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<GDP>実質で年率1.9%増 4四半期連続プラス成長(毎日新聞) 
http://www.asyura2.com/13/hasan83/msg/786.html
投稿者 かさっこ地蔵 日時 2013 年 11 月 14 日 11:26:13: AtMSjtXKW4rJY
 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131114-00000013-mai-bus_all
毎日新聞 11月14日(木)9時35分配信


 内閣府が14日発表した7〜9月期の国内総生産(GDP、季節調整値)速報値は、物価変動を除いた実質で前期比0.5%増、年率換算で1.9%増となり、4四半期連続のプラス成長となった。公共投資や住宅投資が堅調だった一方で、昨年末からの経済成長をけん引してきた個人消費が縮小し、輸出がアジア新興国の景気減速の影響で3四半期ぶりにマイナスとなったため、実質GDPは前期の0.9%(年率3.8%)増より減速した。物価変動を反映し、生活実感に近い名目成長率は0.4%増、年率換算で1.6%増だった。

 実質成長率の内訳を見ると、公共投資は2012年度補正予算に盛り込んだ公共事業が進み、前期比6.5%増と前期(同4.8%増)より拡大。住宅投資は、来春の消費増税をにらんだ駆け込み需要が本格化し、同2.7%増となった。

 これに対し、GDPの約6割を占める個人消費は、株価が5月までの上昇基調から乱高下に転じたことから、株高による資産効果での消費拡大は一服。前期に春の新型車投入で好調だった自動車販売も一段落したことから、同0.1%増と前期(同0.6%増)より縮小した。

 一方、輸出は、欧州連合(EU)向けの自動車が好調だったものの、アジア新興国の景気減速で同0.6%減だった。輸入は、火力発電の燃料となる天然ガスや原油などが増え、同2.2%増で、輸出から輸入を差し引いた外需は、3四半期ぶりに実質GDPを押し下げた。

 設備投資は、自動車関連で投資が進み、同0.2%増と3四半期連続のプラス。総合的な物価の動きを示すGDPデフレーターは前年同期比0.3%減で、16四半期連続のマイナスとなった。

 甘利明経済再生担当相は同日の記者会見で「内需の動きに底堅さがみられ、景気が引き続き上向いていると考えている」と述べた。【丸山進、田口雅士】


 

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01. 2013年11月14日 11:50:50 : e9xeV93vFQ
GDPは4期連続のプラス成長:識者こうみる
2013年 11月 14日 11:14 JST
[東京 14日 ロイター] -内閣府が14日発表した2013年7─9月期国内総生産(GDP)は実質値で、前期比0.5%、年率プラス1.9%、4四半期連続のプラス成長となった。久々に持続的な景気回復となっていることが確認できた。

ただ年率4%前後の成長が続いた直近2四半期からは大きく減速。これまで貢献してきた個人消費の増勢が鈍り、輸出も減少するなど、民需の力強さが欠けた一方、支えたのは公共投資と住宅だった。

市場関係者の見方は以下の通り。

●上振れ主因は在庫増、楽観できず

<三菱UFJモルガン・スタンレー証券・シニア・マーケットエコノミスト 戸内修自氏>

7─9月期実質国内総生産(GDP)は、予想比でやや強かった。しかし、年前半の高成長から比べると減速。サプライズな上振れでもなく、マーケットインパクトはないだろう。

上振れの主因は在庫の増加。消費増税に伴う駆け込み需要に備えた動きの可能性があり、前向きに楽観的にとらえることは難しい。

今後は、来年4月の消費増税後の景気動向に注目。雇用者所得が来春の春闘を経て増加するかどうかがポイントだ。また、海外要因で、米緩和縮小(テーパリング)の議論が高まれば、新興国経済へのプレッシャーが強まる可能性があるだけに、日本経済の不透明要因でもある。

●デフレーターの下落幅縮小は前進

<SMBC日興証券シニアエコノミスト 宮前耕也氏>

7─9月期国内総生産(GDP)が予想を上振れた要因は在庫の増加が大きい。消費増税を控えた需要増に備える動きであり、悪い在庫積み上げとはいえない。輸出の減少は想定通り、個人消費も資産効果が一巡したことを考えれば予想の範囲内だ。設備投資の下振れが若干ネガティブで強弱が入り混じっている。

株式市場にとっては、GDPデフレーターの前年比マイナス幅縮小はデフレ脱却を印象付けるものであり、一歩前進とポジティブに評価されそうだ。

●仕上がり数字はいいが、中身にほころび

<みずほ銀行 国際為替部 マーケット・エコノミスト 唐鎌大輔氏>

気になったのは外需寄与度が3四半期ぶりにマイナスになったということだ。年率プラス1.9%は見かけ上は潜在成長率を上回る良い数字だが、中身をみると純輸出は寄与していない。となると、円安はいったいどんなメリットがあったのか。

結果をみる限り、円安が成長にあまり寄与していないのは明らかだ。もちろん、円安がもたらした株高、個人消費でGDPが持ち上げられている部分もあるが、内需に関しては消費税率の引き上げを控えているので、駆け込み需要をどれくらいみるかで、この数字の解釈はわかれるだろう。

耐久消費財や住宅は多分に駆け込みが影響しそうな分野で、それらを割り引いてみると額面通り1.9%で良かったという話にはならない。仕上がり数字はいいが、中身にほころびが見られ始めている。


 
日経平均200円超す上げ、流動性期待で広く買い−GDP堅調も 
  11月14日(ブルームバーグ):午前半ばの東京株式相場は、日経平均株価の上げ幅が一時200円を超え、市場参加者が意識する節目の1万4800円に近づいた。世界的な過剰流動性継続への期待、為替の安定を背景に、ゴム製品や電機など輸出関連、不動産や建設、小売など幅広い業種が高い。
午前10時32分時点の日経平均株価 は前日比182円26銭(1.3%)高の1万4749円42銭、TOPIX は7.64ポイント(0.6%)高の1211.83。朝方発表された国内の7−9月国内総生産(GDP)が、市場の事前予想より良かったことも支援材料だ。
SBI証券の鈴木英之投資調査部長はGDPについて、予想より良く、「足元の景気は非常に好調だったということ」と評価した。このほか、12日に業績予想を上方修正した三井住友フィナンシャルグループの続伸が「マーケットにとって好影響」を与えている、と指摘。銀行株を持っている個人投資家は非常に多く、「上がってくると、個人も元気になりやすい」と話した。
日経平均のチャートを見ると、5月下旬の急落後の戻り局面では1万4800円で数度跳ね返されてきた経緯がある。鈴木氏は、「これを抜ければ本物だろう。抜けなければ、反落」とトレンドの強弱を計る点で同水準を注視している。
米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン次期議長は、米経済と労働市場の動向が「潜在力を大きく下回っている」とし、金融刺激策の縮小前に改善が必要との見解を示した。14日の米上院銀行委員会での証言テキストから事前に分かった。金融緩和の長期化期待で、13日の米S&P500種株価指数 は0.8%高の1782.00と過去最高値を更新した。
取引開始前に内閣府が発表した7−9月期の実質GDP速報値は、前期比年率で1.9%増と4四半期連続でプラス成長となった。前四半期と比べれば、海外経済の減速、国内個人消費に一服感が出て、成長率が鈍ったものの、伸び率は市場予想の1.7%増を上回った。
14日の東京外国為替市場では、朝方に1ドル=99円20銭台だったドル・円相場が、10時ごろから円売り優勢となり、99円台半ばまで円安方向に戻している。いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員は、イエレン氏の証言内容が伝わり、「初期反応としてはやや円高に動いたが、最終的にはリスクオンで円安方向に向かうだろう」とみる。
東証1部33業種は金属製品、ゴム製品、不動産、建設、電機、小売、電気・ガス、倉庫・運輸、情報・通信などが上昇率上位に並ぶ。半面、パルプ・紙や輸送用機器、医薬品は軟調。売買代金上位ではソフトバンク、三菱UFJフィナンシャル・グループ、KDDI、ソニー、ファーストリテイリング、ファナック、パナソニックが高い。トヨタ自動車や沢井製薬、グリー、セイコーエプソン、パイオニアは安い。
記事についての記者への問い合わせ先:東京 河野敏 skawano1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Sarah McDonald smcdonald23@bloomberg.net
更新日時: 2013/11/14 10:51 JST


 
GDP7─9月期は4期連続プラス、民需は一時的停滞
2013年 11月 14日 10:45 JST
[東京 14日 ロイター] -内閣府が14日発表した2013年7─9月期国内総生産(GDP)は実質値で、前期比0.5%、年率プラス1.9%、4四半期連続のプラス成長となった。

久々に持続的な景気回復となっていることが確認できた。ただ年率4%前後の成長が続いた直近2四半期からは大きく減速。これまで貢献してきた個人消費の増勢が鈍り、輸出も減少するなど、民需の力強さが欠けた一方、支えたのは公共投資と住宅だった。

成長率減速は一時的と見られ、先行き10─12月期は消費増税前の駆け込み需要や設備投資回復で再加速が予想されている。

<消費・輸出の寄与低下、公共投資が下支え>

4四半期連続の成長はリーマンショックからの回復に当たる2009年4─6月期から2010年7─9月期までの6四半期連続成長以来。ロイター予測のプラス1.7%を上回った。

ただ、7─9月期は4─6月期に比べて民間最終消費や設備投資、輸出といった民需の減速が目立った。

民間最終消費は前期比0.1%と、4─6月期の同0.6%から増勢が一服。株価や円安が一服し、株式売買手数料など「金融サービス」が低調だったことが大きく足を引っ張ったほか、消費者マインドの低下も影響。自動車や旅客輸送、ハンドバック・アクセサリーなど身の回り品が増加に寄与した。

民間設備投資は3期連続プラスを維持したが、前期の1.1%から0.2%に減速した。火力発電所の設備更新や自動車など輸送機械への設備投資が寄与した。

外需の寄与度は前期比マイナス0.5%と3四半期ぶりにマイナスに転じた。輸出数量がアジア向け中心に減少した一方で、輸入が内需好調で輸送機械や電子通信機器などが増加したため。輸出3四半期ぶり減少。輸入は3四半期連続で増加した。輸出減の背景について内閣府では「アジア・米国経済動向が反映した」とした。

好調だったのは、公的固定資本形成。前期比6.5%と伸びを高めた。12年1─3月(同8.5%)以来の高さで、2月に成立した10兆円を超す大型補正予算の執行が本格化したことで、公共投資が成長の押し上げに寄与した。ただし、4─6月期に契約がピークとなったことから、その効果が7─9月に表れたもので、今後は公共投資の寄与はピークアウトすることになる。

民間住宅投資も前期比プラス2.7%と大幅に増加。2014年4月の消費税率引き上げを控えた駆け込み需要の高まりが寄与した。増加は6四半期連続で伸び率は2012年10─12月期(同3.2%増)以来の高い伸びだった。

<内需デフレーターが5年ぶりプラスに、デフレ脱却へ前進>

GDPデフレーターは前年比マイナス0.3%と、下落幅を縮小。天候不順による野菜の相場高や、石油製品価格の上昇などが主因と見られる。このうち内需デフレーターが前年比プラス0.5%と、2008年7─9月期以来、5年ぶりにプラスに転じた。着実にデフレ脱却に向けた動きが続いている。

一方、前期比ではマイナス0.1%と2四半期ぶりに下落した。

雇用者報酬は、実質で前期比マイナス0.6%と、3四半期ぶりの減少。民間企業では夏のボーナスなどで増加傾向がうかがえるものの、地方公務員の賃下げの影響が大きく、民間給与の増額ではカバーしきれなかった。名目では雇用者数の増加が前年比プラスに寄与した。

<減速は一時的要因多く、再加速へ>

今回の7─9月GDP1次速報では、夏場に成長率が減速したことが明らかとなったが、政府も民間調査機関でも一時的な減速と受け止めている。少なくとも`年度内は消費増税前の駆け込み需要や企業の在庫積み増しが予想されているため。加えて、雇用所得環境の回復傾向、設備投資の回復なども寄与すると見られている

駆け込み需要だけにとどまらない前向きの要因も重なることから、 内閣府幹部は「内需は底堅く、景気は上向いている。成長率が緩やかだったのは一時的で、年内は再加速し着実な動きが続くだろう」と見ている。

(中川泉 石田仁志 吉川裕子 編集:宮崎亜巳)


 
7−9月GDPは4期連続プラスも、前期から減速−予想は上回る (1) 

  11月14日(ブルームバーグ):今年7−9月期の実質国内総生産 (GDP)速報値は、前期比年率で1.9%増と、4四半期連続でプラス成長となった。プラス幅は予想を上回ったが、前期からは縮小した。海外経済の減速で外需が低迷したほか、アベノミクス効果で堅調だった個人消費にも一服感が出た。
内閣府が14日発表した同四半期のGDP速報値は物価変動の影響を除いた実質で前期比0.5%増となった。ブルームバーグ・ニュースによる事前調査の予想中央値は前期比が0.4%増、年率換算では1.7%増だった。項目別では、GDPの約6割を占める個人消費が0.1%増と前期から減速。外需が成長率全体に占める寄与度はマイナス0.5ポイントと、全体の足を大きく引っ張った。
一方で、公共投資は6.5%増と引き続き堅調で、0.2%増となった設備投資とともに全体を下支えした。在庫の寄与度はプラス0.4ポイント、内需の寄与度はプラス0.9ポイントだった。前期(4−6月)の実質GDP成長率は前期比0.9%増、年率換算3.8%増だった。
記者会見した甘利明経済再生担当相はGDP速報について、「緊急経済対策の効果が発現した」とし、景気が引き続き上向いているとの認識を示した。半面、海外景気の下振れリスクを今後も注視していく必要があると述べた。
SMBC日興証券のシニアエコノミスト、宮前耕也氏は発表内容を受けたリポートで、成長の減速は「アベノミクスのうち、『第一の矢』(株高に伴う資産効果)の勢いが落ちた影響」と指摘。一方で「『第二の矢』(公共投資)をはじめとした投資関連が景気の下支え役となっている」と述べた。
増税前の駆け込み需要
国内景気は先行きも堅調に推移する見通し。日本銀行は先月末公表した「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」で、2013年度の実質GDP成長率の見通し(政策委員の中央値)を2.7%増、14年度は1.5%増としている。日銀は「2回の消費税率引き上げに伴う駆け込み需要とその反動の影響を受けつつも、基調的には潜在成長率を上回る成長を続ける」との見方を示している。
SMBC日興の宮前氏は、「年度後半に向けては、駆け込み需要が本格化し、成長率が再加速する見込みだ」と予測。「7−9月期の成長率鈍化は、振り返ってみれば『中だるみ』であった、との位置づけになろう」とみている。
一方、先行きに慎重な見方も聞かれる。みずほ証券のチーフマーケットエコノミスト、上野泰也氏はリポートで、今回下支え要因となった公共投資の伸びには持続性が伴いにくいとし、消費増税前の駆け込み需要の反動も来年4−6月期を中心に表れると予想。景気回復のけん引役が期待される輸出が力強さを欠くままでは、「景気の下振れリスクは大きくなる」と述べた。 
更新日時: 2013/11/14 10:52 JST


 

 

 
債券は反発、米長期金利低下で買い先行−5年債入札は順調との見方

  11月14日(ブルームバーグ):債券相場は反発。米国の長期金利が低下に転じたことを受けて買いが先行した。きょう実施の5年債入札は需給の良さを背景に順調になるとの見方が出ている。
東京先物市場で中心限月の12月物は前日比13銭高の145円03銭で取引を開始し、145円09銭まで上昇した。現物債市場で長期金利 の指標となる新発10年物国債の331回債利回りは同1ベーシスポイント(bp)低い0.595%で始まり、その後も同水準で推移している。5年物の115回債利回りは0.5bp低い0.20%。20年物の146回債利回りは0.5bp低い1.475%、30年物の40回債利回りは1bp低い1.615%に下げている。
バークレイズ証券の丹治倫敦債券ストラテジストは、債券相場について「米債高を受けて上昇して始まった後は様子を探っている」と指摘。「米金利が上昇した時は反応が鈍かっただけに、低下した時に円債がどこまで追随するか見極める必要がある。株高もあり、今のところ10年債利回りが0.6%を割り込んでどんどん買い進まれる感じではない」と話した。
財務省はこの日午前10時半から5年利付国債(11月発行)の入札を実施する。表面利率(クーポン)は前回債と同じ0.2%となる見込み。発行額は2兆7000億円程度。
シティグループ証券の清水麻希シニアJGBストラテジストは、「市場の目線が一段の金利低下リスクにシフトしている中、入札は順調な結果になる」と予想。4月以降の日銀オペを振り返ると5年債が対象となるオペは応札倍率が平均で4倍を超え、オペ活用の需要が高いセクターだと指摘。「新発債の入札が行われた翌日に同じ年限を吸収する日銀オペのサイクルが定着してきていることが、市場センチメントの安定に少なからず貢献している」と言う。
13日の米国債相場は上昇。米10年債利回り は前日比7bp低下の2.70%程度に下げた。前日に約8週間ぶりの高利回りを付けた反動で買いが優勢だった。次期米連邦準備制度理事会(FRB)議長に指名されているイエレン副議長が、金融刺激策の縮小前に経済の改善が必要だとの見解を明らかにしたことも支えとなった。

更新日時: 2013/11/14 10:07 JST


 


アジア太平洋地域の公社債保証コスト、低下−CDS取引

  11月14日(ブルームバーグ):14日のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、アジア太平洋地域の公社債保証コストが低下した。
ウエストパック銀行によれば、オーストラリアの投資適格級発行体に連動するマークイットiTraxx豪州指数のスプレッドはシドニー時間午前11時36分(日本時間同9時36分)現在、3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の104bp。CMAによると、このまま引ければ1日の下げ幅としては先月17日以来の大きさとなる。
オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)によると、40の投資適格級発行体で構成するマークイットiTraxxアジア(日本除く)指数のスプレッドはシンガポール時間午前8時19分(日本時間同9時19分)現在、2bp低下の138bp。CMAのデータに基づくと、このままいけば先月30日以来の大幅な下げで取引を終了する。
シティグループによれば、マークイットiTraxx日本指数のスプレッドは日本時間午前9時16分現在、1bp低下の88.75bp。
原題:Asia-Pacific Bond Risk Falls, Credit-Default Swap PricesShow(抜粋) 
更新日時: 2013/11/14 11:06 JST

 
イエレンFRB副議長、超緩和的政策の必要性強調=公聴会証言原稿
2013年 11月 14日 11:09 JST
[ワシントン 13日 ロイター] -次期米連邦準備理事会(FRB)議長に指名されたイエレン副議長は、14日の上院銀行委員会の指名承認公聴会向けの証言原稿で、引き続き潜在的水準を下回る状況となっている経済と労働市場を下支えするため、FRBにはまだなすべきことがあるとの見解を示した。

イエレン氏は「現時点では景気回復の支援が金融政策を正常化するために一番確実な道だと信じている」と表明した。

イエレン氏の証言原稿は、委員会内でFRBの非伝統的な金融政策に対して批判的な共和党議員からの質問を念頭に置いているとみられる。

証言原稿が明らかになったことを受け、金融市場では米国の景気回復が途絶えないようにするため、緩和的な政策を維持するとの観測が強まった。

証言原稿でイエレン氏は、経済や労働市場が潜在的水準を「はるかに下回る」状況だとの見方を示した。

またインフレ率については、「FRBの目標である2%を下回っており、当面その水準で推移する見通し」としている。

22人で構成される上院銀行委員会では、民主党が12人と多数派を占めている。公聴会は米東部時間14日午前10時(1500GMT、日本時間15日午前零時)から始まる。

上院本会議での採決の前に、同委員会がイエレン氏の指名を承認する必要があり、量的緩和策などFRBの金融政策について厳しい質問が投げかけられる見通し。

<緩和的政策の継続>

金融市場関係者はイエレン氏を政策面でのハト派とみなしており、バーナンキ議長による超緩和的な政策をイエレン氏が維持すると広く見込まれている。

JPモルガンのエコノミスト、マイケル・フェローリ氏は顧客向けノートの中で、イエレン氏がハト派だと受け止められていることを踏まえると、インフレ率の抑制に関しても真剣に取り組むことを確約する努力が必要になってくるとの期待があったと指摘。その姿勢が証言原稿では明確になっておらず、14日の朝にタカ派的な発言を行うとも思えない、と述べた。

イエレン氏が緩和策の必要性を強調したことで、来年まで緩和縮小は行われないとの観測が強まった。ただし、クレディ・スイスのエコノミスト、ダナ・サポルタ氏は12月に緩和縮小を開始する見通しは後退したが、指標で裏付けられた場合、小規模な緩和縮小が早くて1月に始まる可能性も除外できない、と指摘した。

情報BOX:イエレン氏の米上院公聴会証言原稿
2013年 11月 14日 08:56 JST
[ワシントン 13日 ロイター] -米上院銀行委員会は14日、次期連邦準備理事会(FRB)議長に指名されたジャネット・イエレンFRB副議長に金融政策の方針などを聞く公聴会を開催する。イエレン氏の証言原稿は以下の通り。

「ジョンソン(銀行委員会)委員長、クラポ議員、委員会の皆さん、本日このような機会を設けてくださり、ありがとうございます。この36年、さまざまな局面でさまざまな役割を担いFRBで働くことができたことは名誉であり、(オバマ)大統領に次期FRB議長に指名されたことを栄誉に思います」

「わたしは、議会がFRBに多大な責任を委任したという明確な理解をもって任務にあたります。そこで下す決断は、すべての米国民の幸福、米国の強さと繁栄に影響を与えます。そうした繁栄はもちろん、米国民の生産性と活動に最も依存しますが、FRBも一翼を担い、最大雇用、安定したインフレ、金融システムが安全かつ健全な環境の実現を目指しています。

過去6年は、米国が試練に直面し、多くの米国民にとって厳しい時期でした。われわれは、最悪の金融危機、大恐慌以来最も深刻なリセッションを耐え抜きました。影響は深刻でしたが、はるかに深刻になっていた可能性がありました。

この試練に政府のリーダーたちは結束して取り組み、危機の鎮静化に成功しました。FRBは、バーナンキ議長の賢明かつ巧みなリーダーシップの下、金融システムの安定化、経済の急激な悪化に歯止めをかけ成長を取り戻すよう支援しました」

「米経済は現在、著しく強くなり回復し続けています。民間セクターは危機後最悪だった2010年以降、780万人の雇用を創出しました。危機の震源だった住宅の価格と販売は大幅に改善しています。自動車産業はすばらしい回復を遂げ、国内の生産・販売は危機前の水準近くに戻りました」

「われわれは著しい前進を遂げましたが、危機やリセッションによる落ち込みから回復を遂げたとは言えません。失業率はピークの10%からは低下しましたが、10月の7.3%は依然高過ぎる水準で、労働市場や経済が潜在能力をかなり下回っていることを示しています。インフレ率もFRBが目標とする2%を下回っており、しばらくこの水準にとどまると予想します」

「これらの理由から、FRBはより力強い回復を促進するための政策手段を活用しています。力強い回復が実現すれば最終的にFRBは金融緩和を緩めることができ、資産買い入れのような異例な政策手段に頼る必要性も低下します。いま回復を支援することが、より正常な金融政策アプローチに戻る最も確実な道だと確信しています」

「過去20年間、特にバーナンキ議長の下でFRBは目標についてより多く、より明確な情報を提供してきました。バーナンキ議長と同じくわたしも、金融政策はFRBが何をどのように達成しようとしているかを一般が理解している状況で最も効果を発揮すると強く確信しています。わたしはバーナンキ議長の要請を受け、2%のインフレ目標など連邦公開市場委員会(FOMC)の長期的目標に関する声明導入に旗振り役としてあたりました。

この声明は目標達成に向けたFRBの取り組みについて明確かつ強力なメッセージを送り、将来にわたってインフレ率が安定的で低水準にとどまるという予想を一般に定着させる一助となったと考えています。このほか多くの面でFRBは一段と開かれ透明性が高い中銀となりました。わたしはこうした透明性への取り組みを強く支持してきましたし、議長就任が承認されれば、引き続き支持していくつもりです」


 
ドルの上値重い、米緩和継続観測で99円前半−公聴会見極め

  11月14日(ブルームバーグ):午前の東京外国為替市場では、ドルの上値が重い。この日開かれるイエレン次期連邦準備制度理事会(FRB)議長の指名承認公聴会で金融緩和の継続が示唆されるとの見方がドルの重しになっている。
ユーロ・ドル相場は前日の海外時間に、欧州中央銀行(ECB)当局者の発言を手掛かりに一時1ユーロ=1.34ドル台を割り込む場面が見られたが、米国市場終盤にはイエレン次期議長の証言テキストの公表を受け、ドル安が進行。この日は一時1.3498ドルと7日以来のドル安値を付け、午前10時15分現在は1.3483ドル前後で取引されている。
外為どっとコム総合研究所のジェルベズ久美子研究員は、「予想されていたとはいえ、イエレン氏の発言がハト派であると解釈され、ドル安が進んだ」とし、「あとは実際に質疑応答などでどのような考えが見えてくるかが注目だ」と指摘。その上で、「イエレン氏の話で年内テーパリング(量的緩和縮小)という観測が台頭するとは思えない」と言い、ドルは「どちらかというと下のリスクの方がありそう」と話す。
ドル・円相場は海外時間に1ドル=99円台後半からじりじりと値を切り下げ、米国市場の引けにかけては一時99円11銭までドル売りが進行。同時刻現在は99円37銭前後となっている。
この日発表された日本の7−9月の国内総生産(GDP)速報値は、前期比年率で1.9%増と4四半期連続でプラス成長となり、ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査の予想中央値(同1.7%)を上回った。
指名承認公聴会
イエレン次期FRB議長は米経済と労働市場の動向が「潜在力を大きく下回っている」として、金融刺激策の縮小前に改善が必要だとの見解を明らかにした。14日の米上院銀行委員会での証言テキストが事前に配布された。
公聴会は14日午前10時(日本時間15日午前零時)から行われる。一部議員は刺激策を支持してきたイエレン氏の姿勢を理由に、指名承認に反対する意向を表明している。
上田ハーロー外貨保証金事業部の黒川健氏は、「イエレン氏はここ最近、積極的な発言を控えていただけに、本日の公聴会は今後のFRBの政策スタンスを判断する上で、注目度は高い」と指摘。「ハト派とされるイエレン氏の発言がQE3(量的緩和第3弾)の長期継続を示唆する内容となった場合は、ドル売りの展開になる」とみている。
13日の米国債相場は上昇。前日に約8週間ぶり高水準を付けた10年債利回り は取引終盤に一段と低下し、2.70%を割り込んだ。
英中銀とECB発言
イングランド銀行(英中央銀行)は13日に公表した四半期物価報告で、失業率が同中銀が利上げを検討する上で目安とする7%の水準まで低下するとみる時期を、従来の予測から前倒しした。英経済は「堅調に」回復しており、インフレ率は低下しているとの認識を示した。 
これを受け、前日の海外市場ではポンドが上昇。一方、ECBのプラート理事は米紙ウォールストリート・ジャーナルのインタビューで、物価安定を確実にするためにECBはあらゆる選択肢を検討するとし、必要ならば資産購入やマイナス預金金利も取り得る手段の一つだと語った。
ユーロ・円相場は海外時間に1ユーロ=133円台後半から一時133円23銭までユーロ売りが進行。その後は値を戻し、同時刻現在は133円99銭前後で推移している。 
更新日時: 2013/11/14 10:18 JST

 

 

 

NY銀先物:過去7カ月で最長の5日続落−緩和策縮小観測で
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  11月13日(ブルームバーグ):ニューヨーク市場の銀先物相場は過去7カ月で最長の下落となった。米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和策縮小に動くとの観測が高まり、代替資産としての貴金属の需要が後退したことが要因。
米アトランタ連銀のロックハート総裁は12日、債券購入プログラムの縮小についての協議が来月「実施される可能性が高い」との見方を示した。英バークレイズは10月31日、工業用の銀需要が改善しているものの「過剰供給と投資需要の弱さが銀価格の大幅な下落リスクにつながる」との見通しを示している。
銀相場は年初来で32%下げており、年間ベースでは1981年以降で最大の下落となる可能性が高い。下落率はS&P・GSCIスポット指数を構成する商品24銘柄の中でトウモロコシに次いで大きくなっている。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銀先物相場12月限終値は前日比1.6%安の1オンス当たり20.442ドル。5営業日続落は4月4日以降で最長。
原題:Silver Caps Longest Slump in Seven Months on StimulusOutlook(抜粋)

更新日時: 2013/11/14 08:27 JST 

 
NY原油先物時間外:下落−API在庫増を嫌気

  11月14日(ブルームバーグ):ニューヨーク原油先物相場は14日の時間外取引で下落。下落はここ3日間で2回目。米石油協会(API)が発表した先週の原油在庫が増加したことを嫌気した。北海ブレント原油とウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)の価格差は過去約7カ月で最大に広がった。
原油先物相場は一時、0.4%下落した。API発表の原油在庫は先週、59万9000バレル増加した。米政府が14日に発表する先週の原油在庫はブルームバーグ・ニュースの調査によると、80万バレル増が予想されている。ブレント相場は13日、リビアで続く抗議行動で同国の原油輸出が途絶するとの懸念から上昇した。
プライス・フューチャーズ・グループ(シカゴ)のシニアマーケットアナリスト、フィル・フリン氏は「米国の原油在庫が問題だ」とし、リビアでの抗議行動については「原油の荷積みが妨害されているとの話もあり、市場の懸念が高まっている」と述べた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物12月限は一時、40セント安の1バレル当たり93.48ドルを付けた。シドニー時間午前11時19分(日本時間同9時19分)現在、93.62ドルで推移。前日の通常取引は0.9%高の93.88ドルで引けた。全限月の取引高は100日平均を約67%下回った。
原題:WTI Oil Declines as U.S. Crude Stockpiles Gain a SeventhWeek(抜粋) 
更新日時: 2013/11/14 10:58 JST

[12削除理由]:無関係な長文多数

02. 2013年11月14日 16:21:57 : KgvkdBAaIs
円安で石油など輸入物価が上がって生産コストが上がっているのに
GDPデフレーターがマイナス0.1%だから、個人消費の名目伸びはゼロ。

公共事業の高い伸びだけで支えられている。

消費増税決定の結果が反映される 11月に注目。
11月に良い結果がでていないと、来年はやばい。

このデータでは 賃金を上げることはできない。
もっとも 公務員は7.8%上がるけど。



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