１９６６年に静岡県で一家４人が殺害された「袴田事件」の第２次再審請求審で、再審開始が認められた袴田巌死刑囚（７８）について、静岡地裁は２７日午後、拘置の執行停止の効力を止めるよう求めた静岡地検の申し立てを退けた。袴田死刑囚の釈放が決まった。
　今回の決定は、死刑確定事件の再審開始決定と同時に、拘置の執行停止まで認められた初のケースだった。（2014/03/27-17:07）

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014032700740

　１９６６年に静岡県で一家４人が殺害された「袴田事件」の第２次再審請求審で、再審開始が認められた袴田巌さん（７８）について、静岡地裁は２７日、拘置の執行停止の効力を止めるよう求めた静岡地検の申し立てを退けた。地検が釈放を指揮し、袴田さんは同日午後、逮捕から４８年ぶりに釈放された。

　今回の決定は、死刑確定事件の再審開始決定と同時に、拘置の執行停止まで認められた初のケースだった。（2014/03/27-17:30）

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014032700740

ＤＮＡ鑑定はともかく、ズボンのチジミ具合や１か月味噌樽につかった衣服の偏食度が少ないとか、当時のローテクの時代でも十分に怪しげな証拠であった。

すなわち裁判所は、単に検察の起訴資料をコピペして判決文欠いただけのお粗末さ。

裁判官は、自らの組織の決定に対しても反省の言葉を言うべきであり、また今後このようなことが起こらないような裁判の在り方を裁判所も検討して示すべき。

４８年もねつ造証拠で牢屋に入れるなんて、北朝鮮の拉致よりももっとひどい人権侵害ではないのか。