理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーらが１月末に英科学誌ネイチャーに発表したＳＴＡＰ（スタップ）細胞論文について、同誌は８日付のニュースブログ記事で、理研が小保方氏の不服申し立てを退けて不正行為の認定を確定させ、論文取り下げを勧告したことを報じた。

　理研調査委員会が８日公表した審査報告書で明らかになった新事実も記事に盛り込んでいる。同誌の論文審査部門は３月、独自にＳＴＡＰ細胞論文を調査しており、小保方氏らが撤回に反対しても論文を取り消す可能性があることを明らかにしている。

　新事実は、小保方氏が２０１２年４月に最初にネイチャー誌にＳＴＡＰ細胞論文を投稿して不採択となった後、同年７月に米科学誌サイエンスに修正版論文を投稿した際、査読者から注意を受けていた点。

　今年のネイチャー論文で不正行為が認定された遺伝子解析画像について、サイエンス誌の査読者は複数の画像を１枚にまとめる際には白線を入れて区別するよう注意していた。

　しかし、小保方氏はサイエンス誌に不採択になった後、理研発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長に論文を書き直してもらってネイチャー誌に再投稿した際、注意に従っておらず、理研調査委が故意の不正行為と認定する有力な根拠となった。

http://jp.wsj.com/article/JJ12246004158679134175718854231662696551775.html 　

コメント
01. 2014年5月09日 12:49:01 : nbLx0eVkgs 著者が同意せず雑誌社側から取り下げられるって事態は、共著者にとってとっても不名誉。オボちゃんは、これまでお世話になった先輩の共著者たちに、どれだけ迷惑掛けたら気が済むんだろ？
02. 2014年5月09日 15:28:09 : viW8XtGPGA 理研は不正認定したけど、切り張り部分は境界線と説明入れて、取り違え画像は正しい画像出せれば問題無いのでは？ ネイチャーはどう判断するのだろうね。
03. 2014年5月09日 15:55:21 : E2lq2c9dd2 大昔、ペーパークロマトグラフィーの実験をしていた研究者がいた。 論文発表した後で、もう一度追試をしたら違う結果が出たから２度とやらないといっていた。 使った紙のメーカーが違うと結果が違ったらしい。論文には材料が書いて得るので再現性はある。 違う条件で測定すると、違った結果が出ることがある。 違う、実験の切り貼りは科学として成り立たない。
04. 2014年5月09日 16:40:53 : 0XgnjtaU1k それにしてもダイナモの小保方叩きとストーカーはほとんどビョウキだな。ｗ おそらくこいつ個人的にもDVなんかやっているとおもう。
05. 2014年5月11日 21:04:46 : 7PYlDMB3jU ０４の考えの方がおかしい ダイナモさんは、我々主権者国民を愚弄しきった捏造に憤りを持たれていると思われる。 我々の血税を使わずに自分のお金でstap細胞の研究をされるのなら全然問題はないのよ。 ダイナモさんも憤らないとおもうよ ０４は、雇われ擁護工作員か

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