下川氏はＬＣＣ搭乗１００回超／（Ｃ）日刊ゲンダイ

搭乗１００回超の有名旅行作家「ＬＣＣは大いに活用すべし」
http://gendai.net/articles/view/life/146947
2013年12月28日　日刊ゲンダイ

　欧米に遅れて約２０年、東南アジアに遅れて約１０年、日本でもＬＣＣの運航が始まりました。航空運賃は燃料費、人件費、経費でほぼ決まるのですが、ＬＣＣは徹底した経費削減で航空運賃の低価格を実現しています。

　ＬＣＣ未経験者が気にされるのは「安全性」「遅延」「座席が狭い」「預ける荷物が有料」などでしょう。安全性に関しては、「１回落ちたら（会社が）つぶれる」という話もあるほど、各ＬＣＣは神経質になっています。大手航空会社と安全性で差はありません。実際、世界初のＬＣＣ「サウスウエスト」はこれまで無事故です。

　遅延は、気象災害の影響を除いて、今はほとんどない。ＬＣＣの搭乗が１００回を優に超える僕でも、最近はあまり経験ありません。座席は確かに狭いですが、台湾や韓国など週末旅行で行く場所なら数時間のことですから、機内食サービスがないことも含めて、気にならないと思いますよ。

　荷物はむしろ「最低限のものだけ持参。足らなければ現地調達」くらいに考える。国内旅行なら大荷物で行きませんよね？　週末旅行ですし、国内旅行と同じように考えていいと思います。量販店などで売られている“ＬＣＣ用バッグ”を利用してもいいでしょう。

　人によっては、インターネットの予約が面倒に思うかもしれません。でも、ネットで買い物をするのとほとんど変わりません。思っている以上に簡単です。日本に乗り入れているＬＣＣは、海外の航空会社でも日本語のサイトなのも安心です。

　ただ、ひとつ。映画や音楽などの機内のエンターテインメントがないので、暇つぶしの方法を考えておいた方がいいです。ＬＣＣ就航で気軽に海外に出かけられるようになりました。「ＬＣＣなんて」と思わず、大いに活用してほしいですね。

【旅行作家 下川裕治氏】

コメント
01. 2013年12月29日 15:13:57 : BDDFeQHT6I どうして大手航空会社とＬＣＣの価格差がこんなにあるのか、どうしても理解出来ない、幾ら経費節減したってこんな差になるはずがない。
02. 2013年12月29日 17:33:19 : 8C5AalvqdY >>01 給料安い。スッチーの見栄えもぜんぜん違う。
03. 2013年12月30日 00:11:11 : XjFOCWdRbU 国内線だってスカイマークのCAなんかホームセンターのパートのオバチャンみたいな 制服だからね。上半身はそろいのトレーナーだけど下は個人持ちのGパンだったり。 髪型も緊急時にパニクった乗客に引っ張られないようアップにするのが原則のはずだが だらしなく垂らしている人が多いし。 ゲートでの改札や機内の掃除までみんなCAにやらせるなど、企業努力と言えば聞こえがいいが まあ、要するに労働強化は凄いよ。

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