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(回答先: 橋下氏「保守系政治家はビビった」 慰安婦発言：「今が慰安婦問題を解決する最大のチャンス」：頑張れ！橋下！ 投稿者 あっしら 日時 2013 年 5 月 22 日 15:32:41)
首相を批判すべき
【しっかりして！永田町】橋下発言がもたらす野党へのダメージ［ＺＡＫＺＡＫ］
★（２）
2013.05.22
もういい加減、限界にきていると、この人を見るたびに思う。日本維新の会の橋下徹共同代表（大阪市長）だ。政治家として、公人として、不適格も甚だしい。そろそろ本気で気持ちを入れ替えるか、公職から身を引くか、選択が迫られていると思う。
自身が批判にあうと、朝からツイッターで反論。批判する人々を敵意むき出しで罵倒する。市役所での「囲み取材」を今後は拒否（その後、撤回）し、取材機会を定例会見などに限定するのはいいが、感情的で独裁的な性質は、権力者には不適格ではないか。
正しければ、どれだけ主張してもいいということではないだろう。「正しくてもあえて言わない」という判断もある。時と場合もある。橋下氏の慰安婦をめぐる発言は、外交上、特に戦略があって言ったとは思えない。それだけに、言うべきか言わざるべきかの判断がなかったのであれば、単なる思い付きの発言で、なお問題だ。
安倍晋三内閣の高支持率を背景に、自民党政権の一強状態が続いている。参院選まで２カ月足らずとなったが、このまま横ばいの状態であっても、自民党が選挙区では圧倒的な差で議席を得ると予想される。
全国３０の１人区でも、２７選挙区は自民党候補者が有利と思われ、２人以上の選挙区で１議席は自民党が確実に獲得すると考えれば、選挙区でそれ以外の党が入り込む余地は、かなり狭くなるということだ。
特に野党は、実績で評価されることは難しく、「何となくやってくれそう」という期待感か、政権を含む他党の敵失で票を稼ぐしかない。つまり、野党で選挙を戦うというのは、政党として信用を得るためのイメージが重要なのだ。そのイメージを高める最も重要な立場は党代表である。
昨年末の衆院選で、維新は野党第２党に躍り出た。第２党といっても、第１党の民主党と３議席しか変わらず、比例代表に限れば野党第１党であった。参院選でも比例代表が主戦場であったことを考えれば、今回の橋下氏の騒動は、党の存亡がかかる一大事であったと言わざるを得ない。
これだけ一強状態が続く政界であるからこそ、野党の存在は大変重要だ。政権の緊張感は、強い野党の存在なくしてあり得ない。それを考えれば、野党のトップたるもの、自身の言動が国内外の批判にあったらどうすべきか、即座に判断しなくてはいけない。
まだ、政権陥落の衝撃から立ち直りきれていない民主党の「強い野党としての働きぶり」はこれからなのだろうか。選挙は目前だ。しっかりしてほしい。
■細川珠生（ほそかわ・たまお） 政治ジャーナリスト。１９６８年、東京都生まれ。聖心女子大学卒業後、米ペパーダイン大学政治学部に留学。帰国後、国政や地方行政などを取材。政治評論家の細川隆一郎氏は父、細川隆元氏は大叔父。熊本藩主・細川忠興の末裔。著書に「自治体の挑戦」（学陽書房）、「政治家になるには」（ぺりかん社）。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130522/plt1305220708000-n1.htm
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