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中韓露印、ASEANにソッポを向かれ始めた日本 世界の孤児ならぬアジアの孤児に (世相を斬る あいば達也) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo146/msg/684.html
投稿者 笑坊 日時 2013 年 4 月 23 日 14:42:27: EaaOcpw/cGfrA
 

http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/9c47992c38222a116e4902bef9e8c329
2013年04月23日 世相を斬る あいば達也

 安倍自民党政権の“TPPへの交渉参加表明”は、必ず批准にまで至ると云う保証はないような気がする。安倍晋三が、オバマを裏切るとか云う意味ではなく、安倍政権の付け焼刃な経済政策が頓挫するばかりではなく、経済界が悲鳴を上げる時期が刻々と迫っている事が重要なポイントだ。つまり、対米重視一辺倒になってしまった安倍自民外交が、外交らしい選択肢をすべて捨て去った結果、アジアで孤立し、二進も三進も行かない立ち往生が顕著になってきていると云う事だ。

 覇権国としての凋落が確実なアメリカに対し、何ひとつ対等にモノが言えなくなった日本の政権、霞が関官僚組織、マスメディアの機能不全は、来るべきピークに達しかけている。もう少しで下り坂に入るのなら未だ救いがあるが、どうも頂上の先には断崖絶壁が待ち受けている地形のようである。直角三角形の頂点から、真っ逆さまに落っこちる運命と云う事だろう。民主党が政権を握っていた時点から、この傾向はみえていた。鳩山が退き、菅と小沢が最期の聖戦を行った時点に、日本の岐路があったような気がする。

 この聖戦において、民主党左派勢力と民主党松下政経塾勢力が、彼らにとって不都合な敵・小沢一郎を葬り去るために、米国暗躍勢力と手を結んだ時点で、日本の将来は、当面決定された。菅、野田と二代に亘り、失政に次ぐ失政を冒したわけだ。その時点でさえも、オバマがごり押しするTPPが、余りの不平等条約と云う理由で、流石に二の足を踏んだ形跡がみられる。しかし、棚からボタモチを二つ(自民党総裁選の勝利、衆議院選の大勝)も食べてしまった安倍晋三は、宙に舞い上がる高揚感で満たされていた。

 金融政策と云う小手先マクロ経済で、構造的に疲弊した経済成長力が突如誕生するのなら、誰も苦労はしないのである。アベノミクスの三本の矢は、すべて国民生活を苦しめるための政策である。TPPにも、同種の臭いがプンプンしている。この二つの棄民政策は、驚異的に生活者としての国民生活を破壊するだろう。ジャブジャブの金融緩和政策は、経済成長期には通用する金融メカニズムだが、必然性のある潜在的に成長力が見込めない先進国の経済土壌には不適合なのである。供給が需給を上回った国家で、金が潤沢になっても、投資する先がないのだ。そのような産業を、無理矢理でも創り出すなら別だが、それでは社会主義国家そのもになる。

 国際収支のバランスも、恒常的にマイナスに転じた。その輸出入のバランスの崩壊は、円安誘導により、更なる悪化を来すのは確実な情勢だ。三本目の矢だと云う、成長戦力も酷い内容で、サラリーマンを更なる地獄につき落とす勢いの話に傾いている。おそらく、非正規社員の比率はとめどなく拡大し、7割の勤労者が非正規雇用になるのだろう。そのような政策で、誰が得をするのか?一定の経済ベースに裏打ちされた人々の中で、知識教養に努力と運とを備えた僅かな人間が勝者となる、弱肉強食国家の成立が約束されたようなものである。

 上記の問題だけでも、充分に最悪なのだが、更に最悪は重なり、日本を襲うだろう。それが、最近目立ちはじめた、中国、韓国との明確な外交上の軋轢である。なにせ、安倍晋三は、米国一辺倒外交にシフト、その他の外交はモンゴル辺りとちょめちょめしているだけで、これといった外交交渉を行うことが出来なくなっている。逆の言い方をすれば、オバマだけをジッと見つめているような視野狭窄な妾に、他の近隣国家は匙を投げてしまったのである。つまりは、アジアにとって、日本不要論のような機運を、安倍自民党自身が投げかけてしまったのである。

 たかが韓国のパク・クネ大統領にまで舐められ、パク大統領は米国、中国を訪問予定で、日本はその次に行こうかと云うスケジュールだと云う。例年4月には行われていた「日中財務対話」のスケジュールに、当然麻生副総理兼財務相が行くつもりだったが、習近平国家主席にも、李克強首相にも会えそうもなく、不貞腐れ、菅官房長官は「全く検討もしていません」としらばっくれている。

 また、麻生が靖国神社を参拝し、韓国を苛立たせ、今週末に予定していた尹炳世外相の訪日を取りやめた。北朝鮮問題で、緊密な連携が求められているにも関わらず、日韓のしこりは、新大久保などのヘイトスピーチ韓国排斥デモとも重なり、石のように固くなってしまった。前大統領李の狂気の竹島上陸では、日本に分があった日韓関係悪化も、どうもイーブンから、韓国側有利に流が変わりつつある。中国との関係改善の目処が立たない以上、せめて韓国とは雪解けムードを演出する外交が求められていたが、どうも方向は悪い向きを加速させている。

 超党派の日中友好議員連盟(会長・高村正彦自民党副総裁)も5月1〜3日に予定していた訪中を中止すると発表した。希望していた習近平国家主席、李克強首相、李源潮国家副主席との会談の見込みが立たず、すごすごと断念を表明した。日本側には、超党派議連の訪中を関係改善の糸口にしたいと思惑があり、高村は安倍の特使として訪中する腹のようだった。そんな糞ったれな子供騙しが通用する環境ではなくなった現実をあまりにも知らないノウタリンである。このようなことで、日中も、日韓も、シコリから塊りになりつつあると云うのに、安倍は、恐れ知らずと云うのか22日の予算委員会で「村山談話を継承する気はない」、「戦後70年を迎えた段階で、安倍政権として未来志向のアジアに向けた談話を出したいと考えている」と語り、2015年に自らの新談話を発表すると発言した。

 えっ!2015年?今年は2013年のはずだが、ほう!2015年まで首相でいると思っているようだ(笑)。麻生が慌てているのではないだろうか。石破も慌てているだろう。こりゃ堪らなく滑稽な予算委員会における発言だ。2年先の予定まで口にする、どこまで能天気な男なのだろう。それを、そのまま突っ込みも入れずに垂れ流す、マスメディアもマスメディアだが・・・。まだ話は続きがある。5月の日中首脳会談は、当然のように流れているが、経団連の馬鹿爺モンサント米倉が、こともあろうか「5月半ばに訪中するから、習近平国家主席、李克強首相達と会いたな〜」と申し出たそうである。当然だが色よい返事が返ってくる筈もなく、「ほんじゃ、7月ならどうじゃろ?」と益々お馬鹿な質問をしているようである。安倍晋三も経団連も外交が可能なのは、米国の息のかかった、モンゴルやサウジ辺りに限定されそうである。ロシアへの訪問は大丈夫なのだろうか?

 まぁそんなこんなで、安倍自民党は、民主の菅・野田政権以上に、隣国との関係悪化を助長している。太平洋を跨いだ米国とどれほど蜜月であっても、ひと跨ぎの韓国、中国との関係悪化では、まともな外交戦略など立てようがなく、何もかもを米国に委ねる3等国に成り下がるのは確実なようである。歪んだ右翼であれば、それは真に悦ばしい事だと諸手を挙げるだろうが、まっとうな神経の持ち主であれば、この異様さに気づかなければならない。

 TPPへの交渉参加表明は、同情的にみれば、対中、対北朝鮮との安全保障の観点からの判断であり、憲法改正で、ゆくゆくは軍隊を持つ独立国を確立するまでの仮の姿と云う解釈も成り立たないものでもない。しかし、何も今さら軍隊と銘打ち、肩肘を張ったとしても、その効果で外交が有利に展開すると考えるのは、浅はか過ぎるだろう。好戦的な、米国や中国、ロシア、北朝鮮に対抗できるだけの軍事力を維持すると云う事は、核保有一つとっても、事実上不可能な幻想である。また、軍事増強に予算を割かれ、福祉切り捨てに甘んじる国民でもあるまい。もう少し、自衛力を高める程度の認識がギリギリの線だろう。

 そんなことよりも、TPPと並走するかたちで、日中韓FTAとかRCEPを先行する状況をつくりあげ、米国を牽制する程度の外交力を発揮して貰いたいものである。RCEPが中国主導になりかねない不安が日本にはあるだろうが、交渉不可で損の上に損を重ねるTPPよりは、相当の範囲で交渉力を維持できる。ところが上述のように、中国、韓国との関係が、小さな冷戦構造のような形状を益々明確にしているのだから、手の施しようがない。このまま、内容不明の極めて乗り越える壁の高いTPPに邁進してしまえば、国家主権も民族の文化もズタズタにされかねないのである。安倍自民は憲法改正により、集団的自衛権を行使できる元気な国を取り戻すと言っているが、米国に脅かされて、元気な国もへったくれもあったものではない。安倍の民族主義が如何に低俗なものか、これだけでも説明がつく。

 当初、筆者は今夏の参議院選は前回の衆議院選よりは自民党に不利に働くだろうが、大きな情勢に変化を与えるのは厳しい、と評していたが、幾分表現を変えることにする。ここは、どうしてもTPP批准を容易にさせない勢力の結集が必要だと考えるに至っている。反TPPと反原発を何とかして選挙の争点化する運動が必要なのだろう。他国の文化にまで土足で踏み込むような協定を結ぶことが、自由貿易だとするならば、自由貿易とは個性の喪失であり、他者の価値観を認めない、ファシズムに与することになる。軍国的ファシズムより、文化的ファシズムの方が、余程怖いし悪質だ。なぜ日本が、病んだ巨人の文化を受け入れなければならないのか、とんと解せない。

 200年そこそこの歴史しか持たない文化に、2000年、3000年の文化が易々と牛耳られる必然性はない。また、そんな戯言につき合い、コウモリのような態度に終始していると、アジアの目は、中国に向いてゆく。或いは米国に向いてゆく。気がつけば、親日国家が不在のアジアで孤立し、太平洋を跨いで深情けのような愛情を注いで旦那様には、「オマエは食べ尽くしたから、もう食わなくて良い」と言われ、“そして誰もいなくなった”になるのである。名誉白人で歓ぶような“さもしさ”は捨てよ。金の亡者になっても、必ずしも金が増えるわけではない。否、むしろ失う方が多いだろう。

 

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コメント
 
01. 2013年4月23日 15:53:51 : HVSYj0Lgf6
まともな日本人からすれば、自民党と日本維新の会こそが「反日愛国党」に過ぎないとんだ大敵に過ぎないと同時に、全人類の大敵に過ぎないという真実に辿り着くことが出来れば、どうせ中国や韓国、ロシア、インドをはじめASEAN諸国に限らず、アメリカのオバマ大統領をはじめ、99%の皆様からしても、幾らでも安倍総理なんか馬鹿にされているに過ぎないという真実に辿りつけば、別に大して驚く様なことでも無いし、行き着く先は、円をドルと無理心中どころではなく、日本国債を無理心中させることによって、アメリカや日本の99%に限らず、TPP加盟国の全てが、1%の金と権力の亡者の餌食にされてしまう運命に巻き込まれることになるばかりでしかないという真実にも辿りつけば、それこそ、世界的に見れば、聞いて呆れるどころではない物凄い笑い話にしかならないと同時に、全人類の悲劇に繋がりかねないとしか言い様がないと思うと、此れ程悲しいことはございませんよね。
こんな悲惨な運命を変えていくためには、それこそ、日本の99%が、上手く騙されたふりをすれば、中国や韓国、ロシア、インドをはじめASEAN諸国全体に大して、「どうぞ、もっともっと幾らでも安倍総理を馬鹿にして下さい」と言って煽ってあげる様にすれば良いのだし、沖縄県民の皆様からすれば、これを「逆転の罠」として利用すれば、中国と共に、幾らでも安倍総理をはじめ、反日愛国党に過ぎない連中をはじめ、これにしがみつく事しか出来ない1%の金と権力の亡者に過ぎないアメリカの言いなりと言っておきながら、目先の利益のことしか考えていない、使い物にならない間抜けと跳ね返りの馬鹿の寄せ集めでしかないだけの日本の右翼連中だけを、幾らでも日本人から根本的に切り離してしまえば、こんな幼稚で傲慢で卑劣極まりない連中なんかと、所詮は「子供の喧嘩」になるばかりでは、議論なんかしたくは無いし、何も言いたくは無いし、一切関わりたくも無いし、幾らでも白い目で見てやりながら、そっと静かに窮地に追いやり、幾らでも安倍総理と共に、嘆き悲しませ、ワーワー泣き崩して堕落させ、日本から幾らでも追い払うようにして、「全人類から邪魔されることになったら、どうぞ幾らでも叩き潰されて、勝手に死んで、そっと静かに滅びて下さい」とでも言ってあげて突き放してしまう様にすれば良いだけのことだし、福島県民の皆様からすれば、今度はアメリカと共に、幾らでも騙されたふりをして、安倍総理を馬鹿にしてやり、日本の原発推進利権共同体を粉々に崩壊させてしまう様にすれば良いのだし、こうした自己犠牲を強要する全体主義と分極化した利己主義だけの運命共同体そのものを、国境のウチとソトから、幾らでも喜んで崩壊させてしまうことで、右翼にも左翼にも偏ることがないのは良いとしても、それでもこの中に取り残された人たちについては、これこそが私たち日本人の構造的欠陥というもにが齎した構造的アノミー現象と言われる空洞化により取り残された最大の被害者でもあるという真実に正面から向き合うことで、その衝撃による痛みや悲しみを共に分かち合うことで、これを乗り越えて行くことで、日本を地球市民社会というものにインテグレートされた社会福祉国家へと生まれ変わらせることで、この地球市民社会の象徴として君臨するのが天皇陛下であるとすれば、それこそ君が代についても、「天皇陛下が君臨する地球市民社会」という意味に置き換えれば、日本の国歌であることに変わり無いし、日の丸も日本の国旗であることに変わりないことになるし、それこそ、今度はこうした右翼連中に対しては、幾らでも騙されたふりをして、「歌いたければ、どうぞ幾らでも勝手に嘆き悲しんで下さい」ということで、それこそ中国を見倣って、喜んで四面楚歌代わりに君が代を聞かせてあげるようにすることで、大いに嘆き悲しみ、勝手に堕落し滅び去るのを、そっと静かに見届けてあげるようにすれば良いだけのことだし、誰独りとして歌う人がいなくても、ただ起立するだけで、歌うか歌わないかは個人の自由であることを尊重すれば良いだけのことですよね。
これが結果的に、日本が対米従属からそっと静かに離れながらも、世界の中でただひっそりとした二流国に喜んで転落させることで、地球市民社会の中に、日本をひっそりと埋没させてしまうことで、これを乗り越えて「成熟した素敵な大人の国」として、そっと静かに自立して存続することが出来るだけの「逆転の罠」として利用して行く様に、そっと静かに背を向けながらも頑張って参りましょう。

02. 2013年4月23日 19:14:21 : ynzMAWm6R2
日本の報道とはうらはらに

領土の問題では、ロシアも中国も韓国も反日では一致しておりいずれの国も強硬な路線に転じたようだ。当然日本の姿勢が関係している。

アセアン諸国を味方につけアメリカの軍事力を背景に中国を孤立させるなどの政策は絵空ごと。台湾とて言葉は北京語、アセアンの経済の大半を握るのも中国系住民。アメリカが中国と本気で対峙することなど不可能。

「自由と繁栄の弧」は中ロを除外してそれを取り囲み国で連合しようとする政策らしいが空想と妄想の産物以外のものではない。

日本のテレビや新聞報道などを信用しないこと。


03. 冷徹な人 2013年4月24日 00:35:17 : tcgFDe61JhAvA : 2tRPCdRB9E
タイトルと内容が伴っていないが!

 中国、韓国は、これまでと変わっていないし、インド、ロシア、ASEANについての記述もないし。
 TPPの中にASEANの国も入っているし、それ以外のASEAN諸国やロシアとこれまでより関係が悪化したとは思えないし、それに関する記述も全くない。


04. 2013年4月24日 03:51:30 : nXRY9wN3to
ニセ保守ニセ右の安倍をどうにかしてくれ、菅野田と同じ位最低な総理大臣

05. 2013年4月24日 06:20:35 : 7OpGsifAXA
緩和されたカネがどこへ行くと思っているんだ。
アメリカはもう限界なので、日本が支えるという寸法よ。

06. 2013年4月24日 12:40:56 : NGR5khHI72
TPPとは何なのかわかれば、どんなに知恵遅れでも自民公明みんなの党維新が
反日集団だと分かるんだけどなあ

07. 2013年4月24日 17:43:24 : Uc7w461tkQ
このあたりが、正論だよな。靖国参拝で、「自国のためにつくした英霊に敬意を表するのに、なぜ、他国が、外交的な態度を変化させることにつながるのか、理解できない」と、昨日のフジサンケイのプライムニュース(BS20時のニュース)で、声をそろえて言っていたが、この隣国感情無視は、なにかの一線を越え出てしまっている。日本政府の「自閉症化」だ。



08. 2013年4月24日 22:01:28 : mp6fw9MOwA
中国・韓国が日本の政府を馬鹿にしている理由は、日本の検察・裁判所があまりにも稚拙で罪が不明な理由で総理候補に冤罪事件を仕掛けた事を熟知している為だろう。
しかもその冤罪事件は米国の1部の指示によるものであり、米国が付いているので公然と違法行為を繰り返せるとの態度を知っている為だろう。
衆議院選挙でも大がかりな選挙違反を行った事も熟知しているだろう。
これらの事実が無ければこれほど露骨に日本への攻撃を加える事は無い筈だ。
田代に対する検察審査会の不起訴不当判断での幕引きにも嘲笑っているだろう。
検察・裁判所は内部には厳しくしないとその威厳は保てないが、内部に対して違法行為を無罪にする誤判断をしたのでは犯罪集団と宣言している事になる。
検察・裁判所の違法行為の断罪が無ければ外国からの信頼は得られない状況が顕在化してきている。
参議院でも選挙違反を繰り返せば日本は完全に沈没の道を進むだろう。

09. 2013年4月24日 23:15:35 : fxMtRVuvFE
 安倍総理の政治が論理矛盾を抱えてるということだろ。戦後体制から脱却して強い日本にしようという考えは立派であると誰が認めてもおかしくはないが、しかし宗教観念があまりにも非常識であると言わざるを得ない。

それこそ国会に戦後体制を終戦当時のまま引きずり出すほどの愚行と言えるだろう。このたび同時に靖国を参拝した国会議員の人数は過去最多ということだ。

テレビ等のニュースでは安倍総理が国会で答弁する様子が映し出され、政治家の靖国参拝を批判するのは隣国だけであると強く印象付けようと放送しているように思える内容だった。

それにしても大の大人であろう政治家が揃いも揃い、口裏を合わて談合したようにして、お国のために尽くした人の霊に敬意を表する行為がどうして批判されなければならないのかとしか言えない馬鹿だけなのか。戦没者に対して哀悼の意を表明することが悪いことではない。政治と切り離して誠心誠意でやれば良いことだろ。

政治と混同したら国内がぎくしゃくし、他国から歴史問題をぶり返すような批判を受けるという認識もないのかという、政治家の資質としての分別に関わる程度の問題である。あまりにも愚かな政治家集団を露呈したということだ。

日本の内閣総理大臣が国会において靖国神社の思想を正当化した事実は憲法に対する明確な違反を犯したものである。どんなことを現政権が行おうとも日本国を破壊することにしかならないだろう。そのような兆しが益々強く感じられて来ている。

わざわざ歴史を繰り返すように自民党政権がやってみなければ分からないと思うのだろうか。強い日本どころではなく、憲法を破ってる実態が国を亡ぼす要因という論理も分からないのか。国の現状を憂うというならば節穴の眼を持つ多くの日本人は目を覚ますべきだろう。


10. 2013年4月24日 23:49:58 : h4UNZppDg2
>オバマがごり押しするTPP
これは間違い。オバマにはTPPに関しては何の権限もない。

11. 2013年4月26日 01:55:02 : TBRjsVlFuA
安倍自民党政権の言うアメリカとは、旧共和党政権のことだろう?
しかも、安倍自民党政権の話し相手は、旧共和党政権の日本居残り組、アーミテージとか、マイケルグリーン、ジョセフナイ、ケビンメアであって、オバマ政権とはまったく話ができていないだろう。

このままじゃ、何一つうまくいかないだろうな。
世界中から孤立するよ。アメリカの現共和党からも見放されているよ。


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