PC遠隔操作事件をめぐり、警察側の旗色の悪さが目立つ。大々的に報じられた逮捕劇から2週間あまり、このところ捜査の進展をうかがわせる情報がほとんど報道されなくなった。

一方で、片山裕輔容疑者を弁護する佐藤博史弁護士は、各種メディアに立て続けに登場して、「冤罪」を訴え続け、攻勢を強めている。

猫の首輪「公開捜査」を弁護人呼びかけ

逮捕前後は、片山容疑者の情報がメディアにあふれ、「ネコ男」「オタク」「非モテ」などと、興味本位に報じられることが多かった今回の事件。風向きが変わったのは、弁護人として「足利事件」で無罪を勝ち取ったことで知られる佐藤弁護士が登場してからだ。

今回の逮捕を「誤認逮捕」と訴える佐藤弁護士は2013年2月19日、ジャーナリストの江川詔子さんのインタビューに応じて冤罪の可能性を訴えたのを皮切りに、「AERA」や「日刊ゲンダイ」などにも立て続けに登場、片山容疑者が問題のウイルスを作るのに使われたプログラミング言語「C♯」に熟達していないこと、警察が「決定的な証拠」を片山容疑者に示せていないことなどを指摘し、大きな反響を呼んだ。

さらに佐藤弁護士は21日の会見で、片山容疑者の無実を証明しうる「首輪をつけていない猫の写真」の公開捜査まで呼びかけた。

問題のSDカード付き首輪をつけた野良猫が発見されたのは、1月5日のことだ。片山容疑者は3日午後に江ノ島をいたことを認めている。片山容疑者が犯人だとすれば、このタイミングで首輪をつけたのではなくてはならない。ところがもし、片山容疑者が現場を去った3日夕方以降に「首輪をつけていない」状態の問題の猫が目撃されていれば「もうそれだけで無実の証明」（佐藤弁護士）だとして、写真の提供を広く求めたわけだ。

すでにネット上では、3日前後に撮影された問題の野良猫の写真が多数まとめられている。以前から片山容疑者を応援する声は根強かったが、ここに来て、劇場型事件の「観衆」たちまでもが舞台に上がり始めた感がある。

ウイルスに「会社の情報」もネットは疑問視

こうした中で、片山容疑者と見られる人物を江ノ島で目撃した、という証言もクローズアップされた。2010年に投稿されたあるブログでは、片山容疑者によく似た人物が、猫たちが寒さをしのげるよう、座布団を江ノ島に持ち込んでいたことが記されている。これがもし本人なら、片山容疑者は以前から何度も江ノ島を訪れていた可能性があり、1月3日に居合わせたことも「不自然ではないのでは」との見方も出ている。

ただ警察も押されてばかりではない。20日には新たな証拠として、FBIが差し押さえた米国のサーバーからウイルスのデータが押収され、そこから片山容疑者の派遣先の会社のPCを示す情報が見つかったと報じられた。しかし警察の「IT音痴」ぶり、またウイルスのデータ自体は以前から専門機関を含め多くの人が解析していることもあって、「今さら何が出るものか」と冷めた反応が強い。週刊誌からは早くも「冤罪だったら刑事も記者も全員クビ」（週刊現代）という記事まで飛び出した。

片山容疑者は26日、東京地裁で開かれた勾留理由開示の手続きのため、逮捕以来初めて公の場に姿を見せた。片山容疑者は「逮捕は寝耳に水」「私は犯人ではありません」と、改めて事件への関与を否定した。

http://www.j-cast.com/2013/02/26167085.html?p=all

写真拡大
　パソコンの遠隔操作事件で、威力業務妨害の疑いで逮捕された片山祐輔容疑者（３０）の勾留理由を開示する手続きが２６日、東京地裁で開かれ、片山容疑者は「犯人ではありません」と話した。その後、弁護士に対し、「言うべきことは言った。もしかしたら、明日、釈放になりますね」と話したという。

　また、捜査関係者によると、名古屋市の会社員のパソコンを遠隔操作し、殺害予告を書き込んだ事件で使われたウイルスと同じものがアメリカのサーバーに残っているのが発見され、解析の結果、このウイルスは片山容疑者の職場のパソコンで作られた形跡があった。

　片山容疑者は、２６日の法廷で「アメリカからというのは心当たりがありません。自分にはアイシス（ウイルス）を作る能力はありません。そういうものに興味はないし、（関連サイトを）見たこともないです」と話した。

http://news.livedoor.com/article/detail/7448253/

と言ってでっち上げ調書にサインさせそれを絶対の証拠とする検察。

それをやったら負けということが小沢関連事案でもＰＣ遠隔操作冤罪事案でもバレた。学習効果はあがってきている。

まともな者は今後意図的検察調書など一切サインしないだろう。

そもそも「逮捕状」は裁判官が、被疑事実と証拠の提示に基づいて発行するものである（現行犯はその限りにあらず…。）
だから、被疑者に対して、裁判官は「これこれこういう事実と証拠によって逮捕されたんだよ?」ってことは、少なくとも説明しなければならない義務がある。
それを、しない或いは出来ないってのは、裁判所の「違法行為」である。
だから、裁判官が保釈請求に対して「逃亡と証拠隠滅のおそれがある」と判断する、確たる‘根拠’も被疑者に対して提示しなければならない。どんな証拠が存在し、どういう方法で隠滅できるのかを、被疑者に提示しなければ、公正な裁判とはとても言えないのである。
私達は、この裁判官の挙動・発言を厳しく「国民審判裁判」する必要がある。

裏金作りも最近はキツイらしい。
また、誤認逮捕・・・
警察のいい加減さが一般人にも良く理解できる出来ごとと言う事か！！！！

まだ起訴どころか送検すらされてないｗ
勾留＝警察による取調べの段階
来月３日で勾留期限が切れるから
それまでに送検するか別件で再逮捕しない限り釈放される
佐藤弁護士の話やマスゴミ報道を見ると警察は相当追い込まれてる

Ｋ氏が誤認逮捕つうことになると
警視庁捜査一課長が自信満々に記者会見しちゃったことで
メンツの潰され方がハンパないが
かといって再逮捕を強行しても却ってダメージを大きくするだけになる恐れもある

Ｋ氏の捜査情報をマスゴミにリークした香具師がいるはずでそいつの責任は∞

　
２月２２日午後１時５０分ごろ、警視庁のホームページに「午後３時ごろに新宿駅で爆弾が爆発する。急いだ方がいいぞ」と書き込みがあった。新宿署員が調べると、ＪＲ新宿駅西口付近の鍵のかかっていないコインロッカーから不審なスーツケースが見つかった。

　警視庁の爆発物処理班が出動し、エックス線などで中身を調べたが、火薬反応はなく、パソコンのようなものが入っているのを確認。書き込みとの関連を調べ、いたずらとみて威力業務妨害容疑で捜査する方針。

　現場付近は立ち入り禁止となり、一時騒然となった。（共同）

　　神奈川県警　兵庫県警　福岡県警は何かと問題が多い所で有名です。

頑張って闘ってください！

警察は証拠が確実なときは、きちんと裏付け捜査をして
犯人逮捕してから、記者発表が普通。

確たる証拠もないときの犯罪者を逮捕する場合の手法は、
捕まえるとき、マスコミへまずリークして
雰囲気作りをしてから、逮捕、
マスコミによってつくられた世論をバックに
あの手この手の調書をとるということが
西松事件でも小沢氏関連冤罪事件でもあきらかになった。

あとは、
自白調書をとるために、
それが切り違い尋問でも、
親族を使った泣き落としでも
とにかく自白調書さえとるためにあの手この手をつくす。
ときには証拠をねつ造さえする。

取り調べを録画されると困るのは
そういう違法な取り調べができなくなるからだろう。
極端にいえば、
携帯に証拠写真的な画像があったぞとねつ造しておいてから
自白させて調書をとってから、
消してしまっても、わからない。

まさか警察や検察がそこまでやるか、と思うけれども
多くは正義感に燃えているが、
せっぱづまれば
捜査報告書をねつ造する佐久間特捜部長（当時）も
現存しているのだから、それはやはりあるかもしれない。

鈴木宗男氏のときは、ガンの秘書を治療もさせずに
２０日間も拘留して、それを知った鈴木氏は
裁判で真実を言えばよいからと、早く取調室を出て
治療を受けさせるために、調書にサインを促した。
結果、その調書が有罪の有力のきめての一つとなってしまった。

警察・検察は、調書さえあれば起訴に持ち込める。
あとは、無実の証拠を隠して、有罪の証拠だけを主張すれば
裁判は９９．９％は有罪。

片山氏の拘留・保釈は予断を許さないが
現時点では、決定的証拠は何一つ見いだされていない。

面子をつぶさず撤退するストーリを熟考中なのかも知れない。