http://www.amakiblog.com/archives/2013/03/04/
2013年03月04日　天木直人のブログ

私が表記のメルマガを配信したのは３月２日だった。同時に私は同じ
内容を自らのブログでも書いて情報の拡散につとめた。

　その後の反応は驚くべきものであった。

　多くの読者から関連情報が寄せられた。

　その結果この映像はニューヨークの独立放送局Democracy Now!が昨年
６月に配信したものでありその日本語版
（http://democracynow.jp/video/20120614-2）からの引用であること
などが分かった。

　私が驚いたのはこの放映が米国で昨年の６月に流されていたにも関わ
らずその米国で大手メディアが一切これを流さなかったという事だ。

　それどころかその映像が早々と削除されていたらしい。

　どうやらこの映像は米国政府にとって極めて都合の悪いものに違いな
い。

　そして米国は日本以上に情報統制が徹底している国ということだ。

　これでは日本で拡散しなかったのは当然である。

　実際のところ私に届いた反響のほとんどが驚いた、知らなかったとい
うものだった。

　インターネットを駆使している読者でさえこの映像の存在を知らずに
それを驚いている。

　一般国民は誰も知らないのではないかと思った。

　この映像はＴＰＰを取り進めようとする者たちにとってはよほど都合
の悪いものに違いない。

　ということはこの内容をどんどんと拡散すればいいということだ。

　デモクラシイ・ナウのような放送局は弾圧のターゲットになるかもし
れない。

　しかし不特定多数のネットユーザーがユーチューブ上で流す事は誰も
規制できない。

　削除しても削除してもよみがえってくる。

　おりしも米国と１０カ国のＴＰＰ交渉が再開されるらしい。

　この映像がこれら参加国の国民に知れたらＴＰＰ交渉そのものが頓挫
するのかもしれない。

　政府やメディアの流す御用情報を素直に信じる善良な国民も、この動
画を見てＴＰＰの真実を知り、そして目が覚めるかもしれない。

　なによりもＴＰＰに反対する多くの自民党の愛国・保守主義者たちが
騒ぎ出すだろう。

　たちどころに安倍自民党総裁は行き詰まるのではないか。

　情報公開が如何に重要であるかということだ。

　私が繰り返し強調してきた「凡百の評論や解説よりも一つの真実が世
の中を変える」という教訓の典型例である（了）。

コメント
01. JohnMung 2013年3月04日 16:30:42 : SfgJT2I6DyMEc : 8Nq1e32F8M 　こちらにも目を通しておきましょう！ ”米国市民団体がＴＰＰ秘密交渉を告発した驚愕の報道内容（天木直人のブログ）” 　http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/594.html 　投稿者 笑坊 日時 2013 年 3 月 02 日 20:32:45: EaaOcpw/cGfrA
02. 2013年3月04日 16:58:21 : hO77UeoboU 　社会主義インターナショナルはソ連が親玉でした。 ＴＰＰはコーポラティズム、アナルコキャピタリズムによるインターナショナルです。 第五インターナショナルとも称しうるもの。 私的所有権絶対、契約至上、単一ルールが国境を破壊する。
03. 2013年3月04日 21:38:37 : PSBaIjW5oW 米韓FTAで韓国の輸出増加は、僅かに０・２％のみ。 失ったものは計り知れない。 韓国は地獄へ突き落とされた！！！ http://tpp.main.jp/home/wp-content/uploads/cebd374440993fbc97dd3e0b09a5630a.pdf
04. 2013年3月04日 22:11:29 : IkHuYH6q9A ＴＰＰに関しては、アメリカの国内でも、１％の富裕層の利益にしかならないのでは無いかという様な懸念については、大方予想はしておりましたが、映像で見て、これが真実に近いということが分かっただけでも、簡単に行くわけでも無いし、日本としても、前のめりになって賛成している連中というのは、結局のところ、アメリカの言いなりと言っておきながら、こうした一部の富裕層の連中と共に、自分たちの目先の利益のことしか考えていない強欲な金や権力の亡者に過ぎないということになるし、ただ反対している連中というのもまた、自分たちの利益のことしか考えていない、これもまた極めて身勝手な跳ね返りに過ぎないというのもまた一つの真実として見れば、幾らでも議論の余地はあることは間違いありませんが、それこそ米韓ＦＴＡ協定についても、似たような問題があれば、韓国が、それこそ、あの歴史ドラマの中であった間抜け話を教訓に活かして、アメリカに対して、騙されたふりをして、韓国の国益になると同時に、アメリカにとっては、それこそ９９％の非富裕層の皆様にとっての利益にも叶うように見直していかれれば、日本としては、それこそ中国を見習って、うまく騙されたふりをすることで、これをアメリカと共に、幾らでもＴＰＰ交渉に活かして行く様にすれば良いのだし、韓国としては、この成果を、それこそ日中韓にインドやASEAN諸国などとのＦＴＡ協定に大いに活かしていかれれば良いのだし、日本としては、ＴＰＰ交渉の成果というものも活かして行きながらも、中国と共に幾らでも大いに学んで行くことで、アメリカに対する国益の半分は中国と韓国に譲ってあげると同時に、中国に対する国益の半分はアメリカと韓国に譲ってあげる様にするのなら、遥に賢明なことでは無いでしょうか。 そうでなければ、何もＴＰＰ交渉に参加する必要は何処にも無いし、ロシアやカナダとのＦＴＡ協定にでも活かして行くことで、ロシアに対する国益の半分はカナダやアメリカならびに中国に譲ってあげると同時に、中国に対する国益の半分は、ロシアならびにアメリカやカナダに譲ってあげると同時に、アメリカに対する国益の半分はロシアや中国、カナダに譲ってあげる様にすれば良いだけのことですよね。 これを、ヨーロッパでドイツやフランスを中心とするＥＵを中国に置き換えて、イギリスがこれと同じことをすれば、今度は日本が中国を見習って、アメリカに対して、騙されたふりをして日米同盟からそっと静かに離れて行く代わりに、日英同盟というものを復活でもさせることになれば、戦前の日本の代償ならびにイギリスにおいてはアヘン戦争の代償ということを兼ねて、中国に対して、アメリカならびにイギリスと共に、老人介護福祉分野等で大いに貢献してあげるということをしても良いのだし、これが結果的に、今度は日英同盟により、アメリカ経済を支えてあげると同時に、中国経済も支えてあげると共に、全人類が一つの絆となって、世界経済を共に支え合い、助け合い、分かち合いながら、共に幸せに暮らすことで、貧富の格差の縮小に繋がり、地球環境全体に恩返しをすることにも繋がり、全人類の救世主となることに繋がる結果となれば、此れ程素晴らしいことは無いし、此れ程喜ばしいことも無いし、此れ程誇らしいこともないし、何も言うことはございませんよね。
05. おじゃま一郎 2013年3月05日 16:08:23 : Oo1MUxFRAsqXk : bvwsjqrgFc >03 >米韓FTAで韓国の輸出増加は、僅かに０・２％のみ。 >失ったものは計り知れない。 比較する項目がおかしい。 測定可能なFTAによる輸出増加と測定不可能なものを比較しても 意味無いじゃん。

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