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「STAP細胞は3つに分けられる」(EJ第4049号) Electronic Journal
http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/828.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 6 月 05 日 16:42:05: igsppGRN/E9PQ
 

「STAP細胞は3つに分けられる」(EJ第4049号) 
http://electronic-journal.seesaa.net/article/420096908.html
2015年06月05日 Electronic Journal


 CDB時代の若山照彦グループリーダーは、STAP細胞には
相当強い関心を持っていて、小保方氏に協力し、いろいろな実験
をやっています。あるとき、若山氏は、STAP細胞を受精卵に
入れるやり方を変更し、なるべく細胞に負担をかけないように入
れて、仮親マウスの子宮に移植してみたのです。
 それから20日後に仮親マウスの子宮を帝王切開してみると、
全身が緑の蛍光を発する複数の胎児ができていたのです。緑に光
るのは、それが注入したSTAP細胞由来のものであることを示
しており、STAP細胞が万能性を持つものであることを示す証
明になります。
 横で涙を浮かべて喜ぶ小保方氏に「おめでとう」と祝福しなが
らも、それまでの自分のやった工程を振りかえり、何か間違えた
のではないかとていねいにチェックしたのです。そのうえで、同
じ実験をもう一度繰り返したのです。彼は2回連続で成功しない
限り成功だとは思わないのです。ところが、次の実験も成功だっ
たのです。これで少なくとも工程にミスはなく、成功は間違いな
いものになったのです。
 続いて、若山研究室はSTAP細胞の幹細胞化に取り組んでい
ます。それはSTAP細胞には万能性はあるのですが、ES細胞
やiPS細胞のように自己増殖能がないのです。これは小保方氏
が若山研究室に来たときからてから取り組んでいたのですが、ど
うしてもできなかったのです。
 若山氏によると、キメラ実験をやるときに残った細胞でやって
みたところ、簡単にできたというのです。具体的にいうと、ES
細胞の培養に適した培地を使ってSTAP細胞を培養したところ
STAP細胞幹細胞ができたのです。さらにこの細胞を使ったキ
メラマウスも生まれ、これでSTAP細胞はES細胞やiPS細
胞と同等の万能性を持つことが確かめられたのです。
 さらにES細胞やiPS細胞ではできないこともSTAP細胞
ではできることを若山研究室では確かめています。それは、ST
AP細胞が胎児だけでなく、胎盤にも分化するという発見です。
これは大変なことなのです。若山研究室の関係者は、そのときの
ことを次のように述べています。
─────────────────────────────
 小保方さんが持ってきた試料を見ると、確かに胎盤が光ってい
るので皆「おおっ」と驚きました。でも、胎児の血液が流れ込ん
で光っている可能性もあるので、ちゃんと胎盤の切片を作って分
析すべきだ、と数人が指摘しました。そうしたら彼女が後から、
「Oct4─GFPがポジティブ(陽性)でした」と報告してき
たのです。       ──毎日新聞科学環境部/須田桃子著
       『捏造の科学者/STAP細胞事件』/文藝春秋
─────────────────────────────
 現在では「STAP細胞はなく、その正体はES細胞である」
ということになっていますが、もし上記の若山研究室の関係者の
話が本当であるとすると、ES細胞やiPS細胞では胎盤には分
化しないので、STAP細胞はES細胞ではなく、やはりSTA
P細胞は存在したということになるのです。
 この若山研究室の実験でもわかるように、STAP細胞には次
の3種類があります。
─────────────────────────────
  1. STAP細胞
     ・万能細胞であるが、自己増殖能はない
  2.STAP幹細胞
     ・万能細胞であり、かつ自己増殖性あり
  3.  FI幹細胞
     ・2に加え胎児と胎盤の両方に分化する
─────────────────────────────
 若山研究室は、ES細胞やiPS細胞以外の3つの万能細胞の
存在を確かめています。
 「1」は、動物の分化した細胞に弱酸性溶液に浸すなどの外的
刺激(ストレス)を与えて、再び分化する能力を獲得させたとさ
れる細胞がSTAP細胞です。この細胞をもたらす現象のことを
STAP現象といいます。
 「2」はSTAP細胞に増殖能を持たせたもので、これでES
細胞やiPS細胞と肩を並べたことになります。これをSTAP
幹細胞といいます。
 問題なのは「3」の「FI幹細胞」です。もし、STAP細胞
が胎児だけでなく、胎盤にもなれるとすれば、いわゆるES細胞
やiPS細胞などの多能性細胞を超える「全能性細胞」であるか
もしれないからです。
 もし、それが人間でも作成でき、それが全能性を持つとすると
それを子宮に移植することにより、人間そのものができてしまう
ことになるからです。これは、当然倫理上の問題が出てくること
になります。
 このFI細胞のことはあまり表面には出てきていないのですが
須田桃子氏の本には次の記述があるのです。
─────────────────────────────
 2O12年5月ごろ、若山氏は、STAP細胞とは別種の幹細
胞を樹立することにも成功した。胎児と胎盤の両方に分化する能
力を残したまま自己増殖能を併せ持つ「FI幹細胞」だ。若山氏
によれば、研究室内で小保方氏らと議論している中で、「胎盤に
も分化する幹細胞を作ったらより研究の価値が高まるのではない
か」という意見が出たことが樹立のきっかけとなったという。
      ──毎日新聞科学環境部/須田桃子著の前掲書より
─────────────────────────────
 小保方氏は若山研究室でここまでの実験を行い、成功している
のです。論文に必要なデータは、若山研究室でほぼすべて揃った
ことになるのです。小保方氏にとって、そのグループリーダーの
若山照彦氏がSTAP細胞の否定に最初に立ち上がるとは思って
もみなかったと思います。―── [STAP細胞事件/022]


≪画像および関連情報≫
 ●STAP問題を考える/STAP/FI/TS???
  ───────────────────────────
  2014年6月3日、登録されたFI幹細胞のデータを理化
  学研究所の遠藤高帆氏が解析した結果、論文で用いられたマ
  ウスの系統(FI)ではない系統(B6、CD1)の混入が
  認められ、それらは多能性幹細胞であるES細胞と栄養膜幹
  細胞であるTS細胞が混ざり合ったものである可能性が高い
  との報道がなされた。FI幹細胞はSTAP細胞を特殊培養
  液下で培養して得られたものであり、そのデータを取る実験
  には複数の者が関わっている。従って、仮に実験試料の混入
  があったとしても、どの段階で混入が起こったかというのは
  明確でない。また、ES細胞とTS細胞が均質に混ざり合っ
  た一つの塊をつくるのは、経験上困難ということを、共著者
  の丹羽氏が4月7日の会見にて証言している。加えて、FI
  幹細胞を用いてキメラマウスの作製が行われているが、FI
  系統マウス由来の細胞を用いた場合のマウス毛の色と、B6
  系統由来のES細胞と、CD1系統由来のTS細胞が混ざり
  合ったものから出来るマウスの毛の色は異なることから、万
  が一、FI幹細胞の全てがそのような混ざりものだとしたな
  らば、生まれてきたキメラマウスの毛の色を見た段階で若山
  氏が気づくはずである。      http://bit.ly/1GToO3e
  ───────────────────────────
 ●図の出典/STAP問題を考える http://bit.ly/1GToO3e


 

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