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財務省が語らない「借金」問題 (週刊現代) 
http://www.asyura2.com/13/hasan84/msg/149.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 11 月 25 日 13:28:00: igsppGRN/E9PQ
 

財務省が語らない「借金」問題
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/37563
2013年11月24日(日) ドクターZ 週刊現代 :現代ビジネス


財務省の最新の発表によると、「国債及び借入金並びに政府保証債務現在高」が1011兆円を突破した。メディアは「国の借金」が過去最大額になったと騒ぎ立てている。しかし、実はこれ以外にも政府からは様々な種類の「国の借金」が発表されていることはあまり注目されていない。

「国債及び借入金並びに政府保証債務現在高」は、財務省理財局が公表している数字だが、同じ財務省主計局からは「国及び地方の長期債務残高」、内閣府からは「国と地方の公債等残高」、「一般政府総債務」が公表されている。

'12年3月末の実績数字はそれぞれ960兆円、895兆円、850兆円、1097兆円と数字も違っている。それぞれがバラバラな定義になっているためだ。

たとえば財務省理財局発表の数字は、普通国債670兆円、財投債111兆円、借入金等62兆円、政府短期証券117兆円を合計して960兆円となる。一方で主計局の数字は、普通国債670兆円、借入金等25兆円、地方債務200兆円の合計で895兆円だ。

理財局は、財投債や政府短期証券をカウントし、地方債務はカウントしていない。主計局は、財投債や政府短期証券をカウントせず、地方債務をカウントする。借入金等の数値は理財局が主計局より大きいが、主計局はその差の多くを地方債務とカウントしている。

いずれにしても、普通国債はわかるとして、財投債、借入金、政府短期証券はあまり聞いたことがないという人も多いだろう。政府はそれらをどのように使い分けているのか。

財投債は、政府系金融機関や特殊法人などへ資金を流すための調達方法で、見かけ上は普通国債と全く区別がない。

借入金は、各省の特別会計が財務省から借りたりするときに使われる。この多くは、総務省の交付税特別会計が財務省や民間金融機関から借り入れたもの。交付税特別会計自体が地方へ資金を流すためのものなので、主計局ではその特別会計の借金は地方の借金と考えて、地方債務に計上している。

ただし、借入金の大半は、政府が政府から借りているので、夫婦の貸し借りみたいに、国民との関係で言えば借金とはいえない。

政府短期証券は、外為資金に化けている。政府短期証券で調達した資金を外債投資しているのだ。借金して財テクしているようなものだ。一応名目は為替介入といっているが、変動相場制の先進国で、日本ほど多くの外為資金がある国はない。これは金融機関向けの「公共事業」といわれているが、こんな不透明な借金は早くやめた方がいい。この財テクをやめるだけで、国の借金は117兆円も少なくなる。

では、われわれは国の借金を知るのになにを見るのが賢明なのかといえば、国のバランスシートの負債総額を見ればよい。バランスシート上では、普通国債総額が負債計上されず普通国債のうち国の所有分は差し引かれ、借入金も国からのものは控除され民間からのものだけしか計上されない。その一方で、財投債も政府短期証券も、さらにそのほかの債務も包括的にすべて計上されるからだ。

'12年3月末の国の負債合計は1088兆円。ならば、財務省はこのバランスシートの負債合計を発表すればいい。しかし、バランスシート上には負債合計とともに資産合計も出てくる。資産は629兆円。その中身は天下り先への貸付金や出資金なので、財務省はこれを大っぴらには言いたくないのだろう。


『週刊現代』2013年11月30日号より


 

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コメント
 
01. 2013年11月25日 14:09:20 : nJF6kGWndY

隠れ債務と言えば、年金債務だな

デフレ不況が続いていれば、連鎖的な企業倒産と年金破綻が起こり

それも政府が保証することになれば、桁違いの莫大な借金となる

欧米もディスインフレ傾向が高まれば、他人ごとではなくなる

http://www.newsweekjapan.jp/column/ikeda/2010/06/post-188.php
企業を脅かす年金債務の重荷

http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM25029_W3A720C1FF1000/
米自治体、年金債務重く デトロイト破綻で追随も

http://www.iicp.co.jp/library/report/upload_docs/USAPension18.pdf
米国企業の年金問題の新たな局面


02. 2013年11月25日 15:29:50 : E0T9YXZQMx
世界でもアフリカの一部後進国しか採用してない官僚簿記採用国ですから。
利点は全体像が見えない使いきり方式です。
債務だけで騒ぎ立てるボケどもがなにほざいてるかな?
もう少し簿記を勉強したら?
それから述べてください。他国とはそもそも計算方式の土俵が違うので単純に比較できないこと知ってました?

03. 2013年11月25日 19:58:54 : YXsDiowyHY
>政府短期証券は、外為資金に化けている。政府短期証券で調達した資金を外債投資しているのだ。借金して財テクしているようなものだ。一応名目は為替介入といっているが、変動相場制の先進国で、日本ほど多くの外為資金がある国はない。これは金融機関向けの「公共事業」といわれているが、こんな不透明な借金は早くやめた方がいい。この財テクをやめるだけで、国の借金は117兆円も少なくなる。

ばかだなあ。

(1)経常黒字=広義資本赤字(資本収支+外貨準備増減)

だから、

経常黒字2兆円で、資本収支が-1兆円なら、自動的に外貨準備増減も-1兆円になる。

不透明な借金でも、なんでもない。必然てきに増えるもの。

(2)外貨準備100兆円(1兆ドル)=短期証券100兆円は合っている。

しかし、外貨を売ったら、民間金融機関に短期証券分100兆円返却になる。

民間からしたら、「現金」で融資先が無いので、「短期証券」を買った。

そこに、「現金」100兆円戻されて、どうすれというのか????

また、外貨を政府が売っても、その分を「民間為替銀行」が購入するだけで、外貨を100兆円分、日本が持つ=ということは、対外資産250兆円は、まったく変わらない。

外貨を政府が持たないで、民間に持たせる・・・ただ単にこんな事して、何の意味があるんだ???

経済学や、会計知らずに、週刊誌なんぞに記事を書くな!!また、日本人が騙される!!


04. 2013年11月26日 07:14:25 : sUpHQ8Q75g
>>03. 2013年11月25日 19:58:54 : YXsDiowyHY

バカはおまいじゃね?
つう素朴な疑問に
再訪して答える気はあるんだろうかw


05. 2013年11月26日 12:23:45 : RQpv2rjbfs
役人栄えて民滅ぶ、役人には鉄砲を持った役人(自衛隊)、デマを流すNHK、ボッタクリのインフラメーカー、同じ釜の飯を食っている政治家も含む。

こいつらは病原菌のようなものだ、暴れ狂って増殖し宿主を殺してやがて自身も滅びるのだ。

上から見ようが下から見ようが、どんな名前を付けようが借金1000兆円は消えたりしない、踏み倒すか、国民から剥ぎ取るか、剥ぎ取ったあげく踏み倒すかだ。


06. 2013年11月26日 20:17:15 : YXsDiowyHY
>051000兆円の借金=1000兆円の資産。

日本の金融資産5700兆円=負債5700兆円。

この中には、企業の借金(株・社債)1130兆円=国民資産1130兆円も含まれる。

国債1000兆円が危なくて、株や社債は大丈夫な根拠は?

過去に、国債を返済した国など、1つも無い。みな、借り換え借り換え・・・。

国債残高/GDP比を少なくしているだけ。


07. 2013年11月27日 01:48:55 : 4ph3dskz2A
>03

>外貨を政府が持たないで、民間に持たせる・・・ただ単にこんな事して、何の意味があるんだ???

日本国だけがこれほど短期債を発行して外貨を溜め込む意味はあるんですか?
逆に民間がやったほうが自然ではないですか?


08. 2013年11月27日 15:16:15 : Ba8rUxlKcw
>07

あのなあ、外貨は「ため込む」のではなくて、経常黒字があれば、「必然的に増える」の。

経常黒字額=資本赤字額(資本収支と外貨準備増減)なの。


中谷巌 「入門マクロ経済学 第5版」日本評論社 2007 p155
 経常収支が黒字であった場合、外国から受け取った外貨は、外国の債券を購入したり、外国に工場を建てるなど、対外投資に使われる(使われなかったぶんは外貨準備の増加となる)。これが資本収支の赤字になる。


09. 2013年11月27日 20:16:38 : O5IcJtblwc
>08

そんなことはわかっている。
国がやる必要はないのではないのですか?と聞いている。



10. 2013年11月27日 20:21:13 : nJF6kGWndY

巨額の政府の財政赤字問題の本質は、破綻させず維持するためには、金融抑圧政策(増税、低金利・・)を余儀なくされるということ

かと言って、債務カットやデフォルトでは、モラルハザードになり、それはリスクプレミアムの上昇という形で、やはり経済を下押しする

つまりムダな財政赤字を貯め込むと、経済成長率が下がり、国内実質生産が低下し、結果として、デフレだろうがインフレになろうが、実質国民所得が低下することにある

逆にいれば、効率的で有用なインフラ更新&整備などは、行った方がいい
(実際、過去の道路や鉄道、ダム港湾整備は、その典型)

しかし、一般に先進国では、官主導の公共投資は非効率にならざる得ないというのが残念なところだ


11. 2013年11月27日 20:31:07 : nJF6kGWndY
>>09 外貨を溜め込む意味はあるんですか?逆に民間がやったほうが自然ではないですか?

国以外、そんな巨大なリスクを取る経済主体はソロスなどヘッジファンドくらいだろう
(それも金儲けが確実にできる場合しかしないし、利益が出ればすぐに売って銀行に金を返すw)

新興国の場合、国が通貨安誘導のための為替介入を行う意味は、成長途上の未成熟な国内産業を不安定な通貨変動から守るためだ

この場合、基本的には、大目に見られている


しかし、経済が発展した先進国の場合、それは許されず、対抗措置を取られることも多い
(だから日本も塩漬けにしたドルボンドの処分に困っていたが、今後、長期円安とドル高金利傾向に陥れば、逆に、これは巨額の含み益になり、円安の一方的な進行も多少は抑制できる)


そこで先進国の中銀(FRBや日銀)は、QEを行い「これは為替介入ではない」と言い張るわけだ



12. 2013年11月27日 23:18:29 : O5IcJtblwc
>11

円高対策のため、為替介入しその後に金融緩和するというのは、結果的に国益になっている。
リスクをとる為の行為には巨額すぎる。はじめからQEをやっておけばいい話であると感じますが。。

財務省は、外債を借金のようにカウントして国民を脅している。
そして歳出権を大きくするために消費税も上げてしまった。
こんなに金を溜め込むことは、日本経済に打撃を与えていることといっても過言ではないはず。インフラ更新&整備に使ったほうが良いに決まっている。
むしろ消費税増収による歳出権(利権)拡大のために外為資金や特殊法人を利用したとも考えられる。
こんなことをやって消費税を上げるのはおかしいし必要性も感じられない。
マイナンバー制度を導入し、歳入庁を作ったほうが、よっぽど公平に税収増となると感じます。


13. 2013年11月28日 01:57:45 : nJF6kGWndY
>>12 はじめからQEをやっておけばいい話

いや、QEは、戦後、強烈なインフレの恐怖を経験している国々にとって禁忌になっていたから

それを実行した時、日銀は例によって、将来ハイパーインフレになる、0金利では効果が無い、など批判を受け

白川時代を経て現在まで、同じような批判は続いている


それに途上国だった日本にとって、馴れた為替介入の方が遥かに簡単で、ドルを持つことで通貨危機リスクも減らせるし。副作用も明確だと考えられてきた

そもそも、米経済が長期低迷し、これほど長期円高になり、デフレ不況と低金利が続くとは、ほとんど誰も想像できなかったろう
(もちろん、予測して大儲けした人もいたはず)


>マイナンバー制度を導入し、歳入庁を作ったほうが、よっぽど公平に税収増となる

これは、随分前から言われているが、当然 官僚機構を縮小・単純化する話は抵抗が強く、全く進んでいない

よほど政治力がない限り難しいだろう


wiki/量的金融緩和政策
日銀による量的金融緩和は、マネーサプライの伸びを促進しデフレを撲滅することが目的であった。この政策はインフレ抑制の場合と違い金利がゼロ以下にならない制約があるため効果発揮への期待が薄かった。さらに、すでに名目金利はゼロ近くに誘導しているところにデフレが進行したため、実質金利を引き下げる手立てが無くなり、従来型の金融政策の打つ手はこれ以上考えられなかった。

作用・副作用がわからない、この政策を実施せざるを得なくなったのは前年の政策ミスが背景にあった。2000年8月、日銀は日本経済の見通しが明るいとしてゼロ金利政策を解除した。金利機能を取り戻したいと言う日銀たっての希望の下での決定であったが、2000年秋からITバブル崩壊後の厳しい設備投資後退で景況は急速に悪化していった。このため、早くも半年後に政策転換を余儀なくされる結果となった。議会などからは、日銀の政策錯誤への責任を問う声が上がり、独立性を侵害されかねない状況となった。このような状況下において、より強力な金融緩和姿勢を表す量的緩和が実施されることとなった。


14. 2013年11月28日 02:49:06 : O5IcJtblwc
>13

おっしゃることはわかるが、外国では為替介入のほうが批判は大きい。
あえて外債を増やした理由は、消費税に結びついていると勘ぐりたくなる。

日銀もバカではないはずだが、国民を省みずあそこまで日銀理論を誇示し踏襲したのには訳があるはずと勘ぐりたくなる。結局、財務省とつながっているのではないかと。。

歳入庁も官僚機構を縮小せずに財務省からの分離とし、社保庁からの転籍者はデータチェック要員を拡充させればよいと考える。
アメリカのように金持ち増税の流れにしたほが、結果的に格差是正となり好況が生まれ持続する。


15. 2013年11月28日 17:25:07 : YXsDiowyHY
09. あのなあ、国がやるとかやらないとか関係なく、「外貨」は増えるの。国際収支表が、複式簿記で書かれていることを知らんのか?

それに、円安になれば、必然的に外貨は増えるの。持ってるだけで。

米国債の期限がきたら、自然償還なの。勝手に減るの。

国が持たなくても(売ったとして)、民間に短期国債分償還して、現金返す。、民間は「儲けよう」と考えて、国債買ったのに、現金返されてどうするんだ?という話。

よく読め。


16. 2013年11月28日 20:37:58 : O5IcJtblwc
>15

短期国債を売らなきゃいいだろという話。
売るんならインフラ整備に使ったほうがいいだろ。
円安にしたいんならQEをやらないと効果がないだろ。
QEやれば、民間も設備投資を考えるだろ。
無駄なことをするなという話。

話をちゃんと理解しろ。
阿修羅は、バカ左翼が多いが君はよく勉強しているんだからもったいない。


17. 2013年11月28日 23:39:39 : ZrqlcoLz7W
ドルの側面からすると、こんだけ輪転機廻しまくっててドル高ってのもちょと不思議だが、ここ円安(=ドル高)進行とシンクロして今まで低迷していた原油価格がどんどん上がってるということは、アラブ産原油の利権おさえてドル建て決済オンリーでドル基軸通貨のステイタスを守ってきた既得権益の米石油メジャー(ロクフェ - ブシュ 周辺)が巻き返し図ろうとしてるんじゃないかと。ドル高で喜ぶのは原油・ガソリンおさえている石油メジャー、円安で嬉しがるのはトヨタその他の脱日無国籍製造メーカー。 最近、晴天の霹靂でコネズミが脱原発を大っぴらに騒ぎ始めてるが、ブシュのスカル&ボーンズ、ジャパンハンドラー達をバックにつけたコネズミが原油売上を上げる為にやってると考えれば不自然ではない。

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