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首相 田中元外務審議官を批判:田中氏の「保守主義と歴史認識:右傾化、日本攻撃の口実に」に対し
http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/307.html
投稿者 あっしら 日時 2013 年 6 月 13 日 17:08:36: Mo7ApAlflbQ6s
 


 保守愛国的言動を隠れ蓑にしながらリベラル的政策を実行する“反日”安倍首相の言動をとやかく言っても始まらないが、ありきたりの田中均氏のインタビュー記事に噛みつく意図がよくわからない。

 転載したものを読めばわかるが、毎日新聞が掲載した田中氏のインタビュー記事は、近隣諸国の人々の感情を代弁するものとは言えても、米国政権もうなずく程度の穏当な内容で首相がことさら文句を付けるほどのものではない。

 安倍首相が、わざわざ薬にも毒にもならない一つの新聞記事に噛みつくのも異常だが、田中氏を批判するネタを、記事からではなく過去の話にしているところも異様である。

 安倍首相が「彼(田中均氏)に外交を語る資格はありません」と言う理由が、「2002年、北朝鮮から帰国した5人の拉致被害者を再び北朝鮮に帰すよう主張していたこと」というのだから、安倍首相が本気でそう思っているのなら、安倍首相のほうが、外交を差配する資格はない。

 安倍首相自身、No.2として02年9月小泉訪朝団に加わっており、5人の拉致被害者を1週間ほどで北朝鮮に戻すという“約束”を知らないはずもない。

 少し前にも書いたが、どんなにひどい“悪党”国家を相手にするにしろ、外交交渉は信義がベースである。一つ一つの振る舞いから、相手の信義度を計るのが外交である。信義を破るような対応をすれば、めざす方向で物事の解決はできない。

 安倍氏は、日本政府が北朝鮮当局に、帰国した5人以外の8人の政府認定拉致被害者が死んだとする「死亡診断書」を作成するよう要請したことも知っているはずだ。
 日本政府は、横田めぐみさんの“遺骨”とやらも、はじめから偽物が来ることを知っていたはずである。だから、ネイチャー誌が「鑑定結果」に疑念を提示しても放置したのであろう。

 「もし」や「たら」をあまり言いたくないが、2002年10月に帰国した5人の拉致被害者を“約束”通り北朝鮮に戻していたら、現時点で、もっと多くの拉致被害者が日本に帰ってきた可能性もある。

 第1回の小泉訪朝から11年近くが経過してなお拉致問題が膠着している責任のある部分を安倍首相自身が負っているとも言える。

 安倍首相がわざわざ田中均氏のインタビュー記事に噛みついたのは、現在進行形の「日朝交渉」でトゲになっている拉致問題をある落とし所で解決するための高等戦術と考えることもできる。
 とにかく、北朝鮮もだが、日本政府も、拉致問題で隠してきたことを“清算”する必要があるからである。

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首相 田中元外務審議官を批判

 ■首相 安倍晋三首相は12日、交流サイトのフェイスブックで、同日付の毎日新聞のインタビューで安倍政権の外交政策などに否定的な見解を示した田中均元外務審議官を「彼に外交を語る資格はありません」と批判した。田中氏が外務省アジア大洋州局長だった2002年、北朝鮮から帰国した5人の拉致被害者を再び北朝鮮に帰すよう主張していたことに触れ「外交官として決定的判断ミス」と指摘した。

[日経新聞6月13日朝刊P.4]

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保守主義と歴史認識:/1 右傾化、日本攻撃の口実に 田中均氏に聞く
毎日新聞 2013年06月12日 東京朝刊

 −−諸外国で日本の右傾化に懸念が強まっていると聞きます。

 ◆外国での国際会議などで、日本が極端な右傾化をしているという声が聞こえる。一方、安倍政権ができ、アベノミクス効果などで日本も政治の停滞を抜け出すのではないかという期待の声もある。しかし、安倍晋三首相の侵略の定義や河野談話、村山談話をそのまま承継するわけではないという発言や、麻生太郎副総理らの靖国参拝、日本維新の会の橋下徹共同代表の従軍慰安婦についての発言などで、いわゆる右傾化が進んでいると思われ出している。

 −−日本の右傾化を諸外国が利用している面もあるのでは。

 ◆中国との尖閣問題、韓国との竹島問題などで、日中、日韓関係が厳しい状況にある中、中韓に日本を攻撃する口実を与えてしまっているという面はあるのだろう。この機会に日本をたたけと。

 −−米国はどうですか?

 ◆米国は中東からアジアへの関心の「リバランス(再均衡)」政策を図っている。中国を大事にする、しないではなく、東アジアを安定的な地域にしないと、米国の経済的、政治的利益が担保できないから、中国と向き合うことが必要だと。しかし、日本が中韓との関係で孤立しているように映っている。それは米国の国益にもそぐわないという認識が強い。中国と建設的に向き合うためにも日本の協力が必要だが、日中が角を突き合わせている状況は具合が悪いとの認識がある。

 −−安倍首相は批判が出るとブレーキはかけますね。

 ◆侵略の定義とか、村山談話、河野談話、憲法96条の改正などで現実的な道をとろうとしていると思う。しかし、あまりそれを繰り返すと、根っこはそういう思いを持っている人だということが定着してしまう。参院選までは抑えるけど、それ以降はまた出てくるのではないかとの印象を生んでいる。それが日本の国益のためにいいかと。

 −−飯島勲内閣官房参与が訪朝しました。米韓への事前の説明が不十分だったと指摘されています。

◆私が北朝鮮と交渉した時もそうだが、日本の課題があるから、すべてを他の国に相談してやっていくということではない。拉致問題は極めて重要で、日本が自ら交渉し解決していかなければならない。だが、核、ミサイルの問題は日本だけでは解決できず、関係国との関係を損なわないようにうまくやっていかなければならない。小泉純一郎元首相が常に言っていたように、拉致と核、ミサイルを包括的に解決するのが日本の政策なのだと思う。飯島さんの訪朝がスタンドプレーだとは言わないが、そう見られてはいけない。

 −−最近の日本外交は二言目には、中国をけん制するというのが出てきます。

 ◆ロシアやインド、東南アジアとのパートナーシップを強化すること自体は正しい。だが、それを価値観外交と言えば、中国を疎外する概念になる。価値観外交と掛け声をかけることが正しいとは思わない。中国が将来覇権をとるようなことがないように共にけん制しようというのは、静かにやること。声を大にして「けん制しますよ」というのは外交じゃない。政治家は勇気を持って日中関係はいかに大事かを語らないといけない。

 −−課題山積です。

 ◆日本が自己中心的な、偏狭なナショナリズムによって動く国だというレッテルを貼られかねない状況が出てきている。日本の再生は可能だと思うし、政治の力でそれを実現してほしい。日本に国際社会からこれだけ注目が集まることは、1年前は良くも悪くもなかった。それを無にしないことが大切でしょう。【聞き手・高塚保】
     ◇
 安倍政権発足後、日本の保守化、右傾化に国内外で警戒感が強まっている。安倍政権はどこに向かおうとしているのか、そして、それは国益に合致しているのか。政治家、有識者に聞いた。=つづく
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 ■人物略歴

 1969年、外務省入省。アジア大洋州局長、外務審議官を歴任。2002年の小泉訪朝に尽力した。現在は日本総合研究所国際戦略研究所理事長。


http://mainichi.jp/select/news/20130612ddm005010116000c.html


 

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コメント
 
01. あっしら 2013年6月13日 17:24:20 : Mo7ApAlflbQ6s : DvLZNEv2EI

 渡部氏が「安倍首相は、極東国際軍事裁判(東京裁判)は否定されたという立場だと推定」するのは自由だが、安倍氏は、勝手だし恐縮なことだが極東国際軍事裁判の資料もたいして読んでいないと推定する。

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保守主義と歴史認識:/2 米国人には率直に語れ 渡部昇一氏に聞く
毎日新聞 2013年06月13日 東京朝刊


 −−安倍晋三首相の歴史観を評価されていますね。

 ◆安倍首相は、極東国際軍事裁判(東京裁判)は否定されたという立場だと推定している。第1次安倍内閣の時、インドを訪問した。この際、東京裁判で被告の無罪を主張した故パール判事と、インド独立運動の英雄、(東京裁判で絞首刑となった東条英機元首相と親交のあった)故スバス・チャンドラ・ボース氏の親族らと面会した。この事実だけ見ても首相の考えは明らかだ。

 −−東京裁判を否定してしまうと、戦勝国として裁いた米国を否定することになりませんか。

 ◆東京裁判で、全権を委任され裁判をやったのは、連合国軍総司令部(GHQ)のマッカーサー元帥だった。だが、彼自身が後に日本の開戦はやむをえなかったという趣旨の発言をしている。朝鮮戦争への対応をめぐりトルーマン大統領から更迭されたマッカーサー氏は1951年5月、米上院軍事外交合同委員会の公聴会に呼ばれた。この場で、日本の開戦理由について「主として自衛のためだった」と証言している。裁かれた東条元首相の宣誓供述と同じことを言ったということだ。まだ占領下だったためか、この発言について当時の日本の新聞は伝えていない。もし、伝わっていたら東京裁判の評価はだいぶ違っていただろう。


 −−米国人の理解を得られるでしょうか。

 ◆米国人とは、腹を決めて率直に語るに限る。かつて、石原慎太郎氏が「『NO』と言える日本」という本を書いた。米国で批判されていると聞いて、かなり神経質になっていた。ところが、実際に石原氏が米国に行ったところ、「お前は率直だ」とかえって評判がいいことが分かった。米国は移民の国で、いろんな人がいるから、相手の腹を探るのは面倒くさいと思っている。米国人自身が東京裁判のことをよく知らないわけだから、マッカーサー氏の発言を使って、正しい認識を普及させるべきだ。


 −−安倍首相とはよくお会いになる間柄ですが、こうしたアドバイスをされてきたのでしょうか。

 ◆安倍首相は、よく家にも遊びに来たが、政治の話はあまりしないことにしている。正義と政治は違うんだ。政治はタイミングとかもろもろの要素を掛け合わせてやらないといけない。政治家に単細胞みたいなことを言ってもしょうがない。首相は私の本は読んでくださっていると聞くが、直接、政治に口を出すのは私の任ではない。【聞き手・古本陽荘】=つづく
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 ■人物略歴

 上智大名誉教授。専門は英語学だが、保守派の論客として知られる。著書に「知的生活の方法」「国民の修身」など。山形県生まれ、82歳。


http://mainichi.jp/select/news/20130613ddm005010081000c.html



02. 2013年6月13日 17:28:27 : aZncf69iKs
阿部さん、あなたには総理になる資格はありません。
「かみつき」なんて子供のする事。
人権大使に似てますね。橋下さんにも似てますね。

03. 2013年6月13日 17:37:38 : NUDa92uRn6
安倍くんがこの問題で高等戦術?が使えるとは思えない。

単なるアホと考えれば全ての言動のつじつまが合う。


04. あっしら 2013年6月13日 18:29:09 : Mo7ApAlflbQ6s : DvLZNEv2EI

[高等戦術について]

 安倍首相自身が高等戦術を考えているわけではありません。飯島氏や外交当局の入れ知恵なのでしょう。

 安倍氏が、田中氏を批判するのに、「外務省アジア大洋州局長だった2002年、北朝鮮から帰国した5人の拉致被害者を再び北朝鮮に帰すよう主張していたことに触れ「外交官として決定的判断ミス」と指摘した」のは、日本の外交当局は信義を重んじているが、私安倍晋三は、選挙で浮き沈みがある政治家として、外交的信義よりも政局や国内世論を重視したということを表明したかったという可能性があると思っています。

 安倍氏の表明を受けとめる相手は、国内の一定レベル以上の為政者であり、北朝鮮当局者ですから、そのようなワケのワケならない表現でもいいのでしょう。



05. 2013年6月13日 22:50:44 : msjWX9w4rA
投稿者さんは以前に安倍首相や飯島氏が米国の指示の元でSystematicに拉致問題解決に動いているようなことを断言していたけれど今回の投稿内容でその根拠がしっかりしていなかったことが露呈しているな。飯島訪朝は中国と米国民主党の蜜月、自民党と米国共和党の蜜月の狭間でやむを得ず行われたというのが真実だろう。小泉以前の自民党なら違っていたはずだが。

http://www.asyura2.com/13/senkyo148/msg/156.html


06. あっしら 2013年6月14日 02:11:04 : Mo7ApAlflbQ6s : DvLZNEv2EI

msjWX9w4rAさん、コメントありがとうございます。

貴殿が何を言わんとされているのか不明です。

日朝国交正常化は、米国の党派で食い違いがあるテーマではなく、民主党・共和党という党派のレベルを超えた米国支配層の対日要求です。

安倍氏は、北朝鮮に非常に大きな借りがあり、他の誰よりも、トゲである拉致問題をなんとしても解決し、日朝国交正常化を実現しなければならない政治家として内閣総理大臣に就いたのです。

こう言っては身も蓋もありませんが、米国支配層にとって、そのリップサービスとは違って、拉致問題は対北朝鮮の懸案事項ではありません。

しかし、日本政府にとっては、要請されている日朝国交正常化を実現するために、どうしても通過しなければ大きな関門です。

今回の投稿は、安倍首相の今回の田中批判は、批判のふりをして実のところ、02年小泉訪朝以降に日朝間で生じている拉致問題をめぐるごたごたを少しずつ解きほぐすことが隠れた目的である可能性があるという見方を示したものです。



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