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東証新株価指数の衝撃と、高まる市場活性化への期待〜巨額年金運用に影響の可能性も(Business Journal) 
http://www.asyura2.com/13/hasan83/msg/681.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 11 月 08 日 07:37:00: igsppGRN/E9PQ
 

東証新株価指数の衝撃と、高まる市場活性化への期待〜巨額年金運用に影響の可能性も
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131108-00010001-bjournal-bus_all
Business Journal 11月8日(金)3時31分配信


 日本取引所グループ(JPX)と日本経済新聞社は11月6日、新たな株価指数「JPX日経インデックス400」を開発したと発表した。この指数は、東京証券取引所に上場する約3400社の中から、株式の流動性やROE(自己資本利益率)などにおいて一定以上の条件をクリアした400社で構成する。算出は2014年1月6日からで、毎年8月に銘柄の定期入れ替えを実施するという。東証1部銘柄だけでなく、市場2部、マザーズ、ジャスダックからも合計14銘柄が採用されていることが特徴だ。(http://www.tse.or.jp/news/17/b7gje6000003yy0p-att/b7gje6000003yy3w.pdf

 今回の新指数算出開始のインパクトは大きい。およそ120兆円の公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、14年度にも新指数に連動させるかたちで運用を開始するとみられているからだ。報道などを総合すると、新指数での運用額は当初数千億円規模で、その後数兆円規模にまで拡大させる見込み。指数開発の記者会見で、JPXの斉藤惇CEOは「GPIFを訪問して丁寧に説明したい」などと述べ、積極的に利用を促す考えを示している。

 大手調査機関によれば、公的年金だけで国内株のパッシブ運用は13 年3月末時点で18.5兆円と推計される。その他の厚生年金基金や確定給付型年金を含めれば20兆円を大きく上回るとみられる。保守的な運用を行うパッシブの大多数はTOPIX(東証株価指数)を基準としている。TOPIXは東証1部市場に上場する全銘柄(約1700社)の値動きを反映する指数だ。こうした資金の一部が、新指数への移行するとなれば影響は少なくない。

 時価総額の大きさにもかかわらず、今回“落選”した企業には、パナソニックや任天堂などがある。新指数の基準には3年平均のROEや3年累計の営業利益といった項目があり、過去に業績不振だったことが不採用の要因になったとみられている。一方、東証1部以外から採用されるのはネット通販大手の楽天、スマホゲーム「パズル&ドラゴンズ」(パズドラ)がヒットしているガンホー・オンライン・エンターテイメント、日本マクドナルドなど。1部市場の落選銘柄から年金の資金が流出し、新興市場の採用銘柄に流入する動きが予想される。

●ROE重視の経営が広がるか

 市場では「今後は、企業経営者のROEに対する意識が高まるのではないか」(大手証券)との期待感も浮上している。外資系証券によれば「欧米市場のROEはおおむね15%程度に対し、日本は5%程度にとどまっている」という。新指数に採用されることが、外国人投資家も含めた投資家の関心を高めることになる。

 そのため、今回の新指数非採用企業が、ROEを高めるための経営努力をこれまで以上に行なう可能性が大きい。国内企業のROEは海外企業に比べて低いことが、国内株式市場低迷の一因ともみられてきた。今回の新指数導入が市場の活性化につながる可能性もあり、中長期的なポイントになりそうだ。

 一方、国内の運用機関の中には「トラックレコード(過去の収益実績)がない指数をベンチマーク(投資基準)として使うことに対する抵抗感がある」といった声もある。バックテスト(事前のテスト)においての運用では新指数は順調だったものの、短期的には実際にTOPIXを上回る成績が残せるのかにも関心が高まることになりそうだ。

和島英樹/ラジオNIKKEI 記者


 

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コメント
 
01. 2013年11月08日 18:05:24 : e9xeV93vFQ
来週は日経平均1万4000円割れも、円安期待の後退や需給要因が重し
2013年 11月 8日 17:08 JST
[東京 8日 ロイター] - 来週の東京株式市場は上値が重い展開が見込まれている。市場の期待値に届いていない企業業績や円安期待の後退で、日経平均は節目の1万4000円を割り込む場面がありそうだ。信用期日接近やヘッジファンド決算をにらんだ売りも、引き続き重しとなる。

一方、節目を割り込めば、割安感や日銀による買い入れ期待などが株価をサポートするとみられている。

日経平均の予想レンジは1万3700円─1万4300円。

日本株の上値を見込む投資家が少なくなってきている。背景は国内企業業績に対する期待感のはく落だ。キヤノン(7751.T)や、日産自動車(7201.T)、ソニー(6758.T)などの主力株の一角が通期予想を下方修正しているうえ、トヨタ自動車(7203.T)の上方修正後予想も市場期待に届かず、買いの勢いを削いでいるという。

「足元の日経平均の予想1株利益は924円。9月末の914円からたった10円しか増えておらず、決算発表前に高まっていた期待感ははく落した」(岡三証券・日本株式戦略グループ長の石黒英之氏)との見方が大勢だ。

欧州中央銀行(ECB)による予想外の利下げや米量的緩和・第3弾(QE3)縮小の開始時期長期化などを背景に、外為市場で円先安感が後退していることも株価の上値を重くしている。

需給面でも上値に慎重にならざるを得ない。5月高値の信用期日接近やヘッジファンドの決算対策、証券優遇税制の廃止に伴う個人投資家の売りなどが引き続き警戒されている。「裁定買い残が3兆5490億円と高水準にあり、海外株の上昇が止まれば、先物主導で裁定解消売りを誘う動きが出かねない」(準大手証券)との声も出ている。

空売り規制緩和の影響も警戒要因だ。東京証券取引時が発表している売買代金に占める空売り比率は11月7日に30.6%を付け、2012年9月6日以来の高水準となった。空売りの増加は将来的な買い戻し余力の拡大につながるが、目先は下押し圧力になるという。

一方、「日経平均の節目1万4000円が意識する投資家は多く、同水準を大きく割り込むことは想定しづらい」(東洋証券ストラテジストの檜和田浩昭氏)との見方もある。下値では売り方の買い戻しに加え、値ごろ感や割安感による買いも入りやすい。

1万4000円を下回った10月上旬には、日銀による柔軟な指数連動型上場投資信託受益権(ETF)買い入れなどで下値の頑強さを示した。日銀による購入額のペースは鈍っているものの、「一定の下支え効果は健在」(国内証券)という。日経平均は10月8日の安値1万3748円94銭が目先の下値めどとみられている。

全般相場に方向感を見出しづらいなか、企業決算が引き続き注目される。大成建設 (1801.T)、大林組 (1802.T)などの建設株のほか、メガバンク3行や第一生命保険 (8750.T)など金融系の企業が発表する。

国内経済指標では、7─9月期GDP(14日)や9月機械受注(13日)などが注目される。海外では10月米財政収支(13日)や11月米NY州製造業業況指数、10月米鉱工業生産(ともに15日)など。14日には上院銀行委員会がイエレン氏のFRB議長指名公聴会を開く。

(株式マーケットチーム)


 


海外勢2週ぶり日本株買う、個人は大幅売りに−10月5週需給 
  11月8日(ブルームバーグ):10月第5週(10月28日−11月1日)の日本株市場で、海外投資家は2週ぶりに買い越したことが東京証券取引所の公表データで分かった。堅調な海外市場が追い風となった。
東証が8日に発表した同週の投資部門別売買動向(東証、名証の1・2部等合計)によると、海外投資家 は差し引き2278億円買い越した。前の週は242億円の売り越しだった。
10月5週の日経平均株価 は週間で0.8%高の1万4201円57銭と反発。余剰マネーの押し上げで米国やドイツの株価指数が史上最高値を更新し、日本株にもリスク選好の買いが入ったほか、ドル・円相場がやや円安方向で推移したことも支援した。
立花証券の平野憲一マーケットアナリストは、海外ファンドが相場観を持って主体的に買っているというよりは、「グローバルに投資する機関投資家が、海外市場の上昇に合わせてウエート調整する目的で日本株を買っている側面が大きい」と見ていた。
年金基金などの動向を反映する信託銀行 は3週ぶりに買い越し、買越額は289億円。一方、個人投資家 は2週ぶりに売り越しに転じ、売越額は2222億円だった。生・損保は9週連続の売り越し(167億円)。
月間動向、海外勢や投信買い越し 
同時に公表された10月月間(9月30日−11月1日)の動向では、海外投資家は6950億円買い越し、買い越しは2カ月連続。ただ、金額は前月の8064億円から縮小した。投資信託 は7カ月連続の買い越しで、買越額は1119億円。
一方、個人 は2カ月連続の売り越し。売越額は3896億円と、前の月の1兆1337億円からは大きく減った。信託銀は2カ月連続の売り越し(1212億円)、生・損保は14カ月連続の売り越し(512億円)だった。 

更新日時: 2013/11/08 17:14 JST


 

【日本株週間展望】指数こう着、決算受け選別−中国がリスク 

  11月8日(ブルームバーグ):11月2週(11−15日)の日本株は、こう着感の強い展開に終始しそう。為替や米国景気などマクロ統計面からの支援材料に欠け、決算を受けた個別銘柄選別の動きが中心となる。中国では、共産党の第18期中央委員会第三回総会(三中全会)が12日まで開かれ、同国市場を通じて日本株が影響を受ける可能性もある。
パインブリッジ・インベストメンツの前野達志執行役員は、相場を方向付ける手掛かり材料待ちで、「もうしばらくは方向感のない動きが続くだろう」と予想する。国内の企業決算の内容は、「全体として想定ラインで力強さに欠け、マクロ材料の乏しさが上値を抑える形になっている」と言う。
第1週のTOPIX は、前の週末に比べ0.6%安の1176.42と反落。欧州中央銀行(ECB)の予想外の政策金利引き下げでユーロ・円相場が円高方向に振れ、これを嫌気した8日の下げで週間のパフォーマンスがマイナスになった。決算を受けた選別投資の色合いも濃く、好調な大手自動車の中で唯一、上期が営業減益だった日産自動車など業況がさえなかった銘柄の下落も相場全般の上値を抑えた。
第2週は、金融セクターを中心に主要企業の決算発表が続く。12日は三井住友フィナンシャルグループ や鹿島、いすゞ自動車、13日に電通やグリー、14日は三菱UFJフィナンシャル・グループやみずほフィナンシャルグループ、第一生命保険が開示予定だ。
ブルームバーグ・データによると、10月15日以降に決算を発表した東証1部上場企業の中で、上期の1株利益が市場予想を上回った企業は63%。実績と市場予想との乖離(かいり)率の上位にはセイコーエプソン やパナソニック 、東京製鉄などが並ぶ。業績は総じて堅調だが、通期計画を上方修正したトヨタ自動車が決算発表の翌日に売られるなど、事前の期待が高かっただけに、市場全体では好感する動きに乏しい。
SMBC日興証券の坂上亮太チーフ株式ストラテジストは、「内外とも大きなイベントがなく、世界景気の面でも方向感が定まりにくい中、当面はこう着感の強い展開が見込まれる」と予想。内外景気、政策材料面で決め手を欠き、「個別物色が重要な局面」と見ている。
パインブリッジの前野氏は、中長期的な日本株上昇の見方は不変として、「相場が大きく崩れるような展開もない」との認識だ。みずほ証券の菊池正俊チーフ株式ストラテジストは、「春以降に新たな上昇相場に入ると予想することから、足元の下落局面は押し目買いを薦める」としている。
緊張中国、政策対応を注視
中国では9−12日の日程で三中全会が開かれ、今後10年間を方向付ける中期的な経済政策が議論される見通し。総会を前にした同国で、山西省での連続爆発や北京・天安門前での車突入など、共産党政権を標的にした事件や騒乱が相次いでおり、社会の緊張感が高まっている。
同国の実質国内総生産(GDP)成長率は下げ止まりの兆しが見られるものの、これまでの力強さは失っている。一方、9月の消費者物価指数(CPI)は前年比で3.1%上昇し、9月の新築住宅価格は主要4都市で上昇率が2011年1月以来最大となるなど,インフレ懸念が台頭。政府には経済の難しいかじ取りが要求されている。
野村証券投資情報部の侯蘇寒ストラテジストによると、今総会では国有企業に対する優遇措置の見直しや足元で膨らむ地方政府の債務削減策のほか、富裕層への課税強化、金融市場の自由化などに関する政策が打ち出される可能性が高いという。  
マーケットへの影響について、侯氏は「預金金利の自由化など、中国株式市場で構成ウエートの高い銀行セクターにマイナスの政策が発表される可能性があり、短期的にはネガティブになる」と予想。日本株市場への直接的な影響は限定的と見るものの、政策発表を受けて中国 市場が下落した場合、日本株も連れ安となるリスクは警戒される。
国内GDP、イエレン氏公聴会
国内では、14日に7−9月期の実質GDPの速報値が発表される。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値 は前期比年率1.6%プラスと、4−6月期の同3.8%プラスからの鈍化が見込まれている。そのほかの経済指標では、11日には景気ウオッチャー(街角景気)調査と国際収支、13日には機械受注の発表がある。
海外では、13日に米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長の講演、14日はイエレン次期議長の上院銀行委員会での指名承認公聴会、ユーロ圏の財務相会合と7−9月期GDPなどが予定されている。企業決算は、米国で14日のウォルマート・ストアーズやアプライド・マテリアルズが注目されるところだ。

更新日時: 2013/11/08 16:17 JST

 


 
中国の10月輸出がプラス転換、予想上回る:識者はこうみる
2013年 11月 8日 13:38 JST
[北京 8日 ロイター] -中国税関当局が8日発表した10月の貿易統計は、輸出が前年比5.6%増加した。輸入も同7.6%増となった。

輸出は予想外に減少した9月からプラスに転じ、エコノミスト予想を上回った。

貿易収支は311億ドルの黒字となった。

エコノミスト予想は、輸出が3.2%増、輸入が8.5%増、貿易収支は239億ドルの黒字だった。

市場関係者の見方は以下の通り。

●さえない状況続く見通し

<ANZ(上海)のエコノミスト、周浩氏>

米国や東南アジア諸国連合(ASEAN)からの需要拡大を背景に、10月の中国輸出の伸びは予想を上回った。しかし、最近開かれた広州交易会における受注状況が極めて弱かったことを見ると、貿易セクターは引き続きさえない見通しだ。

●輸出の高い伸びは前年が低水準だったことが要因

<申銀万国証券(上海)のエコノミスト、LI HUIYONG氏>

10月の輸出の伸びは市場予想を大幅に上回った。比較対象の昨年が相対的に低水準だったことが主な要因とみている。

2013年の輸出については、外需の緩やかな回復を背景に前年比8%増加するとの予想を維持する。

●輸出は今後も低迷、内需は持ちこたえている

<HSBCグローバル・リサーチ(上海)のエコノミスト、SUN JUNWEI氏>

輸出と輸入の数字がともに予想よりも良かった。ただ、今後の対外状況については引き続き慎重にみている。

先進国は若干回復していることが期待できるが、新興国は引き続き課題に直面している。

中国は新興国との関わりが大きいため、先進国市場の回復による恩恵は限定的になるだろう。今後数カ月、中国は引き続き輸出需要の低迷に備えるべきだ。

一方、内需が依然持ちこたえていることは、明るいニュースだ。内需の好調は輸入の伸びからも確認できる。最近のPMI指標も今後数四半期の間に内需の勢いが一段と増すことを示している。



[12削除理由]:無関係な長文多数


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