スギヒラタケ（農水省ホームページから引用）

スギヒラタケ　食べないで！　急性脳症で死に至る恐れも　農水省が注意喚起
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140919-00010001-agrinews-soci
日本農業新聞 9月19日(金)11時13分配信

　きのこ狩りのシーズンに入ったことを受けて農水省は18日、野生のスギヒラタケを食べると急性脳症を起こし、死に至る恐れもあるとしてホームページに掲載し、注意を促した。

　スギヒラタケは杉や松など針葉樹の切り株や倒木に発生。国内では栽培されていない。主な発生時期は8月から10月ごろで、以前は東北から北陸、中部地方にかけて食べられていた。

　ところが2004年以降、スギヒラタケが原因と考えられる急性脳症が多数報告され、同省は年齢や健康状態を問わずスギヒラタケは食べないよう注意喚起をしてきた。急性脳症とは、意識障害やけいれんが主な症状で死亡や後遺症の恐れがある。

　同省によると、07年に1人の患者が出て以来、患者は確認されていないという。ただ「スギヒラタケが安全になったわけではない」（農産安全管理課）ことから、同省は注意を喚起、きのこ直売所などでの情報活用を呼び掛ける。

　スギヒラタケに似ているヒラタケやウスヒラタケ、ブナハリタケは、分類学上は別種で、食べても問題はない。ただ、スギヒラタケと見分けのつかない場合は食べてはいけないとしている。

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