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「第三者機関の解析結果リークする」(EJ第4058号) Electronic Journal
http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/850.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 6 月 19 日 11:09:05: igsppGRN/E9PQ
 

「第三者機関の解析結果リークする」(EJ第4058号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/420812748.html
2015年06月18日 Electronic Journal


 2014年6月4日のことです。当日付の毎日新聞夕刊に次の
記事が掲載されたのです。この記事は『捏造の科学者/STAP
細胞事件』(文藝春秋刊)の著者、須田桃子氏の署名入りの記事
です。同主旨の記事は同年3月26日の新聞各紙でも簡易解析の
結果として伝えられていますが、さらに踏み込んだ記事になって
います。少し長いですが、引用します。
─────────────────────────────
 <STAP論文>幹細胞に不自然な遺伝子/第三者機関が解析
 「STAP細胞」の論文不正問題で、STAP細胞から作った
「STAP幹細胞」を第三者機関で遺伝子解析した結果、すべて
の株で、実験に使ったはずのマウスと異なる不自然な特徴が確認
されたことが3日、関係者への取材で分かった。結果は、多くの
著者が所属する理化学研究所に伝えられたという。STAP幹細
胞は不正認定されていない論文で詳細な分析結果が掲載されてお
り、論文全体の調査の必要性が一層高まりそうだ。
 STAP細胞には自ら増殖する能力がない。ES細胞(胚性幹
細胞)やiPS細胞(人工多能性幹細胞)のように増え続ける性
質を持たせるためSTAP細胞を変化させたものが「STAP幹
細胞」だ。著者の一人、若山照彦・山梨大教授が、保存していた
STAP幹細胞の解析を第三者機関に依頼していた。
 複数の関係者によると、STAP細胞の作製に使ったはずのマ
ウスとは違う遺伝子タイプが検出されるなど、論文に記載された
STAP幹細胞を含むすべての試料にさまざまな食い違いが指摘
される結果が出た。
 これらのSTAP幹細胞は、当時理研にいた若山氏の研究室の
客員研究員だった小保方晴子・理研研究ユニットリーダーがマウ
スから作ったSTAP細胞を、若山氏が受け取って樹立した。元
のマウスは若山氏が提供した。山梨大の簡易解析でも、若山氏が
準備したマウスと異なる系統の遺伝子タイプが検出された。これ
らの系統はES細胞の作製によく使われるため、ES細胞が混入
した可能性が指摘されていた。若山氏は取材に「今は話せないが
詳しい解析結果は近く、記者会見をして公表する」と話した。
     ──【須田桃子】/2014年6月4日毎日新聞夕刊
                   http://bit.ly/1BfdopV
─────────────────────────────
 この記事は須田桃子記者が山梨大学に若山教授を訪ねて、取材
したものです。この記事が出るや、翌5日に若山教授は埼玉県和
光市の理研本部から呼び出され、野依良治理事長が本部長を務め
る改革推進本部の席で、詳細な解析結果の報告を求められていま
す。当日の会合には全理事をはじめ約30人が出席したといわれ
ます。神戸のCDBもテレビ会議で参加しています。
 この時点で若山教授は、理研に何の相談もせずNHKを通じて
簡易解析の結果を報道させたり、第三者機関の解析結果も今は話
せないがと断りながらも、須田記者にはほとんど話しています。
何となくこの問題で意図的に既成事実を作ろうとしているように
感じます。推測ですが、理研としては若山氏のこの振る舞いに対
して相当アタマにきており、そのため緊急に呼び出したものと思
われます。
 若山教授はこの会合で、「第三機関の解析結果をすぐにでも発
表したいと」と主張したのですが、多くの出席者から強く反対さ
れたといいます。意見は対立しましたが、結局、CDBに保管さ
れているSTAP幹細胞についても同様の解析を行い、その結果
に基づいて山梨大学主催での若山教授による記者会見を認めると
いうことで決着したのです。
 その結果行われた山梨大学主催の若山教授による記者会見は、
2014年6月16日に行われたのです。この記者会見の動画は
次の通りです。
─────────────────────────────
 2014年6月16日/若山照彦教授記者会見/山梨大学
                 http://bit.ly/1QuJd51
─────────────────────────────
 記者会見の動画は約30分間収録されています。若山教授の説
明は素人にはかなり難解です。細かな分析は、明日のEJで説明
しますが、要するに次のことを主張しているのです。
─────────────────────────────
 1.若山教授は生後1週間の赤ちゃんマウスを小保方氏に渡し
   小保方氏はそのマウスからSTAP細胞を作製している。
 2.若山教授は小保方氏からSTAP細胞であるとして渡され
   た細胞からキメラマウスやSTAP幹細胞を作っている。
 3.そのSTAP幹細胞を第三者機関で解析したところ、若山
   研究室にいないマウスから作製された疑いが濃厚である。
─────────────────────────────
 これは何をいっているのかというと、小保方氏は若山教授から
渡された生後一週間以内のマウスからSTAP細胞を作製したの
ではなく、第三者機関での解析の結果では、他のマウスから作製
されたことを示しているというのです。
 つまり、若山教授が小保方氏から渡されたSTAP細胞は、E
S細胞だったのではないかと若山教授は疑っているのです。ES
細胞であれば、キメラマウスも幹細胞も作製できるからです。
 具体的にいうとこうです。小保方氏は、若山教授から渡された
生後一週間の赤ちゃんマウスを使わず、若山研究室が冷凍庫に保
管しているES細胞を盗み出し、それをSTAP細胞として若山
教授に渡したのではないかというわけです。
 しかし、そんなことをして何になるのでしょうか。理研CDB
には、笹井芳樹氏をはじめとして、ES細胞のプロがたくさんい
るのです。そんなことをしてもすぐバレるし、全く無意味なこと
です。しかし、若山教授は、論文に疑惑が出始めた頃から、ST
AP細胞はES細胞ではないかと疑い、自ら主導して、それをメ
ディアを使って告発しています。若山教授の記者会見については
明日のEJで分析します。  ─ [STAP細胞事件/031]


≪画像および関連情報≫
 ●「ある神話の背景を追及するブログ」
  ───────────────────────────
  余談だが、松山英樹が米ゴルフのなんとかメモリアルという
  トーナメントで、米ツアー初優勝した。このメモリアルは4
  大タイトルに次ぐビッグタイトルだそうあり、J・ニクラウ
  スが松山を絶賛しているそうである。しかし、その快挙の割
  には、日本のマスコミは松山を讃えるような報道をしていな
  い。もし、石川遼がこれをやったら、マスコミは松山の何倍
  も大きく報道しただろう。だが、インチキ英語教材などの広
  告塔となって、大金を稼いでいる石川には到底出来ることで
  はないだろう。信義も正義も公正も無い日本の「天然ファシ
  ズム」の一現象である。理研の実験室で、スタップ細胞の作
  製に成果を上げた研究学者は、言うまでもなく小保方晴子博
  士と当時の理研研究員であった若山照彦・現山梨大教授の二
  人である。小保方氏は第一段階のスタップ細胞を作製し、若
  山氏は小保方氏の作ったその未分化のスタップ細胞を提供さ
  れ、マウスの成体に移植して、試行錯誤の末に増殖能力ある
  スタップ幹細胞の作製に成功したというものだった。失敗を
  山ほど築いた後、ある日、マウスに移植されたスタップ細胞
  が増殖した事を示す、緑色に発光したのを見て、小保方氏は
  喜びの涙を見せたと若山氏は語った。しかし、若山氏は何か
  の間違いで、成功したように見えているに過ぎないのではな
  いのか、彼女をヌカ喜びさせてはいけないと、直ちには喜ば
  なかった。それでも、続けて同じような手順で実験を繰り返
  してみたら、同様に緑色に光ったので、スタップ幹細胞樹立
  の成功を確信したと喜びの口調で梶原しげるに話している。
                   http://bit.ly/1LcMbaK
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