また、シェールガス採掘によって誘発される地震はＭ２程度の大きさであり、地上建築物に被害を与えるものではないとされています。

自分は、2000年ごろから世界的に地震の頻発期に入っていて、そのために、アメリカやフランスなど安定した地殻であった地域で、地下からの大音響や狭い範囲の地表面の揺れなどが起こっているのだと思います。実際、これらの現象をシェール開発のせいにする報道がありますが、シェール開発がされていない地域でもこういった現象が起こっていて、今後、Ｍ６以上の地震が起こる可能性はかなりあると思います。

アメリカは横方向に西部のガイザース地熱地域から五大湖を抜けてニューヨークへ至る大きな活断層と、アメリカの中央部を南北に走るミシシッピー川沿いの活断層という十字架の形の活断層が存在し、1800年ごろにはニューマドリッド地震と言うＭ８の地震が起こっています。

原発の緊急的な停止が少なくとも必要だと思います。

福島南部で行った二酸化炭素の地中投棄実験も、震災前に国会で地震誘発が議論になってましたが、地盤のゆるみで相変わらず小規模地震多発地帯ですね。汚水タンクは振動で劣化しやすくなるし、困ったもんです。