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天皇制は人間としての天皇に対する虐待の制度である。
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投稿者 地には平和を 日時 2016 年 8 月 09 日 16:10:37: inzCOfyMQ6IpM km6CyYLNlb2YYYLw
 

天皇制を支持する人は我々がいかに個人としての天皇に重荷を背負わせているか考えた事があるだろうか?

日本国の象徴であるという事はどういう事であろうか?

象徴という言葉の意味は

抽象的な概念を、より具体的な事物や形によって、表現すること、また、その表現に用いられたもの。

という事であり日本国なるものを具体的個人としての天皇によって表現しようとしているという事であろう。

そもそも、日本国なるものを具体的に表現する事が必要な事だろうか?

私の姉は天皇がいなければ日本にヘソがなくなると表現した。

しかし、日本にヘソがなくてはならないという事はどういう意味なのか?

ヘソがなくては日本人がまとまれないではないかというかも知れない。

しかし、何故まとまる必要があるのか?

まとまる必要があると思う理由として外敵に対して集団として一致団結して戦う必要があるという事があげられる。

しかし、この考えは外敵が必ず存在するという世界観を前提としている。

世界から戦争をなくすという目標を掲げると、戦争を起こす事によって利益を上げている人々に対して戦争をなくすという目的で集団を形成する必要があり、この集団は国単位の集団ではなくインターナショナルなものにならざるを得ない。

戦争をなくすという目的は人類共通の普遍的な目的であり国籍とは関係がないからだ。

さて、日本国民統合の象徴である天皇はこの人類の普遍的目的にとってどのような位置付けになるだろうか?

明仁現天皇は戦争の犠牲者に思いを馳せる活動をしてこられた。

この事は大変立派な事だし感銘も受けるが、このような活動は何も象徴としての天皇が行う事に格別の意味があるわけではなく誰が行っても意義深い事である。

天皇が行う事に格別の意味を持たせようとする事は本来全人類が行うべき事を天皇によって象徴的に代行させるという事によって戦争の経験を個々人が継承するという事から逃走させる心理的効果をもたらす。

このような事は天皇の主観的思惑とは裏腹に逆効果をもたらすのである。

天皇が我々の代わりに追悼をしてくれているのだから何も一国民がわざわざ追悼する必要はないと思わせるのだ。

追悼を行う主体の差別化が行われているのだ。

天皇が国民の為に色々と国事行為を行ってくれるのだから国民は天皇が行う行為以外の行動をやっていればいいという事になる。

天皇と国民は一個人が持つべき人格を分業して持つ事になる。

つまり、天皇制は天皇と国民の全人格的形成の阻害物となっているのである。

天皇は個人としては国事行為という激務によって最も自由を制限されており、国民は無意識の内に日本国なるものの為に自由を制限されている天皇を見て「ああ、これほどまでに日本国なるものの為に犠牲になっている存在がいるのだから私なんてなんと幸せな事か」という心理になるのだ。

これこそが自分よりも不幸な人を見て相対的に幸せを感じるという差別意識なのだ。

普通はそうは思わない。

天皇制を支持する人は自分は天皇を尊敬していると思うだろう。

しかし、その尊敬は他者の為に自己犠牲を強いられている人柱的存在に対する尊敬なのである。

天皇は生まれながらにして天皇になる運命を背負っているのであり自ら天皇になる事を選択したわけではない。

このように強制的に自己犠牲を押し付けられた存在に対する尊敬とは何なのだろうか?

それは奴隷に対する尊敬なのだ。

この奴隷がいるおかげで我々は様々な思想的責任から免れているのだと。
 

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