視聴率低迷フジテレビ亀山社長の方針に局内外から疑問の声
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140809-00000015-pseven-ent
NEWS ポストセブン 8月9日(土)16時6分配信

「楽しくなければテレビじゃない」をスローガンに勢いのある番組を作り続けたのは、今は昔の話。視聴率低迷が続くフジテレビ。全社員の3分の2にあたる1000人の大異動などテコ入れに必死だ。この改革を断行している同局の亀山千広社長の方針に、局内外から疑問の声が噴出している。

　13年ぶりに復活した、木村拓哉主演の月9ドラマ『HERO』（フジテレビ系）が、初回26.5％の高視聴率を記録。亀山氏はプロデューサー時代、木村の出世作『ロングバケーション』を手がけたことから、今回も木村を口説き落としたと報じられている。

　ドラマの人気こそ視聴率奪還の起爆剤だと考え、リメイク作品を掘り起こすのはいかにもドラマ畑出身の亀山氏らしい考え方。これに疑問を呈するのがあるテレビ関係者だ。

「例えばTBS。去年、ドラマ『半沢直樹』であれだけ沸いたにもかかわらず、ほかの番組の視聴率アップへの波及効果は少なく、未だに民放の3〜4番手に甘んじています。視聴者はシビアですから、ひとつの番組が面白かったとしても、その局のほかの番組を見る、ということにはなりません。もっと抜本的な改革をやらないとフジの再浮上は難しい」

　実際、『HERO』翌15日のフジテレビの番組は『めざましテレビ』以外1日中オールひとケタ台と低迷。同じドラマでも柳葉敏郎主演の『あすなろ三三七拍子』は7.7％と、かなりつらい出だしだった。『GTO』『若者たち2014』の続編・リメイク作品もひとけた台というありさまだ。『HERO』効果で『SMAP×SMAP』が高視聴率を記録しているが、局全体の番組に波及効果を呼んでいるわけではない。

　亀山社長は全社員約1500人の3分の2に当たる1000人を異動させたと発表している。ドラマ、バラエティー、情報など各制作部の責任者を呼んで、欲しい人材をリストアップ。それに基づいた創立以来初の大異動を断行したが、これに関しても関係者は、こう述べるのだ。

「この異動で起きているのは、今のところ局内外の混乱だけです。誰が次の窓口になったのか、出入りの芸能プロタダクション関係者は把握するのにてんてこ舞いですよ。もちろん担当者の引き継ぎもしばらくかかるでしょう」

　亀山氏といえば、プロデューサーとして大成功に導いた『踊る大捜査線』以降、メディアの寵児とたたえられ、2004年から2010年まで7年連続で視聴率トップを独走していたフジテレビのいわばスポークスマン的存在。だが、フジテレビに出入りのある制作会社スタッフは、亀山氏の発信力にこう首をかしげる。

「社長就任後も、『PK戦でもいいからとりあえず（視聴率）2位にしがみつきたい』などと発言することは、他局の社長の発言より俄然注目されることではありますが、逆にその必死さがリアルに伝わってしまう。業界内さらには視聴者にさらにフジテレビはダメというイメージを植え付けかねません。実際タレントの中にもCXへの出演を躊躇、敬遠する人もいます」

　亀山氏がフジテレビ再生の“HERO”になるまでには、まだまだ道のりは遠そうだ。

コメント
01. 2014年8月09日 23:57:22 : N3HdsEEGZE ＨＥＲＯは検察の宣伝番組。あれでは起訴されれば有罪という日本の異常な状態を肯定さらに称賛しているようなもの。 アホでは洗脳される。
02. 2014年8月10日 05:37:11 : yy7D5jhcis ああ、韓流恐るべし、二度と放送すまい。とんでもない地雷を踏んづけちまった。 ----------------- でももう遅すぎたようだ。
03. 反イルミナティー主義 2014年8月10日 09:24:32 : c/WVv5CaliQ7M : cs7Uzkezsw 蛆テレビはこのままアへのおバカな甥っ子と共に 沈んでくれ！！それが日本のためだ！！（笑） [３２削除理由]：アラシ
04. 2014年8月23日 08:55:10 : AQLSPLIkCw 亀山社長がドラマに力を入れていると言うが、かつて高視聴率を上げた「どてらい男(やつ)」の面白さの再来がなくては無理だろう。とにかく毎回、毎回、展開がどんどん代わっていって、見るものを退屈させないのだ。平たく言えば、スリリングなのである。この手の、手の込んだドラマをつくらなくなったのだから、視聴率の回復など不可能だ。 フジテレビの視聴率の低迷は、1981年に打ち出された「面白くなければテレビじゃない」路線に原因がある。それが麻薬のようにフジテレビを侵し、自浄能力を失わせていったことに気がつかなかったのが敗因である。 かつてフジテレビは良質のアニメーション番組を放映することで知られていた。例えば銀河鉄道999。鉄郎が銀河鉄道停車駅の星を訪問して、いろいろな人に出会い、その別れを毎回のテーマとしていた。会った人の人生を見て、「なぜなんだろう。どうしてだろう。」と自問する。しかしメーテルは答えてくれない。答えは永遠に出ない。今の時代だったら、こんな「かったるいアニメ」など受けないだろう。だが、それが2年半も続いたのである。しかも高視聴率で。 日本アニメーションの世界名作アニメも、内容の高さで知られていたが、このような作品は　ストーリーを練り上げて時間をかけて作る必要がある。これらを「楽しくなければテレビじゃない」路線で完全否定してしまった。 東海アマさんの情報では、フジテレビは1980年頃に自民党に買収されたと言う。確かに1981年春から、ころっと番組編成が変わった。アニメでは「Dr.スランプ・アラレちゃん」や、「うる星やつら」が看板番組となり、重くて暗い松本作品は放映されなくなってしまった。土曜夜8時には、「おれたち、ひょうきん族」が放映され、番組内で公然といじめを笑いにしていた。 ビートたけし、明石家さんまが売り出されたのも、この「楽しくなければテレビじゃない」路線の賜物である。彼らは即席の笑いを提供し、日本人に深く考えないようにさせた。このため、難解な番組は人気を失い、その場その場限りの笑いが幅を利かせる結果になったのである。 自民党はこの頃、イルミナティ・ナカソネが首相になり、対米従属奴隷路線を強化していった。これを批判する国民が増えると困るのである。このため、深く考えない国民性を定着させる必要がある。自民党は、この後電電公社の民営化と、当方が勤めていた国鉄の分割解体を行なうためにも、国民をアホにしなければならなかったのである。 自民党に買収されたフジテレビが、国民世論の操作を行なうために、日曜朝の政治番組を強化したのも、この時期だ。ここに竹村健一を投入した。また夕方のニュースに俵孝太郎を投入した。いずれも自民党員である。これらの工作員による捏造報道や世論工作が目立つようになったのも、1980年代以降のフジテレビの特徴である。 あの舛添不要一も、フジテレビにどんどん出るようになったが、これも明らかな世論工作のためだ。アメリカ帝国主義者がはじめた湾岸戦争でアメリカに大金を収奪されたのだが、国民を洗脳して大金を出すのが当然だと思わせるための工作を行なったのである。残念ながら当方はこの後、外国に出たので詳しくは分からないが、それでもフジテレビに感謝していることがあるよ。銀河鉄道999のヒロイン、メーテルに惚れて浮気しなかったので、外国で彼女そっくりの女性(外見も性格もそっくりです。)と結婚できたこと。だからフジテレビを否定はしないが、銀河鉄道999のような作品を放映することは将来もなさそうなので、もう過去の放送局なのかも。

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