ドルは向こう6カ月で現在の97.59円から104円まで上昇すると予想されている。

ただ、ドル相場は高いボラティリティを示してきたにもかかわらず、年初来の上げはさほど大きくなく、このところは対ユーロ、対円、対ポンドで下落している。ドル指数.DXYは第3・四半期に入って2.2%低下しており、年初来ではわずか2%しか上昇していない。

<言い訳探し>

ドルは世界経済の低迷の言い訳にされやすいのかもしれない。S&P500企業の中でも、ハイテクから日用品業界にいたる海外でのエクスポージャー比率がより高い企業の第2・四半期決算はアンダーパフォームした。代表的な企業であるシスコシステムズ(CSCO.O: 株価, 企業情報, レポート)とウォルマート・ストアーズ(WMT.N: 株価, 企業情報, レポート)はともに、さえない業績の理由に海外事業の不振を挙げた。

売上高の半分以上を米国外が占める企業の利益は前年比4.9%減少したのと対照的に、売上高の国内比率が高い企業の利益は同7.6%増加した。

「利益は足踏み状態にあるため、おそらく(最高財務責任者らは)利益が伸びない状況を正当化し、それを言い訳にしようとしているのだろう」とバラック・ヤード・アドバイザーズ(米ペンシルバニア州)の最高投資責任者兼ポートフォリオマネジャー、Martin Leclerc氏は述べた。

多くの企業がドル相場と為替環境をマイナス要因に挙げる一方、大半の企業はドル相場がもたらすマイナスの影響にどう対応するかについてほとんど手がかりを示していない。

P&Gは為替リスクの管理戦略について、換算上のエクスポージャーはヘッジせず、代わりに自然的かつオペレーション上のヘッジを好む、としている。

米日用品メーカー、クロロックスのスティーブ・ロブ最高財務責任者(CFO)は8月1日の電話会議で、ドル相場について「下向きの圧力を与えるだろうが、それがどのようになるかを想定するには時期尚早だと考える」と述べた。

他の企業は状況を注視する姿勢だが、一部には、ドル高の影響は一時的とする企業さえあり、このところのドル相場の動向はこうした考えが正しい可能性を示唆している。
 

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ギリシャの民営化庁会長が更迭、接待報道受け
2013年 08月 19日 11:35 JST
[アテネ 18日 ロイター] - ギリシャ政府は18日、倫理上の理由から民営化庁会長のステリオス・スタブリディス氏を更迭した。同氏が国営企業株を取得したばかりの実業家の自家用機で休暇に出かけたと報じられたことを受けた措置。

財務省は18日、短い声明を発表し、「ストゥルナラス財務相がきょう、ステリオス・スタブリディス民営化庁会長の辞任を求めた」ことを明らかにした。

同庁責任者の交代は半年足らずで2回目で、ギリシャの民営化プログラムをめぐる議論が再燃するのは必至の情勢だ。

同国に支援を行っている欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)にとっては、ギリシャの民営化の遅れや収入未達が頭痛の種になっている。

国際支援団は7月、2013年の民営化収入目標を10億ユーロ引き下げ、民営化庁の運営方法を見直すと発表した。

ただ、民営化庁のヤニス・エミリス最高責任者はロイターに対し、スタブリディス会長の辞任で民営化プログラムで影響を受けることはなく、「プログラムの遅れも絶対に発生しない」と述べた。


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