強力な台風「今年あと3回は来ると覚悟したい」と森田正光氏
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140718-00000000-pseven-soci
週刊ポスト　2014年7月25日・8月1日号

　7月4日に発生した台風8号は3日後には宮古島の南東で910ヘクトパスカルまで勢力を増し、最大瞬間風速は70m（秒速）を超えた。気象庁によれば、「これは走行中の2tトラックが簡単に横転するほどの威力」だといい、沖縄では60万人に避難勧告が出され、10万戸が停電。7月としては「史上最強」ともいわれた。

　その後も日本列島に沿うように北上し、各地で数百mlの激しい雨を降らせた。鉄道や航空便に運休が相次ぎ、各地を大混乱に陥れた。

　台風の発生、発達のメカニズムは複雑で完全に解明されていない部分も多いが、「海面水温上昇」「太平洋高気圧の張り出しの弱さ」「偏西風の蛇行」という要素が重なる今年は、台風リスクがかつてなく高いと考えられる。

　気象庁の海面水温予想図によれば、日本の南方の海面水温は現段階で予想が発表されている7月末まで例年より高い状態が続く。「殺人台風」が日本列島を襲う可能性が高いことを意味する。気象予報士の森田正光氏が警鐘を鳴らす。

「日本列島では平均して年に3回程度台風が上陸するとの統計データがあります。今回はこれだけ早い時期に上陸したので最低あと3回は来ると考えて備えが必要です。

　南方の海面水温が高い状態で維持されている以上、規模も今回の8号並みになると考える必要がある。夏に向けて海面水温が上がるので、より強力な台風が発生する可能性も十分ある」

　2007年には7月に上陸した台風4号の後、3つの台風（5号、9号、15号）で死者や負傷者が出た。今夏も同様にあと3回は巨大台風に襲われるリスクを覚悟しなければならないというのだ。

コメント
01. 2014年7月18日 20:05:06 : nJF6kGWndY 3回とは限らない 5回かもしれないし 途轍もなく巨大なのが一つ来て壊滅的なダメージを与えるかもしれない
02. 2014年7月18日 22:06:12 : QEYPEThwx2 台風１０号発生 比の東の海上 7月18日 4時50分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140718/k10013104671000.html １８日未明、フィリピンの東の海上で台風１０号が発生しました。 気象庁の観測によりますと、１８日午前３時、フィリピンの東の海上で熱帯低気圧が台風１０号に変わりました。 中心の気圧は１００２ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は１８メートル、最大瞬間風速は２５メートルで、中心から半径２２０キロ以内では風速１５メートル以上の強い風が吹いています。 台風はゆっくりとした速さで北北西へ進んでいます。 気象庁は付近を通る船舶に注意するよう呼びかけています。
03. taked4700 2014年7月19日 01:52:49 : 9XFNe/BiX575U : lmLeEUQjgs 台風と直接関係はないのですが、気になることがあります。自分は鹿児島県の指宿市に住んでいますが、今年は７月下旬になっても蝉の声を聞かないのです。多分、日本各地で既に蝉はかなり活発に活動しているはずですが、なぜか、指宿市内でセミを見かけることが今年はありません。 非常に大きな地殻変動と言うか、そういったものが進行しているのは事実だと思います。２００４年のスマトラ島沖地震がその始まりの合図であったのだと思います。
04. 2014年7月19日 20:22:49 : N2pPIvPlbP 「強力な台風」の定義が分かりませんな！ こういう発表をするときは数値的にキチンと出すべきであろう。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　かしこ

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