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アビー・マーティン、リズ・ウォールと、マスコミ戦争について マスコミに載らない海外記事
http://www.asyura2.com/13/hihyo14/msg/349.html
投稿者 初心に帰るお天道様に恥じない生き方 日時 2014 年 3 月 11 日 11:09:55: 4hA5hGpynEyZM
 

公開: 2014年3月6日、12:10
Russia Today




アビー・マーティン


今日、RTアメリカのキャスター、リズ・ワールが、局の編集姿勢に同意できないと主張して、放送中に辞任した。以下は、それに関する私の言い分だ。


今どき、RTで働くには大変な勇気が必要だ。RTと、そのジャーナリスト達がこれほどのいじめにあうのを見たことがない。連中が可哀相なアビーに何をしたのか、御自分でご覧頂きたい。まず、彼女がロシアの姿勢への異議を放送中に公に発言した。そして事実上、アメリカの英雄になった。しかしそこで、アビーは、アメリカの姿勢にも決して同意はしないことを明らかにし、自分の見解を自由に発言できるRTで働いていることを誇りに思うと言ったのだ。一時間も立たないうちに、これほどの夜更けに、何と表現したら良いか思いつけない形で、アビーは顔に泥を塗られてしまった。我々が、広報活動として、全ての出来事を仕組んだのだ、と主張するアメリカ大手マスコミまであらわれた。彼等はアビーに陰謀論者というレッテルを貼り、活動家としての彼女の過去を暴き出した。最初に彼女を称賛しておいて、24時間もしないうちに激しく非難したのだ。リズ・ウォールを含めた彼女の同僚達の目の前でこうしたこと全てが起きたのだ。社員達がそれを見ながらどう感じたと皆様はお考えだろうか?



昨日、ロシアの立場が正しいと思う理由をニューヨーク・タイムズ記者に説明するのにかなりの時間を費やした。私はロシア人だ。私は自国を支持し、できる限り真実の為に戦うつもりだ。アビーもリズも、あるいは他の多くの社員達もロシア国民ではなく、外国人だ。そして現在、彼らの国はわが国をナチス・ドイツになぞらえている。彼等がRTで、忠実に長年働き、毎日主流マスコミから隔絶した意見を示し続けてきたことは、素晴らしく、説得力があり、日々増える視聴者を引き寄せている。この人々は、占拠運動について、自分達の国に最初に語った人々だ、職務を遂行する中、抗議集会で拘留され、何時間も手錠をかけられ、裁判で裁かれた人々だ。彼等はシリア、リビアにおけるアメリカの偽善に激怒した人々であり、読者ご自身でこのリストを完成することができるだろうが、化学兵器を最も頻繁に使用しており、原子爆弾さえ行使する用意があると言っているのが誰かを世界に思い起こさせた人々だ。彼等は欧米大手マスコミが決してしようとしなかったことをなし遂げた人々だ。しかしそれも平和時のことだ。今は本当の戦争になっている。有り難いことに、クリミアで、ではない。マスコミ戦争だ。毎日毎時、わが社の為に働いている人々はこう言われ続けている。“お前たちは嘘つきだ。お前たちはジャーナリストではない。お前はクレムリンのプロパガンダ代弁者だ。お前はロシアに身を売ったのだ。仕事を辞める頃合いだ。全員お前をあざわらっているぞ。手遅れになる前に改心しろ。”


過去数日間、RTに関して書かれた記事の嵐、文字通り何トンもの印刷物は、まるで口述筆記のように見える。記事や報道で、RTのジャーナリストを非難し、リンチをしなかった立派な報道機関はほぼど皆無だ。あらゆるジャーナリストにとって、将来の出世見込みは、明らかに重要だから、わが社の社員は、同僚、市民、将来雇い主になる可能性がある企業等に耳を傾けている。この圧力に一体何人が耐えられるだろう? 耐えられる人も、耐えられない人もいるだろう。私の国より、自分の国を信じているがゆえに、心から不同意だという人々もいる。自分の将来だけを考えている人々もいる。私にとって彼等を裁くのは困難だ。


こうしたこと全てが典型的なメディア戦争だ。我々はこうしたことを味わう初めての例ではなく、最後の例になるつもりもない。アラブの春の際、レバノンのアルジャジーラ職員が集団辞職して大ニュースになった。エジプトの職員もそれに続いた。20人以上のジャーナリストが放送局の編集方針に異を唱えて辞職した。世界中のマスコミからのいかなる圧力も無しに、こういうことが起きたのは、アラブの春の間、アルジャジーラが完全に世界中の大手マスコミと歩調を合わせた事実ゆえだ。ところが誰一人としてアルジャジーラを批判しようとはせず、逆に全員その報道を称賛したのだ。


リズが発言してから数分後に、世界中のほとんど全ての主要報道機関が、わが社の疲労困憊した広報担当の女性の表現では“CNN、NYT、ほとんど全員が”RTの公式見解を得ようと行列しながら、他人の不幸を痛快がって、嬉しそうにしているのがわかった。これにはアシュトン・パエトの漏洩電話会話暴露のニュースを、そういうことなどまるでなかったかのように無視している人々も含まれる。ライバル・マスコミのアンカーの辞職は確かにずっとニュースとして価値があろうし、反政府派のごろつき連中が人々を殺害しているかも知れないと話している二人のヨーロッパ指導者より、ウクライナの危機に対する関係が深いのだろう。



全員に全く違う説明をしている何千何万もの欧米マスコミに対立して、日々、反撃するのも極めて困難なマスコミ攻撃下にある孤立した放送局で、一体なぜ私が働き続けているのか、私は良く分かっている(!)。それが祖国だからだ。私にとって他の選択肢はない。しかし世界中のRTで働いている外国人ジャーナリストには選択肢がある。彼らの中に、“一体なぜ自分の将来の出世や、評価を犠牲にして、ロシアを擁護しなければならないのだろうと自問する人々がいて不思議はない。一体なぜ私が、同業ジャーナリスト達からの侮辱に耐えなければならないのだろう?”“私が真実を語っているためだ。真実を語る人が他にいないのだから”と言える人は少なかろう。答えを見つけることができず、そっと退職する人々もいるだろう。これまで夢見たことさえない素晴らしい成功を得ようとして、放送中に辞職するという自己宣伝の妙技を演じる者もいるだろう。


大勢から離れて屹立することは実に困難であり、時として、耐えがたい。耐えることができない人々には、今後のご幸運をお祈りしよう。RTのため、今後も全力を尽くそうという人々、たとえ世界中が違うことを言っていても、自分達は正しいと確信している人々。あなた方を誇りに思うと申し上げる他ない。私は非常に誇りに思っている。


マルガリータ・シモニャン、RT編集長


記事原文のurl:rt.com/op-edge/about-liz-wahl-media-wars-126/


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この事件の報道、Yahooにはあった。


「ロシア・トゥデイ」のキャスターが異例の政府批判
TBS系(JNN) 3月5日(水)7時44分配信


アルメニア語全く知らないが「ャン」という末尾の人名はアルメニア系だというのを何かで読んだ記憶がある。


ミコヤンという人がいたのを覚えている。彼はアルメニア人。


大昔、アルメニア・コニャックをまとめ買いしていた。価格のわりに美味なお酒だった。しかし、アルメニア独立以来、安くおいしいアルメニア・コニャック購入した記憶がない。アララットという銘柄、星の数と味は比例していたと記憶している。のんべいの戯れごと。


放送中に辞職を発表したリズ・ワールという女性、祖父母、ハンガリー動乱を避けて、アメリカに移住したという。そういう背景を持ちながら、ロシア国営放送で働こうと思ったこと自体、不思議におもう。若い方は「ハンガリー動乱」という言葉自体、ご存じないだろう。


当時のナジ・イムレ首相、秘密裁判で処刑されたが、ハンガリーでは名誉回復している。


田中正造直訴の書状を書いた幸徳秋水、政府のデッチあげ大逆事件で死刑になった。犯罪的な冤罪で死刑にされた方々今も有罪のまま。国家による名誉回復はされていない。


戦争をしない国、労働者の幸せをめざした人々、犯罪人でなく偉人だろう。異常な国では、そういう行為は犯罪。今後、新たな幸徳秋水や小林多喜二が作られるのだろうか?


ウクライナ人とロシア人の間の曖昧な境界』で、ウクライナ語とロシア語の近さを説明する部分のみご紹介した記事『モスクワへの道はキエフ経由: ロシアを脅かすクーデター』(英語原文)の中で、Mahdi Darius Nazemroayaは、憲法と現状のラダ(議会)議員構成から、ウクライナ政府の正当性への疑念も論じている。


新政権の正当性論議、大本営広報部は意図的に無視しても、街の弁護士日記は無視しておられない。


街の弁護士日記 SINCE1992at名古屋
グローバリズムという名のむき出しの暴力 2014年3月9日

この、むき出しの暴力の本質は、軍事に本質があるのではなく、EUへ併合しようという市場とマネーの思惑だ



アビー・マーティン、リズ・ウォールと、マスコミ戦争について マスコミに載らない海外記事
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-ceae.html
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コメント
 
01. 2014年3月13日 16:33:05 : kSTFYkM3Gg
御用マスゴミは西も東も同じようだが、アメリカの方が論争になるだけ良くて日本の場合は不都合な事は完全黙殺だから余計悪辣だろう。

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