http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MV7B0E6KLVR701.html
2013/10/25 12:18 JST

　10月25日（ブルームバーグ）：11月に開かれる中国共産党の第18期中央委員会第３回総会（３中総会）終了後、同国が深刻な景気減速や信用危機に陥る確率は低下すると予想されていることが、ブルームバーグ・ニュースの調査で分かった。党指導部が地方政府の債務問題や金融改革に取り組むためだ。

アナリスト23人中15人が、３中総会で打ち出される政策がそうしたリスクを減らすと予想した。また、中国が2030年までに高所得国になる目標の達成にこれら政策が寄与すると、半数以上が回答した。

今年に入り、ソシエテ・ジェネラルが中国企業の資金繰りについて警鐘を鳴らし、空売り投資家のジム・チャノス氏は中国で５年以内に「クレジットイベント（信用事由）」が発生すると予想したが、今回の調査結果で示された信頼感はそれらとは対照的だ。問題は習近平国家主席と李克強首相が７％成長を維持するための政策シフトについて期待に沿えるかどうかだ。

バークレイズの中国担当エコノミスト、常健氏（香港在勤）は「中国経済の成長潜在力を引き出してリスクを減らすには改革が唯一の方法となる段階に達している」と指摘。改革が「小さ過ぎて遅過ぎるものとなるリスクは明らかに存在する」と述べた。
原題：China Crisis Odds Seen Lowered With Reforms From PartyMeeting（抜粋）

コメント
01. ほんの一言 2013年10月25日 20:31:48 : Ul.1Wje9FqLxA : c50HY2izuo 「アナリスト２３人中１５人が３中総会で打ち出される政策がリスクを減らすと予想した」とのことですが、一体どんな政策が打ち出されるのでしょう。 空売り派が勝つかどうかはわかりませんが、ブルームバーグのこの記事は何を言いたいのかよく解りませんね。

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