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(回答先: 政治板リンク：おかしいぞNHK／中身伝えず「修正」協議ばかり（しんぶん赤旗） 投稿者 gataro 日時 2013 年 11 月 20 日 10:18:43)
予定通りに行われたらしい「11.26アベノ強行採決」。筆者はその場面を見られなかったが。国家放送で生で見ていた方には、かなり違和感のある中継であったらしい。
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【あべさまのＮＨＫ】『秘密保護法』強行採決場面だけ、画面を切り替え
2013/11/26(火) 午後 0:08・政治(内外）・行政メディア国家国会
http://blogs.yahoo.co.jp/mochimoma/18447007.html
本日（２６日）、午前９時すぎから、衆議院安全保障特別委員会の審議中継をめずらしくＮＨＫで放送していた。
昨日の福島での公聴会実施を受けて、明らかに強行採決を行う前の『審議』であると思って見ていた。
締めくくりの審議であるためか、安倍首相も出席している。
安倍首相は盛んに審議時間の長いことを強調していた。実際は４０時間を超えているらしいが、間違って、『３０時間を超える』と述べ、そのあと、わざとらしく『４０時間も超えているんですか』などと、大声を発しながら数字を訂正する。
しかし、４０時間を超えているといっても、『みんなの党』『維新の会』との修正協議を経て、出てきた『修正案』そのものは、２時間ちょっとしか審議していない（本日の審議が、初めての審議ではないかと思われる）。
誰も、どのような『修正案』が可決されたのか、よくわからないままに、審議を打ち切ろうというハラである。
１１時過ぎになって、予定されていた質問がすべて終わり、安倍首相が出て行く。
そこで、ＮＨＫは中継を終える。
見ていると、委員たちが委員長席に寄っていく？のが見え、『強行採決か』というような雰囲気であった。
画面は、『ニュース』に切り替えられ、さも『臨時ニュース』であるかのような雰囲気で（まあ、１１時の定時ニュースを少し遅らせてやっただけかもしれないが）、猪瀬都知事の『借用証』が発表されたという、ニュースをアナウンサーが読み上げ、さらにその関連の映像が流される。
そのあと、もう一本くらい、ニュースが読み上げられていた。
このとき、『放送事故』ではないかと思われるくらい、誰かが指示している声が割り込んでくる。まるで、混戦している電話のような状態だった。
しばらくして、また『臨時ニュース』のような雰囲気で、今度は、さきほどまで放送していた参議院での委員会における『強行採決』がなされたとのニュースを、アナウンサーが読み上げ、またその時の映像が流される。
何ということはない。
『強行採決』の生中継をしないために、わざわざ、一度、『猪瀬借用証』のニュースをはさんで見せただけのことである。
『あべさまのＮＨＫ』は実に芸が細かい。
中国や韓国との対決姿勢を打ち出す中で、安倍内閣は中国とおなじような体質の国家体制に日本を変質させようとしている。
（これは、一種の八百長である。）
ＮＨＫは急速に、日本版ＣＣＴＶ（中国中央テレビ）に転落しようとしている。
先程の委員会審議では、民主党の近藤議員がしきりに、昨日の公聴会のことを指摘していた。
それに対して、自民党の議員のだれかが、『福島を政治利用するな』とヤジを飛ばし、他のだれかが、それを抑えていた。
それ以上、テレビで福島に関するヤジを飛ばせば、『墓穴』を掘ることになるからだ（普段、テレビ中継がされないから、緊張感が欠如していたのであろう）。
自民党の議員たちのヤジを聞いていると、要するに、『福島原発事故のときに、情報を隠したのは民主党政権ではないか』『今は、俺たちの天下だから、俺たちのやりたいようになる』『文句はあるか』ということのようだ。
当時の民主党政権の責任については、近藤議員なども認めていた。
それが、『権力者の常』である疑いがあり、だからこそ、『歯止め』を求めているという話など、自民党や『維新』『みんな』の議員たちには理解できないらしい。
本日、与党の『修正案』に関し、質問にたった『維新の会』の山田宏議員（元杉並区長）は、『総理大臣が、安倍さんである間は信用している。そのあとの、総理大臣ＸやＹになっていくとどうなるかが、わからないのだ』などと発言していた。
だが、世間の認識では、安倍首相自身（それに『維新の会』自体）信用できないという人が多いのだろう。
また、山田議員は、『特定秘密』だけが問題ではない、ということを強調したいのだろう。『慰安婦問題の河野談話の際の、聞き取り調査の内容を公開せよ』『国家の名誉にかかわる問題だ』などと主張していた。
だが、これは、そもそも従来の各種の『密約』の存在など、外交等における各種の『記録』を闇から闇に葬ってきた、日本における『情報隠蔽』の問題と同根であり、最後に『特定秘密保護法案』の根っこにある根本的な問題を、山田議員自らが掘り起こしただけに終わったような気がする。
（自分の質問の最後だから、何か目立つ発言をしたかったのであろうが。）
『日本の名誉』に関わるというのであれば、従来の『情報隠蔽』体質の延長線上に、新たに『特定秘密保護法案』を成立させることこそ、『歴史を常に忘れ続ける日本』『失敗を総括することのできない日本』という不名誉な状態を永続させていく道につながっているのではなかろうか…。
山田宏議員は、『天に唾（つば）する』発言を行っただけである。
また、福島選出の議員でもある森大臣は、福島の公聴会のことを繰り返し強調されて、いわば『頭に来た』状態になったのであろう、何度か福島の公聴会について質問された挙句、最後は『私たち、福島県民は…』みたいな口調で、怒りの表情でムキになって反論していた。
要するに言いたいことは（発言しなかったことも含めて考えると）、『ＳＰＥＥＤＩのデータを隠したのは民主党の責任』『原発関連は、基本的に＜特定秘密＞の対象外』しかし、『北朝鮮などはテロ対象として原発を狙っている』、『自分は福島のことは忘れていない』、こういう思いがゴッチャになって、（一瞬だけ）怒った口調になったのだろう。
しかし、客観的に見れば、安倍首相は、森雅子大臣が『福島選出』だからこそ、『福島の懸念をおさえつける』ために、彼女をわざわざ担当大臣に起用して、『特定秘密保護法』を衆議院委員会審議を通過させたようにしか見えない。
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今後も国家放送を利用した情報操作が駆使されるだろう。
関連：
■秘密保護法 採決だけNHK中継させる安倍政権の不敵な意図（日刊ゲンダイ）
http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/839.html
投稿者 かさっこ地蔵 日時 2013 年 11 月 26 日 08:02:56: AtMSjtXKW4rJY
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