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「健康と長寿」の根源を語る11 「睡眠」とはなにか? 武田邦彦  
http://www.asyura2.com/13/health16/msg/395.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 5 月 26 日 09:12:00: igsppGRN/E9PQ
 

「健康と長寿」の根源を語る11 「睡眠」とはなにか?
http://takedanet.com/2014/05/post_16bb.html
平成26年5月10日 武田邦彦(中部大学)



かつて「不眠症」といったけれど、最近では少し広い意味で「睡眠障害」と言う。一言で言えば「眠れないこと」だ。私も長い間、不眠症に苦しみ、なにしろ「夜が明けてこなければ眠たくない」という厄介な状態だった。次の日は午後から眠くて仕方がない。


でも、現代の大きな病気とも言われるほど睡眠に障害がある人がいるというのに、「睡眠とはなにか?」がまだ十分な解明されていないし、疑問点も多い。


私が「睡眠」に本格的に疑問を持ったのは、20年ほど前だった。そろそろいい年になって来たし、それまで不眠症で悩んできたので、なぜ自分が元気なのかが理解できなかった。人よりかなり睡眠時間が短いのは確かで、睡眠薬やお酒をかなり飲んできたので、その障害もでて不思議ではなかった。それなのになぜ自分は元気なのだ?!



睡眠の研究を勉強してみると、多くの見解があったが、総じていえば、「睡眠時間は7時間、そのうち4時間半が体内疲労物質の処理、2時間半が頭の情報整理」という感じだった。データをさらに詳細にみると、一つの疑問が生じてきた。


日中の活動で体に蓄積された「疲労物質」は、「意識を失っても、意識があっても同じペースで処理してくれる」ということであり、「意識を失うのは頭の整理だから2時間半でよい」と考えられることに気が付いた。


つまり「睡眠」とは、「横になって基礎代謝に近い状態(安静)の状態を言うのか、それとも意識を失っている状態か」が分からないのだ。それでは実験してみようと思い、「横になる時間は7時間を確保」して、「そのうち、意識を失っている状態を2時間半以上取る」とした。そして「横になっているけれど、意識がある」と言うときにはできるだけ体の力を抜くこと、眠れないでイライラしたら体を動かしてしまうので、ラジオや録音を聴く(目は使わない)という方法を試みた。


これは大成功し、「眠れない恐怖」から完全に解き放たれ、睡眠薬もお酒も不要となった。つまり、「横になる」というのは何時でもできるからだ。


その後、さらに鍛錬をして、現在は、「7時間、横になっている」、「意識を失っている時間は必ず2時間半以上になる」、「意識があってイライラしたら、録音を聴くか、パソコンで面白い記事を見る」と言うことにしている。


横になった後、「意識あり」→「意識なし」→「意識あり」を繰り返すので、自分としては「意識のある時しか覚えていない」という原理原則にそって「全く眠れなかった」と勘違いする。これを防ぐために時々、小さい音を出す仕組みを作り、その音を何回、覚えているかを調べたら、「一晩中、眠れなかった」という感じでも、「半分は意識を失っている」ことがわかった。


ところでいまだに「7時間睡眠」=「4時間半の体の休養」と「2時間半以上の頭脳の整理」でよいのか、それとも=「7時間、意識を失っている状態」なのかは不明である。そして新方式(眠れないとイライラしたらパソコンを見る)が良いことかどうかも不明だ。やり始めてからまだ2年なので、決定的な不都合があるかもしれない。最近はパソコンではなくあまり面白くない本にしようかとも思っている。


ところで、学問的な睡眠の定義は「意識を失っているがすぐ覚醒する状態」だが、


「横になって安静にしている」と言うのが「睡眠」とどのような関係にあるかの研究はない。また日本で最も信頼できる名古屋大学の玉腰先生のご研究では、最初に示した7時間睡眠が良いという結果と、「男性は睡眠が短いほうが良く、女性でも5時間睡眠で良い」という下のグラフに示す結果を得ている。4時間半で良いのか、これも自分で人体実験をしてみたい。



 

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コメント
 
01. 2014年5月26日 19:24:11 : nJF6kGWndY
http://irorio.jp/canal/20140519/135858/
日本酒が睡眠の質を高めると判明!ぐっすり安眠、成長ホルモン分泌も
鈴木 かなる  
2014年05月19日 11時38分
タグ 健康 , 成長ホルモン , 日本酒 , 清酒 , 睡眠 , 酵母
123RF 123RF
ライオンはこのほど、筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構の裏出良博教授と行った共同研究で、日本酒や酒粕の製造に使われる「清酒酵母」に”睡眠の質”を高める効果があることを世界で初めて発見したと発表した。

「清酒酵母」が深い眠りへ誘う脳内物質を活性化
「睡眠の質」とは、睡眠の長さだけではなく、その深さも重要だが、同研究では「清酒酵母」が、深い睡眠を誘発する脳内物質「アデノシンA2A受容体」を活性化することがわかった。

研究チームはまず、約80種類の食品素材について、細胞を用いてアデノシンA2A受容体の活性化能を評価。その中で、「清酒酵母」には非常に高いアデノシンA2A受容体の活性化能があると判明した。

次に行ったヒト臨床試験では、「清酒酵母」を摂取すると、深い眠りの指標であるデルタ波パワー値が増大したことを確認。結果、「清酒酵母」には睡眠の質を改善する効果のあることが認められた。

脳波計を使って測定し数値に表した“客観的効果”が認められたのは世界で初めて。

グッスリ眠れて、成長ホルモンの分泌も増加!
ヒト臨床試験の実感調査では、「清酒酵母」を摂取すると、起床時に「疲れがとれる」、「眠気がとれる」などの実感が得られたと言い、被験者がグッスリと深い眠りを体験したこともわかった。

また、被験者の尿中濃度を測定したところ、深い睡眠時に集中的に分泌されるという「成長ホルモン」が増加したことも判明。「成長ホルモン」は代謝アップや細胞の活性化を行うなど、身体機能に重要な役割を果たすことから、健康・美容など様々な効果が期待できるかも。

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http://irorio.jp/sophokles/20140526/137875/
魚を週に2回以上食べる女性には、うつ病が少ない。大学調査結果
Sophokles Sophokles
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2014年05月26日 11時54分
2014年05月26日 12時04分
タグ うつ病 , オメガ3脂肪酸 , 魚
shutterstock shutterstock
米国の医学雑誌「American Journal of EPIDEMIOLOGY」に最近発表された調査報告によると、魚を週に2回以上食べていると、うつ病になるリスクが減るらしい。

1,386人を5年に渡って調査
この調査を行なったのは、オーストラリアの研究者グループ。彼らは、2004年から2006年にかけて、男女合わせて1,386人の日頃の食事内容を調査した。

そして5年後、国際規準となっているうつ病診断チェックリストを用い、1,386人の一人ひとりを診断したという。

その結果わかったのが、魚を週に2回以上食べる女性にうつ病の人(より正確に言えば、うつ病と診断される症状の出ている人)が少ない、ということだ。

週に2回以下しか食べない女性にはうつ病の人が多く、その差は25%。つまり、「魚を週2回以上食べる人は、うつ病になるリスクが25%少ない」と結論づけられるだろう。

不思議なことに、男性については、魚を食べる頻度とうつ病の間に関係は見られなかった。

オメガ3脂肪酸の効果か?
魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸には、抗うつ作用があると言われている。調査を行なった研究者は、このオメガ3脂肪酸がうつ病のリスクを減らす理由だろうと考えている。

ただ、その効果が男性に出ない理由ははっきりわかっていない。

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・出典元:Longitudinal Associations Between Fish Consumption and Depression in Young Adults - American Journal of EPIDEMIOLOGY(4/15)

 

朝型の生活にするべき3つの理由
http://irorio.jp/buraihameganeno1/20140526/137868/

2014年05月26日 11時51分
タグ うつ病 , 予定 , 夜型 , 成績 , 朝型
shutterstock shutterstock
昔から「早起きは三文の得」といわれているが、現代においても朝型人間に変わってから仕事が捗るようになったと体験談を語る人もいる。そこで本当に朝型生活の方が効率がいいのか、海外のライフハック情報サイト「Lifehack」に掲載された「朝型人間が夜型よりもいい理由」の中から、いくつか気になる情報を抜粋して紹介しよう。

朝型の方が夜型よりも成績がいい
朝型が成績と関係ないと思っている方も多いかもしれないが、テキサス大学の研究によると、朝型生活をしている学生の方が、夜型生活をしている学生よりも成績がよかったのだ。

アメリカの大学ではGPA(Grade Point Average)という指標を使って成績を表す。朝型学生の方が夜型学生よりも平均して1ポイント以上よかったという。GPAは科目ごとの評価を秀(=4ポイント)、優(=3ポイント)、良(=2ポイント)、可(=1ポイント)、不可(=0ポイント)といった具合に換算している。GPAが1ポイント以上よかった、というのは、かなり大きな差が開いていることになる。

それだけ大きな差が開いた理由についてだが、朝型であれば朝早い授業を休んでしまうことが少なく済み、計画的に勉強が進められることが一因として挙げられるだろう。

朝型でいると憂鬱な気持ちになりにくい
ある研究によると、夜型人間の方がうつ病に陥りやすいそうだ。

理由として、朝型人間の生活時間は街に出て人と接触しやすい時間帯だが、夜型人間はその逆になるため、精神的にまいりやすいと指摘されている。

1日の段取りがうまくできる
朝型人間は1日の段取りを組みやすい。例えば、朝ごはんを食べながら1日の予定を考え、昼ごはん用に弁当なども用意したりできる。

そして、何より1日の予定を「夜までに終わらせよう」と努力する。従って夜型人間よりも1日の段取りが非常にうまくなるのだ。

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http://www.lifehack.org/articles/productivity/10-things-morning-people-that-make-them-different.html
10 Things Morning People Do That Make Them Different
PRODUCTIVITY BY ALLISON RENNER
Getting up in the morning is hard because your bed is so comfy, and you know you have an endless to-do list just waiting for you. It’s hard to change your circadian rhythm from being a night owl to a morning person, but it’s possible! Check out these ten things morning people do that make them different, and see what habits you can work into your own life. You might be a morning person before you know it!

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1. They are happier.
Morning people are happier because they are more adjusted to the typical schedule. Night owls are possibly crankier because they stay up later, then still have to get up early to work a 9–5 job. Morning people, on the other hand, are ready to face the day by the time their office job has to start. Another possible cause for their sunnier dispositions is literally the sun―exposure to natural light has been shown to make people happier and improve moods.

2. They are more productive in the morning.
Morning people get up and go. They make coffee, they shower, they pack lunches and watch the news. They get their day started. Morning people often have more energy early in the day, and find it’s better to schedule their challenging tasks for this time.

3. They don’t hit snooze.
Morning people don’t hit the snooze button. They don’t even need the snooze button. Morning people are ready to get up as soon as their alarm goes off. I’ve even known morning people who are awake before their alarms go off!

4. They have a lower risk of depression.
Studies have shown that people who are more inclined to stay up late are more likely to have mood disorders. This could be because morning people spend more time in society during the day, whereas night owls go out when the world is less populated―if they go out at all.

5. They feel less rushed.
Morning people wake up with time to have breakfast and get ready for work at a more leisurely pace than those who hit snooze until the last minute. They have time to welcome the day with a cup of coffee and a smile, rather than already feeling frazzled about the time crunch.

6. They are more prepared for their day.
Morning people have more time to get ready for their day because they have time before they need to fulfill obligations. They can fix breakfast and pack lunches. And, because they’re good with time management, morning people often prepare all of this stuff the night before. It might sound childish to lay out your clothes the night before work, but it helps save a lot of time in the morning!

7. They have better grades.
A study done at Texas University shows that students who are morning people had GPAs at least one point higher than their night owl classmates. This might be because they get more sleep and are less likely to skip class, and since they’re not up and out late at night, they’re into less trouble-causing activities. But never fear, just because you’re out of school doesn’t mean you can’t benefit from being a morning person―you can outperform your night owl coworkers!

8. They’re more alert and organized.
Morning people wake up early because they go to bed earlier and get enough rest. Night owls try to cram too much in to the available hours, which wears them out and keeps them from getting all the sleep they need. As a result, their organization suffers. Morning people are alert for more of their waking hours, and this gives them more time and energy to be productive and organized.

9. They’re nicer.
This goes along with the risk of depression in that morning people have better moods and dispositions. They are out in society more, and socialize with a wider variety of people than do night owls. Morning people more than likely feel like they were more productive during the day than their evening counterparts, so they feel proud of themselves and are able to convey that positivism in their interactions with others.

10. They’re more likely to stick to a schedule.
Morning people wake up at the same time every day, which sets them on a good path to stick to a schedule throughout the day. They’re more likely to set time limits for projects at work and stick to them and accomplish deadlines.

Featured photo credit: Joeri Poesen via flickr.com

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02. 2014年5月26日 19:32:00 : nJF6kGWndY
>眠れない恐怖

私も昔は夜眠れず、昼眠くて困ったことがあったが

ほぼ同じ対処法で解決した

結局、不眠症というのは存在せず

生活習慣の乱れと、不眠恐怖症が、その実体だろう


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