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定時制高校教諭が生徒に刺される
本日岡山県の定時制高校で、正午過ぎぐらいに在校生によって58歳の男性教諭が腹を刺されたという。入試があったという。ただ、どうも奇妙だ。
まず、該当の高校は高梁市立松山高校といい、４年制の夜間定時制高校で、そのホームページが http://www.sc.city.takahashi.okayama.jp/matsuyamako/ にあるが、現在アクセスできなくなっている。「サーバー エラー 403 - 許可されていません: アクセスが拒否されました。
指定した資格情報を使用して、このディレクトリまたはページを表示するアクセス許可がありません。」というエラーメッセージが出る。
校舎そのものは岡山県立高梁城南高等学校との共用であり、こちらは当然昼間の高校で一学年１５０名程度、全校で４５０名程度の生徒がいる。今日、部活をやっていたのかどうかは不明だ。
刺したという１８歳の男子生徒は定時制の３年生で、中学から順調に進級してきていることになるが、昨年９月から休学中でそのため登校していなかったという。刺された教員は社会科担当で、職員室の入り口の一番近くにいたために刺されたらしい。
疑問は、まず、定時制高校において、生徒が、正午過ぎに教職員がいると思って学校に来るかということだ。４年生の定時制高校なら生徒の登校時刻は夕方であり、正午ごろの学校の様子など知らないことが多い。更に言えば、そもそも教員の出勤時刻が現実には午後４時ぐらいであることが多い。そして、だからこそ、入試のある日と言う設定になったのだろうが、なぜ、犯人とされる男子生徒が入試の日付を知っていたかが問題だ。すでに春休み中であり、普通に通学している生徒でさえ今日入学試験があると知っていることはあまりないはず。仮に、学期中の本来は授業がある日に入試が設定されていれば、友人に聞いて分かったということもあり得るだろうが、春休み中の入試なのでどうも疑問だ。
次に、なぜ、逮捕後数時間で「先生を殺そうと思って刺した」ということが報道されるのか。午後０時半に通報があったということで、実際の逮捕は午後１時ぐらいだろう。すぐに取り調べを始めたとして、メディアへの警察からの会見が３時には行われないと午後５時前のニュースに間に合わない。せいぜい２時間の取り調べで未成年の犯行について動機の説明があり、それも「先生を殺そうと思って刺した」というのは不自然だと思う。なぜ刺そうと思ったのか、いつからそう思ったのか、凶器として使った果物ナイフはどうやって入手したのか、家庭環境は、被害者との関係などなど、聞くべきことは数多くある。なぜ、「先生を殺そうと思って刺した」ということだけがこんなに短時間の取り調べでメディアに発表され、それが報道されるのか、とても疑問に思う。
男子生徒は「外見はおっとりした子で、普通のその辺にいる勉強できる子」だという。つまり、特に体格がいいというわけではなさそうだ。なぜ、５８歳といえども男の教員が腹部をナイフで刺されて病院へ運ばれる事態になるのか。
この日の入試は基本的に中学の卒業生で２０歳未満の方を対象にしたものである様子で、簡単な学力試験と作文、面接があったはずだ。日程がはっきりしないが、多分、午後も入試の続きがあったのではないだろうか。そうであれば、普通は、校門を閉鎖して入試関係者以外は学校の敷地内へは入れないようにしている。仮に、受験生が少なくて、校門閉鎖をしていないとしても、職員室への入室は教職員以外は禁止のはずだ。だから、職員室のドアを開けた段階で教員が気が付き、顔を向ける。入試の最中なら複数の教員がいたはずであり、だからこそ、犯人とされる男子生徒は３人の教員によって取り押さえられたはずだ。男子生徒が入室したときに被害者となった男性教諭は入り口近くに立っていたのか、それとも、入り口近くに自分の席があり、そこの椅子に座っていたのか。どちらにしても、ある程度対応ができたはずであり、単に腹部を刺されたというのは不自然だと思う。
ところが、刺された前後の様子についての報道が全くない。「いきなり職員室に入ってきて、持っていた果物ナイフのようなもので男性教員の腹を刺した」というだけで、もみ合ったとか、生徒に対して教員が対応しようとしたとかという話が多分今までの報道では全て欠落している。まるで、入り口近くに応接セットが置いてあり、そのソファーに男性教諭が横なって休んでいたところへ男子生徒が入ってきてナイフで刺したというような印象を受けるが、それならそう状況説明がされるはずだと思う。
更に、傷の状態もはっきりしない。事件後数時間を経ているのだから、軽傷か重症かは少なくともはっきり分かるはずだが、これも報道に載っていない。
つまり、現実には事件が起こっていないような印象を受ける。単に脅しをかけるための見せかけの事件だ。
一般的に脅しに対してどう対応するかはいろいろな選択があり得る。だから、今回の脅しもいろいろな対応の仕方があり得るだろう。ただ、危惧するのは、場合によっては脅しに屈してしまっては決していけないことがあるということだ。特に、その脅しの対象が公的なもので、社会的な影響が大きいものであるとき、利害関係者が多くいるときなど、つい妥協してしまうことがあるが、その結果は社会的に非常に大規模な崩壊を招き入れるだけになってしまうことが多い。
マインドコントロール、特にサブリミナル効果を使ったマインドコントロールは、何らかの現実的なとっかかりがあると非常によく効く。単なる暗示だけだと、なぜそういった行動を取るのかということについて、合理的な説明が自分自身にさえつかないが、何らかの事件があると、そういった事件を理由として行動の合理化が出来るからだ。
ともかく、今の状況はいろいろな意味で戦後世界一番の危機だ。何らかの脅しがあったとしてもそれに屈せずに対応していただきたい。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140327/k10013291291000.html
職員室で教員刺した容疑 高校生逮捕
3月27日 17時31分
２７日午後、岡山県高梁市の定時制高校の職員室で、３年生の１８歳の男子生徒が５８歳の男性教員の腹を刃物で刺したとして、殺人未遂の疑いで逮捕されました。
２７日午後０時半すぎ、岡山県高梁市にある定時制高校から「職員室で男性教員が生徒に腹を刺された」という通報が警察にありました。
警察によりますと、高校の５８歳の教員が果物ナイフのような刃物で腹部を刺され病院で手当てを受けているということで、病院に運ばれた際には意識はあったということです。
生徒は、直後に職員室にいたほかの３人の教員に取り押さえられ、駆けつけた警察官に殺人未遂の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、逮捕されたのはこの高校の３年の１８歳の男子生徒で、調べに対して「殺そうと思って刺した」などと供述し容疑を認めているということです。
警察や高校によりますと、生徒はふだんから登校していなかったということで、２７日は、職員室に突然入ってきて持っていた刃渡り１０センチほどの果物ナイフのような刃物で出入り口の一番近くにいた教員を刺したということです。
高梁市の教育委員会によりますと、高校は現在、春休みで、２７日は午前中から入学試験が行われていたということで、警察が事件の詳しいいきさつを調べています。
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http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/03/27/kiji/K20140327007857700.html
高３男子、職員室で教諭刺す「先生を殺そうと思って刺した」
２７日午後０時３５分ごろ、岡山県高梁市の市立松山高校（夜間定時制）の職員室で「教員が生徒にナイフで刺された」と１１０番があった。県警高梁署は殺人未遂容疑で３年の男子生徒（１８）＝高梁市＝を現行犯逮捕した。
同署などによると、男子生徒は隠し持っていた果物ナイフのような刃物で、いきなり５８歳の男性教諭＝同県吉備中央町＝の腹部を刺し、その場にいたほかの教諭３人に取り押さえられた。男性教諭は倉敷市内の病院に運ばれたが、意識はあるという。
男子生徒は「先生を殺そうと思って刺した」と話している。
男性教諭は社会科の授業を担当。男子生徒は最近、学校に通っていなかった。
[ 2014年3月27日 16:24 ]
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http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000023954.html
男子生徒が教師“刺す” 岡山・高梁市の定時制高校(03/27 16:43)
岡山県の定時制高校の職員室で、教師を刃物で刺し殺そうとしたとして、3年の男子生徒（18）が逮捕されました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、高梁市立松山高校に通う3年の男子生徒です。警察によりますと、男子生徒は27日昼すぎ、高校の職員室で、果物ナイフのような刃物で社会科の男性教師（58）の腹部を刺して、殺そうとした疑いです。男性教師は病院に搬送され、現在、治療を受けています。男子生徒は刺した後、他の教師に取り押さえられ、駆け付けた警察官に現行犯逮捕されました。市の教育委員会によりますと、学校は27日、入学試験で、生徒が登校する予定はなく、男子生徒は休学中だったということです。男子生徒は、「先生を殺すつもりで刺した」と容疑を認めています。
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http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2159013.html
岡山の高校で教員刺される、１８歳男子生徒を殺人未遂容疑で逮捕
岡山県高梁市の定時制高校で３年生で１８歳の男子生徒が教員を刃物で刺したとして、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。
「男子生徒はこちらの高校の職員室で、男性教諭の腹部を刺したということです」（記者）
事件の現場となったのは、岡山県高梁市。ＪＲ備中高梁駅から徒歩で５分ほどの場所にある高梁市立松山高校の職員室でした。
「先生を殺そうと思って刺した」
警察の調べに対し、こう供述しているのは、この高校に在籍する３年生で１８歳の男子生徒です。
２７日午後０時半頃、教員が生徒にナイフで刺されたと、警察に通報がありました。警察官が駆けつけたところ、男子生徒が別の教員に取り押さえられていて、警察は、この生徒を殺人未遂の現行犯で逮捕しました。
「最初知ったときは、すごくびっくりして。外見はおっとりした子で、普通のその辺にいる勉強できる子かな」（男子生徒の知人）
松山高校は定時制で、春休みを迎えていました。この男子生徒は、登校予定ではなかったといいますが、いきなり職員室に入ってきて、持っていた果物ナイフのようなもので男性教員の腹を刺したということです。刺された教員は病院で手当てを受けていますが、意識はあり、命に別状はないとみられています。
男子生徒は去年９月から一度も登校していなかったといい、警察は刺した動機について事情を聴いています。（27日17:27）
2014年03月27日22時50分 武田信弘 ジオログのカウンターの値：45193
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