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米国が再び債務上限問題で揺れている! 小笠原 誠治 
http://www.asyura2.com/13/hasan82/msg/649.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 9 月 26 日 01:06:00: igsppGRN/E9PQ
 

http://bylines.news.yahoo.co.jp/ogasawaraseiji/20130925-00028395/
2013年9月25日 11時55分 小笠原 誠治 | 経済コラムニスト


9月も残り少なくなりました。でも、なかなか涼しくなりませんね。

いずれにしても今週末にはあまちゃんも終わり、そして、来週火曜日からは10月となる。

10月になると言っても、日本では、それほど何かが変わるという感じはないのですが‥しかし、アメリカは違います。

何故か? それは、10月から新年度が始まるからなのです。

「アメリカの学校は、9月から新学期が始まるよね、10月ではなく‥」

それはそうなのですが‥政府は10月からが新年度を迎えるのです。つまり、10月から新しい会計年度に入る、と。そして、新しい会計年度に入るということは、新しい会計年度の予算が必要であり‥そして、そのための借入権限を連邦政府に認める必要があるということなのです。

では、アメリカは、準備万端なのか?

答えは、その反対! 何にも決まっていないと言ってもいいほど。それにまたしても連邦政府の借入限度枠が問題になっているのです。つまり、連邦政府の借入額が限度ギリギリになっており、このままの状況では10月の半ばには限度を超すことになり、連邦政府は資金繰りがつかなくなってしまうことが懸念されているのです。

「またなの?」

そうなのです。またしても同じことを繰り返すアメリカ! 何故そのようなことが繰り返されるかと言えば‥一言で言うならば、議会が捻じれているから。下院は共和党が多数を占め、その反対に上院は民主党が占めているからなのです。

「妥協はあり得ないの?」

妥協があり得ないのかと聞かれれば‥全然妥協があり得ない訳ではないものの、最後まで突っ張りとおすことが当たり前みたいになっているのです。

しかし、いずれにしても、今までも散々世界中の人々を心配させながらもどうにかやってきている訳であり‥というか、本来であれば、債務限度枠の問題や財政の崖の問題で、米国の経済が大変深刻な状況に陥っていてもおかしくないのに‥実際には拍子抜けをするほどまあまあどうにかやっているのです。

ということで、益々アメリカの政治家たちは高を括っているようにしか思えないのです。

お互いに足の引っ張り合いのようなことを続ければ、本当に政府機関の閉鎖や、財政の破綻という最悪の事態が発生するかもしれないというのに‥まさか相手方が最後まで突っ張りとおすことはないだろうという思いでチキンレースを続けているのです。

「今は、何が一番問題なの?」

依然としてオバマ大統領が導入した医療保険制度が問題になっているようです。共和党の方は、どうにかしてオバマケアを潰してしまいたい、と。一方の、民主党は、それこそが弱者のための政策のシンボルだから、どうしても維持したい、と。

私は、普段はオバマ大統領にシンパシーを感じることは少ないのですが‥このオバマケアについては、大統領の考えの方が正しいような気がします。というよりも、一旦成立したオバマケアをいつまで経っても認めようとしない共和党の人々の考え方が理解できない、と。

いずれにしても、今回もまたタイムリミットぎりぎりまでチキンレースが続くものと予想されます。しかし、その一方で、慣れてきたせいか多分今回も危機は回避されるであろうと予想する人々が殆どではないでしょうか?

今年の始めの財政の崖の問題も、あれだけ大騒ぎをさせながら特段支障が出ているようにも見えない訳ですから‥アメリカのことについて真剣に考えるのはバカバカしいと感じている人が多いのではないでしょうか。

しかし、そのようなときこそ危ないのです。多分なんとかなるだろうと皆が思うから、気が緩んでしまうのです。

そして、仮に本当に連邦政府が資金繰りがつかなくなってしまうと、一時的かもしれませんが、米国債が暴落するような局面も想像できないではないのです。

では、そうした事態に仮に陥ったとして、日本にはどのような影響を及ぼすのでしょうか?

円が逃避通貨とみなされ、円高が進むのか? それとも、日本の国債に関しても連想ゲームで暴落してしまうのか?

難しすぎてなんとも言えません。ただ、日本としては急激な円高が進むのも、逆に、国債が暴落して円安がさらに進むのも、どちらにしても深刻な影響を及ぶすことが懸念されるのです。

何故かと言えば、再び1ドル80円台前後にまで円高が進めば、心理的に相当のダメージを与えるだけではなく、これまでのアベノミクス効果が全て剥ぎ取られてしまうからです。そして、逆に国債が暴落するようなことが起きれば、仮に円安が進んでも、長期金利の急上昇を伴うので、それもまた経済を混乱させてしまうからなのです。

以上


小笠原 誠治
経済コラムニスト

小笠原誠治(おがさわら・せいじ)経済コラムニスト。1953年6月生まれ。著書に「マクロ経済学がよーくわかる本」「経済指標の読み解き方がよーくわかる本」(いずれも秀和システム)など。「リカードの経済学講座」を開催中。難しい経済の話を分かりすく解説するのが使命だと思っています。


 

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コメント
 
01. 2013年9月26日 11:04:45 : nJF6kGWndY

>円が逃避通貨とみなされ、円高が進むのか? それとも、日本の国債に関しても連想ゲームで暴落してしまうのか?

当面、国債暴落(長期金利>5%)はない

せいぜいドル90円前半に行く程度だろうが、

そうなれば絶好の買いチャンスだろうな



02. 2013年9月26日 13:02:09 : niiL5nr8dQ
米下院が債務上限引き上げで27日にも採決、上院は暫定予算案で前進
2013年 09月 26日 08:31 JST
[ワシントン 25日 ロイター] - 共和党の下院指導部は所属議員に対し、債務上限引き上げ法案の採決を27日にも採決する可能性があると通知した。

一方、ルー米財務長官は、10月17日に政府の手元資金はわずか300億ドル程度になるとして、債務上限を現在の16兆7000億ドルから引き上げるよう求めた。

10月の政府機関閉鎖回避に向けた暫定予算案をめぐり、上院では予算案の審議を進めるための動議が全会一致で可決された。

共和党が制する下院では、医療保険改革(オバマケア)への予算打ち切りを盛り込んだ暫定予算案がすでに可決されており、これをめぐる両院での民主・共和両党の駆け引きが本格化する。

上院では暫定予算をめぐり保守運動ティーパーティ(茶会)系のクルーズ議員が前日から、オバマケア批判を中心に21時間19分にわたりロングラン演説を行っていた。

月末が近くなり政府機関閉鎖の可能性が高まるなか、下院民主党幹部は、閉鎖回避と債務上限をめぐり共和党指導部から接触されていないとし、協議が進まずに政府機関が閉鎖されることに懸念を示した。

上院では暫定予算案を今週末にも可決するため、25日中にも別の動議を可決する見込み。

25日に公表されたニューヨーク・タイムズ/CBSの世論調査では、政府あるいは共和党が自らの目的を達成に向けて予算案で合意できず、政府機関が閉鎖に追い込まれる事態について、10人中8人が容認できないと答えた。





焦点:米FRBの緩和縮小見送り、第4四半期の投資戦略に陰り
2013年 09月 26日 12:15 JST
[ロンドン 25日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が先週、量的緩和の縮小を見送ったが、投資家は喜ぶどころか、この決定が持つ米国の景気見通しへの含意について懸念している。

第3・四半期に支配的だった3種類の投資プレー、すなわち債券よりも株、新興国よりも先進国、米国よりも欧州を選好するという戦略はいったん息切れしたが、第4・四半期を数日後に控えた今、息を吹き返しそうな様子だ。

先週は米国債利回りの低下につれて世界的に債券利回りが低下し、ドルは主要通貨バスケットに対して1%下落、原油は2%下がって世界の株価指数.MIWO00000PUSは横ばいとなった。

これはFRBの緩和縮小観測につながった市場の米景気回復への確信が揺らいだことを示唆している。

HSBCの資産配分グローバルヘッド、フレドリック・ナーブランド氏は「FRBは行動を見送ったことで、どちらかといえば信認に疑問符が付いたと思うし、経済指標重視の彼らの姿勢は市場のボラティリティを抑えるよりむしろ高めそうだ」と話す。

ナーブランド氏は先週の連邦公開市場委員会(FOMC)前から米景気の行方に懸念を抱いており、今もそれは変わっていない。「われわれはソブリン債、中でも米国債の持ち高を比較的大きくしたままだ。景気が一段とふらつきそうなことを示す証拠が確かに認められる」と述べた。

<何はともあれ経済指標>

FRBが経済指標、とりわけ雇用指標重視の姿勢をあらためて示したことで、10月4日発表の米雇用統計と、第3・四半期決算シーズンの幕開けの注目度が高まりそうだ。

ラボバンクのシニア債券ストラテジスト、リチャード・マグワイア氏は、FRBの緩和縮小見送りにより、市場は「指標への反応の仕方において非対称的なバイアス」を持つことになったと指摘。「市場の基本的スタンスに変化が生じた。現在の標準的見方は、流動性を引き揚げますよと告げられるまでは潤沢な流動性供給が続く、というものだ」と付け加えた。

FOMC直後に実施したエコノミスト対象のロイター調査では、FRBの債券買い入れプログラムが12月に150億ドル縮小されるとの見方が示されたが、一部には2014年初めまで縮小が見送られるリスクを指摘する声もあった。

多くの市場関係者は、指標発表の前後には相場変動が激しさを増すことになると予想しているが、まだ幅広い資産クラスにそうした動きが広がっているわけではない。

外為市場では、ユーロ/ドルの1カ月のボラティリティが2012年12月以来で最低となっている。株式市場でも、ユーロSTOXX50ボラティリティ指数.V2TXが12%低下、米国のVIX指数.VIXも2.5%低下した。

ユニオン・バンケール・プリベのファンドマネジャー、フェアーズ・ベヌアリ氏は、経済成長に敏感な株式の保有を増やしたことに今でも満足しているとした上で、経済政策の観点からは見通しが以前より不透明になったと言う。

こうしたことから、ベアヌリ氏は決算シーズンによって自らの強気姿勢が正当化されると期待。「第3・四半期決算シーズンは上期に比べて幾分改善しそうだが、通年の1株当たり利益見通しの上方修正にはつながりそうにない。もっとも、2014年の見通しについては各社の最高経営責任者(CEO)から慎重ながら楽観的な言葉が発せられ始めるだろう」と話した。

ヘッジファンドも今年の着実な株価上昇基調が続くと予想しているようだ。ヘッジファンドのある投資家によると、「ロング・ショート」戦略のファンドはFOMC後に米国株のロングポジションを差し引き2%増やしている。

しかしトムソン・ロイター・スターマインのデータによると、欧州と米国の格差は大きく開いたままで、実体経済の改善を理由に投資している投資家にとっては落とし穴となりかねない。

このデータによると、ユーロSTOXX50指数を構成する欧州優良企業は利益が前年度比9.3%減少する見通しなのに対し、米優良企業は2.2%の増加が見込まれている。

2014年の業績については、ユーロSTOXX600.STOXXの組み入れ企業では過去30日間アナリストによる見通しの下方修正が上方修正を35%上回った。S&P500種総合株価指数.SPXではこの差が12%だ。

(Simon Jessop、 Emelia Sithole-Matarise記者)


03. 2013年9月27日 20:43:10 : KOuPsoorRU
一応経済ジャーナリストなのだから、どうなるか予想できないではなく間違っていても自分の考えを書いて欲しい。
さて何でもそうだが一応壁をつくれば必ずいつかその壁は崩れると考えるのが妥当ではないだろうか。小泉竹中の時日本の1000万までの預金保証も似たようなものだ。つぶれる銀行が出てくる事を予想した措置だろう。そういうたぐいの話が色々出てくるのではないか。もともと予想しての事だから安心しているといつの日か穴にはまる。

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