１１月１日から、米政府の貧困救済策（食料配給券制度）であるフードスタンプ（補助栄養支援事業、ＳＮＡＰ）の予算を削減した。削減は、フードスタンプの予算総額７６４億ドルのうち７％弱にあたる５０億ドルで、比率として大したことない。４人世帯で１カ月６００ドルの配給券をもらっていた家族は、ひと月３６ドルの減額でしかない。しかし米国では近年、実質的な失業者の急増が続き、フードスタンプの利用者が、リーマン危機直後の０８年の３千万人から、今は５千万人弱まで増えた。フードスタンプに頼る人が増える中、減額で足りなくなった食料をほかで補おうとする人が、民間の貧困救済所（食糧配給所）に早朝から長蛇の列をなす事態になっている。
（Food banks brace for wave of hungry masses as federal food stamp cuts kick in）

　民間の救済所は、企業などからの寄付金で運営されているところが多い。リーマン危機以来、寄付の余裕がない企業が多く、救済所は財政が悪化し、対応に限界がある。毎週土曜日に食糧支援を行うニューヨークの救済所では、午前２時から人々が並びはじめ、数百人の行列になるという。同所の運営者は、２２年間救済所を運営してきたがこんな緊迫した飢餓状態は初めてだとＭＳＮＢＣに語っている。
（America's new hunger crisis）

　同救済所の行列に並ぶ人々は、パートの仕事しかなく収入が足りない勤労者、高齢者、シングルマザーなどさまざまで、救済所の聞き取り調査によると、リーマン危機以来、生活が悪化し続けている人が多く、昨今の「米国の景気回復」の恩恵をほとんど受けていない。フードスタンプ事業を縮小させようと画策する米国の共和党系マスコミは、フードスタンプを受給した人が現金に替えたり酒を買ったりする「不正」を報じたがる。だが減額後の民間救済所への殺到ぶりは、フードスタンプがないと飢餓に直面する人が多いことを物語っている。
（Desperate People Ready To Take To The Streets: Food Banks Overloaded, Food Stamp Cuts Driving More To Food Banks）

　米政府の一昨年からのショック療法的な財政削減策を「財政の崖」と呼ぶのをもじって、１１月１日のフードスタンプの減額は「飢餓の崖」（ハンガークリフ）と呼ばれている。世界最強・最裕福な、紙幣を刷るだけで巨万の富を創造できる米国で、飢餓が急拡大していることは、多くの人、とくに対米従属一辺倒に慣らされた日本人にとって信じがたいだろう。だが現実の米国では、飢餓がしだいに深刻な社会問題になりつつある。フードスタンプ受給者は１０年で倍増している。これは一過性でなく、長期的・構造的な、富の配分の不均衡による問題だ。
（Number of Americans on food stamps has doubled in just 10 years）

　今回のフードスタンプ予算の減額は、リーマン危機後の０９年から、米政府が景気対策としての財政拡大の一環としてフードスタンプ予算を増額していた時限的な策が、４年後の今、切れたために起きた。フードスタンプの減額は、今後さらに拡大しそうだ。追加の減額は、共和党が多数派を占める米議会下院で審議中の農業補助金法案に盛り込まれている。来年度から毎年５０億−６０億ドルずつ減額する案だ。共和党は、党是である「小さな政府」作りの一環として、フードスタンプなど福祉予算の削減を求めてきた。財政赤字拡大のおり、削減案には民主党も引きずられ、民主党が多数派の議会上院も、額は小さいがフードスタンプの縮小を法案にしている。
（As Cuts to Food Stamps Take Effect, More Trims to Benefits Are Expected）

　米当局が発表する統計上の失業率は横ばいだが、毎月あらたに失業する人の数は、今年７−９月期が前年同期比２５％増となっており、実質的な失業者数が急増している。統計上、失業率が増えないのは、当局が長期の失業者に対し、職探しをあきらめて統計上の「失業者」の枠から外れていくよう、うながしているからだ。実質的な失業者の増加が、フードスタンプ受給者の増加の理由の一つだ。
（U.S. Jobs Loss Signals Economic Armageddon）

　米国の経済統計は最近、状況の悪さを隠すためのトリックが多い。米国で貧困水準以下の所得しかない人の数（昨年時点）も、従来の統計で４６５０万人（米国民の１５％）だったのが、統計のとり方を改善すべきだとの学者らの意見を容れたところ、３００万人増えて４９７０万人（国民の１６％）に修正された。この件は、公式に修正されたので改善であるが、貧困層が米国民の１６％もいることは注目に値する。
（Nation's poor at 49.7M, higher than official rate）

　失業し、中産階級から貧困層に転落する米国民にとって、フードスタンプと並ぶ重要な救済策が、失業保険だ。失業保険金も、来年から支給対象が縮小する。フードスタンプと同様、失業保険金も、リーマン危機後の０８年に景気対策として支給対象が拡大された。拡大策は今年末で切れ、来年元旦に２００万人が失業保険金の支給対象から外される。同時に、州の失業保険金支給の対象者も１００万人縮小する。くわえて来年３月にも、８５万人が失業保険を切られる。米議会は、失業保険の拡大策の延長を検討していたが、小さな政府を求める共和党の反対で実現しなかった。
（Two million Americans will lose jobless benefits）

　一つ一つの福祉縮小策の規模は小さいものの、それらが重なることによって、米社会に大きなひずみを与える。長期化する失業増（再就職の困難さの増大）、フードスタンプと失業保険金の減額などが重なって「悪夢の連鎖反応」が起こり、貧困層に転落した人々の絶望感が増し、いずれ全米各地で暴動が起きるという警告が、民間の貧困救済所運営者の間から発せられている。（米国で暴動が起きても、日本のテレビでは「８０年代にもロサンゼルスなどで暴動がありました。米国はそういう国なので、暴動は大した問題じゃないんです」で終わるのかも）
（Food Bank CEO: Welfare Cuts Causing "Nightmare Ripple Effect"）
（Food Banks "Panicking" Over Demand Following Welfare Cut）

　米国では、小さな政府を希求する共和党の策が「功」を奏し、米政府のインフラ整備予算が、ちょうどオバマ就任の０９年から急減し、それまで毎年３０００億ドル規模だった予算が、戦後最低の２４００億ドルになっている。同時期に、産業や科学技術の基礎研究予算も大幅に削られている。米国ではインフラ整備費がないので、道路や架橋、港湾などの老朽化が激しい。老朽化したが架け替える予算がない橋を州が民間企業に売却し、有料道路にしてしまう例も多い。
（Here's The Chart Of The US Infrastructure Spending Collapse That Everyone Is Talking About）

　米国はリーマン危機後、金融立国をやめて製造業に戻ろうとしている。しかしまさにその時期に、製造業の振興にとって重要な、インフラや基礎研究の政府予算が削られている。この削減は、長期的に米国経済に大きな悪影響を与える。米国の雇用は、悪化する傾向が長く続きそうだ。オバマ政権は、インフラと基礎研究の政府予算を増やそうとしたと報じられているが、実際には予算が急減した。
（US public investment falls to lowest level since war）

　米国で福祉が縮小し、中産階級が貧困層に転落して、大多数の米国民の生活苦がひどくなるのは、共和党のせいにされることが多い。だが実際のところ、民主党のオバマ政権も、福祉の混乱や経済の疲弊に拍車をかけることをやっている。上記のインフラ投資の急減が良い例だ。最近では、国民皆保険をめざして新設された官制健康保険制度「オバマケア」の申し込みシステムの混乱もその例だ。オバマケアはウェブ上で申し込むことになっているが、そのウェブサイトが１０月１日の開始時から重大な欠陥を露呈し、ほとんどだれも申し込みを完了できない状態が続いている。
（Orrin Hatch to Newsmax: Obamacare Problems 'Worse by the Day'）

　オバマケアの申し込みサイトと同機能のシステムを２０歳のプログラマ３人が作ってみたところ数日でできてしまったのに、米政府は巨額の予算をかけて１カ月経ってもシステムを修正できないでいる。オバマケアの開始後、米企業は、続々と従業員用の健康保険制度を縮小している。経費がかかる自社専用の健康保険制度をやめて、社員がオバマケアに入るよううながしている。しかし、オバマケアはシステムが不調なままなので加入できない。「無保険者を減らし、国民皆保険を実現する」と銘打って開始されたオバマケアが、無保険者を増やす方向に事態を動かしている。
（Three 20-year-old programmers build a working Obamacare website in just days）
（9 Reasons Why Many Liberals Absolutely Hate Obamacare）

　オバマケアは、申し込みシステム以外にも問題が多いことがわかってきた。オバマケアは保険料が割高で、若者の多くが加入したがっていないことが明らかになっている。健康保険制度は、病気になりにくい若い人が多く入ってくれないと、保険料がさらに割高になり、ますます若い人が入りたがらなくなる。ギャロップの世論調査によると、無保険の人々も、全体の２２％しかオバマケアに加入したいと思っていない。
（Poll: Uninsured Americans Reject ObamaCare）

　オバマケアは国民皆保険制度なので、他の健康保険に入っていない米国民は全員オバマケアに入る義務がある。しかし条件が悪いので若者や無保険者が加入を希望しない。もっと条件の良い企業の健康保険に入っている人々は、オバマケアができたことで企業の健康保険廃止が増え、条件の悪いオバマケアへの移行を余儀なくされる。オバマケアに対する米国民の不満は今後さらに増えそうだ。保険料を払えず、無保険にならざるを得ない人も増える。オバマケアは看板と裏腹に米国民の福祉を悪化させている。これは「暴動」の一因になるかもしれない。
（"Very Low" Obamacare Enrollment Admitted As Young People Just Say No）
（Massive riots, huge crime waves expected in many US cities）

　米国で貧富格差や政府の失策・不正が拡大し、いずれ暴動が起き、政界も混乱して内戦的な状態になり、そこにドルや米国債、米金融界の危機が加わり、テキサス州などが米国からの分離独立を希求して連邦が解体に向かい、米国が覇権国の座を失っていくというシナリオは、数年前から、リバタリアンや金本位制論者など米国内の分析者の間で取り沙汰されてきた。オバマの顧問だったブレジンスキーも、世界的な民衆の政治覚醒がいずれ米国にも及ぶと０７年から言っていた。ここに来て、米国の社会不安が拡大し、暴動や内戦という言葉が出てくる頻度が高まっている。
（Gerald Celente explains "Obamageddon" forecast amid call for The Great American Renaissance）
（Brzezinski warns of riots in US）
（Secession and Predictability）

　米国の上層部が、意図的に国内を内戦状態に陥れようとしているという指摘も出ている。米国防総省は、すでに０９年に、内戦を想定した机上の軍事演習を行ったという。内戦の引き金を引くのは貧困層の増加でなく、ドルや米国債に対する国際的な信用不安であると予測した軍事演習だったとされる。ドルや米国債の状況は、１０月の米政府閉鎖騒動の後、落ち着いているかに見えるが、実はそうでない。そのあたりは、あらためて（有料版の記事として）書く。
（Is America Being Deliberately Pushed Toward Civil War?）

コメント
01. 2013年11月12日 13:51:26 : ZRdJxdCUk6 ニューヨークに住んでいる。こちらの最近のニュースで、アメリカではアメリカ人の50%の人が税金を払っていないと報道されていた。社会保障に頼らざるをえない状況の人々はお気の毒だが一方、安易に社会保障に頼り依存し生活をする人々もいる。 アフリカ系アメリカ人の中には立派な人もいる一方やはり犯罪などの問題を起こす輩も多い。仕事を選ばなければ仕事はある。ヒスパニック系の人は、道路工事、低賃金の場所、重労働仕事などの場所でなどで見かける。彼らはよく働く。貧富の格差が大きい。移民で持っている国だ。この国は、健康も安全もお金がなければおぼつかない。お金が生死と成功をわける国だ。
02. 2013年11月12日 17:08:37 : SZw2iad6Kk 本質的に見れば、１％の金と権力の亡者と９９％の非富裕層との経済格差の拡大という真実については、日本と共通するものでしか無いのだし、オバマケアにしても、病気の人たちを健康な人たちが支えてあげるということこそが本筋であるということからすれば、１％の金と権力の亡者に対しては、幾らでもたくさんの医療保険料を負担することで、このすべてを、病気やケガで治療を必要としている人たちに、幾らでも廻してあげれば良いのだし、フードスタンプにしても、１％の金と権力の亡者に対して、幾らでもたくさんの税金を払ってあげることだけを誇りとすれば、この全てをフードスタンプ等に充てるようにすれば良いだけのことであるものの、フードスタンプを受給して、それを現金に変えたり、酒を購入したり等と言って、フードスタンプ予算を削減しよう等とする動きには、何処かの国の生活保護の予算を減らすために、不正受給等の問題ばかりを取り上げているのと同じ真実を見透かせば、結局のところは、こうした税金や社会保険料等で過酷な負担に応じることで、自分たちが肩身の狭い思いをしたくはないし、挙げ句の果てには、他人の給与を減らしてでも、自分達の給与だけは引き上げたいなどという極めて幼稚で豪なん極まりない身勝手な欲望に騙されて、何かと邪魔をしている使い物にならない間抜け官僚や間抜け社員と、そうでない一般市民とで、９９％の非富裕層を分断しようとしているだけの姑息な悪あがきに過ぎないという真実を見破れば、これを日本に置き換えれば、もう怒りなんていうものを通り越して、聞いて呆れるばかりとしか言いようがありませんが、アメリカに置き換えれば、オバマ大統領も、使い物にならない間抜け大統領に過ぎないなんて見られてしまうとすれば、中国や韓国がドイツやフランスを見倣えば、幾らでも騙されたふりをして、アメリカが揺さぶられることになったとしても当然のことだし、日本がイギリスに置き換えれば、中国からすれば、かつてのアヘン戦争の前科の代償ということを外交カードに利用すれば、幾らでも騙されたふりをしてイギリスを揺さぶることになったとしても、戦前の日本にしても、これと同様の前科がある以上、反論の余地は何処にもないことは、アメリカにとってもイギリスにとっても変わりがないことは、日本にとっても同じことだし、韓国がフランスを見倣えば、日本がドイツの立場に置き換えれば、従軍慰安婦問題に関しては、幾らでも騙されたふりをして日本を揺さぶるのと同じことでしか無いという真実に見破れば、アメリカやイギリスの国民を幾らでも怒らせることになったとしても、反論の余地は何処にもないことは、日本にとっても同じことでしかございませんよね。 これを「逆転の罠」として利用するならば、日本がが、こうした罪だけは自ら誇りを持って被ってあげることで、アメリカのみならず、中国や韓国に対しては、幾らでも騙されたふりをして、「どうぞ日本の安倍首相なんか、幾らでも馬鹿にして下さいます様、どうぞよろしくお願い申し上げます。くれぐれも相手にしたところで、子供の喧嘩になるだけのことならばたまったものではありませんので、幾らでも騙されたふりをして、そっと静かに無視して下さいます様、どうぞよろしくお願い申し上げます」というメッセージを誇りを持って伝えてあげることで、日本の９９％のまともな国民全体が、誇りを持って反面教師になってあげることで、幾らでも騙されたふりをして、安倍首相を馬鹿にしてあげながら、自民党を引き裂き、日本維新の会を引き裂き、日本政府を引き裂き、１％の金と権力の亡者を引き裂き、保守右翼を引き裂いて、天皇制官僚機構を頂点とする全体主義と分極化した運命共同体そのものを、天皇陛下と根本的に切り離した上で、幾らでも引き裂いて粉々に崩壊させてしまうことで、戦前の日本だけを幾らでも厳しく断罪して、そっと静かに葬り捨ててしまうことで、これを乗り越えて、共に支え合い、助け合い、分かち合いながら、共に幸せに暮らしていくことで、お互いの利益になることだけをして、自分の利益のことしか考えない跳ね返りの身勝手な馬鹿右翼と、これを勘違いして、何かと邪魔をしてくるだけの使い物にならない間抜けに対しては、１％の金と権力の亡者と共に、幾らでも地獄のどん底に突き落として、全人類から幾らでも辱められて、叩き潰されることになったとしても構わないのだし、そっと静かに無視して窮地に追いやりながら、これを乗り越えて、誰も損することもなく誰もが得することが出来ることで、共に幸せに暮らすことが出来て、幾らでもひっそりと静まり返った市民社会に変えて行くことで、これこそを「尊い志」として個人主義のベースとして、これにインテグレートされた社会福祉国家として再生し、「さらば暴政」、「さらば原発」、「さらば自民党」、「さらば日本維新の会」、「さらば大日本帝国」、「さらば靖国神社」、「さらば英米傀儡」、「さらば保守右翼」ということに繋がって、経済力も軍事力も喪失させ、幾らでも誇りを持って弱体化させて、誇りを持って一人負けをして、誇りを持って日本経済を幾らでも衰退させ、誇りを持って経済規模を縮小させ、誇りを持って身を縮め、「誇りを持って肩身の狭い思いをしながら、誇りを持ってそっと静かに自立して行く道を選択して、成熟した素敵な大人の国となって、誇りを持ってそっと静かにいないふりをしながら、中国や韓国、北朝鮮から幾らでも馬鹿にされるのを、誇りを持って反面教師になってあげることで、そっと静かに突き放すところは突き放しながら、誇りを持って取り残されながらでも、ひっそりとした国となって、日本の地位や名誉を全て投げ捨ててしまうことで、そっと静かに誇りを持って、全人類に反面教師となって、良いお手本として示してあげることで、日本の運命を大きく変えて参りましょう。
03. 2013年11月12日 17:29:26 : ltIN1gV306 フードスタンプを３日も停止したら、数千万人の暴徒が出現するのでは・・・ ＦＥＭＡは全米規模の暴動に備えて、全米１０００か所に収容所建設を完了している　という話がyoutubeほかで見られるが、この映像は本当だろうか？野積みされた樹脂製の棺桶とみられるＢＯＸが、恐ろしい。 　しかし日本は米国の心配をしている余裕はない。安倍晋三が就任以来行ってきた、また今後進めていく政策、法制化は凄まじい　の一言だ。 ・通貨の死への道　⇒　無制限の量的緩和 ・日本民族の集団自殺　⇒　直下に活断層のある原発の再稼働推進 ・２１世紀の奴隷貿易制度　⇒　ＴＰＰ年内締結 ・宗主国米国様への朝貢財源確保　⇒　消費増税 ・国民の目を盗んで進められる　⇒　紙屑間近の米国債の爆買い ・米軍を補佐する自衛隊の傭兵化推進　⇒　集団的自衛権推進（憲法解釈再考） ・漏えいしたら禁固１０年　⇒　特定秘密保護法 ・米国ＮＳＣ日本支部　⇒　日本版ＮＳＣ設立 ・国内農業壊滅作戦　⇒　農業補助金削減〜廃止へ ・日本食糧の要稲作壊滅作戦　⇒　減反政策の廃止 ・人材使い捨て天国　⇒　経済特区（解雇特区）構想 ・武器輸出三原則の見直し ・日本人資産の宗主国米国様への朝貢　⇒　国民年金１６０兆円の運用先見直し 　これらは日本再生、日本を取り戻す　政策ではない。日本破壊、日本を売り渡す政策である。 　風前の灯である多重債務者米国様から強制的に押し付けられた上記のマニフェストを、必死になって遂行しようとする属国日本。安倍晋三は日本国家・日本国民の犠牲の上にこれらのマニフェストを実現しようとしている。 　属国奴隷政権の面目躍如である。
04. 健奘 2013年11月12日 17:34:58 : xbDm84QDmOFmc : DD7TKC2vMY >>01 私は、８年ほど、ペンシルバニアに住んでいた。ゆっくりとだったが、普通の人々の生活水準が下がるのが分かったね。ウエストバージニアから南部アラバマにかけて、プアホワイトが、ものすごくたくさんいた。ハンバーガーショップとかで食事をして、太った体をして、生活の知恵を失っていたよ。（アフリカで、部族の知恵が残っているほうが、ましなくらいなんだな。） いわゆる「経済合理性」とかで、工場をシャットダウンするケースをよく見てきた。 そもそも、「経済合理性」といっても、所詮、人が考えうる範囲は狭いもので、半期や１年の合理的判断は、おおよそ、１０年の合理性と同じくさせることは、非常に難しい。数字に基づく判断といっても、数字にできるのは、人間活動のほんの一部だからね。 アメリカの驕り、「経済合理性」への信仰、それが行き詰まりを産んでいるのだと思うよ。
05. 2013年11月12日 19:32:11 : kfSnA5oZ7k 経済合理性を言うなら、CEOの報酬を大幅にカットする事こそ合理的だろう。 なぜCEOに膨大な報酬を払わなければいけないのか。なぜ株主が納得するのか。それこそがアメリカがクローニー経済である事の証だ。合理性よりも個人的な人間関係の方がビジネスでは役に立つわけだ。プライベートな閨閥に入れない下っ端労働者はリストラされても文句も言えないわけだ。 まるで数千年続いた古い社会のようだが、アメリカはそんな国ではなかった。
06. 2013年11月12日 20:10:45 : KOuPsoorRU アメリカはまるで日本のヒモですね。アメリカの武力にすがりついているのでしょうか。用無しになれば破壊して殺されるとは夢にも思っていないのでしょうか。イラクのフセインと言う良い例があるのですが誰も気がつかないのでしょうか。お隣にもお手本国家があります。これ以上取る物が無くなったらどうなるでしょう。アメリカがどうするかよーく観察しましょう。
07. 2013年11月12日 22:55:58 : 1geRdsjJSg いいではないか。すこし、痩せたまえ。
08. 2013年11月13日 09:01:56 : qgd8Z5g0TQ フードスタンプやめても 刑務所につれていけばもっとかねがかかるんじゃ ないの？ まさか、ころすわけにもいかんだろうし… どうするんだろね…
09. 健奘 2013年11月13日 11:55:40 : xbDm84QDmOFmc : DD7TKC2vMY >>07 物的に、貧しくなるのは、ときには良いんだけどね。 問題は、心が、貧しくなるっていうか、生活の知恵が乏しくなることなんだと思うよ。 たとえば、学校給食をやったところの話、野菜を３種だすという規則を作った。そしたら、じゃがいも、にんじん、そして、トマトケチャップ、それで３種。親に、朝食をちゃんととらせるようにって、指導すると、ポテトチップスだけ。親に聞くと、子どもが欲しがるから。 驚いた例は、水に浸かって、冷たくなってぶるぶる震える猫を、電子レンジに入れて暖めた。死んでしまった。 見かけは、普通の市民。知恵というのか、何と言うか、底が抜けてる感じなんだよ。
10. 2013年11月13日 17:51:00 : GuyiIj2WuM 3年程前にニューヨークに行った時驚いたのは、タイムズスクエアーは車で溢れていたが セントラルパーク辺りじゃ、車が少ない 広い道なのに横ぎれるんだよ、日本でこんな光景は田舎ぐらいだ

11. 2013年11月13日 18:19:29 : kfSnA5oZ7k >>8 殺処分はしてるだろう。有害な食品を食わせて。 もっともジョブスのような体制側の人間まで被害を受けたものだから、当局はモンサントなどの取締りをせざるおえなくなったようだが。 安価で有害な食品を食わせて当面の抵抗心を削ぎ、高価な臨終医療費で全財産を巻き上げる。まさに骨の髄までしゃぶりつくすだねぇ。
12. 2013年11月13日 20:15:09 : BclFSizRLM 何を今さら？アメリカはナラズ者国家だ。この事実を知らぬバカ日本人が多すぎる。少し考えれば判るのに、それが出来ないしない愚民だらけなのが日本だ。北米大陸は我々と同じモンゴロイドの先住民が自由に平和に暮らしていたのだ。そこを、貪欲、獰猛、暴力の塊「白人」が侵略して、結果今のアメリカを作ったということだ。バカな日本の学校で教えられる「ピルグリム植民」などは、何のことはない、ただの侵略者の現地侵略略奪強奪というのが事実なのだ。こんなことをしたり顔で教えている、日本の学校のバカ教員らにもあきれ返る。こいつらは無知の塊だ。 その他に、白人が黒人奴隷を畜生以下で扱ったなどという事実も知るべきである。アメリカの正体を知れば、まともな人間性、感性、論理、常識ある者なら、もう狂い死にするはずだ。こんな悪魔のような白人アメリカの奴隷国家に成り下がっているのが、情けないが「日本」なのだ。
13. 2013年11月13日 20:17:11 : GCziX3ujBY >>09 おっそろしい。 アメリカの給食が酷い http://ag-skin.com/daily/skinblog.cgi?mode=2&sn=1943 でも日本でも、コンビニ弁当、牛丼、カップラーメンみたいな生活の若者 （独身男性に多いが、最近は女性も）は以前から多いようだから、 食生活の貧しさは進んでる気がする。 ご飯に食べるラー油だけかけて食べるとか…
14. 2013年11月13日 20:28:44 : ImOQE0Zm5I ＞０８ アメリカで今一番伸びている産業は刑務所ビジネスとどこかに書いてあったような気がします。
15. 2013年11月13日 23:03:17 : zXa491hDRk アメリカ人の友人知人も多く、また、在米の日本人や韓国人の友人も居る。 だから、もっと酷い惨状を知っています。正に鬼畜米国、一部の支配層が、他人を奴隷や家畜以下に扱っている。 　移民は低賃金だし、ニューヨークの地下に工場があって、ほぼ誘拐で、一日１６時間を働かされてる未成年者も大勢居る。 　イラクやアフガンは、実は、戦死者よりも、自殺者が急増してしまい、それで勇気ある撤退だった。さらに、ＰＴＳＤで引き篭もりの帰還兵士が数十万人も存在する。 　その上、何万人もの身体障害者（元兵士）に、障害者の認定もしないで見捨てている。 　実は、過去に、繁栄していたのは、植民地から資源や人材を盗んでいたからです。 しかし、中国やロシア、Ｇ２０、ＯＰＥＣなど、みんな、力をつけたので、アメリカの泥棒を赦さなくなった→→転落の一途。 　だから、日本の郵貯資産を盗もうとした。 〜〜 　ところで、小泉君、またまた、越後屋のポチになっている。 三井両替商「越後屋」＝三井本館に奥田と共にシンクタンクの事務所を持っている小泉君。 東芝（三井）が原発で稼げなくなったので、代替エネルギー授業に活路を見出したいのだろう。その手先になって、財閥大手のポチになっているのが小泉君。 　自民は本日、タクシーを減らす法案を出した。規制する。 小泉君の規制緩和は、これも大手を助け、中小を潰す政策だった。 バスでは、金の無い中小が１人で往復運転で、次ぎ次ぎに事故が続いた。 　結局は、９９％の国民を見殺しにする政策だけだ。日本も同じだ。 　今更、格好つけて、というより、原発メーカーの言いなりに、代替エネルギー〜〜云々・・は、これでまた、ベンチャーを潰し、失業ラッシュになる。 〜〜 　いい加減、現実から目を叛けると、大多数の阿呆な国民が目を覚まして、はっきり立ち上がらないと、韓国の二の舞、大手財閥以外は全滅で、自殺世界一になってしまう。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 　日本でも、地方なら生保が全て込みこみで一ヶ月９万円程度、刑務所は２５万円＋α、 　夢も希望も無い格差社会にしシロアリのみが肥える社会だと、万年の貧困層は、負けくせしか身に付かず、頭が麻痺するんじゃないだろうかぁ・・・。 　今現在の日本でも、疲弊した地方に行くと、思考が麻痺して、諦め感や敗北感しか漂わない。 　これで、犯罪が急増すれば、税金がもっと無駄になる。 　悪魔の国アメリカは、精神薬も世界の８０％を消費する異常さ。 日本も薬漬けで、小学生の１０人に１人が・・・とは、水谷修さんの証言です・・・。 　日本人は、放射能も理解出来ないで、これから犬死する人間が大勢出るでしょうが、島国根性、田舎者〜出たこと無い、日本から出たこと無い〜人間などは、何も通じない人達なので、残念な国になってますね。 　因みに、白人は、黄色人種より、神経が足りません・・・。 味覚異常にもなりやすく、白人でも、ラテン系は多目です。イタリア・フランスなど、ファッション、料理、芸術も豊かです。京都大学の解剖角の教授が、戦時中に解剖で確認してますが、その本は現在は出版差し止めです。 　神経の少ないアングロサクソンに洗脳されると、人間が破壊されます。 　アメリカのポチの、シロアリ軍団は、この国を滅ぼすでしょう・・・
16. 2013年11月14日 12:47:41 : Gmxh4s13UA >08 　 14さんのおっしゃる通りだと思います。 多くの刑務所は民営化されていて、日用品や食事は有料なんだとか。 刑期中の労働は、刑務所を運営している企業に労働力を提供し、信じられないくらい低賃金で働かされるのだそうです。 だから、ろくな稼ぎができないのに出所時には借金が増えるんですね。そして出所して、また犯罪に走り、州によっては「3ストライク法」というのがあるから、3回刑務所に入ったら「終身刑」なんだそうです。 また、これも州によってですが、ホームレスは犯罪者として扱われて刑務所送りになるんですって。 　 失業→ホームレス→刑務所→有料刑務所だから服役中にまた借金増える→出所してまたホームレス→刑務所……を結局3回繰り返し最終的に「終身刑」＝「現代版 奴隷」の完成。 　 これは最悪のパターンですが、救いようのない魔のスパイラスですよね。 貧困大国アメリカシリーズに書いてありました。 　 「失業→ホームレス」の前に、大学の学費を払うために組む学生ローンという魔の入り口があるようです。 なんでもこのローンは破産申請できないんだとか。多額のローンを抱えたまま卒業すると、「ローンがあるようだね」と企業側が雇用を嫌がる現実もあると書いてありました。 　 学生ローンのせいで軍隊に入ったり、軍から抜けるために軍への入隊を学生に勧誘するノルマを背負ったりする経済的徴兵の話も興味深かったです。
17. 2013年11月14日 14:49:20 : h7a0LTrbfs 皆さんにアメリカの現実を教えてもらえたのは助かりました
18. 2013年11月14日 21:56:08 : CiFcXC3kMA FRBの資産購入による量的緩和ががなかったなら、アメリカは金融恐慌とともにデフレになっていた。 しかし、債務問題は解消していない。重要なのは恐慌は避けられないが、時間をかけて恐慌を和らげることはできる事実だけなのだ。それがアメリカにもやってくる何十年も続く増税に起因するデフレ経済である。
19. 2013年11月15日 01:33:22 : VZYYaPpAHA 米国の肝臓（きも）日本も処分される運命。 共に免疫力の不足による。 ハワイがまだマシかも。
20. 2013年11月15日 04:43:38 : 8I8fJ0gRVQ 「アメリカが破綻する」のは分かったから、じゃあどうしろと田中は言いたいんだ？ 事実がたくさんの人に広まれば日本は何とかなります、というならまだ分かるが、 これだと「アメリカは破綻するから投資はダメ」と誘導しているだけにも見える。 >>19 また移住促進のステルスか。 アメリカ本土に渡ったら地獄行きなのがバレたから、ハワイを勧めるわけだな。

21. 2013年11月15日 21:30:14 : YDmpwoYI1A >>20 ただの奴隷狩りだろｗ
22. 2013年11月16日 00:17:36 : cKftockbJN アメリカンドリームなんていういいイメージのアメリカはもうなくなってしまい 社会が殺伐としているとても手本にはできない国、というかしてはいけない国なんだと理解しました。
23. 2013年11月16日 14:31:34 : WiCkwP2g1g 　スリーストライクといって３回、微罪でも刑務所に入ると、終身刑になる法律が堤未果書（株）貧困大陸アメリカに出来たと書いてある。 　つまり出所しても職がないと食べるに困って盗みをやると奴隷に法的になる。 　最低賃金より一桁少ない時間給で受刑者が働いている官民合同企業体の刑務所が大流行で海外移転より安い労働力が得られるので大流行だそうだ。食費は歯磨き粉や石鹸も自費負担なので刑務所内で暮らすと借金が増えて出所できなくなるらしい。 　オバマは自国民の貧困層を、事実上、奴隷化し始めた。 リンカーンの逆を黒人大統領が行うって皮肉だよね。

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