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2014年05月09日　板垣 英憲（いたがき えいけん）「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆「小保方晴子ユニットリーダーを早く切って捨てろ」と理化学研究所の野依良治理事長の怒声が聞こえてきそうな野蛮なやり方だ。ＳＴＡＰ（スタップ）細胞論文をめぐり、小保方晴子ユニットリーダーが求めていた再調査について理研が５月８日、再調査を行わないことを決定したのだ。

　「法の支配」原則の核心部分の１つである「法的適正手続」は、民主主義社会の鉄則である。にもかかわらず、理研の調査委員会は、ＳＴＡＰ細胞の発見者である小保方晴子博士の弁明を十分聴取もせず、徹底した調査も行わず、「トカゲの尻尾切り」を急いできた。理研が今後行うのは、小保方晴子博士の懲戒解雇のみである。

　いつまでもＳＴＡＰ細胞問題にかかずらわっていると、理研のボロが次から次へと際限なく、文字通りエンドレスに炙り出されてくると野依良治理事長は、危機感を感じているに違いない。事実、調査委員会の石井俊輔委員長が、自身の論文で画像データを入れ替える誤りが発覚し辞任。さらに、古関明彦、真貝洋一、田賀哲也の3人の委員が、過去の論文で遺伝子の解析結果の画像などを切り貼りした疑いを指摘されたため、理研は不正があったかを確認するため、予備調査を始めている。ただし、予備調査のメンバーも決まっていない。

　小保方晴子博士側は、調査委メンバーの変更を理研側に要請していたのに、疑惑に包まれた調査委メンバーのままで、「小保方晴子問題」だけの決着を図ろうとしたのである。代理人の三木秀夫弁護士から報告を受けた小保方晴子博士が、「絶句した」というのは、当然であった。どうも日本の科学者の世界には、「法の支配」原則の核心部分の１つである「法的適正手続」の鉄則が通用しないらしい。

◆しかし、小保方晴子博士は、この期に及んで、理研の野依良治理事長や発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長にすがるのは、もう止めた方がよい。とっくのむかしに「切り捨てられている」からだ。味方は、１人もいないことを悟るべきである。否、理研が５月８日、再調査を行わないことを決定したことで、「理研の正体」を思い知らされたに違いない。野依良治理事長や笹井芳樹副センター長は、「自己保身」に懸命なのだ。

　小保方晴子博士がいま判断すべきは、理研の懲戒処分を待って、今回の「不正」と認めた調査結果と処分について、「処分取り消し」と「名誉回復」を求める訴えを起こすことである。

◆裁判は、三木秀夫弁護士ら弁護団に任せて、研究者としての次の展開を考えた方がよい。すなわち、許されるなら、「ハーバード大学へ戻っておいで」と声をかけてくれている恩師のチャールズ・バカンティ教授の下に帰るのが最善である。四面楚歌の状態にある理研には、小保方晴子博士の居場所はない。

　バカンティ教授は、１５年前に弟と研究に着手していて、「アイデアを生んだのは自分」と自負している。ＳＴＡＰ細胞について独自の作製方法を公表、強気な姿勢を崩していない。小保方晴子博士は、ＳＴＡＰ細胞作製の「コツとレシピ」を持っているので、心強い。できれば、「ＳＴＡＰ細胞」「ＳＴＡＰ」を商標登録し、権利をキープしておくべきである。

コメント
01. 2014年5月09日 09:40:27 : 01VH23QPiA 「理研に居場所はない」どころか、日本に居場所が無くなる前に、とっとと海外に逃亡した方がいい。 早稲田に提出済の博士論文の不正問題が追い討ちを掛ける。こちらは強烈過ぎていい訳できないから。
02. 2014年5月09日 09:42:47 : FyGixi2uof 科学者の世界のねつ造・改ざんに対する掟は厳しいんです。 そこを理解しない文系評論家やらがちゃちゃ入れるものだから、場外乱闘ばかりになっちゃう。 拙速かどうかはさておき、理研の対処は適正手続きをちゃんと踏んでいます。 そこに、問題は生じないでしょう。あるとすれば、「悪意」があったかなかったかのとらえ方だけでしょう。もし、今回のが、許されてしまえば、日本の科学の信頼は地に落ちるでしょうね。どの雑誌も日本からの投稿というだけで、まず眉に唾をつけてみるでしょうね。そして、査読も受ける人があるのか、あるいは、頭ごなしに厳しい意見を言ってくるでしょう。ことは、理研だけの問題でないことを知るべきです。 もちろん、バカンティ教授もリップサービスで言っているだけで、ハーバードへの再就職も難しいでしょう。なにしろ、小保方氏は博士論文も疑惑だらけで、博士でなくなるかもしれませんから。
03. 2014年5月09日 09:44:37 : NyZFpkneNU そのバカンティが自分の所で言ってるだけじゃホラ話として誰も金出してくれないし相手にもしてもらえないから、わざわざ「語学留学」に来ていた小保方さんに極秘のレシピを伝授した上で、子分の小島氏の口利きで理研に潜り込ませ、理研と笹井・若山・丹羽のネームバリューを使ってSTAPを発表させたわけだ。 バカンティなんてハーバード附属病院の麻酔科医師でしかなく、研究室と称してるのは自費、つか自分が集めてきた研究費（主に日本の女子医大負担）で勝手にやってるドクター中松研究所と同じだぜ？そんな所で金ズルからの縁も切れた小保方なんか雇っても払う金もやらせる研究も無いんだよ？せいぜいバカマウスにエサをやって毎日「きょうもよかった」と日記付けるぐらいの仕事しかないわ。 それにしてもこの記事の筆者のように「ハーバード（付属病院）の」「バカンティ（Ph.Dではなく実技の先生という意味での）教授の」「（勝手にやってる）研究室」を略して「ハーバードの研究室」という思い込みで勝手に想像を巡らす連中うの多いこと。よっぽどブランド志向で「NASA開発のジェット水枕！」とかとかの通販にころっと騙されるタチなんだろうねぇ。
04. 2014年5月09日 17:29:41 : bwFzMVs2eU 　地位、名声、名誉、利権、権利、特許、全て欲しがるから無理がある 　欲の深い奴には上が居る、 　金だけならそれでも良い、名声だけでも良い 　でも、本当に天職と思う研究者として生きたいのなら、それだけに没頭しろ、 　誰か救いの手を差し出してくれる 　阪急ホテルの詐欺料理の弁護をした、ゴミ弁護士など雇わずに 　吐き溜め理研の研究室など戻らずに、、お前もゴミならマスゴミのおもちゃでいろ 、
05. 2014年5月10日 20:17:12 : gQzUXJBl66 STAP細胞が外で再現できないのは、弱みであり逆に強みでもある。 もしSTAP細胞が存在するなら、レシピと共に小保方氏が海外に行く事になり、そこで花開く事になる。
06. 2014年5月10日 21:12:44 : VUXt9ULv0k 05さん、そこですよそこ！ アメリカを食いものにしている利権組織は、日本にこの技術を渡さない、いや、何としても日本からこの技術を取り上げる、と言う強い欲望が、おの事件の背景にあるということです。 理研のトップ連中は、普段からろくな人間がいないと理研研究員から直に聞いています、そこを突かれて見事に術中にはまって、おぼかたさんにお被せて難を逃れようとしたが、そもそもが理研からこの成果を取り上げるのが向こうさんの主眼でしたから、してやったりの世論形成で、今頃したり顔、と言う事になりますかね。日本はやっぱり植民地だね。
07. 2014年5月11日 20:54:13 : 7PYlDMB3jU あいかわらずとんちんかん
08. 2014年5月12日 13:04:40 : NyZFpkneNU 笑止なことを言い続けた方がレスが付きやすい、というのを経験的に知ってるんだろ。 そういう独居老人の社会との貴重な絆なんだよ。阿修羅は。 実際はセルシード社に出入りするアングラ勢力のマネーゲームに踊らされてるだけなのにな。STAP事件は。

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