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「STAP細胞不存在は本当なのか」(EJ第4061号) Electronic Journal
http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/855.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 6 月 23 日 08:38:15: igsppGRN/E9PQ
 

「STAP細胞不存在は本当なのか」(EJ第4061号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/421086297.html
2015年06月23日 Electronic Journal


 若山教授が「STAP細胞は存在しない」と考えた3つ目の要
因は次の通りです。6月15日のEJから再現します。
─────────────────────────────
 3.STAP細胞の存在には疑惑がある
  ・STAP細胞の正体はES細胞である疑惑が濃厚である
─────────────────────────────
 2014年末をもって世間の雰囲気は、STAP細胞は存在し
ないことになっています。なぜなら、理研による調査の最終結論
が「STAP細胞の正体はES細胞である」となっていることと
小保方氏自身によるSTAP細胞の再現実験が期日内に成功しな
かったことをもってそうなっています。
 理研の調査結果についても、小保方氏の再現実験の失敗につい
ても改めて検証しますが、STAP細胞の正体がES細胞である
ことについてはEJとしては疑問を持っています。
 STAP細胞がES細胞ではないかと早くから疑っていたのは
若山照彦山梨大学教授です。あるとき、小保方氏からSTAP細
胞であるとして渡された細胞からキメラマウスやSTAP幹細胞
ができたとき、若山氏はそんなことがあり得るだろうか、自分が
何か間違いを冒したのではないかと疑心暗鬼になったといわれま
す。若山氏はそういう性格の持ち主のようです。
 そして若山氏がたどりついた結論は、小保方氏からSTAP細
胞であるとして渡された細胞は、若山氏がその細胞を作るために
渡した生後一週間の赤ちゃんマウスではなく、当時若山研究室に
存在したES細胞だったというものです。これを確かめるには、
小保方氏から渡されたSTAP細胞から作られたSTAP幹細胞
から遺伝子情報を解析するしかないと考えたのです。
 そこでSTAP幹細胞を第三者機関で解析した結果、マウスの
すり替えが判明したのです。若山氏は一致するはずの遺伝子が一
致しなかったことをもって、そのような系統のマウスは若山研究
室にかつて存在したことはないことを会見で強調したのです。
 しかし、解析には誤りがあり、STAP幹細胞の元のマウスは
若山研究室に存在したことが判明したのです。しかし、研究室の
外から持ち込まれたマウスではないからといって、それをもって
STAP細胞が存在することにはならないと理研は説明している
のです。これについては昨日のEJで、理研の訂正会見を報道し
た共同通信の記事の一部を再現します。
─────────────────────────────
 これまで「若山照彦山梨大教授の研究室のマウスから作られて
おらず、由来は不明だ」としていたが、細胞の遺伝子の特徴が若
山研で飼育していた特定のマウスと一致する可能性のあることが
判明した。理研は詳細な調査を続けるが、若山研のマウス由来だ
ったとしても、直ちにSTAP細胞の存在につながることを意味
しないという。    ──2014年7月23日付、共同通信
─────────────────────────────
 なぜ、このようなコメントになるのかについては、改めて説明
するとして、根本的な疑問について考えます。それは、若山教授
が一度STAP細胞の作製に成功しているという事実です。これ
については、若山教授自身も認めているのです。毎日新聞の須田
記者の本には若山氏について次の記述があります。
─────────────────────────────
 ネイチャーの記事にあった通り、CDBを去る前の2013年
春、小保方氏から直接、作製方法を習ったときはSTAP細胞が
できたが、山梨大学では成功していないという。「酸性処理が難
しい。全滅するか、ほとんど死なないかのどちらかになってしま
う」。         ──毎日新聞科学環境部/須田桃子著
       『捏造の科学者/STAP細胞事件』/文藝春秋
─────────────────────────────
 この記述によると、若山教授は小保方氏の指導は受けたものの
STAP細胞の作製に成功しているのです。これは事実です。本
人も認めています。ここからは推測ですが、若山教授といえば、
こういう実験については小保方氏よりもはるかに熟達している学
者です。また、若山氏の性格から考えても、実験に使う弱酸性の
液や培養に使う培地などは、小保方氏の指導を受けて自分で作製
しているはずです。
 そこで自分で生後一週間の赤ちゃんマウスの脾臓からリンパ球
を取り出し、弱酸性の液に浸して、それを培養する──ここまで
は自分主導でやって、STAP細胞づくりに成功しているはずで
す。おそらく若山氏のことですから、そのSTAP細胞を使って
キメラマウスの作製やSTAP細胞幹細胞まで作製しています。
です。そこまでやらないと納得しない学者だからです。
 ところが若山氏は、「山梨大では成功していない」というので
す。しかし、そういうことはよくあることであり、山梨大で成功
できなかったからといって、「STAP細胞は存在しない」とい
う証拠にはならないはずです。
 その自分が成功した実験において、仮にES細胞が混入してい
たとして、若山教授がそれに気が付かないはずがないのです。な
ぜなら、若山教授はいつもES細胞を使って実験をしているから
です。若山教授は、米国の幹細胞生物学者のポール・ノフラー博
士とのインタビューで、ES細胞の混入の疑いについて、次のよ
うに発言しているのです。
─────────────────────────────
 私STAPからSTAP─SC(STAP幹細胞)を複数回樹
立しました。(ESの)混入がその度に起こるなんてことは考え
づらいです。さらに私はSTAP─SCを129B6GPFマウ
スから樹立しました。その当時、我々は、その系統のES細胞を
持っていませんでした。        http://bit.ly/1huUfTu
─────────────────────────────
 このインタビューは、2014年2月27日に行われたもので
すが、その約10日後に若山教授は、STAP論文の撤回を呼び
かけているのです。     ─ [STAP細胞事件/034]


≪画像および関連情報≫
 ●「STAP細胞への逆風」/福岡伸一氏
  ───────────────────────────
  優れた可能性をもった多分化能幹細胞をごく簡単な方法で作
  り得た──全世界が瞠目したSTAP細胞の発見をめぐる状
  況がにわかに揺らぎ始めた。そもそも日本のメディアが連日
  報道したのは、発見者の小保方晴子博士が若い理系女子だっ
  たからだが、なんといっても最も権威ある科学専門誌ネイチ
  ャーに2つの関連論文が同時に掲載されたこと──つまり、
  厳しい審査を経ているはずだということ、そして共同著者に
  理化学研究所の──日本を代表する再生医療研究のメッカ、
  錚々たるメンバー、およびハーバード大学医学部の──いわ
  ずと知れた世界最高峰の研究機関、有名教授陣が名前を連ね
  ていたという事実も、発見の信頼性に多大な後光効果をもた
  らしていたことは確かだった。これまで再生医療の切り札と
  して研究が先行していたES細胞やiPS細胞(いわゆる万
  能細胞)の作製よりもずっと簡便(弱酸性溶液につける)な
  のにもかかわらず、より受精卵に近い状態に初期化できてい
  る(STAP細胞は、胎盤にもなりうるというデータが示さ
  れていた。胎盤となる細胞は受精卵が分裂してまもなく作ら
  れる。ES細胞やiPS細胞はもっとあとのステージの状態
  なので逆戻りして胎盤になることはできない)。ES細胞の
  ように初期胚を破壊する必要もなく、iPS細胞のように外
  来遺伝子を導入する操作も必要ない。ただストレスを与える
  だけで、細胞が本来的に持っていた潜在的な多分化能を惹起
  させうるという、これまでの常識を覆す、意外すぎる実験結
  果だった。私の周囲の幹細胞研究者にも聞いてみたが、皆一
  様に大きなショックを受けていた。それは正直なところ嫉妬
  に近い感情だったかもしれない。  http://bit.ly/1LmbpTX
  ───────────────────────────



 

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コメント
 
1. 2015年6月24日 05:20:13 : z21ZXlbTkk
抑々STAPのSにあたるstimulusは、ストレスの意ではない。
「刺激」である。寧ろストレス解消(リセット)要因だ。

従って福岡氏の反応はピント外れでは?
武田氏も含め、小保方氏擁護派の中には、色々とピント外れというか、
逆効果になりかねないポイント(地雷みたいなw)を踏みつける者が多い。

反小保方派(大いに嫉妬の同業系女性にも多い)はピント外れ以前に的外れで、
既に爆死しているのだから、相手にするのも時間の無駄なのだが、
擁護派が男性の場合特に見受けられるのが若干の嫉妬保身プラス若い女性に
モテたい根性反面配偶者や世間から変な誤解されたくない意識も相俟って、
ワザととは言わないが恐らく心理的に、
論考のピントをずらしがちなのではないか。


2. 2015年6月24日 05:34:25 : z21ZXlbTkk
若山氏のブレは当事者として、上に挙げた心理が更に大きな乖離を見せたケース、
かもね。

3. 2015年6月24日 05:53:24 : z21ZXlbTkk
いずれにせよ、部外者(科学センスゼロのマスコミ、ウヨ的工作員ども等)
がとやかく言って騒がなければ、
若山氏がここまでブレることもなかったし、笹井氏が命を断つことも、、、
なかっただろうね。
日本の主権が、より大きく米国に奪われる、なんてことも。

4. 2015年7月01日 10:05:04 : efYYgyF3F6
10. 嘘つきは許さない 2014年7月27日 21:05:21 : fvSsbsXrYcli. : 0A0qIy9liQ
勘違いしてる奴が多いが、小保方が作ったとされるSTAP細胞なるものからは、8番トリソミーが多く見つかり、生きたマウスからは作り得ない、死んだマウスから作られた細胞ということが確定している。つまり、若山氏から生後一週間のマウスを受け取ったという話が嘘だったことはすでに証明されている。
今、解析している目的は、小保方が作ったと主張する細胞が、若山研究室のマウスから作ったES細胞だったという証拠を突きつけるためだよ。


01. 2014年7月07日 04:04:57 : Q44aM7ujtw
この記事読んで、喜んでツィートした早稲田の研究科長が赤っ恥。今はツィートは削除されてる。
本件では朝日はミスリード記事ばかり..

https://twitter.com/kumikokatase
片瀬久美子 @kumikokatase · 7月5日

若山さんより
「(新たに判明した遺伝子の情報は)僕が渡したマウスとは違う遺伝子を持つ細胞が小保方さんからSTAP細胞として戻ってきた、という結論の根幹部分にまったく影響しません」
この事実に関するNature誌上での記述は不正確で、原稿の修正が正しく行われなかった事によります。

片瀬久美子 @kumikokatase · 7月5日

若山さんより
「第三者機関に依頼した解析についてより詳しく調べた結果、15番染色体にCAG-GFPが挿入されていない可能性が出てきています。予想外にもSTAP幹細胞(FLS)に導入された遺伝子がCAG-GFPだけではなかったためで、重要な点ですのでより詳細な解析を進めています」


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(誤り)若山研究室にはいなかったマウス

(訂正)若山教授が渡していないマウス

オボちゃんは若山研究室からもESパクってました、というだけの話。


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