これは２０１２年８月１６日の記事なのですが、
　実際はどうなったのかな？

＞利回りが１％にも満たない債券運用に軸足を移そうとしているのです。

　今から債券運用に資金回そうって、絶対やめといた方がいいだろうよ。

　アベノミクス前に株売って、債券にシフトしてしまった
　年金基金はご愁傷様です。

　現役世代の保険料を上げるか年金給付額を引き下げるか
　早急にご判断くださいね。
　
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

９兆６０００億円も不足している企業年金と運用難（NEVADAブログ）
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4270179.html

今日の日経は上場企業の前期末の年金資産での積立不足額が９兆６０００億円にも達していると報じており、もはや絶望的な金額に達していますが、更に企業はあり得ない動きをとろうとしています。

利回りが１％にも満たない債券運用に軸足を移そうとしているのです。
株で損をしてもう株はこりごりとして国債運用にシフトしているものですが、国債運用では１％も利回りはなく、これで年金運用ができるはずもありません。

結果、積立不足がさらに拡大し、今頃は不足額は１０兆円を超えているはずですが、これは誰が埋めるかとなりますと、企業が埋めなくてはいけない「負債」となっており、いずれ企業は内部留保金を吐き出して補てんしなくてはいけない事態になります。

現役世代の負担で埋めればよいではないか、となりましても、今でも現役世代は負担が漸増していくことになっており、更に過去の分まで負担せよとなれば、税金と併せ月給の半分以上が「消える」という状況になるサラリーマンも出てくるかも知れません。

＊厚生労働省の試算では、４０歳代の年金・医療・介護の保険料の総額（労使合計）は１２年度は年収の２６．２％であるものの２５年度には３０．２％に上昇するとしています。

上場企業を退職した年金生活者が悠々自適な生活を送っていながら、働いている者がぎりぎりの生活を送っているという社会は健全ではないどころか、持続不可能です。

負担を公平にするために一番てっとり早い方法は、日本国債デフォルトです。
即ち、年金消滅であり、一から皆が働いて稼ぐ、ということになります。

そんなことなどあり得ない、と考える人はそのままの生活を送ればよいだけです。

若者の反乱が国民年金納付率の低下（４０％台）で始まっており、これが大きな動きとなれば、社会は大きく動きます。

　

コメント
01. 2013年3月31日 11:37:55 : LcnmmlaVWg >悠々自適の一部特権者向け年金制度なんかはやく潰れろ 一部だけが潰れる事はない 今の日本、潰れる時は全部いっぺんに潰れる いやいや 本当の一部特権者向け年金制度だけは守られて それ以外は全て潰される 本当の一部特権者向け年金制度って 実は表には絶対出てこないよう隠されてるからね その意味は自分で調べなさい
02. ダイナモ 2013年3月31日 12:54:50 : mY9T/8MdR98ug : 5RwHBaG4ss NEVADAブログ このブログは、金貨販売業者が運営する「金貨販売促進用ブログ」である。 経済のプラス材料は意図的に無視し、ささいなマイナス材料のみを目一杯大げさに取り上げ、読者の危機意識をやみくもにあおるという手口によって、経済危機時の安全資産とされる「金貨の購入」をそそのかすことが目的となっている。 このことはこのブログの過去記事を読んでみれば誰にでもすぐに分かることではある。 NEVADAブログの記事にはこうした強いバイアスがかかっており、まともに受け取ると痛い目にあうことになる。
03. 最大多数の最大幸福 2013年3月31日 15:01:30 : d1qFhv8SE.fbw : epIQHNYDOU >>02 　確かにバイアスはかかってますね。 　金貨にとって都合の悪い東日本大震災の津波被害のときなんかは 　意図的にスルーしてましたからねｗ 　津波のときは金貨や現金のような実物資産が一番弱い。 　流されたら終わり。 　状況によっては、金融資産の方が安全なこともある。 　何事もバランスが肝要かと。
04. JohnMung 2013年3月31日 18:59:11 : SfgJT2I6DyMEc : Yk7mlnME5U 　「最大多数の最大幸福」は、むやみやたらと世代間対立を煽ったり、画策するでない！ 　２０１２（平成２４）年度に、ＩＭＦに大判振る舞いした金額とほぼ同じだから、取り戻してくれば、済むことである。 　それでこそ、「最大多数の最大幸福」というものである。お分かりかな（笑！
05. 最大多数の最大幸福 2013年3月31日 19:33:47 : d1qFhv8SE.fbw : epIQHNYDOU >>04 　企業年金の損失を公的資金で救済するのは反対。 　失敗した年金基金は破綻して責任を取れ。 　関係ない国民にツケを回すな。
06. JohnMung 2013年3月31日 19:47:23 : SfgJT2I6DyMEc : Yk7mlnME5U 　「関係ない国民」とは、どういう部類のどういう方々か？ 　みなさんがわかるように、明示したまえ！ 　貴殿がいうベーシックインカムの同様の問題を抱えることになるではないか？ 　そうであれば、関係してきた政治家と国家公務員に国家賠償責任を問えばいいのではないか！？ 　現在の年金受給者はその前の年金受給者を支えてきたのであって、順繰りにそれを繰り返すということで、責務を果たしてきたのであって、現在または近未来の受給者だけをバッシングするのは断じて理解しがたい。
07. JohnMung 2013年3月31日 19:51:18 : SfgJT2I6DyMEc : Yk7mlnME5U ０６＞訂正 　貴殿がいうベーシックインカムの同様の問題を抱えることになるではないか？ 　　　　　↓ 　貴殿がいうベーシックインカムも同様の問題を抱えることになるではないか？
08. 2013年3月31日 20:04:17 : 4QlZxaZkvQ >06,07 ＞貴殿がいうベーシックインカムも同様の問題を抱えることになるではないか？ ベーシックインカムは年金と違って、最大多数の最大幸福にも回ってくるので問題はないことになるらしい。最大多数の最大幸福が、日本の稼ぎにも富の創造にも寄与せずにおこぼれに預かることのみを考えている寄生指向者である点は以前から一貫している。
09. 最大多数の最大幸福 2013年3月31日 23:34:21 : d1qFhv8SE.fbw : epIQHNYDOU >>06 　どうやら企業年金と厚生年金の違いも理解できていないみたいですね。 　面倒くさいので、一度、自分で調べてから、コメントして下さい。
10. 2013年4月01日 07:36:47 : Ap8KaQPVmg >>09 そんなこといっても、企業年金を問題にしていたはずの元投稿の記事自体が突然最後に ＞若者の反乱が国民年金納付率の低下（４０％台）で始まっており、 なんて厚生年金の話をするというように、両者をごっちゃにしているわけで。 そもそも企業年金なんて最大多数の最大幸福には無縁のものなので、潰れたからといってそれでどうなるの？という話ではある

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