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金価格が約1ヶ月ぶりの高値圏へ 〜そのロジックと今後の展望〜 
http://www.asyura2.com/13/hasan83/msg/507.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 10 月 29 日 01:06:00: igsppGRN/E9PQ
 

金価格が約1ヶ月ぶりの高値圏へ 〜そのロジックと今後の展望〜
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kosugetsutomu/20131028-00029302/
2013年10月28日 18時48分 小菅努 | 大起産業(株)情報調査室室長/商品アナリスト


内外の金価格が再び地合を引き締めている。COMEX金先物相場は、10月15日安値の1オンス=1,251.00ドルをボトムに、25日終値では1,352.50ドルまで、2週間で累計100ドルを超える反発となっている。東京商品取引所(TOCOM)の円建て金先物価格も、1グラム=4,250円前後と約1ヶ月ぶりの高値を更新しており、9月から10月上旬にかけての全面安の流れが巻き戻されている。

金価格反発の原動力となっているのは、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融緩和が長期化するとの期待感・警戒感である。

従来、バーナンキFRB議長は「年内の債券購入縮小」、「来年半ばの債券購入停止」というスケジュールをマーケットに提示し、金価格もこうした見通しを織り込む形で価格水準を切り下げてきた。米金融政策が正常化に向かうのであれば、ペーパー通貨に対する代替性が評価されてきた金価格が高値を維持する必要性は乏しくなるためだ。少なくとも、他資産価格を上回るようなパフォーマンスは要求されないことになり、逆に今年のコモディティ市況安を先導する役割を果たしてきた。

しかし、米連邦債務上限を巡る一連の混乱を受けて、この見通しが修整を迫られていることが、金価格の反発を促している。現在の市場コンセンサスは、少なくとも来年3月までは量的緩和政策の規模縮小(=テーパリング)は困難との見方に傾いており、12月米連邦公開市場委員会(FOMC)での政策変更を見込んで金相場を売り込んできた投機筋が、損益確定のための買い戻しを迫られている。

■基本的な相場構造は何も変わっていない
問題はこれによって金価格が再び上昇トレンドに回帰するか否かであるが、一時的な修整高との理解で十分だろう。

少なくとも今後5ヶ月程度は毎月850億ドル(約8兆3,000億)のペースでドル紙幣が増刷されることになり、ドルの通貨価値を毀損する動きは継続されることになる。ただ、これのみでは再び投機マネーが金市場に本格流入するのは困難な状況にあるためだ。

確かに金融政策見通しは修正を迫られているが、そこで問われているのは「緩和縮小の開始時期が数ヶ月先送りされるか否か」といったレベルの議論であり、金価格のトレンドにとっては些細な問題に過ぎない。従来想定されていたよりもドル紙幣の最終的な供給量は上振れすることになるが、テーパリングに向けての流れそのものが修整されない限り、再び金相場を買い進むことは難しい。

実際、米株式相場は改めて過去最高値更新を窺う展開になっているが、コモディティ市況は寧ろ軟化しており、単純なリスクオン投資の動きは見られない。米国債が再び買われているものの、こちらも5月から9月にかけての強力な売り圧力の記憶が新しく、改めて米国債の保有を拡大することには慎重ムードが目立つ。

結局の所は、資産価格のトレンドに修整を迫るような材料とは評価されていないと言うことである。目先は米金融政策見通しに関する市場コンセンサス修整という一時的なショックを吸収する必要があるため、金価格は乱高下を繰り返すことになるだろう。金融政策見通しの不確実性が高まる中、短期筋の売買が乱高下することは許容せざるを得ない。

ただ、米経済環境、及び、金融政策環境の正常化というメガトレンドが維持される限りにおいては、金価格が本格的な上昇トレンドを形成する可能性は低い。ここから原油価格が8月同様に急騰するような事態にならない限りは、ダウントレンドにおける一時的な修整高との理解で十分と考えている。


TOCOM金先物相場
http://rpr.c.yimg.jp/im_siggZH7M94g.NupT0W9HDzSmqA---x512-n1/amd/20131028-00029302-roupeiro-001-3-view.gif


 

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コメント
 
01. 2013年10月29日 06:07:39 : 870wpptx8Q
緩和縮小。。。テーパリング。。。絵に描いた餅。。。

02. 2013年10月29日 10:00:16 : AVoYERExno
3000/gになるのを待っているのですが、、、、

03. 2013年10月29日 10:04:34 : nfNnGjZamY
とりあえず、控えめの感想で、あたらず触らず
か。

しかし、米国は相当ドル紙幣刷ってますから
わかりませんよ〜。


04. 2013年10月29日 14:23:59 : e9xeV93vFQ
豪ドルは「大幅に」下落する可能性、交易条件の悪化で=中銀総裁
2013年 10月 29日 09:07 JST
[シドニー 29日 ロイター] -豪準備銀行(RBA)のスティーブンス総裁は29日、交易条件の悪化を考えると、豪ドルは将来のいずれかの時点で「大幅に」下落する可能性が高いとの見解を明らかにした。投資関連の会合で講演した。

総裁は住宅価格について、バブルの可能性を懸念するには当たらないと述べたが、借り手と貸し手双方に対して慎重な行動を促した。

総裁は、豪ドルが下落すれば、輸出関連セクターが恩恵を受けるとの認識も示した。

総裁は、豪ドル相場が「異例の高さ」に上昇していると発言。「国内のコスト・生産性の相対的な水準をみると、そうした為替レートには裏付けがない」と述べた。

さらに「交易条件は今後改善ではなく悪化する公算が大きい。このため、将来のある時点で豪ドルが今のレートから大幅に下落する可能性が極めて高い」と述べた。

総裁の発言を受け、豪ドルは一時1豪ドル=0.9541米ドルまで下落。豪ドルは、米量的緩和の縮小見送りなどの影響で過去2カ月で約8%上昇している。

総裁は、FRBが量的緩和の縮小を開始すれば、RBAが直面する政策上の課題が一部軽減されるとも発言。

オーストラリアでは鉱山投資が減速しており、RBAは以前から景気支援のため、豪ドル安が望ましいとの立場を示している。

設備投資全般の見通しについては、低迷が続いており、流れが変わるまで「まだしばらく」時間がかかるのではないかと指摘。

過去数カ月の株価や住宅価格の上昇で、企業や家計の心理は上向いたが、これが消費や投資の拡大につながるかは現時点で判断できないとも述べた。

政策金利は現在、過去最低の2.5%となっているが、市場では追加利下げが必要になるとの見方が多い。

[12削除理由]:無関係な長文多数

05. 2013年10月29日 16:29:54 : BxHBnRQK5w
 Goldについて、この筆者はその本質をほとんど理解していないようですね。緩和縮小に舵を切る って、切ったあとがとんでもなく大変なわけで。縮小宣言すればいいってもんじゃありません。
 多重債務者は債権者に借りたカネは返しません。この期に及んでまだ米国経済が回復する と信じているおバカはどうぞご勝手に。いつフードスタンプが停止されるかって状況です。3日止まったら銃で武装した連中の暴動が全米に拡大する。既にFEMAは戒厳令に向けて準備を完了しつつある。
 縮小だ続行だ なんて矮小な議論はどうでもよい。興味があるのはいつ現行ドルが廃止されて新ドルが出る かだ。

06. 2013年10月29日 16:34:32 : e9xeV93vFQ

焦点:米原油市場が供給過剰に、輸出解禁への議論高まる見通し
2013年 10月 29日 15:40 JST
[ニューヨーク 28日 ロイター] -米原油市場は軽質スイート原油の恒久的な過剰という、今までにない現実に直面する可能性がある。

多くの精製業者が定期点検のために稼働停止となる中、アナリストやトレーダーによると、米シェール油井やカナダのオイルサンド鉱区から産出される原油は一時的に精製業者からの需要を上回っている。

市場の一部がこのような供給過剰に直面したことはあるものの、北米全体に広がるのはシェール革命が起きて以降では初めてだ。国中の貯蔵タンクが準備されており、毎年のように原油不足に見舞われるメキシコ湾岸沿いでこうした動きが特に顕著になっている。

大半のアナリストは、現在の供給過剰状態は一時的なものだとみている。来月には日量約100万バレルの精製能力が定期点検から復帰する見通しで、原油価格は上昇しそうだ。精製業者の多くはラテンアメリカや欧州、アフリカ向けの燃料輸出を行っている。

ただ、主要な原油価格差や原油スプレッドが今月に入って悪化していることは、米原油市場の今後を示唆している。シェールオイル生産の伸びに加え、パイプラインや鉄道ターミナルへの投資がここ3年間続いたことの結果だ。

米原油先物(ウエスト・テキサス・インターミディエート=WTI)と北海ブレントのスプレッドはほんの数日で5ドル拡大し、10月23日には6カ月ぶりの大きな差となる1バレル当たり13ドル強となった。過去最大のスプレッドは2011年に付けた28ドル。

この他の地域の原油価格もプレッシャーにさらされている。ノースダコタ州バッケン地域の1バレル当たり原油価格は今月、米原油先物を14ドル下回った。同州の生産量は増加が続き、オイルブームなどを背景に年末までに日量100万バレルを突破しそうだ。

一時的な供給過剰問題は、原油市場で比較的堅調だったルイジアナ軽質スイート原油にも及んでいる。ロイターのデータによると、同原油価格はWTIをわずかに1ドル上回る程度で、2010年以来の安値となっている。

<シェールブームで時間の問題に>

現在の価格下落が一時的なものとなることはほぼ確実だ。

メキシコ湾岸の精製業者は、7月に95%に落とした稼働率をさらに約87%にまで下げ、点検のために減少した原油需要は日量約77万バレルとなっている。だが、精製業者は既に稼働率を高め始めており、在庫の縮小や価格上昇につながる見込みだ。

精製業者による秋季点検は毎年行われているが、今年は堅調な国内原油生産の影響が市場の反応を増幅させている。

メキシコ湾岸向けの軽質スイート原油輸入は今回、国内原油に取って代わられたために大きく減少。スイート原油の4大供給国であるアルジェリア、アンゴラ、リビア、ナイジェリアからの原油輸入量は、3年前には日量100万バレルを超えていたが、今年7月には日量7万8000バレルとなった。

ただ、北米市場では、軽質スイート原油を域内でこれ以上消化できないポイントが到来しそうだ。専門家によると、生産を抑えるか、もしくは大規模な原油輸出を認めるために米国法の改正を行う必要に迫られる見通しだ。

法改正の議論は米議会でまだ始まっていない。ガソリンやディーゼル油の輸出は自由に認められている一方で、原油輸出はやっかいな問題とみられており、民主党も共和党も乗り気ではない。

しかし、多くの専門家は時間の問題だと指摘。

昨年までホワイトハウスのエネルギー担当シニアアドバイザーを務めていたコロンビア大学世界エネルギー政策センターのディレクター、ジェイソン・ボードフ氏は、シェールブームが価格下落危機に直面すれば、政策当局者らは対応を迫られると指摘。「事態は差し迫っているという事実があり、原油輸出問題は来年の早い時期までに関心が一段と高まるだろう」と述べた。

(Jonathan Leff記者 Matthew Robinson記者 執筆協力 JeaninePrezioso;翻訳 川上健一;編集 田中志保)

[12削除理由]:無関係な長文多数


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