http://geocities.yahoo.co.jp/gl/taked4700/view/20140506/1399338322

飛騨地方での小規模地震はまだ継続中

　まだ、岐阜県飛騨地方を震源とする地震が警告をしている大地震は起こっていない可能性があります。
http://bousai.tenki.jp/bousai/earthquake/entries_by_earthquake_center?earthquake_center_code=430&order=&desc=0&max_level=&p=7
で2011年3月の飛騨地方の群発が始まる2月28日の同地方での地震の様子が分かります。
2月27日に群発が始まる前の地震は

2011年2月27日 2時23分頃岐阜県飛騨地方M3.4
2011年2月27日 2時19分頃岐阜県飛騨地方M4.9
2011年1月25日 20時12分頃岐阜県飛騨地方M2.8

ということで、群発直前の地震は1月25日のものです。

　この震源域に最も近いと思われる連続波形画像の観測点は
岐阜県 上宝 (かみたから) 観測点
です。

　群発が始まる前と群発の最中、そして群発が終了し3月11日の大地震が起こる前、及び、311の大地震が起こった後の余震が続いている時期の、それぞれの時点での飛騨地方での連続画像波形を
http://www.hinet.bosai.go.jp/strace/?LANG=ja
からそれぞれ選んでみました。

１．群発が始まる前（ほとんど揺れは観察できません）
http://www.hinet.bosai.go.jp/strace/view.php?orgid=01&netid=01&stcd=N.KTRH&tm=2011022002&comp=&pv=1H&LANG=ja

２．群発が起こっている最中（当然ですが、かなりの揺れが表示されています）
http://www.hinet.bosai.go.jp/strace/view.php?orgid=01&netid=01&stcd=N.KTRH&tm=2011022714&comp=&pv=1H&LANG=ja

３．群発が終わり、３１１の大地震が起こる前（あまり揺れは表示されませんが、小さな揺れが続いています）
http://www.hinet.bosai.go.jp/strace/view.php?orgid=01&netid=01&stcd=N.KTRH&tm=2011030301&comp=&pv=1H&LANG=ja

４．３１１の大地震が起こり、その後の余震が盛んに起こっている時期（小さな揺れが続発しています）
http://www.hinet.bosai.go.jp/strace/view.php?orgid=01&netid=01&stcd=N.KTRH&tm=2011031714&comp=&pv=1H&LANG=ja

　群発が起こりだした後はどれも小さなひし形の揺れが写っています。微小地震が飛騨地方で起こっていたのです。

　そして、現在はどうかと言うと、相変わらず小さなひし形の揺れが観察できます。今回の群発開始が5月3日午前10時ですが、その前の9時の時点の画像は次のＵＲＬにあるようにきれいなものです。
http://www.hinet.bosai.go.jp/strace/view.php?orgid=01&netid=01&stcd=N.KTRH&tm=2014050309&comp=&pv=1H&LANG=ja

　時刻を変えて、どのように変化しているかを見てください。現在でも、ひし形の小さな揺れが継続的に表れていることが分かります。

　このひし形の小さな揺れが出なくなった状態が半日程度続くようになった段階で今回の大地震が収束するのではないでしょうか。

2014年05月06日10時00分　武田信弘　ジオログのカウンターの値：48005

コメント
01. taked4700 2014年5月06日 10:16:43 : 9XFNe/BiX575U : hISWLh0Sug 家具の固定はどこでもやっておくべきことです。 また、非常時用の食料などの備蓄、頭部を保護するための頭巾の様なものの常時携帯もやるべきです。 なるべく、密閉空間にはいないようにしましょう。
02. taked4700 2014年5月07日 19:39:45 : 9XFNe/BiX575U : Vmz8NShOho http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20140504/201405041016_22459.shtml 相次ぐ地震　高山市民、不安と驚き　宿泊施設「客足影響か」 2014年05月04日10:16 　何の前兆もなく起こった、相次ぐ地震の発生に、高山市内では驚きの声が上がった。３日午前１０時ごろの最初の震度３の地震では、広い範囲で揺れが観測され、自宅にいたという同市昭和町の女性は「どん、という戸を力強く閉めたような音が何度かして、何が起きたかとびっくりした」と困惑した様子。連続した地震の発生に、同市奥飛騨温泉郷のホテルでチェックアウトの準備中だったという静岡県掛川市の男性は「それぞれ一瞬だったが、揺れたなと感じた。突然だったので驚いた」と振り返った。 　宿泊施設が立ち並ぶ地元では不安の声もある。同温泉郷一重ケ根の民宿「お宿のざわ」では、万一の事態に備え各室の懐中電灯の電池を新品に交換するなど対応。同民宿の野沢陽子代表（４４）は「今のところキャンセルの連絡はないが、何日も続くと客足に影響が出そうで心配」と話す。 　一方、この日も多くの観光客が行き交った高山市中心部の古い町並では「全く気付かなかった」という声がほとんどで、目立った混乱はなく、普段通りの休日のにぎわいを見せていた。

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