http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131011/t10015203511000.html
10月11日 9時53分

中国の中央銀行＝中国人民銀行の易綱副総裁は、ことし１年間の中国のＧＤＰ＝国内総生産の伸び率が７．６％程度になるという見通しを明らかにし、景気の減速にはすでに歯止めがかかったという認識を示しました。

中国人民銀行の易綱副総裁は、１０日、ワシントンで開かれた世界経済を巡る討論会に出席しました。

この中で易副総裁は、中国の金融市場を混乱させた銀行を介さない金融取引＝いわゆるシャドーバンキングを巡る問題や、拡大する地方債務など中国経済を巡る懸念材料について、政府が管理できているという認識を示しました。

そして「ことし７月から９月までの第３四半期の経済統計は上向いている」としたうえで、ことし１年間のＧＤＰの伸び率について「７．５％を上回ることは確実で、おそらく７．６％程度になるだろう」と述べました。

中国のＧＤＰの伸び率は、ことし４月から６月までの第２四半期まで２期続けて前の期を下回りましたが、易副総裁の発言は、こうした景気の減速にはすでに歯止めがかかったという認識を示したものです。

また易副総裁は、アメリカで議会の与野党の対立から政府が債務不履行に陥りかねない問題について、新興国経済の回復の障害になるなどとして、アメリカが早期に問題を解決するよう求めました。

コメント
01. 2013年10月13日 12:49:30 : KOuPsoorRU 日本よりいいですね。そして日本はこれからどうなるのでしょう。消費税増税が効いてきます。安倍は両立させると言っているが原則無視の詐欺言葉だ。

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