福岡県糟屋郡内の中学校で、男子生徒が拳銃を持ち込み、教諭が取り上げた後、職員室で誤って発射する事故が起きていたことが県警や学校への取材でわかった。

　けが人はいなかった。生徒は「自宅から持ってきた。偽物だと思っていた」と話しており、県警は銃刀法違反の疑いがあるとみて、生徒の家族らから入手経路などを聞いている。

　県警や学校によると、生徒が２０日、教室にフィギュアを持ってきているのを教諭が見つけ、他の持ち物も検査したところ、拳銃や数発の銃弾らしき物を発見。没収して職員室に保管した。

　別の男性教諭（２５）が２３日午後５時頃、モデルガンと思い込み、職員室で拳銃に銃弾を１発入れて触っていたところ、誤って発射し、木製の椅子の脚に当たったという。この日は祝日だったため、職員室には男性教諭と別の教諭の計２人しかおらず、けが人はいなかった。

（2013年11月25日23時46分 読売新聞）
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131125-OYT1T01187.htm?from=main6 　

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