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成功者の金言・格言「お金はどう使うべきか」(プレジデント) 
http://www.asyura2.com/13/hasan84/msg/907.html
投稿者 かさっこ地蔵 日時 2014 年 1 月 13 日 16:52:25: AtMSjtXKW4rJY
 

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140113-00011710-president-bus_all
プレジデント 1月13日(月)12時15分配信


 成功者は「開運のカギ=言葉」を持っている。経済評論家・森永卓郎&作家・本田 健が古今東西の賢人たちの言葉を厳選、解説。

 ●人生は何事もなさぬにはあまりにも長いが、何事かをなすにはあまりにも短い
――中島 敦(小説家)

 【森永氏】誰にでも平等に死は訪れる。だからいくらお金を貯めることができたとしても、死んでしまったら、何も残らない。ただ、生存中にどれだけお金を残し、どれだけ使うのかを決めることは、容易ではない。いつ死が訪れるのかは、誰も正確にはわからないからだ。ただ1つ明らかなのは、人生は短いので、やりたいことをすぐやらないと、間に合わないということだ。人生を楽しんでいる人たちは、例外なくお金を使うタイミングが上手だ。

 ●金銭は肥料のようなものであって、ばら蒔かなければ役には立たない
――フランシス・ベーコン(哲学者)

 【森永氏】お金は使わなければ、増えない。典型は、プロ野球界最大のスターである長嶋茂雄氏だ。長嶋氏は、選手時代に売店で、いつも「お釣りは要らない」と1万円札を置いていったそうだ。一見、無駄遣いのようだが、そうした気前のよい行動の積み重ねが、長嶋人気を大きく高めた。そして、長嶋氏はますます稼げるようになった。自分のことだけしか考えず、お金を握り込んでいるだけの人の周りには、人もお金も集まってこないのだ。

 ●よく聞け、金を残して死ぬ者は下だ。仕事を残して死ぬ者は中だ。人を残して死ぬ者は上だ。よく覚えておけ ――後藤新平(政治家)

 【森永氏】いくらお金をたくさん残したとしても、死んだらすぐに相続で雲散霧消してしまう。仕事は、続いたとしても、後任がやり方を変えてしまう。自分が生きた証しをこの世に残そうと思ったとき、1番いい方法は、次世代を育てることだ。自分の理念を受け継いでくれる若者を見つけることができれば、自分の人生が世代を超えて受け継がれていく。過去の偉人たちのなかには、長期間、信奉者を集め続けている人が少なくない。

 ●素敵な愛を
――兼松左知子(作家)

 【森永氏】作家の兼松左知子さんは、新宿区の女性保護員を務めながら、歌舞伎町で風俗産業に働く女性たちの研究を続ける在野の研究者だ。立派な研究者だが、研究対象の特殊性から、差別を受けることも多かった。その兼松さんの本に私はサインをもらいにいった。「私なんて」と固辞する彼女が、30分間悩んだ後、サインの横に書き添えたのが「素敵な愛を」という言葉だった。お金は愛のために使うべきだ。人は愛なしでは生きられないからだ。

 ●金銭は無慈悲な主人だが、有益な召使いにもなる
――ユダヤのことわざ

 【本田氏】多くの人が、お金の奴隷になって生活しています。お金が、無慈悲な主人であることは、ローマ時代から変わっていないのかもしれません。このことわざは、お金を上手に使いこなすことができれば、命令を聞いてくれるという意味です。ですが私は、第3の方法として、お金と友人になることを勧めたいです。なぜなら、お金は一緒にいて楽しい存在だし、一緒にワクワクするような夢を実現するパートナーでもあるからです。

 ●毎月少しずつお金を貯めていきなさい。そうすれば、年末には、びっくりすることでしょう。あまりの少なさに ――アーネスト・ハスキンズ(作家)

 【本田氏】お金をどう使うか、それは人生の大きなテーマの1つでしょう。節約しながら、毎月積立貯金をしたから、それでお金持ちになれるかというと、そんなことはありません。お金と上手につきあいながら、豊かになるためには、自分が本当に大切だと思うことにお金を使うことです。それは、海外旅行に行くことかもしれませんし、何かスキルアップすることかもしれません。楽しみながら、豊かさへの道を一歩ずつ進んでください。

 ●金を稼ごうと思ったら、金を使わなければならない
――プラウトゥス(喜劇作家)

 【本田氏】お金は、じっとしていたら増えていくものではありません。お金持ちになる人は、将来値が上がっていくものにお金を使います。たとえば、株や不動産がそうですが、それだけではありません。人とのつきあいにお金を使うと、人生を大きく変えることにつながります。お金を貯めようと思うと、つい節約志向になりがちですが、大きくお金を稼ぐには、大きく使うことです。もちろん、そのときの収支のバランスには気をつけてください。

 ●金を持たずに済ませることも、金を儲けるのと同じくらいの苦労と価値がある
――ジュール・ルナール(作家)

 【本田氏】お金がたくさんあれば、いいのかというとそういうわけではありません。お金を持たずに、慎ましやかに生きていくという道もあるのです。自分がどう生きたいのかを考えるとき、お金とどうつきあいたいのかを考えましょう。たくさん稼いで、ダイナミックに生きる道もあれば、慎ましやかに稼いで、質素に生きる道もあります。さて、あなたが、どちらにあこがれるのか、あなたの本質はどちらなのか、考えてみましょう。

 ●死んだら、お金はあの世に持っていけない
――不明

 【本田氏】最後になりましたが、よく言われる言葉を持ってきました。あなたが、将来お金に恵まれても、恵まれなくても、人生に終わりはやってきます。その終わりのときに、「ああ、おもしろかった」と思うのか、「ああ、節約できてお金も貯まってよかった! 」と思うのか、どちらでしょう。お金とのつきあいをよく考えてください。お金を使わなさすぎたり、使いすぎたりせず、健康的な距離を保ちながら、最高の人生をつくってください。

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経済評論家 森永卓郎
1957年、東京都生まれ。東京大学経済学部経済学科卒業後、日本専売公社入社。日本経済研究センター、経済企画庁総合計画局、三井情報開発総合研究所、三和総合研究所、UFJ総合研究所等への出向・入社を経て、2006年より獨協大学教授。近著に『庶民は知らないデフレの真実』。
作家 本田 健
経営コンサルティング会社、会計事務所、ベンチャーキャピタル会社など、複数の会社を経営する「お金の専門家」。著書『ユダヤ人大富豪の教え』はシリーズ200万部を超えるベストセラー。これまでの著書は累計で400万部を超える。最新刊に『読むだけで心がラクになる22の言葉』。
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経済評論家 森永卓郎、作家 本田 健


 

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コメント
 
01. 2014年1月13日 17:24:30 : mHY843J0vA
本当の富裕層は浪費や贅沢はせず、自分のためより遥かに多くの金を社会や他人のために使っていますね

02. 2014年1月13日 20:31:44 : HDwovAiKsc
>>01さん

 日本にもそのような「大物」が存在しているんでしょうか?とても信じられないのですが。それとも海外の人のことですか?


03. 2014年1月13日 23:18:10 : mHY843J0vA
>>02さん
海外ではバフェットさんなど有名人が多いですが、日本でも土光さんや、松下さんなどが昔では有名ですね。
最近は東大を出て年1億稼いでいる40台の女性(朝昼は毎日カップ麺)も、毎年1千万くらい震災被災者などへ寄付をしているようですし、若い富裕層でも、お金を貯めて子孫に残しても、あまりためにならないと考えて寄付をする人も増えているようです。
ただし日本の場合、超富裕層は少ないですし、課税や社会保障が発達しているので、寄付へのインセンティブは低いでしょうね。

04. 2014年1月13日 23:55:51 : ESPj0BHGTw
価値ある人間になる事のほうが金持ちになるより難しい。価値ある人とは誰にでも必要とされる人間のことだ。

05. 2014年1月13日 23:56:52 : LhlhaYojFI
01さん。そのめでたい頭を何とかしたら。

頭の中はお花畑か。権力の権化である水戸黄門が最後は権威を振りかざして終わるのを喜んで見ている多くの単細胞の国民がいる。

そんなに立派な経営者が多ければこんな非正規だらけの職しかない国にはならない。


06. 2014年1月14日 00:00:10 : ESPj0BHGTw
>05さん
01の言ってることは間違っていないよ

07. 2014年1月14日 12:47:39 : 6NzAQL0AF6
残念ながら多くの庶民は 05氏と同じだと思う、10年前なら真面目にやってれば何とかなると考えていたが今はこのままでは殺されてしまうと思い始めた人が多くなって来たんじゃないか。 放っておけば江戸時代の飢饉にように打ち壊し一揆がそろそろ起こるような気がする。

08. 2014年1月14日 14:24:01 : HDwovAiKsc
>>03さん(コメント02の者です)

 わざわざご返答くださりありがとうございます。海外、特に米国については私も聞いたことがあったので、日本にも同じような人がたくさんいるのかと思った次第です。やはり日本人には少ないのですね。富裕層の歴史と厚みが違うということでしょうか?また、文化・人間性の違いなども関係しているんでしょうね。

 朝昼がカップ麺のその女性も、もう少し健康を考えた食事をとって末永くその寄付行為を続けられることを期待したいと思います。

 


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