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民主党の分裂により現れる 二大政党制の萌芽  (北尾吉孝日記)
http://www.asyura2.com/13/senkyo146/msg/204.html
投稿者 純一 日時 2013 年 4 月 06 日 22:17:01: MazZZFZM0AbbM
 

http://www.sbi-com.jp/kitao_diary/archives/201304046411.html

 2013年4月4日 15:09

此の夏の参院選において、自民党は何が何でも自公で過半を取りたいと思っているでしょうし、逆に野党は何が何でもそれを阻止したいと考えているかと思います。
では、国民にとって如何なる勢力バランスが望ましいかと考えてみるに、圧倒的多数の単一政党が主導的に政治を動かして行くという場合、政治的安定が齎され「ねじれ」もなく物事がスムーズに決まって行くということは当然あるかと思いますが、私としてはやはり二大政党制が望ましいというふうに考えています。

様々な意見を集約し真に建設的な議論を重ねながら、正論を戦わせる中で多数決において物事が決められて行き、そして時に最終的決において野党が反対票を投じ否決されることもある、という二大政党制を基本的な考え方として私は支持しています。
やはり「何でも反対の野党」「反対のための反対をするだけの野党」という状況では、二大政党制もある意味その意義を喪失してしまうわけで、短期的視野のみならず中長期的な視野にも立って国益に適うことを果断に実行して行くその為に議論を尽くす、という二大政党制が確立されるべきだと思います。

一時期は小沢一郎氏を中心に「オリーブの木みたいな形」での小政党の寄集めが主導権を握るといった議論もありましたし、今も此の参院選を前に日本維新の会とみんなの党等の「野党結集」が叫ばれたりもしていますが、私としては混迷続くイタリア情勢を見ていてもやはりそういう数合せは最早成り立たないのではないかと考えています(※1)。

勿論、政治というのはある程度の安定性がなければなりませんが、それは絶対安定多数を握ったが故に齎される安定性ということではなく、与野党相対立する時もあれば一致する時もあり、一致する時は与野党間でどんどんと協力し合い、また議論を戦わす中で妥協点を見出しながら、国民にとってより良い方向に一致団結して進めるというものでなければなりません。

そうした二大政党制を築き上げ与野党が常に緊張感を持って切磋琢磨して行くという状況下、時として野党は正々堂々と国民の前にその反対意見を論じ対立的な姿勢をきちっと示し、そして結果が如何あっても少なくとも国民には争点がより明確に認識され、結局次の選挙でそのことは反映される、という体制こそが在るべき形ではないかと思います(※2)。

それ故そうした状況を創るべく、上述したような数合せに労を取るといったことではなくて、今民主党が分裂しその中に居られた有能な人達と他の野党の意を同じくする者が中心となって新勢力を結集し、自民党と真っ向から対立出来るような二大政党制の一翼となる次の新しい野党の創設を考えて行くことの方が、余っ程国民のためになるのではないかと思うのです。

先々月27日の『民主党の終焉』(下記注)というブログでも述べたように、残念ながら最早民主党という政党は再生不能であって、今の民主党から新しいものが生まれてくることを期待している人は殆ど皆無なのですから、有能な一部の所属議員は民主党という過去の殻に閉じ籠もることなく、新勢力結集を目指し心機一転頑張って貰いたいというふうに思います。
(注)http://www.sbi-com.jp/kitao_diary/archives/201302276261.html

よく目出度い御祝いの席に伊勢海老を出したりしますが、なぜ海老なのかという所以を皆さんは御存知でしょうか。
例えば「背中が曲がるまで、ずっと夫婦相和しというようなことなのかなぁ」と、実は私自身も子供の頃にはそう思っていたのですが、ある時安岡正篤先生の本を読んでそれが全く違っていたことに気付かされました。
つまり海老というのは生涯何回も脱皮をし、常に新鮮さを保つ生物であるということがその所以であって、我々人間もそれに肖って常に脱皮をし、決して古い殻に収まってしまうことがないようして行かねばなりません。

一昨日、民主党の平野達男前復興相もすっぱりと離党届を提出したようですが、民主党の国会議員は此の民主党という過去の古い殻に閉じ籠もることなく、国家国民のために新しい生き方を考えてみてはどうかと思う次第です。

 参考

※1:2012年11月16日北尾吉孝日記『衆議院解散を前に〜短命政権化する日本政治〜』
   http://www.sbi-com.jp/kitao_diary/archives/201211165813.html

※2:2009年6月30日北尾吉孝日記『岐路に立つ日本の政治』
   http://www.sbi-com.jp/kitao_diary/archives/20090630417.html

 

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コメント
 
01. 米犬 2013年4月06日 22:21:29 : PUHl6PtDGaXFs : 4Q80R8Zler
>有能な一部の所属議員は民主党という過去の殻に閉じ籠もることなく

民主党に有能な議員っているの?

一人もいないと思っていたが・・・

民主党を出てもダメな議員はダメなんだから出る必要ないでしょう


02. 純一 2013年4月06日 22:27:32 : MazZZFZM0AbbM : ENJ0wEmJYo

本稿で北尾吉孝氏があるべきとする主張は、かねてより小沢一郎氏が指向している政治体制と合致するものではないか。八方ふさがりの民主党がこのままでは政権復帰など望むべくもないのは自明のこと、早期に賢明な民主議員の決断、決起を期待したいものだ。

03. 2013年4月06日 22:52:14 : HrWhPBXLpQ
共産党がなぜ小沢を目の敵にしているかといえば
「確かな野党」として、胡坐をかけていたものが
小選挙区導入により突然、その立場を追われたからで

そいつらの言う
中選挙区だ大選挙区だ比例だという話には、全く共感しないが

今の腐った司法制度や報道のあり方で
2大政党制が機能するのかという疑問もある

=========================
民主党は分裂しないだろう
このまま自民の圧勝を演出するまで存在し続ける可能性が高い
シナリオどおりに


04. 佐助 2013年4月06日 23:38:10 : YZ1JBFFO77mpI : TUhrPgEJIU

「一党独裁下の国家と二大政党制は一時的に機能不全となる。」
一党独裁下の国家・企業・個人が、利己的に防衛思考し行動する法則の作用から逃れることはできない。資本主義国家でも、官僚支配するビジネスに参加するにはコネと賄賂が絶対必要である。社会主義政治体制は官僚支配なので、どんな開放政策にも認可権がつきまとう。そのため、自由経済システムそのものも腐敗堕落が避けられない。

古い政治概念の「ルールの破壊」時代は,大正デモクラシーと右翼原理主義者のクーデターと暗殺に明け暮れた時代の「古い政治概念の破壊」の革命期と同じことが進行していく。

民主主義とは「主権在民」の概念であって,「多数決原理」ではない。すなわち,先進資本主義国は,二大政党制と小選挙区を組み合わせ,国民の選択肢を二つの対立させることに成功した。2020年まではこの「ルールの破壊」が多数派になる時代である,ルール破壊/厳守がそれぞれ多数派になる時代が交代するイミングによって,多くの運命は左右される。だから世界各国の二大政党制は必然的に腐敗・不信によって一時的に機能不全となる。

ルールを破壊される時代は,日米の軍事同盟固執の復古調カリスマが誕生させ,復古的軍国カリスマが活躍していますが,2015年以降は,その反対の革新的平和的なカリスマが登場し活躍するはずです。

ルール破壊/厳守は政治から経済,演劇から音楽まで,ルールの大革命年は異っても共通点は40年の倍数になる。ルールの破壊が多数派になるので憲法から農地法まで変えてしまう。

二大政党制も機能不全となり産業界の大企業も交代劇が行われることになる。当然自然エネルギーからの産業革命も行われていく。そして当たり前に自動車も化石燃料からおさらばして燃料電池から太陽電子半導体電池のエンジンレス車に普及していくことになる。電力も家庭や農業・漁業を中心に電池化していくことになる。ルール破壊は民主主義の主権をも変えてしまう。

例えば自動車の動力は重量が重くなるハイブリッドでなく、CO2の出ないオール燃料電池から太陽半導体電池に移行し、次世代の産業革命に早期シフトした国家と企業は、CO2の発生を75%減らすことに成功して三倍にすることができます。そして早期にシフトした企業は、大不況下でビジネスを飛躍できます。世界信用恐慌と基軸通貨の多極化で大企業の交代劇が進みます。そしてGM・マイクロソフト・IBMを足す巨大な大企業が出てくるはずです。


05. 2013年4月07日 01:15:37 : eS5CPZpets
まだ二大政党制がいいことであるかのように言っている人間がいるのか。

二大政党の国はアメリカ、イギリス、韓国と揃いも揃って
資本家とメディアの情報操作に支配されている国ばかりだろ。

「AでダメならB、BでダメならC…」とまともな政権に辿り着くまで
チェンジを繰り返すから議会制民主主義が成り立つ。
「AでダメならB、BでダメならまたAしかない」って、一体これのどこが
民主主義なんだ? どっちの政権でも間違ったことをやるんだから
どっちの政権でも国がおかしくなるに決まってるじゃないか。

小沢を叩いている喜んでいる人間も、金のことばかり言って
絶対にここを指摘しない。


06. 2013年4月07日 05:03:52 : maxkpWHZCo
彼はかつて酷い悪評が立つ企業家だった あんな奴と2度と仕事したくないと ほぼ全員がそう言い放ったもんだ 2大政党制は対米隷属同士ならこんあ悲劇ないよ それをごり押しして小沢氏をいっ際隠し新聞TVに登場させない的型ステルス化作戦が功を奏している

07. 2013年4月07日 18:15:18 : HVSYj0Lgf6
対米従属にしがみつく事しか出来ない政党なら、アメリカの言いなりと言っておきながら、結局のところは自民たちの目先の利益のことしか考えていない1%の金と権力の亡者だけが支持するのが自民党とすれば、これに対抗した99%の非富裕層の中でも、いざとなれば、ただ自分たちだけが損するのは嫌だからと言って、物凄い抵抗を繰り返し、邪魔をして足を引っ張ることしか出来ない1%の跳ね返り勢力だけが支持するのが、日本維新の会に過ぎないということもまた真実として見れば、結局のところは、自民党をアメリカに置き換えれば、日本維新の会というのは北朝鮮にでも置き換えると、世界的に見れば、全人類の大敵に過ぎない害毒以外の何ものでもないところは、同じ穴の狢に過ぎないと見られても当然のことだし、これが一緒になれば、「反日愛国党」あるいは、「売国悪人の党」とでも命名されるしか無いし、安倍総理も橋下徹も、幾らでも全人類から馬鹿にされても当然だし、98%のまともな日本国民からすれば、全人類に対して、騙されたふりをすることで、「どうぞ幾らでも安倍総理を馬鹿にして下さい」とでも伝えてあげることで、こんな政党こそ、幾らでも根絶やしにして、2%に過ぎない馬鹿連中こそ、アメリカの1%の金と権力の亡者と共に無理心中でもさせることで、安倍総理なんか橋下徹や石原慎太郎と共に、幾らでも嘆き悲しませてあげて、勝手に堕落し、そっと静かに滅び去って逝かれるのを、そっと静かに腹の底で嘲笑いながら、見捨ててあげるようにすれば良いだけのことですよね。
民主党からすれば、これを「逆転の罠」として利用していけば良いのだし、この代償として、自民党と手を組んで野党に転落させてしまった、野田前総理をはじめとして、こんな全体主義と分極化した利己主義だけの運命共同体にしがみつくことしか出来ない、使い物にならない間抜け議員だけの集団と、今度は、こんな邪魔な存在を蹴散らせて前に進む議員の集団とに分裂させることで、前者については、みんなの党と一緒にでもなって、単なる「間抜けの党」にでもなれば、公明党については、建設的野党に過ぎない共産党を見倣って、自民党との連立解消して、突き放してしまう様にすれば、間抜けの党と共に、そっと静かに生き残ることが出来る分けだし、後者の皆様については、小沢一郎と再び手を組むことで、それこそ、日本共和党でも誕生させることにすれば、日本はもう幾らでも喜んで一人負けして、韓国や中国にも喜んで負けてあげるようにしても構わないのだし、経済規模なんか幾らでも縮小し、誇りを持って、衰退させ、国際社会の中での地位も低下させることで、対米従属からそっと静かに離れて、世界の中でただひっそりと自立して生き残る運命を選択して行くことが出来れば、日本の98%の日本国民が誰も損することもなく、誰もが得することが出来る社会に変えて行くことに繋がって、これが国境を乗り越えて行くことで、アメリカの99%の非富裕層の皆様の利益にも繋がるし、まともな中国国民の皆様をはじめ、韓国国民の皆様にとっての利益にも繋がるし、韓国からすれば、北朝鮮をはじめ、モンゴルやロシアをはじめ、他のASEAN全体や、オーストラリアやニュージーランド、カナダやメキシコなどに対しても、良いお手本にも繋がるばかりでなく、こうした国々にとての国益にも叶うし、中国の国益にも叶うし、何処の国も損することもなく、得することが出来て、全人類が一つの絆となって、世界経済を共に支え合い、助け合い、分かち合いながら、共に幸せに暮らすことが出来ることで、国際社会全体の平和と安定にも繋がることになるのなら、此れ程素晴らしいことはございませんし、此れ程喜ばしいことはございませんし、日本はこの中に、喜んでひっそりと埋没させてしまう様にすれば、「素敵なお花畑」になることで、成熟した大人の国、として高く評価されることに結びつくのなら、これだけを誇りとして生きて行くことが出来さえすれば、これだけで十分なことだし、責めてもの愛国心というものがあれば、幾らでも出来て当然のことですよね。

08. 2013年4月07日 20:45:20 : EpJxVx0Lqg
>01. 米犬 2013年4月06日 22:21:29 : PUHl6PtDGaXFs : 4Q80R8Zler
有能な一部の所属議員は自民党という過去の殻に閉じ籠もることなく
自民党に有能な議員っているの?一人もいないと思っていたが・・・
自民党を出てもダメな議員はダメなんだから出る必要ないでしょう

09. 2013年4月07日 20:54:09 : EpJxVx0Lqg
>私としては混迷続くイタリア情勢を見ていてもやはりそういう数合せは最早成り立たないのではないかと考えています(※1)。
★これが民主主義の原点だよ。基本、同じ考えの人間など存在しない。
説得する能力がないから混乱するだけのこと。これも仕方ないことだよ。
イタリアがそれで困ってるとしてもたいしたことではない。

>与野党相対立する時もあれば一致する時もあり、一致する時は与野党間でどんどんと協力し合い、また議論を戦わす中で妥協点を見出しながら、国民にとってより良い方向に一致団結して進めるというものでなければなりません。
★独裁政治が一番安定してるんだよ。ヒットラーやネロやムッソリーニが出てくるのを望むのか?
だったら、北朝鮮へ行け。中国へ行け。韓国へ行け。

>そうした二大政党制を築き上げ与野党が常に緊張感を持って切磋琢磨して行くという状況下、
★こんなこと世界中どこもできてないじゃないか。理想論だけ言ってるだけじゃだめだ。
★二大政党制もいつの間にか独裁政治だよな。
★独裁政治が一番安定してるんだよ。ヒットラーやネロやムッソリーニが出てくるのを望むのか?
だったら、北朝鮮へ行け。中国へ行け。韓国へ行け。


10. 2013年4月08日 01:07:44 : ggiJgzHxEc
《平野達男もすっぱりと離党届を出した様ですが・・・・・国家国民のために
新しい生き方を考えてみてはどうかと思う次第です》
北尾吉孝と言う人物馬鹿じゃないの
平野達男は国家国民のために離党したのではない、自分のため私利私欲のために
次の参議院選で民主党からの出馬では落選間違いなしと言う事で民主党を裏切り
議員バッチを守るため自民党の応援を当てにして(自民と口約束でもあったのでしょう)離党し無所属となった
こんな卑怯者の生き方を北尾吉孝は進めているのでしょうか
貴方全く狂っているんじゃありませんか、世も終わりです
民主党の中の有能な方達が離党し・・・・・
果て!民主党にそんな有能なやからがおりましたっけ
上を見ても下を見ても、右をむいても左を見てもそんな有能な奴らがどこにおりますか、口だけ達者で決断力もなく、統率力もない無能な奴らなら一塊知ってはおりますが・・・紹介しましょうか
二つの目をよく明けて、二つの耳でよく聞いて、脳でよく考えてから人に話はしましょう・・平野達男のような私利私欲の裏切り者、卑怯者では県民は認めないでしょう、平野さん悪あがきはやめましょう

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