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理研・笹井氏自殺を考える メディアの堕落が生んだ理性の放棄:在日中国人社会科学系研究者
http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/588.html
投稿者 あっしら 日時 2014 年 8 月 11 日 12:42:31: Mo7ApAlflbQ6s
 


理研・笹井氏自殺を考える メディアの堕落が生んだ理性の放棄
人民網日本語版 2014年08月08日13:06

8月5日午前、パソコンで仕事をしていた私は、インターネットで流れたニュースに目を奪われた。「理化学研究所の笹井芳樹副センター長が自殺を図り、現在、病院で治療を受けている」。私は仕事の手を止めて、「自殺未遂」の続報が出てくることを念じた。だが20分余りして入ってきたニュースは「死亡を確認」とのものだった。私は手元の原稿を書き続けることができなくなった。(文:陳立行・日本在住研究者、日中社会学会会長)

私は笹井氏とは専門も違うし、個人的な付き合いもない。メディアでの報道以外の唯一のつながりは、私のよく知る日本人2人が笹井氏の高校時代の同級生だということくらいだ。6月に会った時も彼らは、STAP細胞論文をめぐる騒動の渦中に置かれた笹井氏を心配していた。

先端科学成果の報道はほとんどの人にとってニュースの1本に過ぎず、関心は通常高くない。だがSTAP細胞の報道は当初から多くの一般市民の関心の的となった。筆頭著者の小保方氏が「若く美しい女性博士」だったからである。メディアでは、小保方氏の日常生活やファッション、バッグのブランドなどが細かく報じられ、高校時代の同級生にも取材の手が伸びた。科学成果の報道は完全に質を変えてしまった。だがそれから2カ月も経たないうちに、STAP現象の再現性に疑いがあるとの報道がインターネットから流れ始めた。『NATURE』に掲載された論文に複数の不適切な画像があったとの報道が出始めると、再生科学をまったく知らない人でもが論文の信ぴょう性を話題にするようになった。小保方氏の共同研究者もメディアの注目を集め始めた。

先端科学分野での競争の激化に伴い、各国では盗作や捏造などの重大事件が増加している。2005年には、韓国ソウル大学の黄禹錫(ファン・ウソク)教授がES細胞論文での捏造などでメディアの批判を受け、行政処分の対象ともなった。最近は、黄教授の米国での特許申請も話題となった。STAP事件の調査では、笹井副センター長は実験の操作やデータ・画像の処理に直接参加してはいなかったことが明らかとなっており、責任があるとすればせいぜい指導・監督の責任があるにすぎない。

だがSTAP事件の日本メディアの注目や報道はもはや、研究論文の不正や科学検証の過程を問題とするものではなくなっていた。科学の内容では読者や視聴者の目を引くことはできないと分かっているからだ。注目を集めるためにまず、理化学研究所が槍玉に上がり、国家一流の研究所であったはずの同研究所が、巨額の研究費を獲得するためには手段を選ばない研究組織として報道された。笹井副センター長と小保方氏の人材採用や研究支援をめぐる関係も、事実無根のエピソードで意味ありげに描かれた。次に笹井氏の大学時代の恋愛話にまで報道は及び、笹井氏の高校時代の同級生が当時の人柄や交友関係についてのインタビューを受けたりもした。小保方氏の採用過程や2人の触れ合いなどにも焦点が当てられ、「ノーベル賞受賞者の山中伸弥教授をライバル視した野心家で、学生時代の失恋によって美人博士を寵愛・放任することとなった」という笹井像が作り上げられ、大衆週刊紙のほとんどが事件の報道を繰り返した。

科学研究の過程における成功や失敗には偶然の要素は排除できない。STAP現象が悪意の捏造だったのか偶然の現象だったのかはまだ科学的に結論付けられていない。理性的に考えれば、科学的な成果は実験の繰り返しによって実証する必要があるが、それには時間と静かな環境、平常心が必要となる。商品利益を追求する堕落した日本メディアの圧力の下、一般の庶民だけでなく、一流の科学機構である理化学研究所までもが、持つべき理性を失ってしまったのかもしれない。

日本の多くの一流の学者は、研究分野で卓越した成果を持つだけでなく、日常の仕事の中でも魅力的な人柄を見せる人が多い。私は2011年から世界社会学会組織委員会の委員として、日本の著名な社会学者と仕事をする機会に恵まれてきた。そうした人と親しく付き合う中で分かったのは、優秀な日本の学者は目標達成のために共同で知恵を絞り様々な方法を検討し、努力をやめることがないということだ。例え成功しなくても、手段を選ばず何でもやることは決してしない。問題が起こったら勇気を持って責任を取る。日本では、利益を得るために成功を焦り、手段を選ばず、責任を負わないような人は、学術分野のトップに立つことはできないし、ある分野をリードするような人物にもなることはできない。

STAP細胞論文をめぐる騒動は、その端緒から今回の悲劇に至るまで、メディアの堕落によって社会が理性を失い、科学成果を科学的な態度で評価する理性的な軌道を外れたことを示している。理性の中で羽根を伸ばすはずの科学者が、理性を失った社会を前に取った選択は、日本だけの悲劇ではなく、世界の科学界にとっての損失となった。(編集MA)

「人民網日本語版」2014年8月8日


http://www.japanese.peopledaily.jp/n/2014/0808/c95952-8767145.html

 

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コメント
 
01. 2014年8月11日 16:10:37 : TbZy18kA1M
いや〜、まったくこの投稿の言うとおりだ。



02. 2014年8月11日 16:47:04 : efYYgyF3F6
メディアがー、と言うが結局資本主義なので客つまり視聴者のレベルがあの程度ということ。小保方擁護の性欲を持て余したオッサンどもには科学的な話は理解出来ない、というよりも理解しようとする理性もない。

03. 2014年8月11日 20:34:18 : FTGHVvtyYQ
客と言うか視聴者も飽き飽きしてる段階になっても一生懸命マスゴミは話題振りまいて小保方を叩いてるよ。いつまでやるのこれ?って人が多い。
マスコミがどうしても小保方潰れるまでやりたいとしか思えない。

04. 2014年8月11日 21:17:04 : Co6Zrd49pQ
話題振りまいてるのは小保方と小保方擁護派。
もう完全に潰れてるのに、「潰そうとしてる!」だの「潰すな!」だの言ってるのはお前らだろ。

05. 2014年8月11日 22:35:26 : TbZy18kA1M
>>04

例えばどのように話題を振りまいてる?
自分から振りまいてるんけ?
話題を振りまくために具体的にはどんなふうに
メディアにアプローチしてるんだ?



06. 2014年8月11日 23:15:20 : Co6Zrd49pQ
捏造を認めて自白すれば一瞬で終わる話を、再現するするといって引き伸ばしてるのが小保方。エスカレーターを逆走してわざと怪我して話題を提供し、また引き伸ばす小保方。博士論文は不正だけど、学位は取り消さないなどというお笑い理論で話題を振りまく小保方擁護派。首を吊って話題を提供し、また引き伸ばす小保方擁護派。

07. 2014年8月11日 23:44:41 : TbZy18kA1M
>>06

無茶苦茶だな(笑)
お疲れ様(笑)


08. 2014年8月12日 01:10:45 : p9yRdAI5TQ
>>07
はいお疲れ負け犬w

09. 2014年8月12日 01:10:46 : awiIyH14Tc
> 小保方氏の日常生活やファッション、バッグのブランドなどが細かく報じられ、高校時代の同級生にも
> 取材の手が伸びた。

記事ではここまでしか述べられていないが、同級生の語った彼女のサイコっ振りがこの事件の核心。
週刊新潮・週刊文春3-4月号辺りで口火を切った精神科医達が、そろそろ締めくくってくれるだろう。
自分でやったことをすっかり忘れているのだから、嘘を言っているように見えないのは当たり前。
勿論悪意などこれっぽっちもない。ただ自分に都合の悪い、一瞬の後ろ暗い行為は全て忘れてる。
ヘンドリック・シェーンと瓜二つ。強いて誰が悪いかといえば、子育てを祖母に任せた貴女です。


10. 2014年8月12日 01:28:55 : jP1izroj2w
悪いのは早稲田大学。
コピペ論文に博士号を授与したのが間違いの始まり。きちんと審査して博士号を授与しておけば小保方もここまで世の中を甘く見ることはなかった。きちんと指導してまともな学者に育てるよう早稲田大学が指導するべきであった。
之は推測だが,博士号の授与と引き替えに早稲田大学は多額の寄附金を博士号取得者側から受け入れているのではないだろうか。博士号を取り消すと寄附金の返還を要求され,それが表沙汰になると小保方以外の博士号授与にも問題が拡大するので早稲田大学は博士号の取り消しはできない。
早稲田が博士号を金で売却していたことが公になれば早稲田の評判は地に落ちる。
もう落ちているか。
(文中敬称略)

11. ピッコ 2014年8月12日 09:55:09 : ldyqn.PAmBFfI : bK44NSFAQs
自国では政府の広告塔である似非メディアで人民の思考統制をしている中国の方に「メディアの堕落」と言われてもね。(^_^;) いろんな新聞雑誌があって、あることないこと根掘り葉掘り書くのが自由な国のメディアの姿。 だから、それらの雑多な情報から正確なものを取捨選択する能力が読者には求められているのです。 いろいろな種類の食べ物があって、それから選べる自由があるけれども、選び方によっては栄養が偏って肥満になったり病気になったりすることもあるのです。 でも中国には政府が指定する(情報を政府に都合がいいようにコントロールされた)数種類の定食しかないのですよね。 おかわいそうに。 一応、投稿文読んでみたけど、著者の陳立行・日本在住研究者、日中社会学会会長って、頭悪すぎだね。 何にもわかっていない。

>先端科学成果の報道はほとんどの人にとってニュースの1本に過ぎず、関心は通常高くない。だがSTAP細胞の報道は当初から多くの一般市民の関心の的となった。筆頭著者の小保方氏が「若く美しい女性博士」だったからである。

STAP細胞は人間が永遠に生きることができる技術を手にする可能性を秘めた、人間にとっては正に夢の細胞。 「ノーベル賞もの」と言われたのは、そこに理由があるのです。 世界の歴史が始まって以来、最大の発見だと言ってもいいかもしれない。 

>だがSTAP事件の日本メディアの注目や報道はもはや、研究論文の不正や科学検証の過程を問題とするものではなくなっていた。

日本のように、いろんな面を事細やかく調べ上げて、何が真実なのかを正面切って追求できるようなマトモな国に、早く中国もなってくださいね。


12. 2014年8月12日 10:44:35 : L3EWOYHIjP
7.27のNHK報道スペシャル "STAP細胞 不正の深層" 等あまりにも一方的な報道などマスコミは酷過ぎるのではないでしょうか。
僅かにバランスを取りながら過ごされていたのに最後のショックの一つとして自殺に影響を与えたのではないかと考えられます。

それと自殺された後になって、3月頃入院されていた、役職を離れたいとし出られていた、最近は会話応答も成り立たない状態だった、更にSTAP問題の責任追及も再開される方向だった等と理研側から発表されています。

理研には医学部を出た同僚や上司等が多数居られ、抗うつ薬の副作用で自殺したり銃乱射事件を起こしたりする等の危険性のある事、急な断薬は危険な事等は十分に分かっておられた筈ですよね。

本人の体質で薬が効きすぎて副作用が強く現れ自殺に至ったのか、危険と分っていながら担当医は処方を続けられたのか....、誰かこのような危険性に気付いてサポートする人は居られなかったのか等を考えると残念でなりません。

これでは理研は所員の精神的な状態等に応じて仕事の負担を暫く軽くする等の考慮はせずに、馬車馬にむち打ち働かせるのと同じ取扱いではないでしょうか。

理研の管理責任も酷いものですね。

########

科学、特に生物学関係の論文では担当者の思い込み等もあり、再現性が無く論文撤回される場合も数多く見受けられるとの事です。
それらは科学的な論争で自然と解決されていく筈のものではないでしょうか。

(科学的な議論の中でも魔女狩り的な面も現れ、最初からねつ造を目論んでいた場合には研究者としての活動が出来なくなる等は仕方ないでしょうが、自殺に迄追い込む等は問題でしょう)

http://retractionwatch.com/
http://retractionwatch.com/2014/08/07/on-vigorous-scientific-debates-witch-hunts-and-the-tragedy-of-suicide/#more-22054


最近のSTAP報道の異常さ等を指摘されている方々の意見も参考に検討して下さい。

http://new.immunoreg.jp/modules/pico_boyaki/index.php?content_id=368&page=print
慶応大学 吉村研究室

http://blog.livedoor.jp/pyridoxal_phosphate/archives/11065278.html
一研究者・教育者の意見
>>>>
2014年08月09日
魔女狩り
>>>>
 いつくかの点で認識の違いはあるが、哲学者・文芸評論家である山崎行太郎氏(http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/)、Openブログの主である南堂久史氏(http://openblog.meblog.biz/)、そして私は、最近の小保方さんおよび再現実験への批判は度を超しているという点では認識が一致しているだろう。元東京大学医科学研究所教授でシカゴ大学へ移動された中村祐輔先生(http://yusukenakamura.hatenablog.com/entry/2014/08/06/105539)も「STAP細胞の悲劇;愚かなメディアと研究者集団」という記事で、「「日本の科学の信頼性を揺るがす大問題だ」と大騒ぎをした研究者集団があったが、ここまでくると、結果的に魔女狩りのような行動だと非難されても反論の余地はない」と強く批判している。勿論、私を含めてこれらの方々は理研の対応にも大きな問題があったことも指摘している。
,,,,,,,,
>>>>

中村祐輔のシカゴ便り
http://yusukenakamura.hatenablog.com/entry/2014/08/05/133923
STAP細胞の悲劇

http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20140810/1407625447
哲学者=山崎行太郎のブログ『毒蛇山荘日記』
>>>> 2014-08-11
何故、「小保方博士自殺」ではなく「笹井博士自殺」だったのか?多くの科学者が衝撃を受けているものは、小保方博士が自殺したのではく、笹井芳樹という天才的と言われた科学研究者が自殺したからだろう。言い換えれば、「小保方晴子博士が自殺するべきだった」という思いが、科学者たちの心の奥の何処かにあったということだ。
>>>>


13. 2014年8月12日 11:34:10 : Co6Zrd49pQ
>>12
>7.27のNHK報道スペシャル "STAP細胞 不正の深層" 等あまりにも一方的な報道などマスコミは酷過ぎるのではないでしょうか。
べつに一方的ではないでしょ。ちゃんと弁明の機会は与えられているのに小保方側が取材を拒否しただけ。

>理研の管理責任も酷いものですね。
そうやって無理矢理に小保方以外の人間の責任にする小保方擁護派の論調が、自殺前まで「理研、管理責任」側だった笹井氏を追い込んだのではないか。

>科学的な論争で自然と解決されていく筈のものではないでしょうか。
それは不正の痕跡が無い(or発見されない)場合のこと。シェーン事件や黄禹錫事件と同様、小保方事件はそうではない。

>自殺に迄追い込む等は問題でしょう
意味が分からない。不正を見ても批判するなということか。批判がいつまでもやまないのは、不正したものが適切に処理されないからだ。犯罪者がのうのうと街中をうろついているようなものだからだ。また、シェーン事件や黄禹錫事件では激しく批判されたものの、本人は自殺していない。旧石器捏造の藤村新一事件でも本人は自殺せず、とばっちりで濡れ衣を着せられた賀川光夫氏が自殺した。こういう事件を引き起こす人間は、性格的に図々しいというか感性が鈍いというか、あるいは覚悟があっての犯行だからなのか、本人の自殺にまでは至らない。そして、日本の捏造事件ではなぜか周りの人間に責任追及が分散することにより、直接の実行犯以外の人間を死に至らしめることになっている。はっきりいって、小保方擁護派が笹井氏を追い詰めたのだ。確かに笹井氏にも応分の責任はあるから批判は免れないにしても不正批判派からみれば小保方ほどの責任はみとめられない。ところが、小保方を擁護する人間たちの責任転嫁の矛先も全て笹井氏に向かったことが笹井氏を追い詰めた。小保方を擁護するのなら笹井氏も擁護しなければ話の辻褄があわないはずなのに、笹井氏に責任をなすりつけた。それでいて小保方自殺という結果を迎えて慌てて掌を返して、小保方擁護に利用している。こういうのは見苦しいから止めなさい。


14. 2014年8月12日 13:45:10 : d8YD4CcPzY
>>11. ピッコ 2014年8月12日 09:55:09 : ldyqn.PAmBFfI : bK44NSFAQs

>STAP細胞は人間が永遠に生きることができる技術を手にする可能性を秘めた、人間にとっては正に夢の細胞。

”人間が永遠に生きる・・”なんてはじめて聞いたんだけど、論文にそんなこと書いてました?
細胞分岐の初期化と細胞寿命は別の話しだし、人間の体細胞のSTAP細胞(効果)は
現時点
では何も手を付けられていないはずですが・・


15. 2014年8月12日 14:48:41 : FTGHVvtyYQ
>>13
>ちゃんと弁明の機会は与えられているのに小保方側が取材を拒否しただけ

マスコミ取材を拒否した相手には税金と公共の電波使って一方的な観点から叩いてもいいのか?
小保方を叩く人たちの意見は実に面白いw


16. 2014年8月12日 16:12:15 : 7ZOLrUowjM
>>15
違う観点を提示したければ取材の時にそれを言えばいい。

「一方的」の対義語は「相互的」だが、片方が発言の義務と責任を放棄した以上は、
いくら後で一方的などと言っても笑止千万なだけ。

小保方の擁護は馬鹿だし幼稚過ぎる。


17. ピッコ 2014年8月12日 17:08:42 : ldyqn.PAmBFfI : ppfam3N4xE
>14.

ハーバードのバカンティ教授が発想したSTAP細胞は、生まれたばかりの生命体が細胞分裂を始め、体のいろいろな器官や組織になっていく最初の状態の細胞だということだと思います。 小保方のSTAP論文がもし本当で、STAP細胞が実際に発見され、しかも簡単に作ることができるということになれば、研究をさらに進めて体のいろいろな器官や組織を実際に作成し、今も大きな問題として残っている”拒否反応”のない臓器移植の現場における”次元を超えた”医療技術の進歩が見込まれます。 さらに究極的には、機械内部のふるくなったパーツを新しいものに換えていつまでも使い続けていくような感じで、老化した人間の体のすべての器官や組織をリニューアルして、人間の寿命を限りなく伸ばしていくようなことも考えられます。 もちろんこれは”夢のまた夢”の話ですが、少なくともその可能性の最初の1ページを開いたことにはなると思います。 そういう理由で、小保方のこの「簡単に作成できるSTAP細胞発見」のニュースが世界の科学界に大きな衝撃を与えたことは間違いありません。 しかし、論文に書いてあるようにいくらやっても、できない。 世界中の研究所で試したけれど、できない。 よく論文を調べてみたら怪しげな画像やグラフのてんこ盛り。 そしてようやく、書いた本人たちも論文に書かれているような事実はなかったことを正式に認め、恥ずかしながら論文取り下げとなったのです。


18. 2014年8月12日 18:20:49 : efYYgyF3F6
>>17
STAP細胞は、(もし存在するとしても)ES細胞やiPS細胞の「バージョンアップ版」といったところですから、そこまでのものではありません。

19. ピッコ 2014年8月12日 22:36:44 : ldyqn.PAmBFfI : e81sKUUZS2
>18.

あ、そうなんですか? ネイチャー誌のSTAP論文掲載後の記者発表の時、小保方が「若返りも夢ではなくなる」みたいなことを言っていたので…。 ただ、万能細胞ということであれば、今後科学技術が進むにつれて(数百年のスパンで考えた場合)そういう方向に行く可能性もあるのではないのですか? 私が上のコメントで書いているいるように「もちろんこれは”夢のまた夢”の話ですが、少なくともその可能性の最初の1ページを開いたことにはなると思います」というのは間違いでしょうか?


20. 2014年8月12日 23:02:46 : jP1izroj2w
STAP細胞の問題を時系列的に考えた場合,論文がnatureに掲載される以前に,
1.セル,サイエンス,及びNatureにも掲載を拒否されている
2.追加の確認実験が行われないままに,笹井さんが論文の書き直しをしてNatureに提出し,掲載が認められた
3.リケンで発表するのにノーベル賞級の発見であるかのような大げさな記者会見を行い
4.その後論文の疑義がインターネットを通じて出された。
5.その後,種々疑義が出されるが,小保方,笹井両博士はあくまでSTAP細胞があると主張している。
6.マスコミやネットで批判派は執拗に小保方・笹井両博士を批判し続けた。
7.笹井博士が自殺(?)

以下は私見。
両博士が早く”ごめんなさい”と言っておれば批判もそこでずいぶん静かになった可能性が大きいのではないか。
論文に疑義が持たれているにも関わらず,小保方博士を処分することなく小保方博士に実験を海賊させるとした。又,小保方博士の博士論文が博士号の水準に達していないとしながらも博士号そのものは取り消さないという不透明な小保方博士擁護
これらの事情を考えると,小保方。笹井両博士の論文に不正の疑いがあるにも関わらず不当に擁護されているのではないかという疑問が持たれる。
私は,小保方・笹井両博士が実験の詳細等に関し真摯に事実を明らかにしていないのではないかという疑問を解消する努力を怠ったのではないかと思う。特に小保方博士はすぐに弁護士を依頼して,自己の正当性をあくまでも主張していた。
笹井博士がこの論文に関わらなければNatureに掲載されることのなくこれほどの問題になることはなかった。
笹井博士には著名な科学者としてこの問題に関する真実を明らかにすべきであったのであり,自殺すれば責任を果たせるという問題ではないのではないか・。
最後に,笹井博士に較べると東電の歴代会長や社長で福一の事故に関して誰も責をとっていない。本当はこの人達を刑務所にいれるべきだ.


21. 2014年8月12日 23:51:09 : efYYgyF3F6
>>19
「数百年のスパンで」「若返りも夢ではなくなる」可能性を持つのはESやiPSでも同じです。最初の1ページではなく2ページ目か3ページ目ですね。
ただ、酸処理という全く新たなリプログラミングへの道筋の発見は、人体の謎を解明する突破口として、医学に大きな貢献をすることになったかもしれません。

22. 2014年8月12日 23:58:08 : F4aSBxRT8I
笹井氏は「STAP論文」がNature誌に掲載した直後は
最大限マスコミを利用して「STAP細胞」と小保方晴子を売り込んだ。
また、最大限マスコミを利用して「iPS細胞よりすぐれたSTAP細胞」を印象づけた。
(山中氏に抗議されて謝罪する、というオチまでついた)

割烹着を着た女性研究者、ムーミン…など
研究の本質と何の関係もない部分を公開して売り込んだ。
そして小保方擁護派はそういう部分をも歓迎していたはずだ。

マスコミを軽薄に利用してはいけない、という法はない。
ただ、そういう人はマスコミに軽薄に利用される、というだけの話だ。
それで「マスコミの不当なバッシングが…」と言われても
もともとマスコミをそういう利用の仕方をしてきた人物であることは
事実である。


23. ピッコ 2014年8月13日 00:54:51 : ldyqn.PAmBFfI : e81sKUUZS2
>20. 早く”ごめんなさい”と言っておれば批判もそこでずいぶん静かになった可能性が大きいのではないか。

昨夜のニュースによると、笹井氏が家族にあてた遺書(妻と兄宛ての遺書2通)の内容についての弁護士を通した会見が行われたようです。 自殺に至った原因として「マスコミなどからの不当なバッシング」「理研やラボへの責任から疲れ切ってしまった」などが書かれているということです。 最後まで自分が行ってきた過ちについての言及はないようですね。 STAP細胞は自分たちが(小保方とともに)偽造したのだと、死に際に立っても決して言わないところにiPS細胞の山中教授に対する強いライバル心があったことを感じます。 そして、すべて自分の行いが招いたことなのに「自分は被害者なのだ」と自己擁護するところに、この笹井氏という人の人間性というか器の小ささが現れているように思います。 どうやら”潔く謝る”ことができない人のようです。

>21.

ご返事ありがとうございます。 なんといっても小保方発見のSTAPのいいところは「簡単にできる」というところですよね。 もし、あったらの話。w


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