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ガタガタになった内需企業決算
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4568093.html
2013年11月07日 NEVADAブログ
ヤマダ電機、ワタミ、マクドナルド、ケンタッキーの決算が発表になりましたが、皆ガタガタになっています。
 
ヤマダ電機  営業損益 23億円の赤字  最終損益 41億円の赤字
 マクドナルド  営業損益 39.2%減益    最終損益 36.3%減益
 ワタミ      営業損益 37.0%減益    最終損益 55%減益
 ケンタッキー  営業損益 71.0%減益   最終損益 92.6%減益
 
ケンタッキーは前期のEPSは53.64円で、今期は60.17円としていましたが、今や4.46円と激減しており、無配に転落する危機となっています。
   
 ワタミは中間期より本決算は悪化するとしており、最終損益は−66%と激減す予想としています。
 マクドナルドは中間期は10.6%の減収となっており、通期では利益は回復して10%程の純益減と予想していますが、いつも楽観を述べている会社であり、下手しますととんでもない決算数字となるかも知れません。
 (不動産部門からの利益かさ上げがされることもあり、外部からは純益が見えにくくなっています)
 
上記の会社は売り上げも多く、その会社がこれだけの決算を出す今の経済は回復などしていないと言えます。
 
株価(日経平均)は昨日も日銀が118億円ETFを買い入れていますので、何とか14,000円台を維持していますが、内需型企業の実態が明らかになりつつある今、いつまでも買い上げることは不可能と言えます。
 
アベノミクスは輸出企業でも一部の企業だけが恩恵を受けているだけであり、日産も、ソニーも、ニコンも、キャノンもコマツも恩恵は受けていますが、予想を裏切る実績となっており、もし、円安が無ければどんな決算になっていたか、そら恐ろしいものがあります。
 
円安でかさ上げされている今の経済はいずれ剥げ落ちます。
 その時、企業の決算は一層悪化しているはずであり、期待で買い上げた日経平均は急落しましても何ら不思議ではありません。
 
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