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「胎児と胎盤にもなるSTAP細胞」(EJ第4070号) Electronic Journal
http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/866.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 7 月 06 日 08:05:05: igsppGRN/E9PQ
 

「胎児と胎盤にもなるSTAP細胞」(EJ第4070号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/421813325.html
2015年07月06日 Electronic Journal


 STAP論文というのは、そのなかで存在を主張するSTAP
細胞がES細胞ではあり得ないということをひたすら訴えている
論文であるといえます。それは単に「形状が異なる」というだけ
ではなく、たくさんあるのです。
 STAP細胞の生成過程を復習します。STAP細胞は、生後
1週間の赤ちゃんマウスから作られます。そのマウスは、万能性
に関係する「Oct4」という遺伝子が働くと、緑色の蛍光を発
するように遺伝子操作が行われています。
 そのマウスの脾臓からリンパ球を取り出し、それを弱酸性の溶
液に30分程度浸して刺激を与え、その後で培養液に入れて培養
を開始します。酸の刺激に耐えて生き残る細胞は全体の約4分の
1ですが、培養の2日目ぐらいから生き残った細胞のなかに緑の
蛍光を発する細胞が現れます。それは生き残った細胞の30%程
度であり、全体の7〜9%が蛍光を発することになります。
 その細胞は、元のリンパ球の2分の1程度と小さく、お互いに
くっつきながら、7日目には数10個から数千個の塊をつくるの
です。これがSTAP細胞です。その細胞は明らかにES細胞と
は違う形状をしており、それらの細胞は「これまでに見たことの
ない動きをしながら塊をつくっていく」のです。
 この細胞の変化は、弱酸の刺激を与えた細胞を顕微鏡下にセッ
トし、その後の変化は小保方氏だけでなく、丹羽仁史プロジェク
トリーダーをはじめCDBの複数の研究者が観察し、確認してお
り、試験管ムービーも撮られ、残されているのです。
 この作製プロセスのなかで、もし小保方氏がES細胞を混入さ
せたとすると、どのように混入させたというのでしょうか。
 考えられることは、弱酸の刺激を与えた細胞を培養するときの
シャーレにES細胞を混入させることです。それは絶対にできな
いとはいえませんが、その後の細胞の変化を顕微鏡ムービーで、
笹井氏や丹羽氏や複数の研究員が見ているのです。明らかにES
細胞とは形状の異なる小型の細胞が「これまでに見たことのない
動きをしながら塊をつくっていく」(丹羽氏の表現)のを目視し
ています。いずれもES細胞の専門家であり、ES細胞の特性は
知り尽くしている人たちばかりです。見間違えるはずがないでは
ありませんか。
 さてSTAP論文では、この緑色に蛍光を発するSTAP細胞
を作るまでが小保方氏の役割であり、それが万能性(多能性)を
持つかどうかを証明するキメラマウスを作るのは若山照彦山形大
学教授の役割なのです。
 そのキメラマウスが簡単にはできなかったのは既に述べた通り
です。そこで若山教授は、STAP細胞からキメラマウスの作る
方法をいろいろ変化させ、工夫しています。これについて、毎日
新聞の須田桃子記者は次のように書いています。
─────────────────────────────
 2011年11月、若山氏は、それまでとは違う作製方法を試
みることにした。通常、キメラマウスを作る実験は、バラバラに
した細胞を細い針で一個ずつ受精卵に入れていく。だが、バラバ
ラにするのは細胞にとって負担が大きい。
 そこで、細胞の塊をカッターで4等分し、細胞20個ほどの小
さな塊をそのまま受精卵に入れることにしたのだ。細胞の負担は
少ない反面、受精卵に刺す針は太くなるため、下手をすれば受精
卵が破裂してしまう。顕微鏡下で受精卵を扱う作業に習熟し、高
度なテクニックを持つ若山氏だからこそ採用できた方法だった。
            ──毎日新聞科学環境部/須田桃子著
       『捏造の科学者/STAP細胞事件』/文藝春秋
─────────────────────────────
 このようにして若山教授は、STAP細胞由来のキメラマウス
の作製に成功しています。添付ファイルは、STAP細胞由来の
キメラマウスの写真ですが、胎児だけでなく、胎児と母体をつな
ぐ胎盤も緑色に光って見えます。これは、STAP細胞が胎児だ
けでなく、胎盤も形成していることをあらわしています。これは
ES細胞やiPS細胞にはできないことなのです。
 したがってこれは、STAP細胞がES細胞でないことの有力
な証拠になるはずですが、理研調査委員会の報告書はそれに対し
て明確な論評をしていないのです。
 このSTAP細胞事件に対してかなり早い段階から疑問を持っ
て発信しておられる内科医(神経内科)の西岡昌紀氏は、この胎
盤のように見える細胞の塊に対する理研調査委員会の結論につい
て、次のように厳しく批判しています。
─────────────────────────────
 今回の理研の発表は、その「胎盤」に見えた細胞の塊は実は胎
盤ではなかったのだろうと述べている。小保方さんがSTAP細
胞と呼んだ細胞は、当初発表されたように胎盤を形成してはおら
ず、胎盤でない細胞塊を若山教授を含む著者たちが胎盤と見誤っ
たものだというのが、理研の「結論」である。
 しかし、理研のこの「結論」には根拠がない。たしかに、若山
教授らが胎盤でない細胞塊を胎盤と見誤った可能性はあり得るが
若山教授が実際にそうした見誤りをしたことの証明は、理研の発
表のなかにはない。この分野の世界的権威である若山教授がその
ような見間違いをしたとする理研側の主張には何も根拠がないの
である。したがって、若山教授らが見た細胞塊が、真実、胎盤で
あった可能性は依然、否定されていない。
        ──西岡昌紀著「『小保方殺し』九つの疑問」
             『月刊WiLL』2015年3月号
─────────────────────────────
 理研としては、昨年末の報告書をもってSTAP細胞事件はも
はや終わった事件にしていますが、このように現時点でも多くの
疑問がネット上にあふれているのです。この「胎盤」のことをひ
とつとっても、「STAP細胞はES細胞である」という結論は
間違っているといわざるをえないのです。その反証はまだまだた
くさんあるのです。    ── [STAP細胞事件/043]


≪画像および関連情報≫
 ●ES細胞混入説に執筆陣が反論/GoHoo
  ───────────────────────────
  一般に、マスメディアは「疑惑」が浮上したとき、「疑惑」
  を強める報道に傾斜していく。不正や不祥事を追及すること
  がメディアに期待された役割であることは否定しない。だが
  今回はメディアがSTAP論文発表当初に大喝采を送っただ
  けに、メディア自身がこの予期せぬ「疑惑」に、小保方氏へ
  の被害者意識≠もってもしくは世間への贖罪意識≠
  もって追及を強めているとすれば、非常に危うい。当初、i
  PS細胞より優れていると強調したのは、メディアがiPS
  細胞の研究動向を全く調べもしないで理研側の発表を鵜呑み
  にしたからにほかならなかった。そして、「かっぽう着の異
  彩リケジョ 実験室の壁ピンク/スッポン飼育」などと論文
  の筆頭執筆者である小保方晴子氏に異様なまでスポットライ
  トを浴びせたのも、誰がそうさせたのではなく、メディア自
  身が進んでそうしたことだった。「疑惑」の報道も十分な調
  査や裏付けをもってなされるべきことであり、安易に風評的
  疑惑を広めることに加担すべきではないだろう。STAP論
  文「捏造」説に拍車をかけている風評の一つが、万能細胞の
  一種であるES細胞(胚性幹細胞)が混入したとする「ES
  細胞混入説」だ。多くのメディアがことあるごとに、しかし
  さりげなくこの説を紹介し「疑惑」の印象を強化している。
                   http://bit.ly/1HxgmqA
  ───────────────────────────
 ●写真の出典/毎日新聞科学環境部/須田桃子著の前掲書より



STAP細胞は胎児と胎盤に分化する


 

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コメント
 
1. 2015年7月06日 15:20:36 : efYYgyF3F6
>その細胞は明らかにES細胞と
>は違う形状をしており、それらの細胞は「これまでに見たことの
>ない動きをしながら塊をつくっていく」

主観的な感想にすぎません。客観的なデータがないので説得力はありません。
「ただし、電子顕微鏡画像は2次元データです。細胞の切り方によっては、大きな細胞でも小さな断面を示すことは可能です。」http://nosumi.exblog.jp/20586616/

> この細胞の変化は、弱酸の刺激を与えた細胞を顕微鏡下にセッ
>トし、その後の変化は小保方氏だけでなく、丹羽仁史プロジェク
>トリーダーをはじめCDBの複数の研究者が観察し、確認してお
>り、試験管ムービーも撮られ、残されているのです。

「お掃除細胞のマクロファージに追い回されているように見える動画(下記)は、緑色の細胞が死にかけの状態であることを示しているようにも見えます。」http://nosumi.exblog.jp/20586616/

「ちゃんと死細胞弾いてるFACSパターン見せてくれればよいのに」「そもそも話に合う様にサンプルごとにvoltage変えてる時点でアウトです。コンペンセーションもまったく理解してないしね。このFig一点をもって、「FACSで確認した」は全てナンセンスです。https://twitter.com/Yashiro_Y/status/456331046296899584


>添付ファイルは、STAP細胞由来の
>キメラマウスの写真ですが、胎児だけでなく、胎児と母体をつな
>ぐ胎盤も緑色に光って見えます。これは、STAP細胞が胎児だ
>けでなく、胎盤も形成していることをあらわしています。これは
>ES細胞やiPS細胞にはできないことなのです。
>したがってこれは、STAP細胞がES細胞でないことの有力
>な証拠になるはずです

564 名無しゲノムのクローンさん[sage] 2014/04/07(月) 06:56:47.63

>>476
STAP細胞はなぜ胎盤にも分化できたか、というのは二重の誤解による

まず、この画像を見て
これはTS細胞が胎盤に分化することを示したもの(東京大学農学部の実験)
ttp://www.vm.a.u-tokyo.ac.jp/seika/PNAS2009Press/Fig2small.jpg

次に、この画像を見て
bが、STAP細胞が胎盤にも分化することを示す証拠とされている画像なんだけど
ttp://www.nature.com/nature/journal/v505/n7485/images/nature12969-f1.jpg

光り方が全然違うでしょ
STAP細胞が胎盤にも分化するというのは、そもそも誇大広告である
これが1つめの誤解

2つめの誤解は、ES細胞は胎盤にはまったくなれない、というもの
胎盤の血管など一部組織は、内部細胞塊に由来するものだから、本当はES細胞でも光らなきゃおかしい

下の図のaを見てほしいんだけど、この写真がその点でおかしい
ES細胞でも本来光るはずの臍の緒でつながっている血管すら光ってない

ES細胞は胎盤に分化できないが、STAP細胞はできる、という文脈を「きれいに」示そうとして
2つの画像に何らかの撮影条件の違いを与えているものと思われる

結論を言えば、STAP細胞が胎盤にも分化できることを証明する画像は、論文の中に存在しない
ES細胞でも分化し得る胎盤の一部組織が光っていることを示す画像があるだけ
そして、それを誇大広告するために、
ES細胞とSTAP細胞によるキメラマウスを対照している画像に何らかの操作を加えている

>若山教授が実際にそうした見誤りをしたことの証明は、理研の発
>表のなかにはない。この分野の世界的権威である若山教授がその
>ような見間違いをしたとする理研側の主張には何も根拠がないの
>である。

まず第一に、
若山教授本人は途中で論文作成から離れた、つまりしっかりと確認していないと主張しているので根拠はある。

そして第二に、
そもそも若山教授個人が見誤ったかどうかは、つまり「ESとは全く違う細胞」だということを、「誰もが確認できる形で提示できるかどうか」という問題の本質のすりかえや矮小化でしかない。STAPと主張するものがESやTSだったという科学的根拠(複数の遺伝子解析)がある以上、見間違え(かもしくはそれに準ずる類)であるという根拠ははっきり存在すると言える。


>このように現時点でも多くの
>疑問がネット上にあふれているのです。この「胎盤」のことをひ
>とつとっても、「STAP細胞はES細胞である」という結論は
>間違っているといわざるをえないのです。

そんなもので遺伝子解析の結果は微動だにしないし、小保方擁護派の「疑問」は全部解決済み。それを知らない情弱か、もしくは知っててわざと無視してる不埒な輩が無駄なあがきを続けているだけ。


2. 2015年7月06日 19:23:50 : cmDqPygbp2
1は叩きばかりを行っているが、名乗りもしないで、
 一方的な叩きは、単に自分の説又は権益を

 離したくないので否定に回っているとしか見えないな。
 そんなに詳しいなら、名を名乗り自分の経歴を説明し
 
 〜細胞の開発に携わった程度成功不成功なども詳しく説明なさい。
 そうして登場なされば、ご高説が信用されるでしょう。


3. 2015年7月06日 19:45:13 : Fjl5Izyl32
>>2
一方的な叩き→権益を離したくないに違いない!

と妄想し、

一方的な擁護→スルー

のお前は、一体何の権益を守ろうとしてるどこの誰なのか。人に尋ねたい時は先に自分が名乗れるのが礼儀だぞ(笑)


4. 2015年7月06日 22:17:21 : efYYgyF3F6
>>2
まーた陰謀論かよw

「STAP叩きは陰謀」が成り立つにはSTAPが存在することが前提。それが立証出来ないなら捏造なんだから、叩かれるのは当然と受け止める選択肢しかおまえにはない。陰謀論に走って肝心のSTAPの存否を争う投稿内容にひとことも触れられない時点でおまえの負け。

現時点でSTAPを擁護している専門家は一人もいない。匿名の素人ばかりの擁護派は信用性ゼロということになりますがなにか?


5. 2015年7月07日 09:44:44 : spO5U07DNo
>若山教授が実際にそうした見誤りをしたことの証明は、理研の発
>表のなかにはない。この分野の世界的権威である若山教授がその
>ような見間違いをしたとする理研側の主張には何も根拠がないの
>である。

この筆者、若山教授の記者会見における質疑応答の内容を知らないようだ。記者からの質問に、
「胎盤が光ってみえるのは、胎盤組織ではなく脈菅系が光ってそう見えているだけかも知れないから、
切片を作って確認するなどして、ヴァカンティ研の人にも確認してもらうように」と小保方さんに伝えた
と答えているので、記事中の「若山教授が実際にそうした見誤りをした」って記載は誤り。
リアルタイムでこの騒動を見守ってきた科学者・研究者達は、若山さんのこの説明で納得。

リアルタイムで議論が進んでいた時期にはなりを潜め、科学者・研究者達の関心も薄れて
正面から反論を食らう恐れの少なくなった今の時期にのこのこ出てきて、後出しじゃんけん。
しかも相手の出してくるじゃんけんは自身の目が曇っていてよく見えてない。擁護論はこんなのばっかり。


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