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度重なる解雇から人生を大逆転させた“鉄人女”須田美貴「クビなんて大したことない。人生の肥やしだ、くよくよするな」 
http://www.asyura2.com/13/hasan81/msg/880.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 8 月 23 日 08:14:00: igsppGRN/E9PQ
 

これでもかとばかり襲いかかる災難を乗り越えた須田美貴さん。突き抜けた笑顔で、今は労働者の味方に!


度重なる解雇から人生を大逆転させた“鉄人女”須田美貴「クビなんて大したことない。人生の肥やしだ、くよくよするな」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130823-00000315-playboyz-soci
週プレNEWS 8月23日(金)6時10分配信


「職場でヒドイ目に遭っている人を救いたい」―。そんな思いで現在、社労士として活躍中の須田美貴さん。セクハラ、パワハラ、不当解雇……。数々の地獄から這い上がってきた彼女に体験談を語ってもらった。

■“クビ”なんて、ネタにすればいい

始まりはセクハラだった―。

大学卒業後の24歳のときに就職した学習塾でのことだ。

「職場でふたりになると『今日は生理だね。顔を見ればわかるよ』などと言ってくる気持ち悪い上司がいたんです。もともと下ネタは平気なんですが、彼の発言にはどうしても耐えられなかった。課長に訴えても、『あ、そう』だけ。すぐに辞めました」

転職先の私立学校では……。

「ある日を境に先輩から『臭い』と言われ、職場イジメが始まりました。『臭いから』と職員室からも追い出され、理科準備室が私の職場に……。校長に助けを求めに行ったら、『いじめられるほうが悪い』とひと言。もうココでは働けないと思って学校を去りました」

退職後はバイトに明け暮れる日々。早朝は運送会社、昼はチラシ配り、夜は工場のライン……。その後、転職した労働保険組合事務所では労災隠しの被害者に。

「自転車で役所回りをしていたときに事故に遭い、労災の申請を上司にお願いしたんですが、『本部に知れたらどうするんだ。黙っとけ』と言われました」

次の転職先はブラック企業だ。

「有名な資格予備校ですが、業績不振を理由に突然、手紙で解雇を告げられました。あまりにも急なので翌日も出社し、デスクのパソコンを立ち上げようとパスワードを入力したらエラー表示……。しばらくすると人事部と監査部の社員がやって来て、『不法侵入で通報するぞ』『10分以内に出ていかないと私物を捨てるぞ』と言われ、やむなく会社を後にしました」
地獄に落ち、這い上がったと思ったら、また突き落とされる。

「もう、入る会社すべてがブラック(苦笑)。その後、勤めた病院でも、『歯科医になった娘のために院内に歯科クリニックをつくる』という理事長の方針で整理解雇されましたから。でも、ここまで重なるんだから“自分は持ってる”と前向きに思えるようになったんです」

そんな彼女を後押ししたのが、32歳のときに取得した社労士の資格。

「この波瀾万丈な職業人生を自虐ネタにしながら、困っている人の助けになろう」と、社労士事務所を開設した。

“自虐ネタ”を生かした彼女の仕事ぶりは評判を呼び、社労士として独立に成功。24時間、電話相談を受けつける「労働者を守る会」も設立した。「目指すは“労働相談のコンビニ”」と話す彼女は、こう語る。

「クビにビクビクすることも、くよくよすることもありません。クビになった経験は人生の肥やしになりますから。“自虐ネタ”にするくらいが、ちょうどいいんです」

【解雇トラブルに遭ったときの駆け込み寺】
●日本労働組合総連合会(連合)
TEL 0120−154−052
労働組合のナショナルセンター。全国53の産業別労働組合が加盟し、あらゆる相談に応じてくれる

●全国労働組合総連合(全労連)
TEL 0120−378−060
全国どこからでも近くの労働相談センターにつながる。さまざまな労使トラブルに対応してくれる

●NPO法人労働相談センター
TEL 03−3604−1294
あらゆる労働相談に対応。全国のユニオンの中から最寄りのユニオンも紹介(平日9〜17時、日曜12〜17時)

(取材・文/興山英雄)


 

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コメント
 
01. 2013年8月23日 19:20:31 : niiL5nr8dQ
出産した社員…いらないの? すでに後任・「戻せない」
写真・図版
退職と引き換えでも「復職証明書」が欲しかった。これがないと子どもたちが保育園を退園になりかねない(写真は一部加工しています)
 【岡林佐和、高橋末菜】子どもたちが眠ったら、寝室を抜け出してリビングのパソコンの前に座る。転職サイトに目を通しながら東京都内の女性(32)は、思わずため息をついた。
28日のソーシャルAで「育休男子」
 この前の面接は、感触がよかった。「あなたの経歴なら営業アシスタントはどうか」と打診された。でもだめだった。「下のお子さんはおいくつでしたっけ」と聞かれたことがひっかかる。夫と3歳、1歳の娘の4人家族。子どもたちはかわいい盛りだ。でもふと思う。「子どもがいなければ、仕事が決まるのかな」
 本当は5月、次女の育児休業から復帰するはずだった。診療所の受付で働いていた。復帰直前、上司から呼び出され「元の仕事には戻せない」と告げられた。すでに後任が決まっていた。事実上の退職勧奨だった。
 不誠実な職場の対応に見切りをつけた。賃金3カ月分の解決金と、「復職証明書」をもらうことを条件に辞めた。職場復帰をはたしたことを示す復職証明書がないと、子どもたちが保育園を退園になりかねない。万が一退園なら、育児に時間がとられて次の就職活動もままならない。
 以前は外資系の大手生命保険会社で営業職についていた。終電帰りもしばしば。でも自分なりの工夫を凝らして保険を売るのはおもしろかった。
 しかし、長女の出産後、育休から復帰すると、事態がかわった。子どものいない頃と同じ成果を求められ、短時間勤務(時短)などの制度は使えなかった。
 当時は午前7時前、寝ている夫と子どもを残して出勤。働く同僚を横目に午後7時に退社、保育園に迎えに走った。ごはんを食べさせ風呂にいれ、子どもが寝たあとに、残った仕事をかたづけた。出張に子どもを連れて行くこともあった。夫は週末の出勤もあるため、子どもの面倒は自分だけ。休まる日はない。
 半年で、体調を崩した。「この仕事ではとても続けていけない」。両立できる仕事をしたいと探したのが診療所だった。2人目の子どもが欲しいことも、子育てとの両立をしたいことも話したうえでの採用だったのに――。
 待機児童の多い地域で、保育園に入るにも苦労した。長女と次女は別々だ。「子どもを育てながら働くって、もっと普通にできる時代だと思っていた」
■時短利用者に転勤辞令
 1人目の子どもの出産を機に、仕事を辞める女性は6割にのぼる。傾向はこの30年間、変わっていない。法律が整い、育休や時短制度など両立支援策が充実したにもかかわらずだ。
 退職理由を聞いた国の調査(複数回答、2011年度)では、「家事・育児に専念するため」が34・5%。一方で「就業時間が長い、不規則」(26・1%)、「勤務先の両立支援制度が不十分」(21・2%)が目立つ。出産し職場に戻った女性たちは転勤や長時間労働の壁に立ちすくむ。
 「異動ってことで」。東京都内のIT企業で時短制度を使って働く30代の女性は今年、上司から告げられた。異動先は西日本にある事業所だ。1歳の女の子がいると会社は知っているのに。
 女性が「断ったら、会社を辞めてください、ということですか」と聞くと、上司は「そうですね」と答えた。ついに来たか――。
 これまでも、時短で働いていた女性たちが転勤の辞令を受けていた。子どもが小さいため受け入れられず、会社を辞めたと聞いた。自分のところも、子どもはしょっちゅう熱を出す。夫だけで育てるのは難しい。転勤先に連れていくにしても、認可保育園の新年度からの入園申請には間に合わない。子どもは今の保育園にようやく慣れ、環境を変えるのもつらい。
 「転勤には応じられません」と人事担当者に伝えた。すると「退職を選んだということになる」と告げられた。会社は、時短社員が遠くに転勤できないことをわかって命じているように感じた。子どもが3歳になり、時短制度が使えなくなると、多くの女性たちが正社員から時給制度の契約社員に切り替えているのが現実だ。
 「子どもを産んだ女性社員はいらない。それが会社の本音なのでしょうか」。退職を決めたが、裁判所に労働審判を申し立て、退職理由を会社都合にすることと、解決金を求めている。会社がしていることは間違っているのではないか。それを証明したい一心だ。
     ◇
 子どもを産み、育てながら働き続けることが難しい。両立を阻まれ、苦悩する人たちを取材した。
     ◇ 
■ご意見・ご感想をお寄せ下さい。メールは、t-rodo@asahi.com。FAXは、03・5541・8428です。
     ◇
 朝日新聞では28日、実際の紙面とデジタルが連動する企画「social(ソーシャル)A」=http://www.asahi.com/sns/sociala=を実施します。テーマは「育休男子は増えるか」。有識者がソーシャルA委員として記事への感想を、デジタル紙面にツイッターで投稿します。読者の皆さんのつぶやきもタイムライン(#socialA)で紹介します。30日朝刊の「両立サバイバル」も連動させる予定です。
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